19歳のLレベルの運転手、時速199キロ走行で捕まる

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ノースバンクーバーRCMP(連邦警察)は9月28日の午後9時ごろ、ノースバンクーバー市のアッパーレベルズ・ハイウェイでカーレースをしていた19歳の運転手を、スピード違反で取り押さえた。同エリアの制限速度は時速80キロと定められているが、運転手は時速199キロで走行していた。

 この車と競争していた別の車は逃走した。捕まった運転手は警察官に対し「もう一台の車のほうが速く走っていた」と発言したという。

 さらに運転手は、ライセンスがビギナーのL(Learner)レベルでありながら、責任者をつけておらず、複数の乗客を乗せていた。ICBCの免許プログラムでは、Lレベルの運転手は、25歳以上の普通免許保持者を責任者として助手席に乗せることが義務付けられており、さらに同乗者は1人までと定められている。

 運転手はスピード違反などで約1,500ドルの違反切符を受け、さらに車両を7日間押収された。警察は、スピード違反は交通事故死の最大の要因であるとし、「スピードや危険な運転による死は避けることができるもの。教育と法の施行により、無責任な運転を食い止めるよう努める」と話している。

(記事 編集部)

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