ホーム 著者 からの投稿 編集部

編集部

編集部
810 投稿 0 コメント

メトロバンクーバー市長、混雑が加速する公共交通機関への補助を求める

Skytrain in Vancouver, British Columbia; File photo © Japan Canada Today
メトロバンクーバーを走るスカイトレイン。 File photo © Japan Canada Today

 メトロバンクーバーの市長が公共交通機関について話し合うMayors Council on Regional Transportation(MCRT)が9月19日に声明を発表、連邦・州政府に対し、210億ドルとなる交通機関拡充プラン「Access for Everyone」への補助を求めた。同プランには、バス便数の倍増、ラピッドバス9路線の新設、スカイトレインの延伸などが含まれる。

 背景には公共交通機関の利用率が地域によっては新型コロナウイルス感染拡大以前の水準を超えているという現実がある。MCRTの議長を務めるポートコキットラム市ブラッド・ウエスト市長は「記録的な人口増加と住宅問題が深刻化するなかで、公共交通機関の拡充が遅れれば、コミュニティで早急に必要な住宅建設が市議会にとっても建設業者にとっても困難になる」としている。

 トランスリンクによると、地域の公共交通機関の混雑状況は急速に悪化している。サレー市やラングレー市では利用率が新型コロナ以前の120%となっており、なかでもいくつかの路線では、4年間で利用率が2倍以上となっている。トランスリンクは、このままでは2025年までに、ラッシュアワー時のバスの10台のうち4台が「著しく混雑している」状況になると予測、政府からの補助を求めている。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

トルドー首相、シーク教リーダー殺害事件に関与の疑いでインド政府を批判

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州サレー市で今年6月18日に起きたシーク教リーダーHardeep Singh Nijjar氏殺害事件について、ジャスティン・トルドー首相は9月18日の国会で、インド政府の関与があるとみて捜査していることを明らかにした。

 カナダ国籍のNijjar氏は生前、サレー市にあるシーク教寺院のプレジデントを務めるとともに、シーク教徒のインドからの分離独立を支持していた。Nijjar氏の殺害にカナダ全国のシク教徒が反発、インド政府の関与を疑う声が上がっていた。

 トルドー首相は「外国政府がカナダ国内でカナダ人殺害に関与するのは、国家主権の侵害」とし、インド政府に捜査への協力を求めている。対するインド政府はそれを拒否。「分離主義のテロリスト」を野放しにしているとカナダ政府を非難した。

 19日には、メラニー・ジョリー外務大臣がインドの高等外交官を送還したことを明らかにすると、数時間後、インド政府はカナダ人外交官の送還を発表。「インドはカナダ人外交官の内政干渉や反政府活動への関与を懸念している」との声明を出した。

 Nijjar氏殺害事件については、RCMP(連邦警察)が捜査している。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

カナダ銀行、政策金利を5%に据え置き

 カナダ中銀銀行は9月6日、翌日物金利を5%に据え置くと発表した。今年7月12日に0.25%引き上げ、5%とした。2022年3月以降、中央銀行の金利を引き上げは10回を数える。

 中央銀行は、「カナダ経済は物価上昇圧力を和らげるために必要な、より弱い成長時期に入った。2023年第2四半期の経済成長は急減速し、生産高は年率0.2%減少。これは、消費の伸びが著しく鈍化し、住宅活動が低下したことに加え、国内の多くの地域で発生した山火事の影響を反映したもの」と報告した。

 「金利上昇の影響が幅広い借り手の支出を抑制したため、世帯クレジットの伸びが鈍化。一方で第2四半期の最終内需は、政府支出と企業投資の押し上げに支えられ1%増加した。労働市場の逼迫は緩やかに緩和し続けている。しかし、賃金の伸びは4%から5%程度にとどまっている」としている。

 今後も、「過剰需要の推移、インフレ期待、賃金上昇率、企業の価格決定行動が2%のインフレ目標達成と整合的かどうかを評価する」とし、中央銀行は、「カナダ国民のために物価の安定を回復させるというコミットメントに断固とした姿勢を崩さない」と必要であれば、今後も金利引き上げがあることを示唆した。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

8月の失業率は横ばいの5.5%、副業は5.4%

 カナダ統計局が9月8日に発表した雇用統計によると、8月の雇用者数は4万人増(0.2%増)で、失業率は5.5%で横ばいとなった。失業率は、5月、6月、7月と3カ月連続で上昇していたが、4カ月ぶりに減少が止まった。

 業種別では、専門・科学・技術サービス業で52,000人(2.8%)と建設業34,000人(2.2%)で雇用が増加。一方、教育サービス業で44,000人(2.9%)、製造業30,000人(1.6%)で減少した。

 地域別では、アルバータ州18,000人増(0.7%増)、ブリティッシュ・コロンビア州12,000人増(0.4%増)、プリンス・エドワード島州1,800人増(2.0%増)となったが、ノバスコシア州では3,600人減(0.7%減)だった。

 8月の自営業者数は5万人増(1.9%増)で、9カ月ぶりの顕著な増加となった。

 平均時給は、前年同月比で、7月の5.0%上昇に続き、8月は4.9%上昇で金額では1.56ドル増の33.47ドルとなった。

副業をしているのは5.4%、移民や低賃金者で多い傾向

 労働者の5.4%にあたる約100万人が複数の仕事を持っていることが分かった。この数字は前年同月とほぼ同じ。

 副業をしているのは、女性(6.2%)が男性(4.7%)を上回り、15歳から24歳の若年労働者(7.1%)やカナダに入国して10年未満の移民者(6.9%)も複数の仕事を持つ傾向が強かった。黒人(7.4%)とフィリピン人(8.0%)で複業率は平均を上回った。

 複数の仕事を持つ労働者の割合は、低賃金労働者ほど高い傾向にある。8月の調査では、本業の週給が800ドル未満の労働者では7.5%だったのに対し、800ドル以上の労働者では4.2%だった。

 統計局によると、複数の仕事を持つ人の34.9%が、複数の仕事をする主な理由は必要不可欠な費用を支払うためと回答。この結果を「雇用の質に関する調査」のデータと比較すると、必要に迫られて複数の仕事をする多重債務者の割合は、新型コロナウイルス感染拡大前よりも高くなっている可能性が示唆されるとしている。2020年2月または3月上旬では、必要な費用を賄うために複数の仕事を掛け持ちしていたと答えたのは20.6%だった。

 その他の理由としては、34.8%が副収入を得るためと答え、情熱を持っている分野で働くためは14.5%にとどまった。

 また、カナダに入国して10年未満の移民労働者の50.8%が、複数の仕事を持つ主な理由は必要不可欠な生活費のためであると回答した。これに対し、カナダ生まれの労働者では29.8%だった。人種別では、アラブ系76.2%、ラテンアメリカ系63.1%、フィリピン系51.4%で、必要不可欠な生活費を支払うために複数の仕事をしている割合が顕著に高いことが分かった。

在宅勤務者は昨年より減少

 在宅勤務者の割合は13.6%で、2022年8月時点に比べ3.2%減少した。過去12カ月で在宅勤務者の割合が最も減少したのは、11.9%減の行政で20.8%、金融・保険・不動産・賃貸・リースは7.9%減の30.2%、専門・科学・技術サービスが6.5%減の40.8%だった。

 労働者の10.3%、約210万人が、ハイブリッドワーク、自宅と会社などの自宅以外の場所で働いていると答えた。これは2023年5月の10.0%とほぼ同じだったが、2022年8月の8.6%と比べると1.7%上昇した。

 労働市場においてハイブリッド型勤務形態が一般的になりつつある。8月にハイブリッド型勤務形態をとった労働者全体では、火曜日(50.2%)、水曜日(51.4%)、木曜日(48.3%)に通勤することが多く、月曜日(42.4%)、金曜日(37.1%)、土曜日(3.8%)、日曜日(2.8%)に通勤する割合は少なかった。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

バンクーバー市が条例改正、一戸建て用の区画にマルチプレックス建設が可能に

Image from City of Vancouver
Image from City of Vancouver

 バンクーバー市議会は9月14日、建築規制(Zoning)と住宅開発の条例の変更を可決した。これで一戸建て住宅の区画に複数ユニットの住宅(マルチプレックス)を建てることが許可される。マルチプレックスを増やすことにより地域の人口密度を上げ、それぞれの地域性を保ちながら住宅問題を解決することを目的としている。

 今回の条例改正で、住宅地1区画に3〜6戸の住宅を建てることができるようになる。高さは最大3階建て。ユニット数は区画のサイズによって決まる。また、賃貸目的で建設される場合に限り7~8戸も可能。

 市内に約65,000ある一戸建て用区画の多くが対象となる。市は条例施行後、年間約200件のマルチプレックス建築申請が行われると予想。オークリッジやケリスデール、ポイント・グレイなどバンクーバー市内南部に多く建てられると見ている。

 今回の変更に対し、市議や専門家の意見は分かれている。CBC電子版によると、クリスティーン・ボイル市議は「ここ数十年で最大の変化」と評価しながらも、住宅問題解決には「年間200件では不十分」と批判。Abundant Housing Vancouverのピーター・ワルドカーチ氏も「年間数千戸のマルチプレックスが必要」とし、住宅密度が低い地域へのアパートメント建設禁止が続く限り、住宅問題は続くとしている。

City of Vancouver: Adding Missing Middle Housing + Simplifying Regulations

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

2024年の家賃値上げ最大3.5%に、家主と借主のバランス重視

The Legislative Assembly of British Columbia, Victoria, Canada.
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアにある州議事堂。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は9月11日、2024年の家賃の最大引き上げ率を3.5%にすると発表した。適用は2024年1月1日から。これは過去12カ月の平均インフレ率5.6%を「はるかに下回る」数字だとしている。

 2018年以前はBC州の家賃引き上げ率はインフレ率プラス2%だったが、Rental Housing Task Forceの意見により、インフレ率と同率に引き下げられた。しかし新型コロナウイルス感染拡大時に州政府が家賃の値上げを凍結。そして2023年には家賃引き上げ率の上限を2%と定めた。

 今回の3.5%という数字に関して、政府は「家主と借主のバランスを保つため」と説明。借主を守りつつ、賃貸市場を存続させるのが目的だと言う。またデイビッド・イービーBC州首相も記者会見で、借主の困難な状況は認識しているとした上で、住宅建設業者が賃貸物件の建設を放棄することを非常に危惧していると話した。

 政府は、インフレ率が通常レベルに戻れば、家賃引き上げ率をBC州の消費者物価指数に基づいたものにするとしている。

 なお、家主が家賃を値上げできるのは12カ月ごと。また家主は借主に対し、3カ月前に通達を行わなければならない。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

 

 

バンクーバー・チャイナタウンのイベントでアジア系3人刺傷、容疑者は過去の殺人で責任能力なしと判断

 バンクーバーのチャイナタウンで行われていたイベント「Light Up Chinatown!」で刺傷事件が起きた。バンクーバー市警察によると、9月10日午後6時頃、コロンビア・ストリートとキーファー・ストリートのステージ付近で、3人の男女が男に刺された。被害者は60代夫婦と20代女性で、3人とも病院に搬送されたが、命に別状はなく容態は安定しているという。

 容疑者はブレア・イバン・ドネリー(64歳)。事件後まもなく逮捕され、3件の罪で起訴された。被害者は加害者との面識はなかった。

 CTV電子版の報道によると、ドネリー容疑者は2006年にブリティッシュ・コロンビア州北西部のキティマットで当時16歳だった自分の娘を殺害したが、2008年に責任能力なしと判断された。それから15年間、バンクーバー市近郊のコキットラム市にある法医学精神科施設に収容されていたが、2023年4月に事前許可を取れば敷地外に出ることが認められるようになった。今回の事件当日は、1日外出許可を得ていたという。

 新型コロナウイルス感染拡大以降、アジア系へのヘイトクライムが増加しているが、警察は動機についてはまだ判明していないと話している。ただし、被害者が3人とも東アジア系であることは認めている。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

BC州で電気自動車の新しい充電器がお目見え、180キロ分を約10分でチャージ

2018年カナダプレースで開催された環境会議GLOBEに出展されていた電気自動車。2028年3月15日、バンクーバー市。Photo by Naomi Mishima
2018年カナダプレースで開催された環境会議GLOBEに出展されていた電気自動車。2028年3月15日、バンクーバー市。Photo by Naomi Mishima

 BCハイドロは9月8日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州内での電気自動車の急速充電ネットワークに、これまでよりもさらに早くチャージできるハイパワーな充電器を設置していくと発表した。

 新しい充電器では、平均的な電気自動車が180キロメートル走行できる分を約10分で充電できるという。また、この充電器は2台の車を同時にチャージすることも可能。180キロワットなら90キロワットずつ充電できる。

 新しい充電器が最初に設置される地域は、タンバー・リッジ、マニング・パーク、マッケンジー、そしてサレーで、今秋の後半から設置が始まる。さらに2024年に予定されている新しい充電ステーションの多くにこの充電器が設置されるという。

 BC州内では電気自動車の普及がめざましく、現在12万台が走行している。BCハイドロは今後10年で70〜90万台に達すると予測している。BC州はカナダでも最大規模の充電ネットワークを持つが、さらにより多くの充電オプションおよび急速充電器が必要となる。

 BC州の電力会社BCハイドロの急速充電ネットワークは、現在BC州内84カ所に153台の充電器を備えている。今後10年で、さらに3,000ポートの設置を目指しているという。

 声明でBCハイドロは「BC州の発電電力の98パーセントはクリーンで再生可能な資源から作られているため、二酸化炭素排出量を大幅に削減することができる」とも説明している。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

BC州で人気のキリスト教系サマーキャンプ、同性愛者差別の文言で問題に

バンクーバー市役所前に掲げられたプライドウィーク開始を告げるレインボー旗。2023年7月31日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
バンクーバー市役所前に掲げられたプライドウィーク開始を告げるレインボー旗。2023年7月31日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 バンクーバー島で人気のサマーキャンプ「Camp Qwanoes」が、同性愛者差別で複数の学区から連携を解消された。きっかけとなったのは、ダンカン在住16歳のRyland Racicotさんによる地元メディアでの告白。長年、同キャンプに参加していたRacicotさんはスタッフとして参加するのを楽しみにしていたが、スタッフアグリーメントを見て思いとどまったという。契約内容のなかに「神が咎める行いをしないこと」とあり、そのなかには「性的な罪」として「同性愛の行動」が含まれていたと話す。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州南西部にあるバンクーバー島。最南端には州都ビクトリア市があり、そこから車で約1時間のクロフトンで行われる同キャンプには、毎年島内数千人の生徒が訪れている。

 しかし、この告白を受けてバンクーバー島のCowichan Valley学区が同キャンプとの関係を解消した。これより前に、Nanaimo-Ladysmith学区とSooke学区がすでに同様の措置を取っている。CTV電子版でSooke学区のScott Stinson教育長は同性愛者への差別的文言は学区の価値観に合わないと話している。

 BC州の公立校は、LGBTQの生徒への差別や被害を防ぐためにBC州が定める「学校内における性的傾向と性自認に関するポリシー」の順守が義務付けられている。

 Camp QwanoesのScott Bayley事務局長は声明を出し、雇用の条件にキリスト教の信念を求めることは合法であることや信仰の自由の重要性を訴えた。しかし、Racicotさんの母親で自身もクリスチャンであるSylvia Webbさんは、CTV電子版で「信仰の自由と差別には大きな隔たりがある」と話している。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

バンクーバー・ダウンタウンイーストで歩行者をはねた警察官が起訴される

バンクーバー市キャンビー通りにあるバンクーバー市警。Photo by The Vancouver Shinpo
バンクーバー市キャンビー通りにあるバンクーバー市警。Photo by The Vancouver Shinpo

 バンクーバーのダウンタウン・イーストサイドで約1年前にパトカーで歩行者をはねた警察官が起訴された。

 事件が起きたのは昨年9月の早朝。Vancouver Area Network of Drug Users(VANDU)がオンライン上でシェアした防犯カメラ映像によると、ヘイスティングス・ストリートの真ん中に立っていた歩行者に黒い警察車両が近づき、歩行者を避けることなくはねた。歩行者は10メートルほど飛ばされ、大けがを負った。現在も入院中だが、詳細は明かされていない。

 運転していた警察官のジャック・ザオ容疑者は、過失運転、スピード違反など3件で9月8日に起訴された。

 警察車両がどのくらいのスピードで走っていたのかは不明。VANDUは昨年9月、この車両は30キロの制限速度を超えるスピードで走っていたとの認識を示した。バンクーバー市警察は当初、この車両が進行中の事件現場に向かうところだったかどうかを明らかにすることも拒否していた。しかし、この車両はサイレンもライトもつけていなかった。

 ブリティッシュ・コロンビア州検察は、起訴内容については容疑者とは無関係なベテラン法廷弁護士の承認を受けたとしている。

 ザオ容疑者は、9月28日にバンクーバーの州裁判所に出廷する予定。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

BCフェリーとザトウクジラが衝突の可能性

The Northern Expedition from BC Ferry Website
The Northern Expedition from BC Ferry Website

 BCフェリーは8月31日、同社のフェリーがザトウクジラと接触した可能性があるとの声明を発表した。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州北西部のプリンス・ルパートからポート・ハーディに向かっていた同社フェリーのノーザン・エクスペディションの前に、ザトウクジラが現れたのは8月29日。クルーはエンジンを止めたが、船体がザトウクジラと接触した疑いがあるという。クジラの容態については分かっていない。

 同社はカナダ漁業・海洋省にこの件について報告。さらに対策として、モスレー・ポイント付近でのノーザン・エクスペディションの航行速度を遅くすると述べた。また海洋生物の安全を図るため、地元の先住民にも連絡したとしている。

 ノーザン・エクスペディションは7月20日も、ライト海峡を航行中にクジラと接触した可能性がある。この件についても、同社は漁業・海洋省に報告し調査に協力しているという。7月20日から29日の間には、この件を含めプリンス・ルパートとキティマット間の地域で、3度に渡って船とクジラの衝突事故が起きた。

 BCフェリーは、漁業・海洋省や研究者と協力し、海洋哺乳類の早期検出のため、AIを備えた水中聴音器や赤外線カメラを導入することも検討していると述べた。

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

BC州の非常事態宣言、山火事と干ばつのため2週間延長に

Wildfire in Donnie Creek, BC on May 28, 2023. Photo from BC Wildfire Service Twitter
Wildfire in Donnie Creek, BC on May 28, 2023. Photo from BC Wildfire Service Twitter

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州のボウイン・マー危機管理大臣は8月31日、山火事や干ばつの状況を鑑み、州全域における非常事態宣言を2週間延長すると発表した。非常事態宣言は、州に災害対応へのより強い権限を与えるもので、8月18日に発出されていた。

 マー大臣は、この数週間で一部地域に降雨が見られ、山火事の消火活動の一助となってるものの、干ばつ状況が改善されるような雨量は州内のどこにも見られないと話し、問題解決にはまだほど遠いとしている。現在、BC州では4,200人が避難指示を、65,000人が避難勧告を受けている。またB.C. Wildfire Serviceによると、州内では8月31日現在、417の山火事が進行中で、うち約188は制御不能、12は「注意すべき山火事」とされている。

 マー大臣は、状況に明るい兆しは見えるものの山火事の脅威はまだ大きいとし、特に州北東部では季節外れの高い気温が予想されているため注意を促している。また31日午後から、ノースウエスト・ファイアセンター区域で全てのキャンプファイアが禁止されることとなった。

 非常事態宣言は2週間となっているが、更新または解除される場合もある。今回の宣言は9月14日まで有効。

BC Wildfire Service: http://www.bcwildfire.ca
緊急情報: http://www.emergencyinfobc.ca

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事

Today’s セレクト

最新ニュース