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建設労働者組合、州政府に建設現場の水洗トイレ設置の義務化を求める

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の建設労働者組合B.C. Building Tradesは、10月11日、Get Flushed campaignを開始した。これは州政府に対し、建設現場での水洗トイレ設置を義務化するよう求めるもの。25人以上の現場において、下水につながるトイレおよび手洗い設備、もしくは水洗のポータブルトイレ設備の設置を建設会社に義務付けることを要求している。

 Brynn Bourke組合長はニュースリリースで、現在の水洗でないトイレは「不潔で(労働者の)尊厳を損なうもの」とし、映画業界や観光業界などでは、もっと快適なトイレが導入されていると指摘。また、「トイレの状況があまりにひどいので行くのを我慢している」といった労働者らの声を紹介している。

 Bourke組合長によると、明るく清潔な水洗トイレの設置については、1970年代からカナダ全国で議論されてきた。現在、BC州では住宅プロジェクトが加速しており、労働者確保のためにも変化が必要だと言う。組合の報告によると、ケベック州では12年に渡るキャンペーンをへて、2015年に25人以上の建設現場における暖房設備つきの水洗トイレ設置が義務化されたという。

(記事 編集部)

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フェイクガンを使った無許可の映画撮影に警察官が多数出動

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ノースバンクーバーRCMP(連邦警察)は10月7日午後5時半ごろ、マリン・ドライブ1800番台のビル警備官から、地下パーキングにライフルやボディアーマーで武装した男数人がいるとの通報を受けた。警察が駆けつけたところ、グループはアマチュア映画の撮影をしていたと判明。持っていたライフルやボディアーマーは全て偽物だと分かった。

 今回の件でケガ人などはいなかった。また、何人が偽の武器を持っていたかは明らかになっていない。

 グループはこの映画撮影に関して必要な許可を取っておらず、近隣の住民やビジネスへの告知も行っていなかったという。警察はグループに対して、撮影に必要な許可や手続きについて教え、警告を与えただけで放免した。

 警察は声明で、「コミュニティや警察官の安全性を脅かす武器の報告については、非常に重大なものとして取り扱っている」とし、今回の件でも、ほぼ全ての当番の警察官が現場に向かったことを明かした。こうした事件で、ほかの「本当の非常事態」への反応が遅れることを懸念しており、映画撮影、特にフェイクの武器などを使う場合には、きちんと必要な手続きを行うように関係者に求めている。

(記事 編集部)

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ハロウィンを前に、BC州産の1トンを超える巨大カボチャがコンテストで優勝

 アメリカ・カリフォルニア州で行われた世界最大級のカボチャ・コンテストで、1トンを超えるカボチャを育てたブリティッシュ・コロンビア(BC)州の男性が10月3日、見事優勝を果たした。

 「ママ」と名付けられたカボチャを育てたのは、リッチモンド市に住むデーブ・チャンさん。重さ1,003キロ、幅1.8メートル、高さ1メートルの巨大カボチャで、アメリカへはフラットベッド・トレーラーで運ばれた。ママが優勝したサクラメントのコンテストでは、1パウンドにつき9米ドルの賞金が出るが、ママは2,212パウンドだったため、チャンさんは2万米ドル(約27,000カナダドル)の賞金を受け取ることになった。

 CBC電子版の報道によると、チャンさんは裏庭の2,000平方フィートの温室で、カボチャを栽培しているという。1日のうち4〜5時間を、温度・湿度管理や温室への二酸化炭素注入など、カボチャの管理に費やしている。

 チャンさんがカボチャの栽培を始めたのは約40年前。2021年には、ラングレー市のコンテストで866キロのカボチャを出品し、BC州の記録を塗り替えて1位となった。

(記事 編集部)

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BC州政府が公共スペースでの違法薬物使用禁止を目指す

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州は10月5日、公共の場での違法薬物使用を禁止する法案を発表した。可決されれば、建物の半径6メートル以内、バス停の6メートル以内、プレイグラウンドやスプレープール・浅い子ども用プール、スケートパークの15メートル以内、そして公園、ビーチ、スポーツフィールドでの薬物使用が禁止される。

 マイク・ファーンウォース公安大臣によると、この法案は刑罰を与えるものではなく、違反者は使用を中止するか他の場所に移動することを求められる。法案は、タバコやアルコール、キャナビス(大麻)の規制に沿ったものだという。

 薬物死の増加で、7年にわたって非常事態宣言が出されているBC州では、薬物所持の非犯罪化が進められている。デイビッド・イービー州首相は、今回BC州全体の法制定を行うことについて「(州内の)各自治体が公共の場での薬物使用に懸念を示し、独自の条例を制定している」ことが背景にあるとしている。

 しかし今回の法案には反対の声も上がっている。CBC電子版の取材に対し、Harm Reduction Nurses AssociationのCorey Ranger議長は「(非犯罪化の流れから)後退するもの」と批判。「人々はドラッグ使用を隠すことを余儀なくされ、汚染された薬物を使うようになる」とし、こうした要因が薬物死につながると懸念している。

(記事 編集部)

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19歳のLレベルの運転手、時速199キロ走行で捕まる

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ノースバンクーバーRCMP(連邦警察)は9月28日の午後9時ごろ、ノースバンクーバー市のアッパーレベルズ・ハイウェイでカーレースをしていた19歳の運転手を、スピード違反で取り押さえた。同エリアの制限速度は時速80キロと定められているが、運転手は時速199キロで走行していた。

 この車と競争していた別の車は逃走した。捕まった運転手は警察官に対し「もう一台の車のほうが速く走っていた」と発言したという。

 さらに運転手は、ライセンスがビギナーのL(Learner)レベルでありながら、責任者をつけておらず、複数の乗客を乗せていた。ICBCの免許プログラムでは、Lレベルの運転手は、25歳以上の普通免許保持者を責任者として助手席に乗せることが義務付けられており、さらに同乗者は1人までと定められている。

 運転手はスピード違反などで約1,500ドルの違反切符を受け、さらに車両を7日間押収された。警察は、スピード違反は交通事故死の最大の要因であるとし、「スピードや危険な運転による死は避けることができるもの。教育と法の施行により、無責任な運転を食い止めるよう努める」と話している。

(記事 編集部)

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医療機関や長期ケア施設でのマスク着用義務が復活、10月3日から

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士とエイドリアン・ディクス保健大臣は、9月28日に呼吸器系疾患シーズンに向けた感染対策を発表した。新型コロナウィルスの感染者数増加に伴い、医療施設でのマスク義務化が復活する。

 10月3日から施行される対策により、州内の医療機関では、治療スペースにおけるマスク着用が義務付けられる。対象となるのは、医療従事者、ボランティア、請負人、そして訪問者。また長期ケア施設の訪問者は、ホーム内の共用エリアに入る際や、屋内イベント、集い、アクティビティに参加するときにはマスク着用が必要となる。さらに、医療機関に入る際のスタッフや訪問者の症状チェックも復活する。

 BC州ではすでにここ数週間で、病院内での新型コロナ感染の増加が顕著となっており、秋冬にはさらに増加するとみられている。

 しかしヘンリー博士は、学校内でのマスク義務化については不必要としている。昨年の状況を見ると、成人はコロナが重症化しやすいのに対し、子どもはインフルエンザやRSV(RSウイルス)の影響を受けやすいとし、子どもが病気のときには学校を休ませることがベストな予防策だと話している。

(記事 編集部)

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新型コロナのワクチン10月から接種開始、インフルエンザと同時に接種も

canada vaccine

 呼吸器系疾患シーズンに向けて、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の今年のワクチン計画が、9月28日に発表された。ワクチンが州内に届けられるのは10月初めで、優先順位の高い人々から投与が始まるという。優先されるのは、65歳以上のシニア、長期ケア施設の入居者、先住民、妊娠中の女性、がんや糖尿病など慢性疾患を抱えている人などリスクの高い層。さらに医療従事者も含まれる。

 その他の人には、10月10日から順次、接種の予約案内が届く予定。新型コロナウイルスとインフルエンザのワクチンを同時に接種することも可能だ。ワクチンは薬局などで、生後6カ月以上の全ての人々が無料で接種することができる。

 カナダ保健省は9月28日に、ファイザーとモデルナの、それぞれ更新されたワクチンを承認した。いずれも、オミクロン変異株から新たに派生したXBB.1.5をターゲットとしている。さらにノババックス製の更新されたワクチンも、まもなく承認される見込み。BC州エイドリアン・ディクス保健大臣は、「ワクチンは(呼吸器系疾患から)州民を守るベストな手段だ」とし、医療システム保護のためにも、接種を呼び掛けている。

(記事 編集部)

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バンクーバー「白人だけのプレイタイム」を呼びかけるポスターに非難集まる

 メトロバンクーバーのバス停に貼られていた「白人の子どもだけのプレイタイム」を呼びかけるポスターが、人種差別的だと非難を浴び、警察が捜査に乗り出す事態となった。

 問題のポスターは、ポートコキットラムのバス停で発見されたもので、Black VancouverがSNS上に投稿した。ポスターは「押し付けられた『多様性』」から抜け出し、「誇るべきヨーロッパ人の子どもたちの親」と一緒に、白人だけのプレイタイムに参加するよう呼びかけている。主催者はWhite Tri-Cities Parents and Totsというグループ。トライシティは、ポートコキットラム、コキットラム、ポートムーディの三市を指す。

 ポートコキットラム市ブラッド・ウエスト市長は「この不愉快なゴミは、我々のコミュニティでも、他のどこの場所でも歓迎されないもの」と痛烈に批判。ポートコキットラム市当局はただちに条例担当者を派遣したが、他のポスターの発見には至らず、おそらく誰かが除去したのだろうと話した。またコキットラム市当局も、ポスターを「人種差別的」で同市内にあってはならないものとする声明を出した。

 Anti-racism Coalition Vancouverのディレクターで理事長でもあるSteve September氏は、CBC電子版の取材に対し、白人だけのグループは子どもたちに「排除」を教えるだけであると懸念を示している。

(記事 編集部)

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メトロバンクーバー市長、混雑が加速する公共交通機関への補助を求める

Skytrain in Vancouver, British Columbia; File photo © Japan Canada Today
メトロバンクーバーを走るスカイトレイン。 File photo © Japan Canada Today

 メトロバンクーバーの市長が公共交通機関について話し合うMayors Council on Regional Transportation(MCRT)が9月19日に声明を発表、連邦・州政府に対し、210億ドルとなる交通機関拡充プラン「Access for Everyone」への補助を求めた。同プランには、バス便数の倍増、ラピッドバス9路線の新設、スカイトレインの延伸などが含まれる。

 背景には公共交通機関の利用率が地域によっては新型コロナウイルス感染拡大以前の水準を超えているという現実がある。MCRTの議長を務めるポートコキットラム市ブラッド・ウエスト市長は「記録的な人口増加と住宅問題が深刻化するなかで、公共交通機関の拡充が遅れれば、コミュニティで早急に必要な住宅建設が市議会にとっても建設業者にとっても困難になる」としている。

 トランスリンクによると、地域の公共交通機関の混雑状況は急速に悪化している。サレー市やラングレー市では利用率が新型コロナ以前の120%となっており、なかでもいくつかの路線では、4年間で利用率が2倍以上となっている。トランスリンクは、このままでは2025年までに、ラッシュアワー時のバスの10台のうち4台が「著しく混雑している」状況になると予測、政府からの補助を求めている。

(記事 編集部)

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性の多様化教育への賛成・反対デモに数千人が参加で逮捕者も

バンクーバー市役所前に掲げられたプライドウィーク開始を告げるレインボー旗。2023年7月31日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
バンクーバー市役所前に掲げられたプライドウィーク開始を告げるレインボー旗。2023年7月31日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の各地で9月20日、州内における性の多様化教育の導入について、賛成と反対、両者のデモが行われた。数千人が集まったとみられる。

 バンクーバー市では1,000人以上、ビクトリア市の州議事堂前には2,500人が集まった。大部分のデモは平和的に行われたが、バンクーバーでは1人、ビクトリアでは2人の逮捕者が出た。ビクトリアでは、警察がデモを「安全でない」とし、議事堂周辺から立ち退くよう参加者に求めた。

 デモのきっかけとなったのは1 Million March 4 Childrenと名乗るグループ。「学校における『ジェンダー・イデオロギー』反対のために立ち上がる」とし、学校教育における性的傾向とジェンダー・アイデンティティのプログラムSexual Orientation and Gender Identity(SOGI)への反対デモを実施。これに対し、SOGI支持派がデモを行ったかたちで、両者衝突。同様のイベントはカナダ各地で見られた。

 B.C. Teachers’ Federation会長クリント・ジョンストン氏は「SOGIはBC州の主な政党の支持を受け、長期に渡って成功を収めている」と話し、反対派の主張は「SOGIでは教師が生徒に性別を変えさせようとしている」などという誤解や無知から生じていると懸念を示している。さらにSOGIについては、生徒が自分自身を含め全ての人々が学校内で自分らしくいることを学ぶためのものであり、人はそれぞれ異なるということ、多様な人々とどう共生し支え合うか考えていくものだと話している。

 バンクーバー市ケン・シム市長は同日、今回のデモの前に声明を発表。いかなるヘイト差別も許さないとし「バンクーバーの2SLGBTQI+コミュニティのすべてのメンバー、特にトランスジェンダーであることを理由に標的にされている人々は、自分自身を愛し、祝福されるべきであり、市長と市議会が、偏見、憎悪、差別に立ち向かう際には、常に彼らの側に立っていることを知っていてほしい」と語っている。

(記事 編集部)

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トルドー首相、シーク教リーダー殺害事件に関与の疑いでインド政府を批判

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州サレー市で今年6月18日に起きたシーク教リーダーHardeep Singh Nijjar氏殺害事件について、ジャスティン・トルドー首相は9月18日の国会で、インド政府の関与があるとみて捜査していることを明らかにした。

 カナダ国籍のNijjar氏は生前、サレー市にあるシーク教寺院のプレジデントを務めるとともに、シーク教徒のインドからの分離独立を支持していた。Nijjar氏の殺害にカナダ全国のシク教徒が反発、インド政府の関与を疑う声が上がっていた。

 トルドー首相は「外国政府がカナダ国内でカナダ人殺害に関与するのは、国家主権の侵害」とし、インド政府に捜査への協力を求めている。対するインド政府はそれを拒否。「分離主義のテロリスト」を野放しにしているとカナダ政府を非難した。

 19日には、メラニー・ジョリー外務大臣がインドの高等外交官を送還したことを明らかにすると、数時間後、インド政府はカナダ人外交官の送還を発表。「インドはカナダ人外交官の内政干渉や反政府活動への関与を懸念している」との声明を出した。

 Nijjar氏殺害事件については、RCMP(連邦警察)が捜査している。

(記事 編集部)

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カナダ銀行、政策金利を5%に据え置き

 カナダ中銀銀行は9月6日、翌日物金利を5%に据え置くと発表した。今年7月12日に0.25%引き上げ、5%とした。2022年3月以降、中央銀行の金利を引き上げは10回を数える。

 中央銀行は、「カナダ経済は物価上昇圧力を和らげるために必要な、より弱い成長時期に入った。2023年第2四半期の経済成長は急減速し、生産高は年率0.2%減少。これは、消費の伸びが著しく鈍化し、住宅活動が低下したことに加え、国内の多くの地域で発生した山火事の影響を反映したもの」と報告した。

 「金利上昇の影響が幅広い借り手の支出を抑制したため、世帯クレジットの伸びが鈍化。一方で第2四半期の最終内需は、政府支出と企業投資の押し上げに支えられ1%増加した。労働市場の逼迫は緩やかに緩和し続けている。しかし、賃金の伸びは4%から5%程度にとどまっている」としている。

 今後も、「過剰需要の推移、インフレ期待、賃金上昇率、企業の価格決定行動が2%のインフレ目標達成と整合的かどうかを評価する」とし、中央銀行は、「カナダ国民のために物価の安定を回復させるというコミットメントに断固とした姿勢を崩さない」と必要であれば、今後も金利引き上げがあることを示唆した。

(記事 編集部)

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