トランスリンク、ラピッドバスの新しい3路線を発表

トランスリンクがBRTの好例として紹介したオンタリオ州ヨーク地区を走るBRT。Image from Translink
トランスリンクがBRTの好例として紹介したオンタリオ州ヨーク地区を走るBRT。Image from Translink

 メトロバンクーバーの公共交通機関を管理運営するトランスリンクは11月16日、メトロバンクーバー地域の高速交通機関拡張計画のひとつである、高速バス路線Bus Rapid Transit(BRT)の3路線について発表した。

 新路線は、サレー市サレー・センターとホワイトロック市を結ぶ路線、ラングレー市ラングレー・センターとメープルリッジ市ヘイニー・プレースを結ぶ路線、そしてバーナビー市メトロタウンからアイロン・ワーカーズ・メモリアル(セカンドナロー)橋を通って、ウエスト・バンクーバー市パーク・ロイヤルを結ぶ路線。

 潜在的な乗車率や将来的な住宅及び人口増加などを考慮し、より多くの人々が高速交通機関にアクセスできるとして、この3路線が選ばれたという。具体的な計画はこれからであり、タイムラインや予想される完成時期、費用については未定。

 この路線および運行するバスは、「停留箇所が少なく、終日の運行本数が多い」「ほぼ全線がバス専用道路で主要交差点にはバス優先信号を設置」「乗車定員が多く、全ドアから乗降できる車両を使用」「各停留所は、悪天候に強く、セキュリティが強化され、明るい照明やデジタルディスプレイ、マップなどを備えている」などが特徴とトランスリンクは説明している。

トランスリンクが発表したBus Rapid Transit(BRT)新3路線。Map from Translink
トランスリンクが発表したBus Rapid Transit(BRT)新3路線。Map from Translink

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