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コナともこ

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「雛祭り*故郷の香りピーチジャム」

カナダde着物

第57話
*気軽に半幅帯でお出掛け*

 今年は五節句の内の4回が日曜日という珍しい年です。
 皆さま、ご存知でしたか。
 五節句とは季節ごとに行われる日本の伝統的な行事です。

 人日の節句は2024年1月7日 (日曜日)、上巳の節句は3月3日 (日曜日)、端午の節句は5月5日 (日曜日)、七夕の節句は2024年7月7日 (日曜日)、重陽の節句は2024年9月9日 (月曜日)となります。

 昔から日本では、自然災害、感染症や食料困難などの危機的状況が何度もあり、その度に人々は節句を用いて無病息災を祈願してきたことでしょう。

 今年の五節句は日曜日が多いということで、改めて、この節句を通じて皆で生きる喜びをご一緒に感じることが出来ればと思います。

写真: 2024 Happy Peach Festival - Hinamatsuri by Manto Artworks
写真: 2024 Happy Peach Festival – Hinamatsuri by Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「こどもからおとなまで、気軽に半幅帯と小袋帯」

 私がお寺の着付教室で「気軽に着物を着ましょう!」と紬、綿、合成繊維の着物、半幅帯や小袋帯を提案している訳には、一般的に皆さんが着物をイメージするフォーマルな着物より、ずっと身近で愉しめるものだからです。

 もちろん、正絹の訪問着は素晴らしいですが、実際にフォーマルな着物を着るチャンスは多いでしょうか。

 汚れや着崩れの心配をせず、ぱっと着付ができるのが半幅帯や小袋帯です。
 いくつか集めてコーディネートをしてみませんか。
 日本の行事やカナダのイベントのテーマに合うものを選ぶのも楽しいですね。
 器用な方でしたら、古着や布を使い、ご自分でお仕立てができるかも知れません。

 どうぞ着物クリエーターとなり、ご自分の着方を愉しまれてください。

写真「半幅帯を普段着に」コナともこ
写真「半幅帯を普段着に」コナともこ
写真「桜さくら*着て愉しみましょう」コナともこ
写真「桜さくら*着て愉しみましょう」コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「3月3日*雛祭りイベント*キッズダンス、着物体験、キッズ茶会」

 今年の雛祭りは日曜日!「ご家族でお寺で雛祭りのお祝いしましょう~」
 お寺でダンスワークショップを開いている、講師のあかねさんとアシスタント講師のみくさん、着付教室の生徒さん達のご協力を得て「雛祭り*ダンスワークショップ」「着物体験」そして「キッズ茶会」をお寺で開催しました。

 当日は地下道場でキッズダンス、その後に着物を着て、本堂でお茶会が始まりました。
 飾られた雛人形を愛でながら、初めての着物と茶道体験をされた親子さんも多くいらっしゃいました。

 雛祭り茶会はお稽古も兼ねています。
 お辞儀の仕方、お茶のいただき方、そして一座建立を小さいお子さんもしっかり分かっているようでした。

 今年の勅題は「和」でした。
 戦争が続いているこの世の中にいて、平和の和、人と人との輪、和の国から来た私たちが、この1年を過ごす中で今年のテーマになるのではないでしょうか。

 いつか、参加された子どもたちが、皆で輪になってお茶をいただいた雛祭りを思い出してくれたら嬉しいです。

写真「キッズ茶会*お寺で雛祭りのお祝い」コナともこ
写真「キッズ茶会*お寺で雛祭りのお祝い」コナともこ

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html
きもの大辞典:https://www.someoriren.jp/dictionary/index.html
「節句」とは?意味や由来、日本の五節句における特徴を解説 | 株式会社ふらここ (furacoco.co.jp)

一座建立 読み方:いちざこんりゅう
能楽においては一座(興行団体)を立ち上げて経営してゆくこと。
茶道においては同席者の皆の心が通い合うような和気あいあいとした会になること。

勅題 読み方:ちょくだい
令和六年の勅題:「和」。
日本では昔から「和を以て貴しとなす」の精神を尊んできた。
新年に皇居では「歌会始の儀」が行われる。
【全文紹介】「歌会始の儀」皇室の方々の歌~今年のお題は「和」~|日テレNEWS NNN (ntv.co.jp)

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

「カナダde着物 日系センター夏祭り2023にて Kona Tomoko」コナともこ
「カナダde着物 日系センター夏祭り2023にて Kona Tomoko」コナともこ

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
13年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/wa_no_gakkou_tozenji/
フェイスブック https://www.facebook.com/profile.php?id=100069272582016

東漸寺Tozenji Temple https://tozenjibc.ca/

コナともこ
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「三寒四温*春待ち人コートを選ぶ」

カナダde着物

第56話
*能登半島地震支援茶会*

 道端のクロッカスが可愛らしく咲き始め、時より冷たい風があるものの、雲の合間に見る薄明るい日差しは、バンクーバーらしい春の訪れです。

 年の初めに起きた能登半島の地震から1か月以上が経ちました。
 裏千家淡交会バンクーバー協会とコキットラム市にあります東漸寺では、寒さの中で災害にあわれた被害地の方たちのことを思い、少しでもなにかできることはないかと考えた末、支援の茶会を開いてわずかでも復興のお役にたてればとチャリティー茶会を思いたちました。

 当日は急な茶会のお知らせにも関わらず、多くの方々がいらして、能登地方の海のイメージを表現した道具の取り合わせの中、一服を味わっていただきました。

 皆さまがいつもの生活に戻られますよう、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

「【能登半島地震支援茶会】2024 February 11th 裏千家淡交会バンクーバー協会」コナともこ
「【能登半島地震支援茶会】2024 February 11th 裏千家淡交会バンクーバー協会」コナともこ

*今日の着物*Today’s Kimono

「着物との生活~茶道と共通すること」

 「着物でお出掛けは、ハードルが高いわ~」と着付教室の皆さんがぼやきます。
着物の準備から着付、会場での所作、お花畑でのこと(お手洗いのことです)、帰って来てからの着物の手入れ、などなど…、洋服で出掛けるより数倍の時間と手間がかかります。

 それは茶道の中で、お茶をお相手に用意する過程にとても似ています。
 お点前(てまえ)は、ひと椀のお茶を用意するために半時間~1時間をかけます。

 禅の修行、社交、色々な歴史背景や身分制度などが絡み合い、今に至るまで続いた伝統文化のひとつでありますが、長い間人々を惹きつけてきた理由はそのプロセスにあるかと思います。

 直ぐに用意できるインスタントラーメンのように時を過ごすのではなく、自分の生きた証を残すような、そのような時間を過ごしたいという気持ちで、自分の想いをお相手やお道具に注ぎます。

 自分の周りにある全てに「心を入れる」作業をしているように思えます。

 あと形式ばっているようで、実は「俗世の喧騒から離れてリラックスする場」という意味合いもあるようです。本来の茶道は諸行無常に基づく侘び寂びを楽しむための場であり、茶室での作法も他の人を不快にさせないための気遣いです。

 話は着物に戻りますが、自分に一番近いもので影響を与えるものとは何でしょう。
 「着るもの」かも知れません。

 身近でいつもあるものの中に着物を取り入れてみることで、茶道のように季節を感じ、その場を演出し、文化を学び、自分の心も整えることができます。

 是非、少しずつ生活の中に着物を取り入れてみることをお勧めいたします。
 一歩進むことでハードルはどんどん低くなりますよ!

「着物で茶道のお稽古*道具を清め心を整えます」コナともこ
「着物で茶道のお稽古*道具を清め心を整えます」コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「裏千家淡交会バンクーバー協会主催*能登半島地震支援茶会2024年2月11日 東漸寺にて」

 お寺の庭に節分草が咲く2月の日曜日、朝からサラサラした優しい雨の中、お子様連れや着物姿のお客さまが支援茶会へいらしてくださいました。
 お茶席が初めての方にも気軽にいらしていただきたいという気持ちで、主催者は椅子席を用意しました。
 皆さまがお茶会を通じて、能登半島を想い支援をされたことが、被災した皆さまの復旧と再建のお役に立てることを願います。

 以下、協会からのお礼とメッセージです。

「和やかなお茶席【能登半島地震支援茶会】2024 February 11th 裏千家淡交会バンクーバー協会」コナともこ
「和やかなお茶席【能登半島地震支援茶会】2024 February 11th 裏千家淡交会バンクーバー協会」コナともこ

裏千家淡交会バンクーバー協会から皆さまへ

 「能登半島地震支援茶会」には急なご案内にもかかわらず、多大な御協力を賜り、協会会員一同厚く御礼申しあげます。

 能登半島といえば日本海の荒波が思い浮かびます。
 お茶会で使う道具類は、掛け軸は「八風吹不動」、お棗は「荒磯」、お茶碗は「宝船」、お茶杓は「春光」等、能登半島の風景とこれからの復興を願う組み合わせでした。 

 お菓子も会員が心を込めて手作りし、お客様をもてなしました。
 一日も早い復興を祈る会員の気持ちが伝わり、お茶会に来られなかった方達からも多額のご寄付をお預かりさせて頂いております。

 皆様の熱い気持ちと共に、迅速に支援金が能登半島に届くことを祈念しております。

 これからも裏千家淡交会バンクーバー協会は、日本の文化を通して地域の皆様とともに歩んでゆきたいと思っております。

 今後ともご支援賜りたく、感謝とともにお願い申しあげます。

 春はもうすぐそこまでのこの頃ですが、皆様ご健康で、それぞれの分野でご活躍なさいますことを祈っております。

裏千家淡交会バンクーバー協会

「立礼式でお茶会【能登半島地震支援茶会】2024 February 11th 裏千家淡交会バンクーバー協会」コナともこ
「立礼式でお茶会【能登半島地震支援茶会】2024 February 11th 裏千家淡交会バンクーバー協会」コナともこ

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html
きもの大辞典:https://www.someoriren.jp/dictionary/index.html
三寒四温:「三寒四温」の意味と使い方!時期はいつ?由来や反対語は?|語彙力.com (goiryoku.com)
茶道裏千家:裏千家ホームページ 茶の湯に出会う、日本に出会う (urasenke.or.jp)
裏千家淡交会バンクーバー協会:https://www.facebook.com/profile.php?id=100082895604443

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

「カナダde着物 日系センター夏祭り2023にて Kona Tomoko」コナともこ
「カナダde着物 日系センター夏祭り2023にて Kona Tomoko」コナともこ

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
13年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
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「辰年*龍のように勇ましく神秘的に」

カナダde着物

第55話
海外で暮らしながら着物を愉むこと

 今年の干支「辰、龍、竜」。
 神話や伝説などに出てくる想像上の生きもの「ドラゴン」を意味しているそうですが、どれも勇ましく神秘的なイメージがあります。
 妄想の世界での理想の男性に近いでしょうか(笑)

 さて、2024年が始まりました!

 年明け早々に上空から思わぬ雪のお年賀が届きまして、外は銀世界で美しいのですが、雪に弱いといわれるバンクーバー近郊では、大渋滞やスリップした車が立ち往生し、年の初めから大慌ての日々となりました。
それでも、2年前のクリスマスの時のような飛行機の欠航も少なく「雪が降る街」から「雨の降る街」に戻りつつあります。どちらも恵の水には変わりませんね。

 今年も龍が天に昇るように、皆さまのご成功とご発展をお祈りいたします。 

「Light Rain & 1°C in Vancouver ...」Photo by Manto Artworks
「Light Rain & 1°C in Vancouver …」Photo by Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「海外に暮らしながら着物を愉むこと」

 「いったい何枚の着物を持っているの?」とよく聞かれます。カナダにあるお寺などで着物のレンタルもしているので、やはり普通の方より数は多いかも知れません。着物は私の生活の一部になっており生きがいのようなものですから、一緒に住む夫にはクローゼットの余裕がなく申し訳ないのですが、自分で着物の整理整頓ができなくなるまで、愉まさせてもらえたらと思います。

 着物は母から譲り受けたもの、日本の里帰りの際に中古着物の大型店やインターネットで買ったものなどで増えました。カナダでは友人や茶道の先輩方からいただいたり、カナダでも日系のフリーマーケットでお宝を見つけることができます。

 着物仲間たちとは「沼にハマらない程度にしないといけないね」とよく話します。

 和装でも洋装でも同じですが、50歳を過ぎてからは、低価格の化繊のものを5枚持つより、上質なものを1枚持ちたいようになりました。肌が敏感になったせいか、天然のものが肌触りも良く心地がいいのです。

 あと、自分に似合わないものやしっくり身体に沿わないものから遠ざかり、色柄などの好みがはっきりしてきたこともあるでしょう。

 「いつか着るかな。念のために取っておこう」と思っても、そのチャンスが巡ってくる可能性は年と共に少なくなっていきますから、量より質を大事にして、美を見極める目である“審美眼(しんびがん)”を養わなければと思います。

 と言いつつ、素敵な着物にまた出合ってしまうと、心惹かれてしまうのですが…。
夫には諦めてもらいましょう(笑)

「年越しパーティー、初寄せ、新年会にて」コナともこ
「年越しパーティー、初寄せ、新年会にて」コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「テーブル茶道で小正月」

 私のインスタグラムを見ていただけましたらお分かりかも知れませんが、年末年始は家族との休暇というより、私が仕事人になる日だと思います。

 仕事と申しましても、お給金をいただく仕事ではなく、辞書に出ているように「何かを作り出す、成し遂げる行動」なのです。使命に近いでしょうか。

 家族や友人に生活の中の日本文化を紹介し継承ができる日、それが「お正月」です。
 他にも結婚式やお葬式など、人生の節目に自分のルーツや文化を感じることはありますが、毎年やってくるお正月を使わない手はないですね。

 そして、女の正月と昔から呼ばれています、1月15日の小正月に、ゆったりとした気分で親しい友人たちと、又はおひとりでお正月を振り返るのもいいですね。

 そのような時にテーブル茶道はいかがでしょうか。茶道の立礼式に似ていますが、もっと気軽にお抹茶とお菓子を愉しめます。 アフタヌーンティーの和風版で、我が家では定番の「おもてなし」となっています。
 お抹茶茶碗でいただきますので、小指は立てないでくださいね。

「テーブル茶道*気軽にダイニングルームでお抹茶はいかがでしょうか」コナともこ
「テーブル茶道*気軽にダイニングルームでお抹茶はいかがでしょうか」コナともこ

*着物でお祝い2024*

 今年も東漸寺では、二十歳のお祝いを迎えた皆さまが華やかな着物でお詣をされました。
 カナダで育っても日本にルーツがあることに誇りを持っていただけたら幸いです。
 「ご成人、おめでとうございます」

「晴れの日に華やかな振袖姿」コナともこ
「晴れの日に華やかな振袖姿」コナともこ

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html
きもの大辞典:https://www.someoriren.jp/dictionary/index.html
晴れ着の丸昌「振袖について」:https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/irotomesode/222/
違辞典「竜」と「龍」と「辰」の違いとは?分かりやすく解釈:違い比較辞典(chigai-hikaku.com)
テーブル茶道と立礼式の違い:https://www.youtube.com/watch?v=3snRw6hbdGc
審美眼(しんびがん):審美眼とは、きれいで価値のあるものや美しいものを見わける眼識で、これらを見極める能力のこと。 価値あるものや美しいものに多く触れながら、美に対する認識力をアップしていく。普段から美しいものや感動する作品を鑑賞することによって、本物を判断する目を肥やすことができる。

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

「カナダde着物 日系センター夏祭り2023にて Kona Tomoko」コナともこ
「カナダde着物 日系センター夏祭り2023にて Kona Tomoko」コナともこ

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
13年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向こうへ)がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/wa_no_gakkou_tozenji/
フェイスブック https://www.facebook.com/profile.php?id=100069272582016

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「除夜の鐘*願いをこめて打ちにけり」

カナダde着物

第54話
*戦国時代~現代の着物*

 今年もあと少しで終わろうとしています。
 皆さまにとりまして今年はどんな1年でしたでしょうか。

 去年からしきりなく続く戦争のニュースは、これが本当に現実なのだろうかと疑うぐらいに酷い状況が続いています。

 NHKの大河ドラマで「どうする家康」が放送されていましたが、乱世の世が再び起きているように思えます。

 ドラマの中で印象的だったのが、前途を悲観する徳川家康公が「戦国乱世を住みよい浄土にすることがあなたの役目です」と言う仏教の言葉に励まされ、その言葉に勇気づけられ〝生まれ変わり〟、墓前に大願成就を誓った一場面です。

 これは「厭離穢土、欣求浄土」(おんりえど、ごんぐじょうど)という仏教の教えです。

 解釈は色々とあるかと思いますが、260年間の平和な江戸時代の礎を築き、戦国時代を生き抜いた武将から何か学べないでしょうか。

 今、私は日本へ里帰りをしていまして、地元の静岡、掛川、浜松、岡崎など、徳川家康公が活躍したお城をめぐり、この世が浄土になることはあるのだろうかと思いながら周っています。

 何の罪もない子どもたちを大人が始めた戦争で苦しめている現状があります。
 来年はこの戦争が終結し平和の心を取り戻せるよう、切に願っております。

「Happy winter solstice and holiday Official Winter Day」Manto Artworks
「Happy winter solstice and holiday Official Winter Day」Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「戦国時代~現代の着物」

 私は以前、カナダで撮影された戦国時代のドラマの仕事に関わったことから、武士や公家の衣裳を研究することが増えました。現代の着物のルーツであり、歴史背景、身分制度や生活文化が顕著に表れているので、常に勉強の日々です。

 戦国時代は男性が表舞台で活躍していましたので、着物の資料は男性の方が多いのですが、江戸中期以降はもっと女性の着物が発展していったようです。

 ファッションや文化は平和な時代に華咲くのでしょうか。
 いつまでも新しい芸術や文化を生みだすことができ、お洒落を愉しめるといいですね。

「戦国時代の着物 NHK「どうする家康」ドラマ館にて」コナともこ
「戦国時代の着物 NHK「どうする家康」ドラマ館にて」コナともこ

*きもの旅*

「結城紬の里、おやま」

 日本は縦長の国土を持つがゆえに多彩な風土に恵まれ、各地に多種多様な着物が存在します。
 私は里帰りの際に各地の織元や染元を訪れ、名もなき職人の手による作品に触れ、多くの祖先たちの経験が積み重なって今日までの技に成していることを感じ尊びます。

 今回訪れたのは栃木県小山市です。その周辺は織物の生産が古代より受け継がれていて、手作業の地機(じばた)が結城紬のはじまりだそうです。

 小山駅近くにある「おやま本場結城紬クラフト館」は、結城紬のPR拠点として、本場結城紬を身近に感じる場所となっています。

 紬の特徴は、作業工程の多さと絹のしなやかな手触りではないでしょうか。
 最近は高価で上質な合成繊維もありますが、袖に腕を通した感触に違いを感じます。
 素朴な着物ですが、着慣れたお洒落さんにとっては魅力溢れる「ニッポン美」ですね。

「おやま本場結城紬クラフト館にて」コナともこ
「おやま本場結城紬クラフト館にて」コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

除夜の鐘

 年の暮、お寺は大晦日から三が日にお参りする方々をお迎えするため、準備に忙しいようです。
 毎年、千人以上の皆さまがコキットラム市にあります東漸寺を訪れるそうです。
 どなたでもお参りできますので、お友達やご家族と是非訪れてみてはいかがでしょうか。

コキットラム市の東漸寺での恒例の年末年始行事のお知らせです

「除夜の鐘 東漸寺にて」コナともこ
「除夜の鐘 東漸寺にて」コナともこ

 可愛い兎年から勇ましい辰年へ、移ろうとしています。
 今年も着物コラムをご覧いただき、ありがとうございました。
 皆さまにとって、新しい年が幸多き1年となりますように、お祈り申し上げます。
 よいお年をお迎えください。
 コナともこ

「Burnaby Lake Regional Park」Manto Artworks
「Burnaby Lake Regional Park」Manto Artworks

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html
きもの大辞典:https://www.someoriren.jp/dictionary/index.html
おやま本場結城紬クラフト館 | 小山市公式ホームページ(city.oyama.tochigi.jp)

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

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アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
13年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向こうへ)がおり、バンクーバー近郊在住。

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「七五三*お寺の前で深御辞儀」

カナダde着物

第53話
*こどもの晴れ着*

 境内の銀杏が黄色く色づきますと、毎年、9月頃からお参りと記念の写真撮影をされたいご家族が来られます。

 お寺ではこどもたちの声が響き、晴れ着姿の幼子は、ハロウィンのコスチュームを着るかのようにはしゃぎます。

 コロナ禍の後、若いご家族が多くお参りに来られるようになりました。
 七五三に限らず、初参り、百日祝い、お食い初め、など3歳になる前に行われる儀式をお寺やご自宅でされるようです。

 昨今、世の中は不安を煽るニュースばかりです。
 家族が集い、神仏の前で手を合わせることは「目先のことしか見えない、わからない、われわれの小さな判断を、大きく超えるご神仏にまかせきる」という意味があると聞きます。

 どんな時でも心を整えることが出来たら、自分の思い込みや他人の言葉に振り回されることはないでしょう。

 こどもたちと横に並び、同じ目線で話し、一緒に何かをすることで安心感を持てるような、そのような場所が家庭以外でもあればと思います。

「晴れ着姿で七五三祝い@東漸寺」写真:コナともこ/平鍋ユキオ
「晴れ着姿で七五三祝い@東漸寺」写真:コナともこ/平鍋ユキオ

*今日の着物*Today’s Kimono

「昨今の晴れ着」

 着物は伝統文化ですが、ファッションとして愉しむ一面もあります。
 インターネットで日本の晴れ着を検索しますと、様々なデザインや色の着物や小物が出てきて華やかな気分になります。販売だけでなく、比較的安価でレンタルも出来ますから、日本へ里帰りしてお祝いをされているご家族も多いでしょうか。
 最近の主流は「くすみ色」です。トーンを落とした暖かい色です。その傾向は、ウェディングドレスや車の色でも見ることが出来ます。

 時代や流行はいつも変わりますし、世代により色の好みや自身が持つイメージが違うのは、当たり前ですね。

 ただ流行はいつも戻って来ますので、今お気に入りの着物は孫世代に引き継いでもらえる?かも知れません。大事に着ていきたいものです。

「晩秋の七五三祝い@東漸寺」コナともこ
「晩秋の七五三祝い@東漸寺」コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「お寺で合同の七五三祝い」

 11月12日の日曜日、毎年恒例の合同七五三祝いが東漸寺本堂にて行われました。
 例年より参加されたご家族は少なかったですが、ゆったりとした中、お子様のお名前を読み上げ、お経読みがありました。

 小さいお子さんが、きちんと座布団の上に座り、真っ直ぐ前を向いている姿を見ると、前途洋々で頼もしく、とても嬉しくなります。
 そして、こどもたちからも私たちは多くを学んでいると気が付きます。

 お子様の健やかなる成長を心よりお祈り申し上げます。

「七五三祝い@東漸寺 5歳の男の子 本堂にて」Photo by Manto Artworks
「七五三祝い@東漸寺 5歳の男の子 本堂にて」Photo by Manto Artworks
「コキットラム市にある東漸寺」Photo by Manto Artworks
「コキットラム市にある東漸寺」Photo by Manto Artworks
「和の仲間 七五三祝い@東漸寺2023 秋」Photo by Manto Artworks
「和の仲間 七五三祝い@東漸寺2023 秋」Photo by Manto Artworks

七五三 
 数え年で、男の子は5歳(地方によっては3歳も)、女の子は3歳と7歳に、晴れ着を着て神社やお寺に参拝して、その年まで無事成長したことを感謝し、これから将来の幸福と長寿をお祈りする行事。
 もともとは宮中や公家の行事だったが、江戸時代には一般的に広く行われるようになった。
 3歳の髪置き(かみおき)の儀、5歳の袴着(はかまぎ)の儀、7歳の帯解き(おびとき)の儀の儀式が由来となっている。
 11月15日に祝うことになったのは、江戸時代の五代将軍徳川綱吉が、子である徳松の祝いを天和元年11月15日に行ったことからとされている。
 また、旧歴のこの日が二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)にあたり、婚礼以外は何事の祝い事にも吉とされていることに加え、11月は秋の実りを神に感謝する月だったので、その月の満月にあたる15日に、氏神に収穫を感謝すると共に子供の成長の感謝・祈願をしたものと思われる。
 七・五・三はいずれも陽数で、縁起の良い数字とされている。

千歳飴
 江戸時代、七兵衛という浅草の飴売りが、長生きするようにと縁起をかついで「千年飴」と名づけて売ったのが始まりといわれている。

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html
きもの大辞典:https://www.someoriren.jp/dictionary/index.html
晴れ着の丸昌:https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/irotomesode/222/

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
13年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向こうへ)がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/wa_no_gakkou_tozenji/
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東漸寺Tozenji Temple https://tozenjibc.ca/

コナともこ
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「秋澄む*喜びあふれて寿の茶」

カナダde着物

第52話
*フォーマルな留袖 華やかな訪問着*

 秋の兆しが見え始めるころ、収穫祭やハロウィーンなどのイベントが続き、空からの強い光や楓の深紅色が鮮やかに彩られ、とても豊かな気持ちになります。

 市中の山居(*1)と思わせる新渡戸稲造記念庭園は、紅葉と濃翠の苔が秋の澄んだ空気と合わさり、訪れる私たちをなつかしい世界へ誘ってくれます。

 目に映る風景は二度と同じものはないでしょう。
 日々変わる庭と私の「一期一会」のようです。
 皆さまも訪れてみてはいかがでしょうか。

「新渡戸稲造記念庭園 2023」コナともこ
「新渡戸稲造記念庭園 2023」コナともこ

*今日の着物*Today’s Kimono

喜びを表す華やかな留袖と訪問着

 私たちは普段着として洋服を着ていますが、人生の節目に着物を選びたくなります。着物はハレの日をお祝いするのに相応しい華やかさと厳粛さを持ち、その場を演出する効果もあるからでしょうか。

 女性の正装は黒留袖(第一礼装)、色留袖(五つの紋は第一礼装)、訪問着(準礼装)があります。(*2)
 男性は黒紋付袴姿(第一礼装)、色紋付袴姿(準礼装)となります。(*3)
 色留袖は、家紋の数が増えますと、ぐっと格が上がります。
 五つの紋が入りましたら、黒留袖と同格になり親族の結婚式や披露宴、勲章授章式や表彰式にふさわしい装いとなります。

 私には可能性が低そうですが、日本人の方々が文化勲章やノーベル賞の授与式に和装姿で参加してくだされば、世界に誇れる着物の魅力をもっと伝えることができるかと思います。

「記念茶会での着物は*紋付色無地*菊錦紋袋帯 レセプションでの着物は*花車刺繍紋付色留袖*秋華袋帯」コナともこ
「記念茶会での着物は*紋付色無地*菊錦紋袋帯 レセプションでの着物は*花車刺繍紋付色留袖*秋華袋帯」コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

カナダで茶道を伝承し続け60年、茶道裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念行事と茶会

 素晴らしいお天気に恵まれた、初秋の佳日。UBC敷地内にあります新渡戸稲造記念庭園に、記念茶会へ参加する人々が集まりました。
 庭園で散歩をしていた人々は、何かあるのだろうかと思いながらも「Beautiful Kimono!!」と声をかけていました。
 訪れた日本庭園で沢山の着物姿の人を見られた観光客のみなさんは、とてもラッキーでしたね。

 この日、庭園内にあります茶室「一望庵」では、茶道裏千家淡交会バンクーバー協会の記念茶会が行われていました。
 カナダで茶道や日本文化の継承にご活躍されている先生方や協会メンバーが、茶道を通じての出会いや経験を思い出しながら、それぞれが想う一服をいただきました。

 私は協会のメンバーになり20数年になります。カナダ人の夫と生後7か月の長女との生活がバンクーバーで始まった頃「カナダに住んでいても日本の文化を愉みたい」と当時キツラノエリアにありました、裏千家バンクーバー出張所の門をたたきました。

 3人の娘の世話をし、途中からは仕事をしながら茶道のお稽古へ通うことは、なかなか至難でした。
 それでも着物に着替え、家から離れ毎週お稽古に向かうことは、一個人に戻る時間であり、自分を育てる場所だったのだと思います。

 そのようなお稽古場をご提供してくださり、片付けもせず子供の迎えの時間になると、そそくさと帰る私を受け入れてくださった先生方や先輩方に感謝しております。

 記念行事の茶席中、今は亡き協会のメンバーの皆さんの顔が浮かび「ちょっと座って飲んでいきなさいな」という声が思い出されました。
 その当時の私は慌ただしい日々を送っており、お抹茶を点てる時のスピードが早いので「せかされて、心臓がドキドキしちゃうわ~。」とよく言われたものです。
 せっかちなのは変わっていませんが、少し考えて行動できるようになっているような…気がします。

 今は娘たちから手が離れ、私の人生の第2ステージがスタートしております。
 今度は私が子育て中の皆さんを応援する番となりました。

 裏千家バンクーバー協会のこれからの発展を願い、次世代の皆さまが茶道や日本文化にもっと興味を持っていただけるよう、私も微力ながら手伝いができましたら幸いです。

「新渡戸稲造記念庭園 茶道裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会 2023年10月7日」茶道裏千家バンクーバー協会
「新渡戸稲造記念庭園 茶道裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会 2023年10月7日」茶道裏千家バンクーバー協会
「茶道裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会 一望庵 庭から 2023年10月7日」Natalie Yozhik
「茶道裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会 一望庵 庭から 2023年10月7日」Natalie Yozhik
「茶道裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会 一望庵にて 2023年10月7日」コナともこ/Natalie Yozhik
「茶道裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会 一望庵にて 2023年10月7日」コナともこ/Natalie Yozhik

 今回写真を提供してくれたナタリーさん(Ms. Natalie Yozhik)は、ウクライナ出身で今年の春にご主人とカナダへ移民してきました。カナダに来る前は、中国と日本に住んでいて、写真家の活動以外にもダンスや映像関係のお仕事をされていました。
 今回の記念行事とお茶会では、裏千家淡交会バンクーバー協会60周年のために、ボランティアで写真撮影を担当してくださいました。
 日本文化に興味があり、お寺の和の学校では七五三の写真撮影も始めました。日本語も勉強中です。
 https://www.instagram.com/cameragirl_natyo/

(*1)市中の山居<しちゅうのさんきょ>
 室町時代、侘茶の流行にともない、市中にありながら山住まいを思わせるような車室が作られるようになり、当時それらは「市中の山居」と呼ばれた。

(*2)黒留袖、色留袖、訪問着
 女性の正装であり、格の高い着物の種類である。

(*3)黒紋付袴、色紋付袴
 男性の正装である。染抜きの五つ紋が入った羽織と袴は仙台平が最上級となる。

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html
きもの大辞典:https://www.someoriren.jp/dictionary/index.html
晴れ着の丸昌:https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/irotomesode/222/
男のきもの大全:https://kimono-taizen.com/kind3/

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
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年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

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「夜長月*十五の団子転げ落ち」

カナダde着物

第51話
*自由な着方ができる9月のコーデ*

 日増しに夜が長くなる今日この頃ですが、その様子から夜長月そして長月と呼ばれるようになったそうです。
 これから11月頃まで、月と人が近くなり、物語の中に吸い込まれるような夜もあります。
 空気が澄み、収穫の野菜やくだものが美味しく、段々に並んだお団子が転げ落ちるのも嬉しい秋のワンシーンです。

「Super Moon and Airplane」 Manto Artworks
「Super Moon and Airplane」 Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「自由な着方ができる9月のコーデ」

 洋装では1年の中で2回、6月1日と10月1日に衣替えがあります。
 しかしながら暦通りにはいかないのが世の常でして、ショッピングモールで人々を眺めていましたら、袖なし姿でまだまだ夏気分の方もいますし、既にダウンジャケットを着て冬支度がばっちりの方もいます。

 和装ではどうでしょうか。この時期は温度の変化があること、体感温度の差、地域の気候の違いなどがありますので、こちらも暦のようにはいかないのは普通です。

 何を着ようかと悩むところですが、季節のグレーゾーンということで、実は自由に着物や小物を選べるという利点があります。

 上旬は夏もので、中旬は半分夏ものと秋ものでミックスコーデ、下旬は気候によっては袷を着始めてもいいですね。

 季節の先取りさんは既に上旬から、色のトーンを落とし、素材も軽いものから重めのものへ移行されているかも知れません。

 その中でも、濃い色目の夏大島(*1)がお勧めと聞きます。透け感があり涼しいけれど、泥大島と呼ばれるように渋い色で冬に向かっていく雰囲気が出ます。帯は9寸名古屋帯(*2)又は8寸名古屋帯(*3)などが合わせやすく、下旬になりましたら、そろそろ冬帯も意識するでしょうか。

 単衣の中には、居敷当て(*4)、胴単衣(*5)の着物もありますので、応用はさらに広がりそうです。

 実はこの1か月間は、毎週違うコーデでお出掛けできる「きものキャンペーン中!」です。着物愛好者にとっては、自由で多様で、楽しい秋単衣のひと時となりそうです。

「秋単衣:菱紋色無地着物 名古屋帯:花織」。写真:コナともこ
「秋単衣:菱紋色無地着物 名古屋帯:花織」。写真:コナともこ
「秋単衣*群青色無地 帯:塩瀬秋山」。写真:コナともこ
「秋単衣*群青色無地 帯:塩瀬秋山」。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「日系まつり2023*夏の終わりを感じながら賑わう人々」

 毎年、夏休み最後の週末に開かれる日系まつりは、着物初心者さんや着物を体験されたい方にぴったりなイベントかと思います。今回も浴衣姿の方々が会場に華を添えました。
 私は初日の前夜祭から、最終日のタレントリサーチまで存分に楽しませていただきました。

「日系祭り2023@Nikkei National Museum & Cultural Centre」Manto Artworks
「日系祭り2023@Nikkei National Museum & Cultural Centre」Manto Artworks

 今回は和の学校@東漸寺で稽古をしている、殺陣チームHITOTOSEがショーに参加しまして、数か月前からこの日の為に練習を重ねてきた成果をお披露目できたかと思います。
 チームメンバーは、俳優やフィルム関係者、ガーデナー、介護士、学生や留学生、様々な年齢の老若男女が、ひとつの作品に向けて力を出し切りました。
 私は衣裳の準備や舞台脇でのお手伝いをしましたが、会場の拍手と盛り上がりが何よりも嬉しい瞬間でした。侍の衣裳には、着物はつきものです。北米でもっと着物文化が広がることを願います。
 日系まつりに関わった皆さま、お疲れ様でした。来年も楽しみにしております!

「日系祭り2023浴衣@Nikkei National Museum & Cultural Centre」Manto Artworks
「日系祭り2023浴衣@Nikkei National Museum & Cultural Centre」Manto Artworks

(*1)夏大島
 盛夏用に強い撚りをかけた糸を用いて織られた大島のこと。 透け感と通気性が生まれる。 鈍い光沢とシャリ感があり、涼感のあることがいちばんの特徴である。 透けるような涼やかさ、軽くシャリ感のある風合いが魅力。
泥染(どろぞめ)
 主に、大島紬の褐色を染める方法を指す。鹿児島・沖縄地方の海浜に自生する車輪梅〈シャリンバイ〉という植物の幹被には、褐色色素とタンニンが含まれている。これを染色液に用いて、絹を染めると赤茶色に染まる。大島紬の褐黒色は、この煎汁で煮染した後、鉄分を多く含む泥(泥土液)に浸して得る。

(*2)9寸名古屋帯
 9寸名古屋帯の仕立て前の帯の幅は、35㎝前後。芯が入っていて、端に折込がある。8寸帯より格が上である。クジラ尺で約9寸である事から9寸名古屋帯と呼ばれる。

(*3)8寸名古屋帯
 8寸名古屋帯の仕立て前の帯の幅は、30㎝前後。芯がなく生地に張りがある。クジラ尺で約8寸である事から8寸名古屋帯と呼ばれる。

(*4)居敷当て<いしきあて>
 着物や長襦袢の後ろ身頃、腰辺りに付ける白い当て布のこと。居敷当ては、単衣(ひとえ)や絽、浴衣などの夏物にだけ使用する。

(*5)胴単衣<どうひとえ>
 着物の仕立て方の一つで、袷の着物の胴裏をつけないで仕立てることをいう。胴の部分だけが単衣仕立てになるので、汗をかきやすい人などにおすすめである。八掛だけをつけて、上半身には裏地をつけないので胴抜き仕立てともよぶ。

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html
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「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

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アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
13年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
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「行合の空*グラデーションに染まりて」

カナダde着物

第50話
*夏衣から初秋の着物へ*

 残暑お見舞い申し上げます。
 夏から秋に移る頃、暑気と冷気が行き交うことから、行合の空(ゆきあいのそら)と呼ばれているそうです。
 ゆく季節と訪れる季節が重なり合う時期でしょうか。
 ただ、この数年、8月になると山火事の煙がカナダの空を覆ってしまいます。
 空の表情は私達の心身にも影響があるものです。
 お体を大切にお過ごしください。そして、被害が広がりませんように。

「Sunset Today in Burnaby」by Manto Artworks
「Sunset Today in Burnaby」by Manto Artworks
「Sunrise Today in Vancouver」by Manto Artworks
「Sunrise Today in Vancouver」by Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「初秋を感じる駒絽の着物」

 夏の着物を愉しめる期間は短く、「今年も着れなかった~」「来年は手を通してあげたい」と毎年、嘆いております(笑)

 7月から8月は、暑い日もあり着物を避けたくなる時もあります。

 ただ、夏にしかお披露目できない着物や浴衣がありますから、「えいや!」っと気合を入れて、着物で出掛けるようにしております。

 以前にも書きましたが、8月の立秋やお盆を過ぎた頃から、暦の上では秋に入ります。着物や浴衣の柄に秋のモチーフが多いのもそのせいでしょうか。

立秋やお盆が過ぎたら秋を意識してコーディネート 。写真:コナともこ
立秋やお盆が過ぎたら秋を意識してコーディネート 。写真:コナともこ

 昨年の8月末に、シアトルで記念茶会がありまして、初秋の着物(*1)で蘇州刺繍が施された駒絽着物(*2)を選んでみました。

(その時の様子は、私のインスタグラムとFACEBOOKでご覧ください)

 お茶会の会場は、湖が美しいKirklandにあるWoodmark Hotel & Still Spaやアジアの美術が展示されているSeattle Asian Art Museumでした。

 お隣の国ですが、バンクーバーと気候が似ていて、訪れるたびに親近感が湧きます。

 茶道裏千家淡交会シアトル協会(*3)の皆さまの温かいおもてなしと、素晴らしいアメリカの自然を満喫して家路につきました。

湖が美しいKirkland, Washington, USA. 初秋の着物:蘇州刺繍が施された駒絽。写真:コナともこ
湖が美しいKirkland, Washington, USA. 初秋の着物:蘇州刺繍が施された駒絽。写真:コナともこ             

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「お寺でお盆参り2023夏」

 今年もコキットラム市にあります、東漸寺にて、お盆参りが行われました。

 過去最高の60名以上の方々がお参りにいらして、法要の後、殺陣教室講師によるパフォーマンスや日本舞踊の皆さまによる盆踊りがあり、浴衣姿の人々で会場はとても賑やかでした。

 この3年ほど、コロナ禍中にお亡くなりになられた方々のお別れでは、人数制限などがあり、大勢の人々がお葬式に参列することが難しいこともありました。

 そのような場合は、1周忌や3周忌などで、あらためて、故人を偲ぶこともできるのではないでしょうか。

 子供たちの声が響く境内、浴衣姿の人々が踊る姿。

 平安と希望を感じる暮夜でした。

お盆参り2023@東漸寺 盆踊り。写真:コナともこ
お盆参り2023@東漸寺 盆踊り。写真:コナともこ

(*1)初秋の着物
 日本より秋の始まりが早いカナダでは、8月から秋の装いが始まっても自然な感じがする。素材、柄、色合いがコーディネートのポイントになる。落ち着いた色やシンプルなデザイン、流行のくすみ色は若者からシニアまで、年齢を問わず愉しめるため、親子で着物をシェアできたりもする。

(*2)蘇州刺繍と駒絽
 大変細かい作業で制作される蘇州刺繍(そしゅうししゅう):蘇州刺繍の精巧な技術は、今でも世界最高峰として評価されている。きもの一反に50以上の色糸を使い、糸の細さは髪の毛の3分の1程度で、一本一本を手で刺繍している。 
 格式が高い駒絽(こまろ):強い撚りのかかった駒糸をつかった絽で、平絽などと比べてシャキッとしていてさらりと涼しいのが大きな魅力である。駒絽の着物は、夏の着物の代表格といってよい。

(*3)茶道裏千家淡交会シアトル協会
 淡交会シアトル協会は、茶道裏千家の会員組織である淡交会のシアトル支部である。非営利組織(NPO)として登録されている本協会では 、シアトルエリアの裏千家茶道に従事、もしくは興味を持たれている方に対するサービスを提供している。

参照
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「盛夏*眩しい光の下に集う民」

カナダde着物

第49話
*透け感が心地よい夏の着物*

 皆さま、暑中お見舞い申し上げます。
 暦の上で大暑の頃になりますと、各地で祭りや花火大会が行われ、夏の風物詩が目白押しです。
 カナダでは建国記念日を皮切りに、毎週末、さまざまなイベントが開かれています。偶然にも私の誕生日は7月1日で、この日は式典やパレードが行われ華やかな1日となります。もちろん、私のためのものではないのですが、大変うれしく思います。(笑)

 今年は、ウエストバンクーバーで行われたcitizenship ceremony市民権授与式を見に行きました。世界各国から移民してきた人々が、海沿いでピクニックをしているカナダ人に囲まれながら、歓迎を受けているように見えました。

 爽やかな風、眩しい光、美しい空の下で、新たな人生をカナダで進める人々を眺めていましたら、「この日に市民権を授与した人々と同じように、7月1日の誕生日はいつまでも私のスタートラインなのだな…。」と清々しい気持ちになりました。

7月1日カナダデイ 市民権授与式にて。写真:コナともこ
7月1日カナダデイ 市民権授与式にて。写真:コナともこ

*今日の着物*Today’s Kimono

「透け感が心地よい夏の着物」

 カナダデイのこの日、カナダ国旗へ敬意を表して、白の着物と赤の帯を選んでみました。日本の国旗の色と同じで、皆さんも親しみを持たれているのではないでしょうか。

 夏は、薄物とも言われる単衣に仕立てられた涼しい素材の着物を着ます。特に盛夏の7月と8月は、織り方の種類として、絽、紗、羅や紅梅が多く、素材は、絹、綿、麻などがあります。生地は透けていたり、小さい穴が開いているもの、虫かごのように見える織りの目が粗いものもあります。

 そのような着物は、実は着ている本人より、見ている人の方が涼しく感じているのでは?と思うことがあります。(笑)

 暑さ対策として、なるべく補正や紐などは少なくし、うちわや扇子はいつも持参するようにしています。

 浴衣は、湯上がりのくつろぎ着から、立派なおしゃれ着として進化して、毎年、新作の浴衣を見て驚いております。

 着物初心者さんにとっては、気軽で楽に着付けができ、着物生活をスタートするとてもいいチャンスですね。

 カナダの夏は、湿度が低く過ごしやすいので、是非、夏の着物を愉しんでみませんか。(*1)

透け感が心地よい夏の着物。写真:コナともこ 
透け感が心地よい夏の着物。写真:コナともこ 
着物と浴衣が兼用できるものがお勧めです、綿紅梅や上布など。写真:コナともこ
着物と浴衣が兼用できるものがお勧めです、綿紅梅や上布など。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「夏の茶道教室 日系センターにて」

 4年ぶりに日系センターで、裏千家淡交会バンクーバー協会による茶道教室を開きました。
 夏の設えの和室で茶の湯を体験し、日本文化を堪能していただけたかと思います。
 毎回、ご希望の方には着物レンタルと着付けもして差し上げていますが、こちらはとても好評です。
 8月からはティーンの茶道教室も始まります。奥深い茶道の世界ですが、お茶とお菓子で一期一会を感じていただけましたら幸いです。

夏の茶道教室  日系センターにて 着物体験もできます。写真:コナともこ
夏の茶道教室  日系センターにて 着物体験もできます。写真:コナともこ
夏の茶道教室  日系センターにて 2023。写真:コナともこ
夏の茶道教室  日系センターにて 2023。写真:コナともこ

「バンクーバーの夏の風物詩、大輪の花火」

 写真家マントさんから届いた花火の写真が美しく、夜空を彩る花火柄の着物が欲しくなりました。

2023 Celebration of Light, Australia. Photo by Manto Artworks
2023 Celebration of Light, Australia. Photo by Manto Artworks

夏の着物(*1)
婦人画報 夏の装い
https://www.fujingaho.jp/uts-kimono/coordinate/a64151/natsukimono2019-4/

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html

「着物語り」
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2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

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年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向こうへ)がおり、バンクーバー近郊在住。

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「向夏*きらきらと木漏れ日」

カナダde着物

第48話*糸が織りなす模様と物語*

 日本では梅雨の月に入りましたが、カナダではこれから日照時間が増え、降水量が減ります。

 毎年山火事のニュースが流れ、街に漂う、うっすらとした煙は健康への影響も怪訝されるでしょう。

 私は花粉や煙などで咳が出るので、今でもマスクを常備して必要な時だけしています。

 コロナ禍のお陰で、マスクをしていても以前より変な人に見られないので、有難いです(笑)

 それでも晴れ間の木漏れ日は、乾いた風と合わさり、大変に美しい北米の夏の風景です。

 さて、そろそろ卒業シーズンも終わり、楽しい夏休みに入りますね。

 皆さま、カナダの短い夏を、どうぞ満喫されてください!

Buttercup Yellow Flowers, Photo by Manto Artworks
Buttercup Yellow Flowers, Photo by Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「糸が織りなす模様と物語」

 糸を織り上げて、美しく織物を織る。

 縦糸と横糸の組み合わせで作られる布地は、単純な作業の繰り返しのようですが、多分で複雑な模様を作ることが可能です。

 歴史を遡れば、紀元前5000年前から作られていたとのことで、織物は衣服や寝具、敷物、家具、さまざまな道具、日用品等に幅広く使われるほか、タペストリー等の芸術品としても製作されてきました。

 その意味では、織りは人類の文化発展の象徴だと言えますね。

「高級絹織物で有名な西陣織」

京都西陣織 手織ミュージアム織成館にて、豪華な能装束や袋帯。写真:コナともこ
京都西陣織 手織ミュージアム織成館にて、豪華な能装束や袋帯。写真:コナともこ

 着物の世界で代表される織物は、やはり帯でしょう。

 その中でもヨーロッパから技法を取り入れ、京都・西陣の地で発展した「西陣織」は、日本を代表する絹織物として世界に名を馳せています。

 西陣織は「多品種少量」生産方式がとられているのも特徴です。
 明治期にジャガード機が導入されると進んで新しい技法を開発するなど、伝統を守りながら今でも手作業で帯を作り続けています。

 昨年、私は京都上京区にあります、手織りミュージアム織成館を訪れました。

 素晴らしい着物や帯に触れまして、改めて日本職人の高度な技と美意識を学ぶことが出来ました。

 皆さまも是非一度足を運んでみてください。

「織りに願いを。」

 織りの文様や柄は、五穀豊穣、開運福徳、子供の成長、家族の健康や長寿、学業成就、家内安全、子孫繁栄、芸能の上達など、人々の想いを今に伝えています。

 もうすぐ「七夕まつり」がありますが、星に願いを…のように、織りに願いを込めて、織姫気分で美しい帯をうっとり眺めましょうか。

京都西陣織 手織ミュージアム織成館にて。写真:コナともこ
京都西陣織 手織ミュージアム織成館にて。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「お寺で施餓鬼大法要」 

 境内の桜が散り、葉桜になったころ、お寺では毎年、施餓鬼大法要が行われます。施餓鬼の由来は、『救抜焔口餓鬼陀羅尼経(くばつえんくがきだらにきょう)』というお経にあると言われています。お釈迦様の弟子の一人である阿難(あなん)が、餓鬼に死を予告された際に、お釈迦様の教えに従って、陀羅尼(だらに)を唱えながら餓鬼に食事を施したところ、その功徳によって餓鬼が救われ、阿難も寿命を延ばすことができました。

 こうした説話に基づいて、施餓鬼が行われるようになったようです。

 現代に置き換えますと、侵略戦争や世界で起きている紛争や自然災害などで、食べるものが無く困っている人々に、敵や味方とは関係なく、食べ物を施すことが大事だと説いているように解釈できるでしょうか。

 お供えされた果物や野菜は、カナダに住む私たちには普通に手に入るものですが、地球上には、まだまだ飢餓で苦しむ人々がいることを知り、原因を探り、私たちにできることを考えていきたいですね。

施餓鬼大法要 東漸寺にて、お茶室に飾られていたお軸と花。写真:コナともこ
施餓鬼大法要 東漸寺にて、お茶室に飾られていたお軸と花。写真:コナともこ
施餓鬼大法要 東漸寺にて、単衣:色無地菱地紋 袋帯:唐草蓮花文様。写真:コナともこ
施餓鬼大法要 東漸寺にて、単衣:色無地菱地紋 袋帯:唐草蓮花文様。写真:コナともこ

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html

織物(おりもの)とは、糸を縦横に組み合わせて作った布地である。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

きものと手織ミュージアム織成館 https://orinasukan.com/

施餓鬼(せがき)とは、仏教における法会の名称である。または、施餓鬼会(せがきえ)の略称。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
13年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向こうへ)がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/wa_no_gakkou_tozenji/
フェイスブック https://www.facebook.com/profile.php?id=100069272582016

東漸寺Tozenji Temple https://tozenjibc.ca/

コナともこ
Facebook https://www.facebook.com/tomoko.kona.98
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「小満*夏めきまぶしき」

カナダde着物

第47話 *芸妓と着物*

 陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから小満といわれるそうです。

 最近、夏めく気候に体がついていけず、体調を崩される方が多いようです。

 私も春以降、茶道と着物関係のデモンストレーションや友人との会食などで出掛けることが多く、人と会う機会が増えたせいか、どこからか風邪をもらってきてしまいました。

 それでも気持ちを明るくしていられるのは、5月の爽やかな風と庭に咲き誇る草花が癒してくれるからでしょうか。

 季節の折、皆さまお健やかにお過ごしくださいますように。

Golden Chain Tree & Allium Ornamental Onion; Photo by Manto Artworks
Golden Chain Tree & Allium Ornamental Onion; Photo by Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「伝統の着物」

 着物が長い間継承されてきた理由の一つに、伝統芸能(*1)や芸事が大きく関っていることがあるでしょう。
 歌舞伎役者や芸妓は、今で言うファッションリーダーのような役目があり、七五三や結婚式の衣装は、昔の侍や武家の奥様方の装いの影響が今でも続いています。

 お寺で着物のレンタルと着付けをする際に、着物の由来や付属する多くの小物についての説明をします。
 それぞれには意味があり、厄除開運や人生儀礼の役割も多いので、深い話になりますと、着付けをする時間より長くなることがよくあります。

 例えば、懐剣〈かいけん〉、筥迫〈はこせこ〉、末広〈すえひろ〉、抱え帯〈かかえおび〉、丸くげ帯締め〈まるくげおびじめ〉、(*2)は、花嫁の婚礼和装の代表的な小物です。
 「自分の身は自分で守る」「身なりに気を付けて」などのメッセージが含まれます。中には現代の女性の在り方にそぐわない解釈もありますが、昔の女性たちの生き方を知り、共感できるところは、今に生きる私たちの生活に落とし込んでも良いかと思います。

 仏教の経典や禅語の中には、時代を超えた人間としての普遍的な教えがあります。伝統衣装も同じように、文様、自然の美しさや親から子への想いなどを若い世代や子供たちに伝承していけるでしょう。

 あと、カナダ人の方から「着物は、どうしてこんなに複雑な民族衣装なのか」と聞かれることがあります。はい、それは私も時々思います。(笑)

 そうは思いながらも、着物は長い歴史と多彩な文化を持つまれな民族衣装であることは確かですし、ハレの日のみならず、日常の中でも愉しめます。

 前出の質問には、「着物は洋服のようにはなれないかもしれないけれど、500年前の人と同じ文様を身に付け、季節感や縁起を担いだり、そこには物語がありますね。私は着物を通して、非日常を愉しんでいます。
 そして、仕立てられた着物はまた反物にもどすことができる、本来はとてもサスティナブルな衣裳なのですよ」と答えております。

 さて、体調が戻りましたら、もっと着付けの練習や着物への研究に精を出していきたいです。そして、今年も行けたらいいのですが、日本での里帰り中に訪れたい染元や織元(*3)についても、少しずつですが、こちらで紹介できたらと思います。

婚礼衣装-花嫁白無垢。写真:コナともこ
婚礼衣装-花嫁白無垢。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「芸妓と着物」

 今、海外からの日本旅行者だけでなく、日本人の旅行者にも人気の観光地での着物レンタルですが、低料金で気軽に着物姿を体験でき、普段着用から芸妓まで様々なものを借りられるようです。

 私もチャンスがあれば、一度体験してみたいです。
 旅先では荷物を最小限にしたいので、着物が借りられるのは助かります。もちろん、季節に合った着物や帯がふさわしいと思います。

 その中でも人気がある芸妓や舞妓ですが、着物はどのようなものでしょうか。華やかな文様や帯が多いでしょうね。

「お寺での着物ワークショップ」

 お寺で行っております着付教室ですが、着物はやはり着てなんぼ?と申しましょうか、是非ご参加していただきたいのは着物ワークショップです。

 今まで企画しました、”着物de茶道” ”着物deお能体験” ”着物de季節の行事へ参加”などなど、「お好きな着物でお出掛けしませんか?」と呼びかけ、皆さまに参加していただきました。

着物ワークショップ「芸妓と着物」。写真:コナともこ
着物ワークショップ「芸妓と着物」。写真:コナともこ

*名称について*

 芸妓は、「芸者(女芸者)」「芸子(げいこ)」と呼ぶのが古い言いかたであるが、明治以降、「芸妓(げいぎ)」という呼名も行われるようになった。
 芸妓は多くの場合、一人前の芸妓と見習とに区別されており、それぞれの名称が地域によって異なる。

京都
 お茶や団子を提供する水茶屋で働く茶立女(ちゃたておんな)が歌舞伎芝居を真似て三味線や踊りを披露するようになったもの。芸妓を「芸妓(げいこ)」(「芸姑」という表記もあり)、見習を「舞妓(まいこ)」と呼ぶ。

東京を中心とする関東地方
 芸妓を「芸者」、見習を「半玉(はんぎょく)」「雛妓(おしゃく)」などと呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html

伝統芸能(*1)
日本に古くからあった芸術と技能の汎称。特定階級または大衆の教養や娯楽、儀式や祭事などを催す際に付随して行動化されたもの、または行事化したものを特定の形式に系統化して伝承または廃絶された、有形無形のものを言う。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

婚礼小物(*2)
和装で必需品とされるほとんどの小物は、江戸時代に実用品として女性が使っていたもの。それを簡略化したものが、和装の花嫁の小物として使われている。結婚スタイルマガジン

染元や織元(*3)
染織(せんしょく)とは、布等の繊維製品を生産する技術および工芸である。同種の織り方でも産地によって染めの手順は異なることがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから。

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
12年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向こうへ)がおり、バンクーバー近郊在住。

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「穀雨*しな垂れる桜も美しく」

カナダde着物

第46話 *桜の文様*

 「穀雨(こくう)」は二十四節気の六番目で「暖かい春の雨が穀物を潤す」という意味があり、春の雨や恵の雨を表わしているそうです。

 バンクーバー周辺では、今年も暖かい日の桜もあれば、雨日のしっとりとした桜もありました。

 皆さまはどのような表情の桜がお好きですか。

Cloudy in Vancouver at Night ...By Manto Artworks
Cloudy in Vancouver at Night …Photo By Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「桜の文様」

 桜は、昨今では振袖や訪問着の中でも人気のある柄となりました。
 凛とした一重桜、可愛らしい八重桜、存在感のある枝垂れ桜、などなど桜の品種と同じように桜の文様も数多くつくられています。
 桜の家紋で有名なのは、細川家の細川桜でしょう。(*1)

 桜柄の着物や帯ですが、季節を重んじる着物の世界では、選ぶ時に気を付けます。基本的に在住している桜の開花状況に合わすといいのではないでしょうか。
 小紋に多い、枝のない図柄の桜柄は、1年中愉しめるようです。(*2)

桜柄の着物と帯。写真:コナともこ
桜柄の着物と帯。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「桜を愛でるお祭りやイベント」

 4月に入ってもまだ寒い日はありますが、桜が私たちの心を明るくしてくれます。

 グレーターバンクーバーでは毎年恒例となっております、日系センターでの“O-HANAMIお花見まつり”や、バンデューセン植物園での“Sakura Days Japan Fair 桜まつり”が行われ、私も着物で茶道デモンストレーションや殺陣ショーのお手伝いをして来ました!

 会場では、着物姿で訪れる方が年々増えているように感じます。

 着て愉しみ、見て愉しめる着物で、いっぱいお出掛けしたいですね。

Sakura Days Japan Fair 2023 茶道裏千家バンクーバー協会による茶席。写真:コナともこ
Sakura Days Japan Fair 2023 茶道裏千家バンクーバー協会による茶席。写真:コナともこ

お花見イベントの記事はこちらから。https://www.japancanadatoday.ca/2023/04/05/vancouver-big-picnic-2023/

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html

家紋のいろは(*1)
https://irohakamon.com/kamon/sakura/hosokawazakura.html

桜柄を着る時期とマナーやルール(*2)
https://kimonodo.jp/kimono/sakura-pattern-kimono/

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから。

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
12年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向こうへ)がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
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