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コナともこ

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「向夏*きらきらと木漏れ日」

カナダde着物

第48話*糸が織りなす模様と物語*

 日本では梅雨の月に入りましたが、カナダではこれから日照時間が増え、降水量が減ります。

 毎年山火事のニュースが流れ、街に漂う、うっすらとした煙は健康への影響も怪訝されるでしょう。

 私は花粉や煙などで咳が出るので、今でもマスクを常備して必要な時だけしています。

 コロナ禍のお陰で、マスクをしていても以前より変な人に見られないので、有難いです(笑)

 それでも晴れ間の木漏れ日は、乾いた風と合わさり、大変に美しい北米の夏の風景です。

 さて、そろそろ卒業シーズンも終わり、楽しい夏休みに入りますね。

 皆さま、カナダの短い夏を、どうぞ満喫されてください!

Buttercup Yellow Flowers, Photo by Manto Artworks
Buttercup Yellow Flowers, Photo by Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「糸が織りなす模様と物語」

 糸を織り上げて、美しく織物を織る。

 縦糸と横糸の組み合わせで作られる布地は、単純な作業の繰り返しのようですが、多分で複雑な模様を作ることが可能です。

 歴史を遡れば、紀元前5000年前から作られていたとのことで、織物は衣服や寝具、敷物、家具、さまざまな道具、日用品等に幅広く使われるほか、タペストリー等の芸術品としても製作されてきました。

 その意味では、織りは人類の文化発展の象徴だと言えますね。

「高級絹織物で有名な西陣織」

京都西陣織 手織ミュージアム織成館にて、豪華な能装束や袋帯。写真:コナともこ
京都西陣織 手織ミュージアム織成館にて、豪華な能装束や袋帯。写真:コナともこ

 着物の世界で代表される織物は、やはり帯でしょう。

 その中でもヨーロッパから技法を取り入れ、京都・西陣の地で発展した「西陣織」は、日本を代表する絹織物として世界に名を馳せています。

 西陣織は「多品種少量」生産方式がとられているのも特徴です。
 明治期にジャガード機が導入されると進んで新しい技法を開発するなど、伝統を守りながら今でも手作業で帯を作り続けています。

 昨年、私は京都上京区にあります、手織りミュージアム織成館を訪れました。

 素晴らしい着物や帯に触れまして、改めて日本職人の高度な技と美意識を学ぶことが出来ました。

 皆さまも是非一度足を運んでみてください。

「織りに願いを。」

 織りの文様や柄は、五穀豊穣、開運福徳、子供の成長、家族の健康や長寿、学業成就、家内安全、子孫繁栄、芸能の上達など、人々の想いを今に伝えています。

 もうすぐ「七夕まつり」がありますが、星に願いを…のように、織りに願いを込めて、織姫気分で美しい帯をうっとり眺めましょうか。

京都西陣織 手織ミュージアム織成館にて。写真:コナともこ
京都西陣織 手織ミュージアム織成館にて。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「お寺で施餓鬼大法要」 

 境内の桜が散り、葉桜になったころ、お寺では毎年、施餓鬼大法要が行われます。施餓鬼の由来は、『救抜焔口餓鬼陀羅尼経(くばつえんくがきだらにきょう)』というお経にあると言われています。お釈迦様の弟子の一人である阿難(あなん)が、餓鬼に死を予告された際に、お釈迦様の教えに従って、陀羅尼(だらに)を唱えながら餓鬼に食事を施したところ、その功徳によって餓鬼が救われ、阿難も寿命を延ばすことができました。

 こうした説話に基づいて、施餓鬼が行われるようになったようです。

 現代に置き換えますと、侵略戦争や世界で起きている紛争や自然災害などで、食べるものが無く困っている人々に、敵や味方とは関係なく、食べ物を施すことが大事だと説いているように解釈できるでしょうか。

 お供えされた果物や野菜は、カナダに住む私たちには普通に手に入るものですが、地球上には、まだまだ飢餓で苦しむ人々がいることを知り、原因を探り、私たちにできることを考えていきたいですね。

施餓鬼大法要 東漸寺にて、お茶室に飾られていたお軸と花。写真:コナともこ
施餓鬼大法要 東漸寺にて、お茶室に飾られていたお軸と花。写真:コナともこ
施餓鬼大法要 東漸寺にて、単衣:色無地菱地紋 袋帯:唐草蓮花文様。写真:コナともこ
施餓鬼大法要 東漸寺にて、単衣:色無地菱地紋 袋帯:唐草蓮花文様。写真:コナともこ

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html

織物(おりもの)とは、糸を縦横に組み合わせて作った布地である。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

きものと手織ミュージアム織成館 https://orinasukan.com/

施餓鬼(せがき)とは、仏教における法会の名称である。または、施餓鬼会(せがきえ)の略称。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
13年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向こうへ)がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
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東漸寺Tozenji Temple https://tozenjibc.ca/

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「小満*夏めきまぶしき」

カナダde着物

第47話 *芸妓と着物*

 陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから小満といわれるそうです。

 最近、夏めく気候に体がついていけず、体調を崩される方が多いようです。

 私も春以降、茶道と着物関係のデモンストレーションや友人との会食などで出掛けることが多く、人と会う機会が増えたせいか、どこからか風邪をもらってきてしまいました。

 それでも気持ちを明るくしていられるのは、5月の爽やかな風と庭に咲き誇る草花が癒してくれるからでしょうか。

 季節の折、皆さまお健やかにお過ごしくださいますように。

Golden Chain Tree & Allium Ornamental Onion; Photo by Manto Artworks
Golden Chain Tree & Allium Ornamental Onion; Photo by Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「伝統の着物」

 着物が長い間継承されてきた理由の一つに、伝統芸能(*1)や芸事が大きく関っていることがあるでしょう。
 歌舞伎役者や芸妓は、今で言うファッションリーダーのような役目があり、七五三や結婚式の衣装は、昔の侍や武家の奥様方の装いの影響が今でも続いています。

 お寺で着物のレンタルと着付けをする際に、着物の由来や付属する多くの小物についての説明をします。
 それぞれには意味があり、厄除開運や人生儀礼の役割も多いので、深い話になりますと、着付けをする時間より長くなることがよくあります。

 例えば、懐剣〈かいけん〉、筥迫〈はこせこ〉、末広〈すえひろ〉、抱え帯〈かかえおび〉、丸くげ帯締め〈まるくげおびじめ〉、(*2)は、花嫁の婚礼和装の代表的な小物です。
 「自分の身は自分で守る」「身なりに気を付けて」などのメッセージが含まれます。中には現代の女性の在り方にそぐわない解釈もありますが、昔の女性たちの生き方を知り、共感できるところは、今に生きる私たちの生活に落とし込んでも良いかと思います。

 仏教の経典や禅語の中には、時代を超えた人間としての普遍的な教えがあります。伝統衣装も同じように、文様、自然の美しさや親から子への想いなどを若い世代や子供たちに伝承していけるでしょう。

 あと、カナダ人の方から「着物は、どうしてこんなに複雑な民族衣装なのか」と聞かれることがあります。はい、それは私も時々思います。(笑)

 そうは思いながらも、着物は長い歴史と多彩な文化を持つまれな民族衣装であることは確かですし、ハレの日のみならず、日常の中でも愉しめます。

 前出の質問には、「着物は洋服のようにはなれないかもしれないけれど、500年前の人と同じ文様を身に付け、季節感や縁起を担いだり、そこには物語がありますね。私は着物を通して、非日常を愉しんでいます。
 そして、仕立てられた着物はまた反物にもどすことができる、本来はとてもサスティナブルな衣裳なのですよ」と答えております。

 さて、体調が戻りましたら、もっと着付けの練習や着物への研究に精を出していきたいです。そして、今年も行けたらいいのですが、日本での里帰り中に訪れたい染元や織元(*3)についても、少しずつですが、こちらで紹介できたらと思います。

婚礼衣装-花嫁白無垢。写真:コナともこ
婚礼衣装-花嫁白無垢。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「芸妓と着物」

 今、海外からの日本旅行者だけでなく、日本人の旅行者にも人気の観光地での着物レンタルですが、低料金で気軽に着物姿を体験でき、普段着用から芸妓まで様々なものを借りられるようです。

 私もチャンスがあれば、一度体験してみたいです。
 旅先では荷物を最小限にしたいので、着物が借りられるのは助かります。もちろん、季節に合った着物や帯がふさわしいと思います。

 その中でも人気がある芸妓や舞妓ですが、着物はどのようなものでしょうか。華やかな文様や帯が多いでしょうね。

「お寺での着物ワークショップ」

 お寺で行っております着付教室ですが、着物はやはり着てなんぼ?と申しましょうか、是非ご参加していただきたいのは着物ワークショップです。

 今まで企画しました、”着物de茶道” ”着物deお能体験” ”着物de季節の行事へ参加”などなど、「お好きな着物でお出掛けしませんか?」と呼びかけ、皆さまに参加していただきました。

着物ワークショップ「芸妓と着物」。写真:コナともこ
着物ワークショップ「芸妓と着物」。写真:コナともこ

*名称について*

 芸妓は、「芸者(女芸者)」「芸子(げいこ)」と呼ぶのが古い言いかたであるが、明治以降、「芸妓(げいぎ)」という呼名も行われるようになった。
 芸妓は多くの場合、一人前の芸妓と見習とに区別されており、それぞれの名称が地域によって異なる。

京都
 お茶や団子を提供する水茶屋で働く茶立女(ちゃたておんな)が歌舞伎芝居を真似て三味線や踊りを披露するようになったもの。芸妓を「芸妓(げいこ)」(「芸姑」という表記もあり)、見習を「舞妓(まいこ)」と呼ぶ。

東京を中心とする関東地方
 芸妓を「芸者」、見習を「半玉(はんぎょく)」「雛妓(おしゃく)」などと呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html

伝統芸能(*1)
日本に古くからあった芸術と技能の汎称。特定階級または大衆の教養や娯楽、儀式や祭事などを催す際に付随して行動化されたもの、または行事化したものを特定の形式に系統化して伝承または廃絶された、有形無形のものを言う。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

婚礼小物(*2)
和装で必需品とされるほとんどの小物は、江戸時代に実用品として女性が使っていたもの。それを簡略化したものが、和装の花嫁の小物として使われている。結婚スタイルマガジン

染元や織元(*3)
染織(せんしょく)とは、布等の繊維製品を生産する技術および工芸である。同種の織り方でも産地によって染めの手順は異なることがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

「着物語り」
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「穀雨*しな垂れる桜も美しく」

カナダde着物

第46話 *桜の文様*

 「穀雨(こくう)」は二十四節気の六番目で「暖かい春の雨が穀物を潤す」という意味があり、春の雨や恵の雨を表わしているそうです。

 バンクーバー周辺では、今年も暖かい日の桜もあれば、雨日のしっとりとした桜もありました。

 皆さまはどのような表情の桜がお好きですか。

Cloudy in Vancouver at Night ...By Manto Artworks
Cloudy in Vancouver at Night …Photo By Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「桜の文様」

 桜は、昨今では振袖や訪問着の中でも人気のある柄となりました。
 凛とした一重桜、可愛らしい八重桜、存在感のある枝垂れ桜、などなど桜の品種と同じように桜の文様も数多くつくられています。
 桜の家紋で有名なのは、細川家の細川桜でしょう。(*1)

 桜柄の着物や帯ですが、季節を重んじる着物の世界では、選ぶ時に気を付けます。基本的に在住している桜の開花状況に合わすといいのではないでしょうか。
 小紋に多い、枝のない図柄の桜柄は、1年中愉しめるようです。(*2)

桜柄の着物と帯。写真:コナともこ
桜柄の着物と帯。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「桜を愛でるお祭りやイベント」

 4月に入ってもまだ寒い日はありますが、桜が私たちの心を明るくしてくれます。

 グレーターバンクーバーでは毎年恒例となっております、日系センターでの“O-HANAMIお花見まつり”や、バンデューセン植物園での“Sakura Days Japan Fair 桜まつり”が行われ、私も着物で茶道デモンストレーションや殺陣ショーのお手伝いをして来ました!

 会場では、着物姿で訪れる方が年々増えているように感じます。

 着て愉しみ、見て愉しめる着物で、いっぱいお出掛けしたいですね。

Sakura Days Japan Fair 2023 茶道裏千家バンクーバー協会による茶席。写真:コナともこ
Sakura Days Japan Fair 2023 茶道裏千家バンクーバー協会による茶席。写真:コナともこ

お花見イベントの記事はこちらから。https://www.japancanadatoday.ca/2023/04/05/vancouver-big-picnic-2023/

参照
日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html

家紋のいろは(*1)
https://irohakamon.com/kamon/sakura/hosokawazakura.html

桜柄を着る時期とマナーやルール(*2)
https://kimonodo.jp/kimono/sakura-pattern-kimono/

「着物語り」
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「永日*花と香を手向ける」

カナダde着物

第45話 *利休忌*

 サマータイム、北米ではDaylight Saving Timeと呼ばれていますが、太陽の光を少しでも長く浴びたい私たちの「春、最初の一歩」ですね。

 その頃になりますと雛人形を飾る家ではカラフルな色が増え、ようやく冬から春へと季節が移り変わることを実感できます。

 お寺でお供えするお花とお香は、穏やかな雰囲気で私たちを包みます。

 まだ続いている、戦乱の中で暮らす人々にも心落ち着く場所がありますように。

Seagull in English bay, Photo by ©Manto Artworks
Seagull in English bay, Photo by ©Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「着物で法要や式に参加する」

 着物は品と格式を持ち、どのような場面でも対応できるマルチな民族衣装です。

 是非、お祝いだけでなく、故人を偲ぶ会や法要などに着物で参加されることをお勧めいたします。

 着物や帯を選ぶ際には、亡くなった方にご縁のあるものや、生前にいただいたものなどを召されますと、残されたご家族と深く温かい会話ができるでしょう。

「利休忌での着物」

 毎年、お寺の桜が咲くころに千利休を偲ぶ利休忌が行われます。茶道のお稽古をされている方、お寺にゆかりのある方などが参加され、千利休が大成させた「わび茶」の本来の意味を改めて想い、手を合わせます。

 わび茶とは、豪華絢爛な品評会の茶の湯ではなく、人と人との精神的な交流とおもてなしに重点を置いたもので、人の内面に目を向け、精神を磨くことを目的とします。

 そのような場面での着物はどのようなものがいいでしょうか。(*1)

 千利休は最近に亡くなった方ではないので、黒だけにこだわる必要はないそうです。

 旧暦の雛祭りも近く、芽吹きの時期と重なりますので、生命力を表した草花の文様や柄などでもいいのではないでしょうか。

 ひと文字が施された帯もあります。「夢」などが代表的です。

 今回は、カナダ人の皆さんも大好きな桜柄の帯を選んでみました。

 咲き誇る花、散りゆく花の様は、どこか千利休の人生を思い起こさせますが、茶道で桜を床の間に飾ることはありません。

利休忌の着物。写真:コナともこ
利休忌の着物。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「お寺で利休忌と茶筅供養」

 忌とは、命日の意味ですが、居士の畏敬の念を込めて敬う気持ちを表す日でもあるそうです。

 今年は3月26日、日曜日に東漸寺本堂にて利休忌と茶筅供養が行われました。

 花曇りの中、大勢の方がお参りに来られまして、お稽古や自宅用で古くなった茶筅を持参され、感謝の気持ちを込めて供養が行われました。

 古きをもって新しきを知る、春はそのような気持ちになります。

 お寺の桜は、薄いピンクの蕾は膨らみを帯び、もう少し気温が上がれば開花となりそうです。

 これからの時期、イベントや行事のお出掛けが楽しみですね!(*2)

利休忌2023東漸寺。写真:コナともこ
利休忌2023東漸寺。写真:コナともこ

利休忌の着物(*1)
https://ichiru.net/column/rikyuki/

春の日系イベント(*2)
4月1日 日系文化センター・博物館「お花見まつり」https://centre.nikkeiplace.org/events/ohanami2023j/
4月15日、16日 The Vancouver Cherry Blossom Festival「Sakura Days Japan Fair 」https://vcbf.ca/

参照

日本の行事・暦:http://koyomigyouji.com/index.html

日本の伝統衣装「和服」とは?https://japanese-bank.com/nihongo-how-to-teach/japanese-wafuku/

「着物語り」
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「薄氷*流れて水の匂いして」

カナダde着物

第44話
*着物で稽古始め*

 薄氷(うすらい)は、春が近づき始めたころに張る薄い氷です。

 メトロバンクーバーの2月は、毎朝の気温が気になります。

 「もう春がくるかしら?いやいや、まだ油断はできないわね~。」と、お寺の仲間たちは鼠空を見あげながら館内に入って来られます。

 それでも、時に顔を出す明るい光と、芽吹き始めた草花は、春が近いことを告げているようです。

 2月19日の雨水の頃に雛人形を飾ると縁起がいいそうで、お雛様のお顔を見ていたら、ほっこりできそうですね。

Sunrise Today @ 7:12 am in Vancouver ... Green-winged Teal; Photo by ©2023 Manto Artworks
Sunrise Today @ 7:12 am in Vancouver … Green-winged Teal; Photo by ©2023 Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

「稽古始めに手を通したい着物」

 1月は何かと予定が入る日々ですが、2月に入りますとようやく落ち着いてきます。その頃に稽古事が始まりますと、気持ち新たに着物と向き合える気がします。

 今年初の茶道の稽古1日目は、母から譲り受けた、ちりめん生地の訪問着と百人一首の袋帯を選びました。紫黒(しこく)色の着物は、冠婚葬祭のイメージがありますが、最近の流行もあり、かなり普通に着ていくことができるようになりました。白い着物も同じです。

 百人一首をあしらった西陣織の袋帯は、全通柄(*1)という帯全体に柄が施してあり、贅沢な品です。帯を締める時に柄が外から見えなくなる箇所がありますが、そこにも柄があります。サイズを問わず巻くことができ、お太鼓以外の結び方も可能です。

 代々、受け継がれることを考えますと、大変、利用価値のある帯だと思います。

ちりめん生地紫黒(しこく)訪問着&百人一首袋帯。写真:コナともこ
ちりめん生地紫黒(しこく)訪問着&百人一首袋帯。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

「地下道場に響く声*フィルム向け/殺陣教室」

 和の学校@東漸寺で、昨年の9月から始まりました、フィルム撮影向けの殺陣教室は、大変ご好評で、老若男女の皆さまが地下道場に集まりお稽古をしております。

 元々、撮影の仕事でご一緒でした、日本とカナダで活躍されている俳優さんお二人から声をかけていただきまして、お寺と殺陣という異例なコラボレーションが実現しました。

 道着の袴を身につけると、生徒さん達の顔は演者になり、凛々しい剣士にもなります。

 衣裳とは常々、不思議なものだと感じます。

 人は身につけるもので、何者にも変身できるようです。俳優さんたちだけでなく、私たちも日頃から色々な役目を演じているのでしょうね。

 皆さまのご活躍を応援しております!

殺陣教室@東漸寺Tozenji。写真:コナともこ
殺陣教室@東漸寺Tozenji。写真:コナともこ

引用

宅配着物レンタルの「きものレンタリエ」きもの豆知識
https://kimono-rentalier.jp/column/kimono/zentsuugaratoha/

全通柄(*1)ぜんつうがら

 全通柄は、帯の全面に柄があるため、帯を締めた際に太鼓から胴の脇部分、さらには垂れの部分まで全て柄が見えるようになっています。そのため、無地の部分を気にせず多種多様な帯結びを行うことができるため、スリムな人も、ふくよかな人も体型に関係なく締めることができ、融通の利く帯とされています。
 一方で全通柄は、帯全体に柄が織られるため、他のものよりも重みがあり生産コストもかかってしまうため、高価な帯とされています。

参照

日本の行事・暦:https://www.studio-mario.jp/

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「花正月*美しきよきもの春うらら」

カナダde着物

第43話
*成人の式 おめでとうございます*

 新成人の皆様、ご成人を心よりお祝い申しあげます。

 今後のご活躍にご期待すると共に、ご家族の皆様のご多幸とご健康をお祈りいたします。

Snow Geese in Vancouver; Photo by ©2023 Manto Artworks
Snow Geese in Vancouver; Photo by ©2023 Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

成人式での正装

 女性は振袖、男性は紋付袴が第一礼装となります。(*1)

 厄除けの意味もある素晴らしい伝統工芸品ですね。

成人式の第一礼装。写真:コナともこ
成人式の第一礼装。写真:コナともこ

 1月15日の午後、還暦を迎えた女性たちの写真撮影をいたしました。

 3回目の成人式ともいえましょうか。邪気を払う赤い振袖でお祝いです。

*今日の和の学校*Today’s Gathering

 初詣で賑わいましたお寺は、いつもの静かな境内に戻りました。

 そして、1月15日、本堂では厄除けの法要を兼ねた成人式が行われました。成人のみなさんは、厳かな法要の中、大人になった自覚と今ここにいる感謝をお釈迦様の前で感じられたでしょうか。

 東漸寺のキースシナイダー先生のお説教では、自ら生き抜く力を備えておくというお言葉をいただきました。

 多種多様な世の中になっても、「人生の儀礼」として成人式はいつまでも大切な日として残ることを願います。

 成人の日をこの日に定めたのは、元服の儀を新年最初の満月に行う風習があり、それに由来しているためだそうです。

 満月に迎える成人式は神秘的ですね。

 日本では成人式は1月の第2月曜日に変わっております。

成人式@東漸寺。写真:コナともこ
成人式@東漸寺。写真:コナともこ

参照

https://www.studio-mario.jp/

振袖(*1)

 成人式は、冠婚葬祭の「冠」にあたる儀式、つまり「最も格式の高い場」です。ですから、女性は礼装となる振袖でのぞむのがマナーというわけです。

 振袖は、かつてこどもにも振袖を着せていた時代がありました。これは長い袖を振る仕草が「魔を祓う」「厄除け」になると思われていたためです。こどもが病気や厄にとりつかれないようにという願いを込めて、振袖を着せていたのです。

「着物語り」
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年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

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カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向へ)がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
Facebook https://www.facebook.com/tomoko.kona.98
Instagram https://www.instagram.com/konatomoko/?hl

 

「初詣*和が集まりウサギ折る」

カナダde着物

第42話
*新春のご挨拶*

 新春のお喜びを申し上げます。

 皆様、おすこやかに新年をお迎えのことと存じます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

“Happy 2023 New Year! We hope you spread joy and happiness everyplace you go...“ -The Year of the Rabbit; Photo by ©2023 Manto Artworks
“Happy 2023 New Year! We hope you spread joy and happiness everyplace you go…“ -The Year of the Rabbit; Photo by ©2023 Manto Artworks

*日本文化と着物を通じて凛と生きる*

 私はカナダに移民して20数年になります。カナダ人の夫とその家族、そして日本とカナダ両方のルーツを持つ娘たちと、日本文化を取り入れながら日々過ごしてまいりました。

 3人の子育てをしながら、仕事と稽古事を細く長く続けてきたことが、今の活動に繋がります。

 環境とは、時に偶然に与えられたチャンスを生かして作れるものです。

 私がコキットラム市にあります東漸寺で和の学校を始められたのは、「デザインの仕事をしていた」「着物が好き」「お寺関係で茶道を習っていた」「家族で季節の行事をしていた」など、それらが重なり今の形になったのだと思います。

 点と点が繋がり、人と人が繋がり…こうやって人生ができあがっていくとのだとジョブズ氏もスピーチしていましたね。(*1)

 東漸寺の英語名は、Seizan Buddhist Studies and Cultural Centre(*2)です。仏教と文化を学ぶ場所、そこで人が成長できる場所、そのように私は解釈しております。

 文化を学び知恵をつけ、自分を知り謙虚になり、人に喜びを与えることで満ちた人生になる。 凛とした生き方ができるよう精進していけたらと思います。

2023 @Tozenji temple by ©2023 Manto Artworks
2023 @Tozenji temple by ©2023 Manto Artworks

*今日の着物*Today’s Kimono

 年末年始は着物でお出掛けするチャンスが多いですね。カナダの皆さんも喜んでくださるでしょう。華やかな文様や縁起のいい図柄が、新春にはピッタリです。

「絵羽模様」と「小紋柄」(*3)

 目的に応じて着物を選ぶ基準が色々とありますが、分かりやすい判断として絵羽模様と小紋柄があります。

 ドレスコードでフォーマルでしたら、絵羽模様。カジュアルでしたら小紋柄。江戸小紋に関しては家紋がつきますとセミフォーマルになります。

 こちらは、あくまでも選ぶ時の材料として参考にされてください。

 最近は小紋柄の振袖も多くあります。「おしゃれ振袖」と私は呼びますが、式としての振袖ではなく、あくまでもファッションの中での振袖と捉えています。

 着物の世界には格付けがありますので、目的と場所、ドレスコードに気を付けて選ばれるといいかと思います。

 女性の第一礼装は、黒留袖、色留袖、振袖です。男性は紋付羽織袴になります。

 大変美しく、アートを身に付ける民族衣装として世界に誇れるものですね。

 今年も1年、季節と行事を通じて着物文化をご一緒に愉しみましょう。

「お正月2023」。着物:一つ紋色無地、帯:綴れ織(つづれおり)(左)、祝いの設え:鏡餅としめ飾り(右)。写真:コナともこ
「お正月2023」。着物:一つ紋色無地、帯:綴れ織(つづれおり)(左)、祝いの設え:鏡餅としめ飾り(右)。写真:コナともこ
「東漸寺にて」。着物(コナともこ):訪問着霞 帯:綴れ織(つづれおり)(左)、着物(娘):振袖総絞り、帯:西陣袋帯。写真:コナともこ
「東漸寺にて」。着物(コナともこ):訪問着霞 帯:綴れ織(つづれおり)(左)、着物(娘):振袖総絞り、帯:西陣袋帯。写真:コナともこ

*今日の和の学校*Today’s Gathering

 今年初めてのイベントは、1月2日に開催しました「折り紙でウサギを作ろう!」です。8組のご家族が集まりまして、お寺の地下道場にて、折り紙アーティストのAikoさんによるワークショップを開きました。

 「きっちり三角に折れること。これが折り紙の基本だけど、いっぱい楽しんでね!」と、いつも笑顔で語る講師のAikoさん。

 「しっかり挨拶ができること。これがコミュニケーションの基本だけど、いっぱい楽しんでね!」と、私は子供たちに伝えていきたいと思います。

折り紙でウサギをつくろう!@和の学校@東漸寺。写真:コナともこ
折り紙でウサギをつくろう!@和の学校@東漸寺。写真:コナともこ

参照

点と点をつなぎ合わせる(*1)

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。
You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.

「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳|日本経済新聞(2011年10月9日オンライン掲載から引用)

東漸寺Tozenji Temple(西山浄土宗)(*2)

209 Jackson Street, Coquitlam(無料駐車場有り、Skytrain Braid駅から徒歩15分)
https://www.facebook.com/tozenji.bc/

「絵羽模様」と「小紋柄」(*3)

晴れ着アレコレ
https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/kimono/2888/

「着物語り」
コナともこさんが着物の魅力をバンクーバーから発信する連載コラム。毎月四季折々の着物やカナダで楽しむ着こなしなどを紹介します。
2020年8月から連載開始。第1回からのコラムはこちらから。

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
12年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹(昨年末、虹の向へ)がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
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「年の暮*納めの月に里ごころ」

カナダde着物

第41話 *美しい日本を再確認*

 今年もあとわずかで終わろうとしております。

 雪景色の年の暮れとなりましたグレーターバンクーバーです。

 人の往来が多いこの時期に、雪のせいで帰省や旅行が予定通りにいかないことがあり、里心を感じる方もおられるかと思います。

 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

「Cloudy & 6°C on Christmas Day in Vancouver Trumpeter Swanby 」by Manto Artworks
「Cloudy & 6°C on Christmas Day in Vancouver Trumpeter Swanby 」by Manto Artworks

 日本各地のお寺では、納めの不動という今年最後の縁日があります。

 天災や疫病を鎮静するとされ拝されてきた「不動明王」(*1)、通称「お不動さま」と現に生きる私たちとの縁を結ぶ日、とも言えるでしょうか。

 お不動さまの恐い怒りのお顔の下に慈悲があると聞きます。怒りの形相は、悪を断ち切り人々の煩悩を消し去るよう導いているのだそうです。

 人は思うようにいかない時や自分の選んだ道なのに喜びを感じない時などに、ふと他人へ八つ当たりをしてしまったり、責任転嫁をしがちです。

 なのに心の中では、ふつふつと寂しさがこみ上げてしまったり…。

 お不動さまは、そのような私たちの心が守護を通じて、感謝の気持ちに変わるよう手助けしてくださっているように思えます。

 里心を感じた時、自分がここにいることに感謝したいものです。

「Temple in Japan 」by Manto Artworks
「Temple in Japan 」by Manto Artworks

「美しい日本を再確認」

 今年の後半は、幸いなことに2回目の日本へ行くチャンスがありました。

 短い滞在でしたが、東京の茶道会館での「紅葉の茶会」への参加や京都で西陣織工房へ見学することができました。

 お茶会では、着物を召されたお客さま、手際がよいお茶人の皆さま、手入れのされた庭園や日本建築を拝見しました。

 茶道での着物は、一般の方から見ると地味だと言われます。しかし、その目的が単に着物を見せることではないということは、なかなか認識されていないのではないでしょうか。

 茶道が仏法を通じての修行の一部であり、他の道具や茶室との調和を大事にしているということも理由にあるのかも知れません。

 着物は季節感や縁起をかつぐ文様は大事にされますが、必要以上の華美は避けられます。

 お茶室や庭園の中でお茶人は、その存在や佇まいが美しく、それは豪華絢爛な着物を身に付ければそうなるというものではなく、中からにじみ出る内面が大きく影響してくるものだと感じます。

 お茶会に招く側と招かれる側では、着物や帯の格式やチョイスが違うということも、今後の着物コラムで触れていきたいと思います

 そして、日本美術に置いての「調和」は重要な要素のひとつでしょう。重要文化財や国宝とされた品々は正にその極めとも言えます。

 今回の旅行で印象に残りました、京都大徳寺の美しい庭園や茶室は心惹かれるものがありました。

 これからの日本は、こういった唯一無二で世界の人々を呼び寄せる場所として残るのではないかと思いました。

 日頃、日本文化をカナダの皆さまに広める活動を行うことが多いのですが、世界中の皆さまに日本に来ていただき、本物を見ていただくことができましたら本望です。

 真面目に語ってしまいましたが、カナダでの生活の中でもっと気軽に着物や日本文化を愉しむことも続けていきたいと思います。(*2)

 今年最後の着物コラムとなりました。

 これからも着物を通じて季節感や日本文化の素晴らしさを伝えることが出来ましたら幸いです。

 来年は兎年です。ホップステップジャンプ!と飛躍の年でありますように。

 良いお年をお迎えくださいませ。

コナともこ

「Rabbit 2023」by Manto Artworks
「Rabbit 2023」by Manto Artworks

*おまけ*

年末年始のお寺情報Tozenji Temple (西山浄土宗 東漸寺)

除夜の鐘:12月31日(土)
初詣:1月1日(日)~3日(火)
敷地内ではソーシャルディスタンスとマスクの着用をお勧めします。
皆様のご理解ご協力をお願いします。
お問い合わせは (604)939-7749 又は daihizan.tozenji@gmail.comまで連絡下さい。
東漸寺 209 Jackson Street, Coquitlam(無料駐車場有り、Skytrain Braid駅から徒歩15分)

詳しくはこちらから。https://www.vancouvershinpo.ca/community-bulletin-board/religious/2022/12/19/tozenji-new-year/

引用 

不動明王(*1)
仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。大日如来の化身とも言われる。

気軽に愉しむ着物(*2)
“着物deクリスマス”
海外で装う着物ランキング第1位と言ってもいいほど、お勧めのクリスマスコーデです。(ちなみに第2位は夏の浴衣姿です)
是非、お試しくださいませ。

https://www.instagram.com/p/Cmn15NEOc_O/?igshid=YTgzYjQ4ZTY%3D

参照

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きもの着方教室いち瑠 https://ichiru.net/column/kimono-christmas/

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
12年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹がおり、バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
Facebook https://www.facebook.com/tomoko.kona.98
Instagram https://www.instagram.com/konatomoko/?hl

 

「錦秋*自然が織りなす紅の里」

カナダde着物

第40話*茶道の正月*炉開きと紋付訪問着*

 織物のように美しい秋を表す錦秋(きんしゅう)。日本在住の方や里帰りをしている方々のSNSで毎日のように紅葉狩りをしております。

 もちろんコンピューターの前から離れ一歩外へ出ましたら、カナダや北米にしか生息していない多くの木々や植物を愛でることができます。(*1)

 老犬との散歩道、彼に合わせゆっくりと木立の中を進みます。

 このような美しい紅葉を見せてくれる大自然を守るのは、共存している人の使命ではないでしょうか。

"Treasure on Water & Couple with Fall Foliage in Vancouver 2022" by Manto Artworks 2022
“Treasure on Water & Couple with Fall Foliage in Vancouver 2022” by Manto Artworks 2022

「茶道の正月*炉開きと紋付訪問着」

 茶の湯を嗜む皆さまにとって、11月は特別な月だと思います。(*2)

 それは炉開きがこの時期に行われるからです。(*3)

 口切りの茶事、開炉の茶会、稽古での炉の点前などがあり、本格的な冬に入る前に炉が開かれ、火が近くなり温まるのと同時に私たちの心が整うのを感じます。

 そして、最大の目的であるフレッシュなお抹茶を味わいながら、茶室の中が喜びで溢れるのが分かります。

 茶人にとって炉開きとは、感謝とお祝いのお正月なのでしょう。

「炉開き2022@東漸寺 コキットラム市」コナともこ
「炉開き2022@東漸寺 コキットラム市」コナともこ

 炉開きでは静寂な中にもお祝いの気持ちも含めまして、着物は紋付訪問着にしました。

 こちらの着物は私の茶道の師匠で、御年95歳のお茶人から譲っていただいたものです。お元気ですが目が悪くお寺へ出向くことができません。

 「自分の着物を炉開きに連れていってくださる?」と託されまして、当日に着て行きました。

 衣服は自分に一番近いものです。そこに想いが宿るのは自然なことで、着ているものから私たちが影響されることもあります。

 錦秋に織りなす紅葉の中、着物はカナダにいても受け継がれていきます。

「炉開き2022@東漸寺 紋付訪問着杢目地紋&西陣袋帯」コナともこ
「炉開き2022@東漸寺 紋付訪問着杢目地紋&西陣袋帯」コナともこ

*おまけ*

私の好みとなりますが、スピッツの唄はいつの時代に聞いても古びないと感じます。それは大自然と同じで、私たちの心を癒してくれます。

「楓唄:スピッツ https://www.youtube.com/watch?v=YapsFDcGe_s

引用 

北米の楓(*1)
カナダ南東部、アメリカ北部で多くの楓の木が生息しているが、良質な樹液が取れるのはシュガーメープル、ブラックメープル、レッドメープル、シルバーメープルだけである。

茶の湯と茶道の違い(*2)
お家元、千宗室『一碗のお茶をまず自分が楽しみ、そしてその一碗をお人と分かち合う一期一会の機会をもつことが“茶の湯”。 一方、茶の湯を楽しむ一人ひとりが立ち止まって自分の歩んできた道を振り返った際に、その道が利休居士に続いているということを確認すること、それが“茶道”なのです。』

炉開き<ろびらき>(*3)
冬になって初めて囲炉裏(いろり)または茶事の炉を開いて用いること。茶の湯では、10月の終わりから11月初めにかけて行う。また、その行事。

引用

日本の行事・暦:koyomigyouji.com/index.html

参照

Wikipedia:Maple https://en.wikipedia.org/wiki/Maple

裏千家茶道ホームページ:https://www.urasenke.or.jp/

お茶会に招かれた時の着物:https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/kimono/1226/

webrio国語辞典

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
12年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹がおり、バンクーバー近郊在住。

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「花煙草*空に霞んだ遠き山」

カナダde着物

第39話 *八掛とチラ見文化*

 秋に収穫されるタバコは、喫煙がマイナーとなる昨今では馴染みが薄くなりましたが、初秋の季語として花煙草(はなたばこ)があり、茶道では煙草盆が今でも使われています。

 山火事で黄色がかったグレーターバンクーバーの空は、煙草の煙で覆われているようにも見えます。今までにこんなに雨が降らないことがあったでしょうか。月名の神無月というより雨無月ですね。

  いつもより遠くに見える山々の風景は、違う世界に迷い込んだようです。

 どこかで気候の掛け違いが起きているのでしょうか。

遠き山々 in Vancouver...。Photo by ©Manto Art works
「遠き山々 in Vancouver…」Photo by ©Manto Art works

 9月の終わりに The National Day for Truth and Reconciliation(*1)がありました。
 奪われた尊い命を深く心に刻み、今を生きる子供たちの命を守る責任が大人にはありますね。

「The National Day for Truth and Reconciliation」Photo by ©Noriko Tidball
「The National Day for Truth and Reconciliation」Photo by ©Noriko Tidball

「八掛とチラ見文化」

 10月の着物は袷(あわせ)となります。気候変動でまだ袷の着物を出す気持ちにはなりませんが、衣替えは時に気持ちの切り替えになり、マンネリ化した生活にフレッシュ感を与えてくれます。

 袷の着物には裏地がありまして、「八掛はっかけ」(*2)と呼びます。お洒落さんやこだわりさんは、八掛に好きな色や柄を選びます。
 裏地ですので殆ど見えませんが、手を動かしたり歩いたりした時に少し覗かせたりできます。

 これが日本の「チラ見文化」ですね。

 全てが見えてしまうより一瞬それが見えることで、人の好奇心や想像力が働くのでしょうか。

 日本庭園でもその手法は多く使われているそうです。

 どうぞ和服姿の方を見かけたら、八掛を見てみてくださいね。あくまでもチラっと。(笑)

*おまけ*

 今年もコキットラム市にあります東漸寺では、七五三を迎えるお子様やご家族の皆さまのお祝いのお手伝いをさせていただきます。

 東漸寺で活動している非営利団体の「和の学校@東漸寺」が行います。

 本堂にて七五三祝いと厄除けの法要がございます。

 どうぞ皆さまお揃いでお越しくださいませ。

日時:11月13日(日曜日)午前11時「合同法要」
会場:東漸寺TOZENJI
住所:209 Jackson street Coquitlam,B.C.
尚、着物レンタル&着付サービス、写真撮影も承ります。(日時等は要相談)

詳しくは和の学校@東漸寺のホームページをご覧ください。 https://wanogakkou.jimdofree.com/

「祝七五三 東漸寺本堂にて」Photo by ©Manto Art Works
「祝七五三 東漸寺本堂にて」Photo by ©Manto Art Works

引用 

日本の行事・暦:koyomigyouji.com/index.html

参照

きものレンタリエのきもの豆知識:https://kimono-rentalier.jp/column/kimono/kimono-dictionary-47/

The National Day for Truth and Reconciliation(*1)
 こちらの記事からご覧ください。https://www.japancanadatoday.ca/news/canada-news/2022/09/26/national-day-for-truth-and-reconcilliation-in-bc/

八掛はっかけ(*2)

 八掛(はっかけ)とは、袷着物の裏地として袖口・裾裏・胴裏につける布のことを言う。八掛の八の内訳は、身ごろの裾に4布、おくみに2布、衿先に2布、合わせて8つ、このように並幅約3m80cmの布地を八つに裁って布を掛け合わせているため、八掛と呼ばれている。目的と特徴は、
・着物の表地を保護するため
・裾捌きを良くするため
・裾や袖口からさりげなく覗かせる色によってよりおしゃれを楽しむこともできる
・裾や袖口から1~2mm程度見えるようにしてつける
・着物の地色と調和の取れた色合いの布を選ぶ

 種類は大きく分けて4種類がある。
・無地八掛
・ぼかし八掛
・柄八掛
・共八掛

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
12年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹がおり、バンクーバー近郊在住。

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「秋明*瞼のうらに曼殊沙華」

カナダde着物

第38話 *贅沢気分de紗袷せ*

 色取月(いろどりづき)とも呼ばれる9月に入りました。清々しい秋の気配が感じられ、山々の色、収穫される作物の色、夏に日焼けした肌色もでしょうか、色は日に日に移ろいでいきます。

 先人の名付けた月の異名や呼び名は、自然の法則や宇宙の中にいる人間の心のカレンダーとなりますね。

 秋の光と風を感じると、真っ赤な彼岸花(別名:曼殊沙華まんじゅしゃげ)が目に浮かびます。

 カナダにいても心豊かに過ごしたいものです。

Autumn Lights 2022秋明@Noriko Tidball
Autumn Lights 2022秋明@Noriko Tidball

「贅沢な気分de紗合わせの着物」

 以前6月の単衣の頃に、期間限定で愉しむ着物があると紹介させていただきました。

 日本には限定品が多いですね。(笑)

 ご存じでしょうか、紗袷せ(*1)です。 同類で無双と二重紗(*2)というものもあります。

 紗袷せはフォーマルな訪問着が殆どですので、6月のジューンブライドでゲストとして召されるのに最適です。

 夏の初めという印象の着物ですが、実は秋の初旬に夏を惜しみながら、撫子や萩、桔梗やススキなどの秋草を施したものもあり素敵です。

 歩くたびにモアレのロングスカートのようになびき、野の草花が秋の気配を醸し出します。

 あまり市場には出回っていませんが、専門店には置いて欲しい逸品だと思います。

「初秋の紗合わせ*コスモス」コナともこ
「初秋の紗合わせ*コスモス」コナともこ

*おまけ*

 夏休み最後の日系のイベントでしょうか。「夏祭り」がバーナビーにあります日系文化センター・博物館で行われました。私は早速、浴衣で夫と娘を連れ出しました。

 コロナ禍の規制が緩み、10周年を記念する特別な年ということで、大変賑やかな2日間でした。

 お祭りでの浴衣はいいですね。今年は着物レンタルも復活したせいか、女性ばかりではなく男性の浴衣姿も多く「男性陣に着物を着せたい!」と願う私は行き交う人々を微笑ましく眺めておりました。

 男性の浴衣も女性もの同様に綿や麻の素材が主でしょうか。色は女性より数が少なくなりますが、昨今ではデザイナーブランドから明るい色や様々な文様、モダンなデザインのものまで多く出ています。

 是非、探してみてくださいね!

「男性の浴衣姿*浴衣:木綿幾何学模様 帯:絞り兵児帯」コナともこ
「男性の浴衣姿*浴衣:木綿幾何学模様 帯:絞り兵児帯」コナともこ

 日系祭りについてはこちらの記事からお読みください。https://www.japancanadatoday.ca/community/community-news/2022/09/06/nikkei-matsuri-september-3-4-2022/

引用 

日本の行事・暦:koyomigyouji.com/index.html

参照

きもの用語全集 http://www.so-bien.com/kimono/information/about.html

「銀座きものティロワール」

紗袷せ(*1)【読み:しゃあわせ】

 絽、もしくは紗の生地の上に薄手の紗を重ねて仕立てた二枚あわせの着物や羽織のこと。

 裏生地の模様が表の紗を通して見えるために独特の趣がある。着ている人よりも周囲から見ている人のほうが楽しめる着物かも知れない。従来は袷と単の境となる6月下旬頃と9月初旬に着用されていたが、近年は拡大解釈され、単のきものに準じて考えられている。

無双と二重紗(*2)【読み:むそう】【読み:にじゅうしゃ】

 無双とは、同じ生地で二重になっている仕立て方を無双と呼ぶ。袷せの長襦袢の袖は同じ生地の袷仕立てで「無双」と呼ばれている。紗無双と呼ばれている着物が、内側も外側も紗の着物。下の紗の生地に友禅の柄が描かれていて、絽と紗の紗袷せと同じように見える。リサイクル着物で古い紗袷せは無双がよくある。

 二重紗とは、裏と表を一緒に織っている一枚生地のような織物で風通紗とも言う。袋状に織られ中を風が通ることから、風通織と言われている。裏と表が同じ柄で色が対になり、帯でも風通織があり、技法的に同じ織り方である。昔は、普通の紗の生地もあったが、風通紗も「紗」と呼んでいた。最近、西陣の生地で二重紗と呼ばれる生地がある。表と裏が同じ柄ではなく、表が無地、裏が縞柄や矢絣柄などが多い。この生地は、基本的にコートや道中着にする場合が多い。

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。
12年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。

年間を通じて季節の行事に加え、お寺での初参り、七五三祝い、十歳祝い、元服祝い、二十歳祝い、結婚式、生前葬、お葬式などの設えと装いのお手伝いもさせていただいております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+社会人と大学生の3人娘+老犬1匹がおり、バンクーバー近郊在住。

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「夏祭り*空に消えた打ち上げ花火」

カナダde着物

第37話 *風合い豊かな絞りの着物*

夏の風物詩と言えば花火ですね。

3年振りの花火大会Honda Celebration of Light(*1)が再開されました。

私の好きな歌、whiteberryホワイトベリーの「夏祭り」(*2)は夏を代表する名曲で、2016年の「日系祭り」では、元メンバーでボーカルの前田由紀さんが歌われました。

夜空に消える花火は、元々、江戸時代に慰霊と悪疫退散を祈って水神祭を行い、その時に花火を打ち上げたのが始まりだそうです。

今も昔も、人々の思いは変わりませんね。

「Honda Celebration of Light 2022」Photo by Manto Artworks
「Honda Celebration of Light 2022」Photo by Manto Artworks

「風合い豊かな絞りの着物」

日本が誇る素晴らしい伝統工芸の数々の中でも、絞りの藍染めは400年以上の歴史があり、その技法の数の多さは世界一と言えるのではないでしょうか。(*3)

今回の里帰りでのメインイベントでしたが、名古屋市有松「日本遺産有松・鳴海絞りの旅」絞り染めの魅力をお伝えいたします。

「有松の町並み2022」Photo by Tomoko Kona
「有松の町並み2022」Photo by Tomoko Kona

有松駅の近くにあります町並みは、旧東海道で繁盛した商家の町屋建築が美しく、国が選定する「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれました。

近年に文化遺産にも指定され、絞りの工芸産業で全国的に有名になった町です。もちろん絞りの産地は他の地域にもありますが、名古屋の有松と鳴海が代表的な二大産地でしょう。

今回、私の里帰り旅行に同行してくれた高校時代の友人と絞り染めの体験をしてみました。

私たちは「​縫い締め絞り」に挑戦しました。デザインした箇所を縫い、糸を引き締めるのですが、これがなかなか地道な作業でして、どうして絞りの反物が高価であるのかが良く分かりました。

作業中はふたりでの話は絶えず、日本とカナダの教育事情や日本人夫とカナダ人夫の違いなどを発見したりと手を動かしながらしっかり口も動かしました。

この産業を支えてきた多くが女性たちであるというのも納得です。(笑)

染め上がったハンカチをワクワクしながら糸をほどいていきます。偶然の面白さがあり、二つと同じものが出来上がらないでしょう。

風合いは豊かで、世界に一つの絞り染めになります。

さあ、この夏はタンスに仕舞い込んでありました絞りの浴衣を取り出して愉しむことにしましょう。(*4)

「有松絞り体験2022布を立体的に防染することでできる布の造形美」Photo by Tomoko Kona
「有松絞り体験2022布を立体的に防染することでできる布の造形美」Photo by Tomoko Kona

*おまけ*

お盆参り@東漸寺のお知らせ

今年も東漸寺ではお盆参りがございます。是非、皆様お揃いでお越しくださいませ。
浴衣や着物でのお参りも大歓迎です。
ご自分で着られることが出来ない方へ
和の学校*着付教室の皆さんが着付のお手伝いをいたします。(ドネーション)
お家に眠っている浴衣がございましたら、ご持参くださいませ。

コナともこ
和の学校@東漸寺主宰 

***東漸寺「お盆参り」2022年夏***

日時:8月13日(土曜日)午後6時から 法要(お経読み)
法要の後に、盆踊りなどが予定されております。
会場:東漸寺Tozenji、館内及び敷地内

209 Jackson Street, Coquitlam
Tel: 604-939-7749

Facebook:https://www.facebook.com/tozenji.bc
和の学校ホームページ:https://wanogakkou.jimdofree.com/

引用 

日本の行事・暦:koyomigyouji.com/index.html

参照

名古屋市公式観光情報「名古屋で味わう伝統美。日本遺産「有松」を巡ろう。
https://www.nagoya-info.jp/spot/detail/55/

(*1)Honda Celebration of Light
バンクーバー新報オンライン 記事より:https://www.japancanadatoday.ca/life/event/2022/08/02/honda-celebration-of-light-spain-july-30-2022/

(*2)whiteberryの歌「夏祭り」:https://www.youtube.com/watch?v=pYk8Tk_qr40

(*3)日本で高度に発展した多種多様な絞り
絞り染めは、布の一部を糸で括る、縫い締める、折りたたむ、など圧力をかけた状態で布を染めることで染料が染み込まないように防染し、文様表現をしたもの。世界各国で古くから自然発生的に行なわれている技法ですが、日本のように多様な絞りの技法がある国は他にはなく、国際絞り会議(International Shibori Symposium)も名古屋から始まりました。

(*4)絞りの着物について
絞り染めの歴史と技法:https://furisode-hakubi.jp/blog/tie-dye/
雑誌「美しい着物」より、清々しい藍染の有松絞り:https://www.fujingaho.jp/uts-kimono/kimono/g33582021/asakasatoko23-200819/

コナともこ
アラフィフの自称着物愛好家。日本文化の伝道師に憧れ日々お稽古に励んでおります。

10年前からコキットラム市の東漸寺で「和の学校」を主宰。日本文化を親子で学び継承する活動をしております。和の学校オンラインサロン*無料*は、対面式が始まりましたので、不定期で開催することになりました。次回の開催日と内容につきましては、後日お知らせいたします。
その折には、是非ご参加くださいますよう宜しくお願い申し上げます。また皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

*詳しくはコナともこ までお問い合わせ下さい。tands410@gmail.com
東漸寺は非営利団体で、和の学校の収益は東漸寺の活動やお寺の維持の為に使われています。

カナダ人の夫+高校生と大学生3人娘+老犬1匹と暮らしております。バンクーバー近郊在住。

和の学校ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/
Facebook https://www.facebook.com/tomoko.kona.98
Instagram https://www.instagram.com/konatomoko/?hl

 

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