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トルドー首相、ジョン・ホーガン前BC州首相を駐ドイツ・カナダ大使に任命

BC州民支援を発表するホーガン州首相。2022年9月8日、ラングフォード。Photo by Province of British Columbia/Flickr
BC州民支援を発表するホーガン州首相。2022年9月8日、ラングフォード。Photo by Province of British Columbia/Flickr

 ジャスティン・トルドー首相は11月1日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ジョン・ホーガン前州首相を次期駐ドイツ・カナダ大使に任命すると発表した。

 ホーガン氏は、2005年にLangford-Juan de Fuca選挙区でBC新民主党(NDP)から州議会議員(MLA)に当選、2014年には党首に、NDPが政権を取った2017年にはBC州首相に就任した。健康上の理由などから2023年3月に政界から引退。州議員として5期、NDPの州首相としてはBC州で最長期間を務めた。

 約30年のキャリアを持つベテラン政治家ホーガン氏についてトルドー首相は「(職務に)情熱的な公人であり経験豊富なリーダー」と評し、カナダ・ドイツ関係への貢献に期待を寄せている。

 ホーガン氏は引退時、将来的に特に決まったプランはないが、なにかチャンスがあれば受けるつもりでいる旨を表明していた。また、トルドー首相に「橋渡し役」となることを申し出ており、特にヘルスケアにおける資金援助に関して連邦政府と州政府の間に立って働きたいとしていた。

 一方で今年4月にBC州を拠点とする石炭会社Elk Valley Resourcesの役員に就任したばかりだった。

(記事 編集部)

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和太鼓グループ「ちび太鼓」30周年記念コンサート開催

写真提供:ちび太鼓、Photo credits: Two Darlings Photography
写真提供:ちび太鼓、Photo credits: Two Darlings Photography
写真提供:ちび太鼓、Photo credits: Two Darlings Photography
写真提供:ちび太鼓、Photo credits: Two Darlings Photography

 バンクーバーを拠点とするカナダ初の子どもたちによる和太鼓グループ「ちび太鼓」が今年30周年を迎え、記念コンサートを開催する。

 「音楽を通して次世代へのアジア文化の継承」を目指して1993年に本間しのぶさんが結成。以来、日系カナダ人コミュニティ最大の祭り「パウエル祭」や春の恒例行事「さくら祭り」のほか、バーナビー市にある日系文化センター・博物館での各種行事など日系関連イベントはもちろん、カナダデーのイベントなどでも演奏。日系、アジアを超えて、バンクーバーで親しまれている。

 「太鼓の演奏に必要な基本的なテクニックを教えるだけでなく、技術的にも音楽的にもしっかりと絆を培ったグループとして演奏できるよう毎週の練習に取り組んでいます」と言う。

 記念コンサートは11月12日に開催。「コンサート前半は、ジュニアチームを中心に太鼓の楽しさが弾ける内容に、後半はシニアチーム中心で、伝統的な楽曲やコンテンポラリーなオリジナル曲を、音楽的にも技術的にも熟練した息の合った演奏でお届けします」と来場を呼び掛けている。

「ちび太鼓」30周年記念コンサート “Chibi Taiko Explosion”

日時:11月12日(日)7:00pm開演
会場:Anvil Theatre(777 Columbia St., New Westminster)
チケット:19.25 カナダドル
ウェブサイト:https://chibitaiko.com/

(記事 編集部/写真提供 ちび太鼓、All photo credits: Two Darlings Photography)

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今冬の停電に備えを、BCハイドロが注意を促す

山火事の影響で散乱するBC Highway 4の倒木。June 14, 2023, Cameron Lake Bluff; Photo from B.C. Ministry of Transportation and Infrastructure flickr
山火事の影響で散乱するBC Highway 4の倒木。June 14, 2023, Cameron Lake Bluff; Photo from B.C. Ministry of Transportation and Infrastructure flickr

 BCハイドロは、この冬ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で通常より多くの停電が起こる可能性があるとして注意を促している。

 この夏の極端な乾燥と記録的な山火事件数とで、州内の樹木は甚大な被害を受けており、それが停電のリスクを著しく高めているという。BC州の電力会社BCハイドロでは今年5月以降、1,400本の電柱と90キロメートル近くの送電線を修理したとしている。

 声明でBCハイドロの広報担当者Susie Rieder氏は、「長期に渡る乾燥が植生にストレスを与えている」とし、乾燥で樹木が弱っていること、病気にかかりやすくなっていること、遅い時期まで葉が残り、風雨や雪の影響を受けやすいことから、風が強い季節に入ると多くの木や枝が倒れる可能性があり、それが停電を引き起こすと危惧している。

  BC州では樹木と悪天候が停電の最大の原因となっている。さらに今年はBC州北部や南東部にある水力発電システムが水位低下の影響を受けている。

 BCハイドロは州民に予測される停電に備えるよう呼びかけている。72時間分の備蓄が入った非常用キットを準備しておくほか、電力供給が断たれたときの対処法、最新の災害情報の収集法についても理解しておくよう話している。

(記事 編集部)

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裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会、新渡戸記念庭園で開催

新渡戸記念庭園の一望庵での茶会の様子。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
新渡戸記念庭園の一望庵での茶会の様子。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 すっきりとした秋晴れとなった10月7日、裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念の茶会がブリティッシュコロンビア大学(UBC)構内にある新渡戸記念庭園の一望庵で行われた。

 同会によると、新型コロナウイルス禍で3年以上、従来の活動ができなかったため、内々での祝い行事になったという。

 今回の茶会は、シュナイダー社中、境野社中、高橋社中、森社中が主催。最初の席には、在バンクーバー日本国総領事館丸山浩平総領事夫妻、UBC Botanical Gardenアソシエートディレクターのタラ・モロー博士、裏千家淡交会ビクトリア協会代表らが出席した。

主菓子「唐錦」、干菓子「亀末廣松葉と紅白落雁」。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
主菓子「唐錦」、干菓子「亀末廣松葉と紅白落雁」。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 厳かながらも和やかな雰囲気での茶会を演出したのは、今年100歳を迎えた鵬雲斎大宗匠によるかけ軸「寿 福来る」、会員が手づくりした秋の風景を感じさせる主菓子「唐錦」、そして干菓子「亀末廣松葉と紅白落雁」で、祝いの席に花を添えた。

 茶席には4席で40人を超える会員が参加。青空の下で開催された茶会に、色とりどりの着物姿も艶やかに、普段は静寂な新渡戸庭園がひと時の華やかな雰囲気に包まれた。

茶会に招かれた丸山バンクーバー総領事夫妻、新渡戸記念庭園の一望庵で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
茶会に招かれた丸山バンクーバー総領事夫妻、新渡戸記念庭園の一望庵で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会(左から)高橋恭子さん、森美和子さん、シュナイダー・キース裏千家出張所長、本間真理会長、丸山浩平総領事夫妻、境野章子さん。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会(左から)高橋恭子さん、森美和子さん、シュナイダー・キース裏千家出張所長、本間真理会長、丸山浩平総領事夫妻、境野章子さん。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会の受付で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会の受付で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

(記事 編集部/写真 斉藤光一)

フードバンク利用者が急増、インフレ率と生活費高騰が要因

File photo by Japan Canada Today
File photo by Japan Canada Today

 フードバンク・カナダは10月25日、レポート「HungerCount」を発表した。毎年発表されるレポートではその年の3月の利用数を報告、過去のデータと比較している。

 最新データによると、今年のフードバンク利用数は1989年の調査開始以来、最高となっている。2023年3月だけで200万回近くの利用があり、2022年3月より32%の増加、2019年3月に比べると78.5%も増えている。

 数年前までは食糧支援の大きな要因は失業だった。しかし現在はインフレ率と生活のコスト高に取って代わり、今年は職を持っている人の利用がこれまでになく増えているという。また利用者のうち18歳以下の子どもが占める割合はおよそ3分の1。目立った変化はないものの、この年齢層が総人口の20%であることを考えると高すぎる割合だと言えると分析している。

 こうした傾向はブリティッシュ・コロンビア(BC)州も例外ではなく、2023年3月の利用数は20万回。2022年3月より20%、2019年3月からは57%の増加となっている。CBC電子版の取材に対し、Greater Vancouver Food Bankのチーフ・オペレーティング・オフィサーCynthia Boulterさんは、利用増加の原因として低賃金と高い家賃などを挙げている。また利用者の約3分の1は仕事を持っているとし、フードバンクはもはや離職者や失業保険、年金受給者のためのサービスではないと話している。

(記事 編集部)

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BC州政府、住宅問題改善に向けて住宅の短期賃貸市場の規制に乗り出す

File photo by Japan Canada Today
File photo by Japan Canada Today

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は10月16日、住宅の短期レンタルを規制する新たな法案を発表した。記者会見したデイビッド・イービー州首相によると、「これは、野放し状態となっている短期レンタルが、長期レンタルのマーケットを縮小させ、家賃の高騰や空き物件の極端な減少など、住宅問題を深刻化させている」と言う。州政府として「制度を乱用する短期賃貸市場に対して強い姿勢で臨む」と語っている。

 新法案は数段階に分けて施行され、まず違法なオペレーターへの罰金を1,000ドルから3倍の3,000ドルにするほか、自治体に短期レンタルのライセンス付与や規制を行う権限を与える。

 また2024年5月までに、短期レンタル物件には「主要な居住者」が求められる。つまり、住宅を短期に貸し出したい人は、そこに居住していなければならない。このルールは人口1万人以上の自治体に適用されるが、ウィスラーやトフィーノといったリゾート地は対象外。また、空き物件の割合が3%以上の自治体も規制外となるよう申請できる。

 さらにAirbnbなどのプラットフォームのリストに載せる際、オペレーターは自治体のビジネスライセンス・ナンバーの表記が義務付けられる。2024年夏までには各プラットフォームはホストの情報を含むデータを州政府とシェアしなければならない。

 こうしたBC州の動きを、連邦政府クリスティア・フリーランド副首相兼財務相は17日の記者会見で「正しい方向に向けた積極的で重要なステップ」と評価しており、連邦政府も各州を支援する策を積極的に検討していると話している。

(記事 編集部)

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サレー市警察問題、司法審査を求める市に対し州政府は法改正を発表

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州サレー市は10月13日、市警察SPSへの移行計画続行を要求するBC州政府の命令に対し、BC州最高裁判所に司法審査を求めることを発表した。それを受けて、州政府は16日、各市が警察組織の移行を行う場合、公安大臣が承認した移行計画に従うことを義務付ける法改正を発表。可決されれば、サレー市はRCMP(連邦警察)からSPSへの移行を進めなければならない。

 サレー市の警察問題は5年に及ぶ。2018年にダグ・マッカラム前サレー市長のもとで始まったSPS移行だが、ブレンダ・ロック現サレー市長はRCMP保持を主張。州政府との対立で二転三転したが、7月にBC州政府マイク・ファーンウォース公安大臣が、サレー市にSPSへの移行計画を継続するよう指示し決着がついたと思われていた。

 ロック市長は、SPS移行は物価高で苦しんでいる住民にさらなる税金負担を強いることになると批判している。一方デイビッド・イービー州首相は17日の記者会見で、ロック市長がコストなど重要な問題点を提起したことを評価しながらも、サレー市による法廷闘争が勝利することはなく税金の無駄遣いであるとし、市と州が協力して前進するべきだと話している。

訂正:新法案を法改正と訂正しました。

(記事 編集部)

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火災にあったポートコキットラムの小学校に寄付集まる

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー郊外ポートコキットラム市のヘーゼル・トレンバス小学校で、10月14日午前3時頃、大規模な火災が発生した。けが人はいなかったものの、消火は午後までかかり、建物の一部が焼け落ちるなどの甚大な被害を受けた。

 同校はコキットラム教育区(SD43)内にあり、キンダーガーテンからグレード5まで、約300人の生徒が在学している。ポートコキットラム市ブラッド・ウエスト市長の息子もその一人で、市長自身も同校の卒業生だという。

 14日の夕方、SD43は保護者たちとのミーティングを開催。週明け16日には、全校生徒が学校の近くにあるSD43の施設ウィンスロー・センターに集まった。当面の授業はここで行われるが、ウエスト市長は学校再建を最優先させるとしている。

 SD43はオンラインで寄付金を募っており、ポートコキットラム・コミュニティセンターでも学校備品などの寄付を受け付けている。すでに多くの支援が集まり、ウエスト市長は感謝の意を表している。

 今回の火災について警察は放火によるものとみて捜査中で、ビデオ映像や目撃情報などの情報提供を呼びかけている。

(記事 編集部)

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建設労働者組合、州政府に建設現場の水洗トイレ設置の義務化を求める

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の建設労働者組合B.C. Building Tradesは、10月11日、Get Flushed campaignを開始した。これは州政府に対し、建設現場での水洗トイレ設置を義務化するよう求めるもの。25人以上の現場において、下水につながるトイレおよび手洗い設備、もしくは水洗のポータブルトイレ設備の設置を建設会社に義務付けることを要求している。

 Brynn Bourke組合長はニュースリリースで、現在の水洗でないトイレは「不潔で(労働者の)尊厳を損なうもの」とし、映画業界や観光業界などでは、もっと快適なトイレが導入されていると指摘。また、「トイレの状況があまりにひどいので行くのを我慢している」といった労働者らの声を紹介している。

 Bourke組合長によると、明るく清潔な水洗トイレの設置については、1970年代からカナダ全国で議論されてきた。現在、BC州では住宅プロジェクトが加速しており、労働者確保のためにも変化が必要だと言う。組合の報告によると、ケベック州では12年に渡るキャンペーンをへて、2015年に25人以上の建設現場における暖房設備つきの水洗トイレ設置が義務化されたという。

(記事 編集部)

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フェイクガンを使った無許可の映画撮影に警察官が多数出動

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ノースバンクーバーRCMP(連邦警察)は10月7日午後5時半ごろ、マリン・ドライブ1800番台のビル警備官から、地下パーキングにライフルやボディアーマーで武装した男数人がいるとの通報を受けた。警察が駆けつけたところ、グループはアマチュア映画の撮影をしていたと判明。持っていたライフルやボディアーマーは全て偽物だと分かった。

 今回の件でケガ人などはいなかった。また、何人が偽の武器を持っていたかは明らかになっていない。

 グループはこの映画撮影に関して必要な許可を取っておらず、近隣の住民やビジネスへの告知も行っていなかったという。警察はグループに対して、撮影に必要な許可や手続きについて教え、警告を与えただけで放免した。

 警察は声明で、「コミュニティや警察官の安全性を脅かす武器の報告については、非常に重大なものとして取り扱っている」とし、今回の件でも、ほぼ全ての当番の警察官が現場に向かったことを明かした。こうした事件で、ほかの「本当の非常事態」への反応が遅れることを懸念しており、映画撮影、特にフェイクの武器などを使う場合には、きちんと必要な手続きを行うように関係者に求めている。

(記事 編集部)

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ハロウィンを前に、BC州産の1トンを超える巨大カボチャがコンテストで優勝

 アメリカ・カリフォルニア州で行われた世界最大級のカボチャ・コンテストで、1トンを超えるカボチャを育てたブリティッシュ・コロンビア(BC)州の男性が10月3日、見事優勝を果たした。

 「ママ」と名付けられたカボチャを育てたのは、リッチモンド市に住むデーブ・チャンさん。重さ1,003キロ、幅1.8メートル、高さ1メートルの巨大カボチャで、アメリカへはフラットベッド・トレーラーで運ばれた。ママが優勝したサクラメントのコンテストでは、1パウンドにつき9米ドルの賞金が出るが、ママは2,212パウンドだったため、チャンさんは2万米ドル(約27,000カナダドル)の賞金を受け取ることになった。

 CBC電子版の報道によると、チャンさんは裏庭の2,000平方フィートの温室で、カボチャを栽培しているという。1日のうち4〜5時間を、温度・湿度管理や温室への二酸化炭素注入など、カボチャの管理に費やしている。

 チャンさんがカボチャの栽培を始めたのは約40年前。2021年には、ラングレー市のコンテストで866キロのカボチャを出品し、BC州の記録を塗り替えて1位となった。

(記事 編集部)

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BC州政府が公共スペースでの違法薬物使用禁止を目指す

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州は10月5日、公共の場での違法薬物使用を禁止する法案を発表した。可決されれば、建物の半径6メートル以内、バス停の6メートル以内、プレイグラウンドやスプレープール・浅い子ども用プール、スケートパークの15メートル以内、そして公園、ビーチ、スポーツフィールドでの薬物使用が禁止される。

 マイク・ファーンウォース公安大臣によると、この法案は刑罰を与えるものではなく、違反者は使用を中止するか他の場所に移動することを求められる。法案は、タバコやアルコール、キャナビス(大麻)の規制に沿ったものだという。

 薬物死の増加で、7年にわたって非常事態宣言が出されているBC州では、薬物所持の非犯罪化が進められている。デイビッド・イービー州首相は、今回BC州全体の法制定を行うことについて「(州内の)各自治体が公共の場での薬物使用に懸念を示し、独自の条例を制定している」ことが背景にあるとしている。

 しかし今回の法案には反対の声も上がっている。CBC電子版の取材に対し、Harm Reduction Nurses AssociationのCorey Ranger議長は「(非犯罪化の流れから)後退するもの」と批判。「人々はドラッグ使用を隠すことを余儀なくされ、汚染された薬物を使うようになる」とし、こうした要因が薬物死につながると懸念している。

(記事 編集部)

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