ハロウィンの夜に警察官や若者が花火でけが、大麻成分入りハロウィンキャンディも

 ハロウィンの夜、デルタ市(ブリティッシュ・コロンビア州)で、人々が花火で狙い撃ちされ、けがをする事件が発生した。

 事件が起こったのはサウスデルタ・セカンダリーとデニソン・パーク付近。現場では、若者約400人がハロウィンのために集まっていた。

 デルタ市警の発表によると、その集まりの最中に、花火が故意に若者や周囲の人々に向かって打ち上げられたという。花火は現場にいた少女のジャケットに引火、少女は上腕と肩にひどいやけどを負った。また警察官も花火の標的にされ2人が軽症、そのほか数人の若者がけがをしたという。

 ゴミ箱や茂みにも火が付いたほか、公園内には落書きも見られた。警察は容疑者の特定を急いでいる。

 またリッチモンド市(同州)では10月31日、THC(delta-9-tetrahydrocannabinol)と呼ばれる大麻の成分でハイ状態を引き起こす物質が入ったキャンディが、ハロウィンのトリック・オア・トリートで配られる事件が発生。11歳の子どもが食べて具合が悪くなり、病院に運ばれた。

 リッチモンドRCMP(連邦警察)では、大麻成分入りキャンディを配った家は特定できていないが、おそらく単独で発生した事件であり、ほかに通報はないとしている。しかし念のため、親は子どもがもらったハロウィンキャンディのラベルを確認してほしいと呼びかけている。

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