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Naomi Mishima

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バンクーバー日系人合同教会から9月のお知らせ

  • 教会日曜日日本語礼拝の案内

毎週日曜日午前11時より教会礼拝堂で行い、礼拝の後、軽食をいただきながら親睦の時を持っています。クリスチャンでない方も留学、ワーキングホリデーで来られた方も大歓迎です。

 Zoom (ID 5662538165、パスコード1225)でオンライン参加もできます。

  • シニア・初心者ラインダンス 毎週土曜午前11時から12時 会費$1、踊った後、マックをいただきながら交流の時を持ちます。
  • Zoomで聖書を読む会(火曜、水曜)があります。
  • ダウンタウンイーストサイドでサンドイッチ手渡し:木曜日午前9時からの準備、10時半から11時の配布のボランティアをしてみませんか?
  • 結婚、葬儀、その他の人生相談をお伺いします。
  • 8月26日(土)午前11時から午後2時 教会ミニバザーを行います。Thrift Saleは行わず、日本食を提供します。

お問合せ:604-618-6491(テキスト可)、vjuc4010@gmail.com  牧師 イムまで

住所:4010 Victoria Dr, (Between 23rd and 25th Ave East), Vancouver

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サレーNorthwood 合同教会 日本語会衆 礼拝

9月17日(日)午後2時より。

住所:8855 156 St, Surrey, BC, V3R 4K9

お問い合わせ:604-618-6491(テキスト可)イム、kuniokazaki98@gmail.com 岡崎まで 

「B.C.州かるた」引き続き、日系センターで販売

グラッドストーン日本語学園が制作した「B.C.州かるた」。Photo by Japan Canada Today
グラッドストーン日本語学園が制作した「B.C.州かるた」。Photo by Japan Canada Today

 グラッドストーン日本語学園が2020年の創立50周年を記念して制作した「B.C.州かるた」が、日系文化センター・博物館内のミュージアム・ギフトショップで販売されている。

 「B.C.州かるた」は、同学園村上陽子園長が「友人からいただいた群馬県の『上毛かるた』への、将来を担う子どもたちに郷土群馬県をよく知ってもらいたいからという思いに感動して、いつか学園の生徒たちでブリティッシュ・コロンビア(BC)州を紹介できるかるたを制作できたら」と構想を温めて実現した。

 読み札の表にはBC州にゆかりの深い場所や人を盛り込んだ短い文章が、裏にはそれらの解説文が記載されている。どちらも生徒たちが自分たちで考え、調べて作ったもの。

 絵札ももちろん生徒自身が描いた。どれも特長を捉えていて、中にはパソコンを使って描いたものもあるという。

 文章も絵も、生徒たちのBC州を想う気持ちがあふれた、「作品」のようになっている。

 2021年5月に完成。新型コロナウイルス禍で日本からの輸送に時間がかかったが、同年9月7日より学園で販売を開始した。現在は日系センター内のギフトショップでも購入できる。

 かるたで遊んでいるとBC州にも詳しくなれる、生徒たちの思いが詰まった「B.C.かるた」。友達と、家族と、また学校の教材として、楽しいひとときを演出してくれるにちがいない。

「B.C.かるた」

ミュージアム・ギフトショップ(日系文化センター・博物館内:6688 Southoaks Crescent, Burnaby, BC)
ミュージアム・ギフトショップ・オンラインショップでも購入できる。

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バンクーバー・メトロポリタン・オーケストラ2023・24シーズン開幕コンサート

 バンクーバー・メトロポリタン・オーケストラ(VMO)の2023・24年シーズンが9月9日のオープニングコンサートで開幕する。

 第21回を迎える今シーズンはオープニングに、ピアニストDavid Fung氏を迎え、グリーグのピアノ協奏曲イ短調作品16(Grieg’s Piano Concerto in A-minor)を演奏する。Fung氏はこれまで、クリーブランド・オーケストラ、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、シドニー交響楽団(オーストラリア)、ロサンゼルス・フィルハーモニックと協演している。

 後半は、シベリウスの交響曲第2番ニ長調作品43(Sibelius’s Symphony No.2 in D-Major)を演奏。指揮者はKen Hsieh氏。会場はダウンタウンのオーフュームシアター。

 また、8月31日にはガスタウンで無料の屋外コンサートVMO in Gastownが開催される。時間は午後3時から7時まで。

 詳しくはウェブサイトを。

VMO Season Opening Concert

日時:9月9日(土)7:30pm(7:00pm Pre-Concert Talk)
会場:Orpheum Theatre(601 Smithe Street, Vancouver)
ウェブサイト(チケット): https://vmocanada.com/21th-season-opening-concert/

VMO in Gastown

日時:8月31日(木)3:00 – 7:00pm
会場:ガスタウン(屋外ステージ:1 Water Street, Vancouver)
ウェブサイト: https://vmocanada.com/

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8 ☆「ご自愛ください」は、めっちゃムズい!

 ようやくコロナも明け、青空も広がり、これぞバンクーバーの夏。例年より少し暑い感じもするが、日本と比べると雲泥の差。素敵な盛夏の候、暑中メールを友や生徒などと取り交わしている。格好よく文末に「ご自愛ください」と書いてくれる人も多い。でも時折、「お体ご自愛ください」と記してあるメールも見かける。うーん、気持ちはうれしいが、やはり気になってしまう。

 この「ご自愛ください」はこの表現だけで「お体を大切にしてください」という意味。「自」は「体」を、「愛」は「大切に」を表わしている。よって、「お体」を付けてしまうと、「女の婦人」や「馬から落馬」のような、いわゆる重複表現になってしまう。「お体」など付けず、単に「ご自愛ください」が適切な使い方である。

 この重複表現だが、例えば「後で後悔するぞ~」など会話として使うのであれば、強調やユーモアなども感じられ別に問題なし。しかしメールなどの書き言葉では、文書として残るので要注意。特にこの「お体ご自愛ください」はいろいろ話題になっており、違和感を感じる、ではなく、違和感を覚える人もかなりいるので・・・気をつけなければならない。

 またこの表現、使う相手も結構ややこしい。かなり親しい人に使うと、個人差もあろうが、確かによそよそしさを感じる人も多いのでは。この「ご自愛ください」は公式なビジネス文書などによく使われるので、かしこまった雰囲気を持っている。それゆえ、すごく親しい友達などには使いにくいかも・・・。

 さらに、病気や怪我など患っていることが分っている人にこの「ご自愛ください」は失礼な印象を与えてしまう恐れもある。確かに。

 このように、この「ご自愛ください」の用法はめっちゃムズい。そのあたりを感じてか、最近の若者世代はあまり使わなくなってしまったようである。いとさびし。

 確かに、SNSなどに「ご自愛ください」はそぐわない感じも・・・、でも逆に、親しい卒業生からLINEなどに「まだコロナも完全終息ではないようです。くれぐれもご自愛ください」などと書いてあると、思わず「はい、気をつけますよ」と襟を正したくなる。いとおかし。

 この「ご自愛ください」はなかなか品格漂う、粋な表現である。うまく使いこなして、ぜひ締めの挨拶に使っていただきたい。読者の皆さま、残暑厳しい折、くれぐれもご自愛ください。

矢野修三(やの・しゅうぞう)
1994年 バンクーバーに家族で移住(50歳)
YANO Academy(日本語学校)開校
2020年 教室を閉じる(26年間)
現在はオンライン講座を開講中(日本からも可)
・日本語教師養成講座(卒業生2900名)
・外から見る日本語講座(目からうろこの日本語)    
メール:yano@yanoacademy.ca
ホームページ:https://yanoacademy.ca

「土を喰らう十二ヵ月」の鑑賞チケットを1組2名様にプレゼント!

料理をいただくツトム(沢田研二)と真知子(松たか子)。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners
料理をいただくツトム(沢田研二)と真知子(松たか子)。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners

 バンクーバー市VIFF Centreで9月1日から上映が始まる沢田研二主演「土を喰らう十二ヵ月」の鑑賞チケットをカナダの日本映画配給会社Momo Filmsからプレゼント。

 上映時間などの情報は、「『土を喰らう十二ヵ月(The Zen Diary)』中江裕司監督インタビュー」を参照してください。

 応募方法は以下の通り。抽選に関してはMomo Filmsの担当となります。

***

『土を喰らう十二ヵ月』のVIFF Centreでの上映でお使いいただける鑑賞チケットを抽選で1組2名様にプレゼントいたします。

-応募条件-

①Momo FilmsのInstagram(@momofilmsinc)をフォロー。

②Momo FilmsのInstagram投稿の中から『土を喰らう十二ヵ月』関連の投稿にいいねを押す。

以上で応募完了となります。

ぜひお好きな『土を喰らう十二ヵ月』の投稿に、いいねを押してくださいね。

-応募期間-

8月22日〜8月27日

-当選発表方法-

当選者した方のみにMomo FilmsのインスタグラムのDMからお知らせいたします。

-確認事項-

非公開アカウントからのご応募はDMが送れないため対象外となります。ご了承ください。
当選された方には2023年8月28日(月)にDMにてご連絡いたします。
当選連絡から1週間経過しても弊社からのDMにご返信いただけない場合は当選が無効となります。

元朝日軍選手上西ケイ氏に在外公館長表彰

花束を受け取る上西ケイ氏(左)と丸山総領事。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito
花束を受け取る上西ケイ氏(左)と丸山総領事。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito
表彰状を手にする上西氏を囲んで、丸山総領事夫妻、上西ファミリー、朝日チーム選手と家族で記念撮影。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito
表彰状を手にする上西氏を囲んで、丸山総領事夫妻、上西ファミリー、朝日チーム選手と家族で記念撮影。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito

 戦前にバンクーバーで活躍した日系人野球チーム「朝日軍」の元選手上西(功一)ケイ氏に8月14日、在バンクーバー日本国総領事館・丸山浩平総領事より、在外公館長表彰が贈られた。

 バンクーバー市内の会場には、2016年に設立されたAsahiから選手や関係者が祝福に駆け付けた。

「こんなによくしてもらって言葉がありません」

受賞のあいさつをする上西ケイ氏。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito
受賞のあいさつをする上西ケイ氏。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito

 今年1月に101歳となった上西ケイ氏は、照れくさそうな笑顔を見せて「こんなによくしてもらってから言葉がありません」とこの日の表彰について喜びを語った。

 あいさつでは日本語で、「総領事ならびに新朝日のみなさん、わたくしにこんなにしてもらって、心から厚く御礼申し上げる次第でございます。今後ともよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 上西ケイ氏の長男エド・カミニシ氏は、この日は欠席した長女ジョイス・シモクラ氏の両ファミリーよりとして、「みなさんからの父への優しさと気遣いにどのような感謝の言葉を述べていいのか分かりません。本当にありがとうございます」とあいさつした。

「ほんとうにうれしく思っています」丸山総領事

表彰状を受け取る上西氏(左)と丸山総領事。それを見届ける朝日チームの選手たち。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito
表彰状を受け取る上西氏(左)と丸山総領事。それを見届ける朝日チームの選手たち。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito

 丸山総領事はあいさつで、元朝日軍や上西氏についてはすでに多く語られているが、と前置きしながらも、「もう一度ここで改めて紹介させてもらえれば、朝日軍のフェアプレー精神は現在にも通じ、今の若い選手たちにも受け継がれていると思います」と語り、野球を通じた世代を超えた日加交流への貢献に対して「在外公館長表彰を贈ります」と祝福した。

 そして同席した若い朝日選手たちには朝日のレガシーに誇りを持って継続してくれること期待するとメッセージを贈った。

上西氏と丸山総領事夫妻。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito
上西氏と丸山総領事夫妻。2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito

 今年は1月22日に行われたAsahi Baseball Associationの新年会にも出席し、上西氏の101歳の誕生日を共に祝った丸山総領事。「100歳を超えた唯一の(元朝日軍の)選手で、子どもたちにとってもヒーローですし、日系社会にとっても大事な方ですし、お元気でいらっしゃることが我々の力になる、そういう本当に大切な存在だと思うんです」

 その上西氏に「在外公館表彰を受けていただいて、こうやって皆さんに集まっていただいて、本当にうれしく思っています。これからも、子どもたちの心の支えになり、日系社会の象徴的な存在として、お元気でいていただきたい。ほんとうにそう願っています」と上西氏の健康を気遣い、長寿を願った。

朝日の今シーズンが開幕

 朝日チームのシーズンは8月中旬に始まる。Asahi Baseball Associationジョン・ウォン会長によると今シーズンはちょうどこの式典の前日8月13日にサマーセッション初日を迎えたという。今季は登録希望者が多く、ウェイティングリストになっていると説明した。メンバーは約200人。これから春にかけてトレーニングを積む。

 朝日は、今年3月に4年ぶりのジャパンツアーを実施。選手たちは日本で野球を通じた交流を楽しんだと話した。次のツアーは2025年春。今季は選手たちにとって2025年ツアーチーム選抜がかかる大事なシーズンとなる。

朝日ベースボールアソシエーション

 2016年に発足。当時の名称はカナディアン日系ユースベースボールクラブ。2015年に最初のジャパンツアーを実施し、これを機に2016年に創設した。

上西ケイ氏(中央)を囲んで乾杯!2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito
上西ケイ氏(中央)を囲んで乾杯!2023年8月14日、バンクーバー市内。Photo by Koichi Saito

(取材 三島直美/写真 斉藤光一)

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ホワイトキャップス1点遠く…試合内容は今季ベストでアウェイに期待

アースクエイクスがカウンターであっという間にゴールを決める。2023年8月20日、BCプレース。Photo by Koichi Saito
アースクエイクスがカウンターであっという間にゴールを決める。2023年8月20日、BCプレース。Photo by Koichi Saito

 勝利の女神に見放された一戦だった。圧倒的な攻撃も1点が取れず惜敗。それでも、試合内容は今季ベストと前を向いてホワイトキャップスはアウェイ7連戦に臨む。

8月20日(BCプレース:16,765)

バンクーバー・ホワイトキャップスFC 0-1 サンノゼ・アースクエイクス

前半終了間際、カウンターが機能したアースクエイクスが43分に先制。0-1で迎えた後半は両チームとも得点できず、アースクエイスの唯一の枠内シュートでホワイトキャップスは敗れた。

試合内容は今季ベスト、運がなかったとしか言いようがない

 試合終了後Vanni Sartini監督は「今日勝てなかったのは運がなかったとしか言いようがない」と苦笑しながら語った。今日のチームは今季ベストの内容だったとも。アースクエイクスのシュート数はわずか3、得点はこの試合唯一の枠内シュートだった。一方ホワイトキャップスはシュート数19、枠内シュート8と猛攻した。

 それでも1点も取れなかった。「今日のMVPは(アースクエイクスの)ゴールキーパーだった」とSartini監督。前半の猛攻を止められた。また後半にはAdekugbe(#3)のフリーキックがポールに当たるなど、ゴールが遠い試合となった。

 GK高丘も「チャンスもいっぱいありましたけど決めきれずに、逆に相手の一発のチャンスを決められてしまって」と振り返った。「悔しい負け方ですけど…」と前置きして、「サッカーではよく起こりがちな展開というか、試合は支配してても一発でやられてしまうということがあるんで。そうならないように自分としては準備していたつもりですけど」と反省が口をつく。

 それでも「試合内容的にも悲観する必要はないと思うんで、チャンスもたくさん作れていましたし、あとは最後決めるところ、失点したところのカウンターの対応というところだけだと思うんで」と前を向き、「切り替えて次がんばりたいなと思います」と次の試合に向けて切り替えた。

8月26日からアウェイ7連戦

試合終了後ピッチで円陣を組むホワイトキャップス。中心ではSartini監督が選手を激励する。2023年8月20日、BCプレース。Photo by Koichi Saito
試合終了後ピッチで円陣を組むホワイトキャップス。中心ではSartini監督が選手を激励する。2023年8月20日、BCプレース。Photo by Koichi Saito

 ホワイトキャップスが次にホームで試合をするのは9月30日。それまでの7試合は全てアウェイとなる。理由はBCプレースが他のイベントで使用できないためで、ここまでアウェイ1勝のホワイトキャップスとしてはプレーオフに向けて正念場のアウェイ7連戦となる。

 Sartini監督は「今日のような試合をしていれば必ず勝てる」と自信を見せた。試合後にピッチで円陣を組むという珍しい光景があったが、その円の中心で「今日の負けを引きずる必要はないと声を掛けた」と語った。

 高丘は「アウェイのゲームは、移動だったり、いろんな面を含めてタフになると思いますけど、それぞれがしっかりベストを尽くして試合に臨むということが、大事だと思います。練習でやれていることを試合で出せていることが多いので、そういうことを引き続きやっていくだけかなぁと思います」とこれまで通り練習での成果が結果につながると気を引き締めた。

 この試合から新たに2選手が加わった。DFのSam AdekugbeとRichie Laryea。2人ともヨーロッパのチームで活躍し、カナダ代表として2022年カタールで開催されたW杯にも出場している。

 高丘はDF2人の加入について、「カナダ代表で、ヨーロッパの経験もありますし、そういったものをチームに還元してくれると思いますし、すごいポジティブなエネルギーを持った2人なのでチームにいい影響も出してくれるかなと思います」と語った。チームの雰囲気は相変わらずいいという。

 残り11試合。うちホーム3試合で8試合はアウェイというタフな後半戦が続くが、チーム力でプレーオフ進出を狙う。

 チームはこの日の負けで一つ順位を落として西カンファレンス8位となった。プレーオフ進出は9位まで。9位とはポイントで同じ、10位とは1ポイント差と負けられない状況となっている。ただ、6位とも1ポイント差で、勝てばすぐに上がれる混戦状態。これから一戦一戦の勝ち点が重要になってくる。

今季のホームゲームhttps://www.whitecapsfc.com/

9月30日(土)7:30pm DCユナイテッド
10月4日(水)7:30pm セントルイス・シティFC
10月21日(土)6:00pm ロサンゼルスFC

(取材 三島直美/写真 斉藤光一)

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「土を喰らう十二ヵ月(The Zen Diary)」中江裕司監督インタビュー

料理を教えるツトム(沢田研二)。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners
料理を教えるツトム(沢田研二)。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners

 映画「ナビィの恋」「ホテル・ハイビスカス」で日本国内はもちろん、ベルリン国際映画祭をはじめとする海外でも活躍している中江裕司監督。今年9月に監督の最新作「土を喰らう十二ヵ月」(英題「The Zen Diary」)が、バンクーバーで上映されることになった。今回沖縄から中江監督が日加トゥディのインタビューに応じてくれた。

土を喰らった長い撮影

中江裕司監督。2023年7月、オンラインでインタビューに応じてくれた。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners
中江裕司監督。2023年7月、オンラインでインタビューに応じてくれた。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners

 軽快なジャズの音色をバックに、ロードトリップのような東京の風景から始まる映画。どこへ行くのか何が見られるのか、カメラがたどり着くのは信州白馬の山。映画の原作は水上勉によるエッセイ「土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―」(新潮文庫)。原作にストーリーがないため、中江監督は自分でドラマを構成して脚本を書き、映画をスタートさせた。

 「映画はうその世界だけど、お客さんに信じてもらえるように小さなうそはつかない」と話す監督は、映画撮影にかなりの時間を注いだ。まずロケ地を自足で歩いて民家を見つけ、犬も現地でスカウト。主人公の住む場所と働く場所は一緒と決めて、土地を切り開いて畑まで設計・作製。本物の四季を確実に撮るために、およそ1年半、大自然の中に身を置いた。監督にとって沖縄の気温25度から急にマイナス10度になる長野への移動は大変で、自宅と撮影場所の間を何度も行ったり来たりしたそうだ。

シンプルで美味しそうな料理が並ぶ。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners
シンプルで美味しそうな料理が並ぶ。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners

 主人公の作家ツトムは、人里離れた山荘で自分の育てた野菜で精進料理を作るのだが、映画に登場する旬な料理は全て料理研究家の土井善晴さんの献立。梅、しそ、たけのこ、わらび、なす、きゅうり、生姜、大根など日本でお馴染みの野菜を使ったシンプルな一品が勢揃い。一見素朴に見えても、材料の一つ一つに目を通した厳しいプロの目が存在していると感じさせる。さらに土の香りが漂うようなカメラ映像、趣のあるカメラアングルもこの映画を盛り立てている。

往年のファンが喜ぶ俳優陣と製作スタッフ

最後まで素敵な女優だったチエ役の奈良岡朋子(右)。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners
最後まで素敵な女優だったチエ役の奈良岡朋子(右)。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners

 そして監督が選んだ豪華な俳優陣。主人公は元タイガースのジュリーこと沢田研二、友人役にプレイボーイ俳優として知られた火野正平、また清純派女優の檀ふみなど、どこか懐かしい名俳優が揃う。ジュリーのファンだったというベテラン女優の奈良岡朋子は、変わり者だが優しいところもある、どこかで見たことのあるようなおばあさんそのもの。準主役の松たか子も明るくて上品な恋人役を演じている。

 またカメラワークをポエム的にスパイスするのが時折流れるジャズ音楽。「音楽は普通映画を編集している時にイメージが浮かんでくるのに、今回は浮かんでこなかった」と言う監督は、ジャズのオーネット・コールマンを聞いて、音楽担当の大友良英さんに相談。自身のライブでコールマンを演奏する大友さんの「少し過激だけど、本当にいいんですか」という言葉に、「違和感があっても、画面にぶつけに行ってください」と監督が即答したそうだ。

食べること、生きること

料理をいただくツトム(沢田研二)と真知子(松たか子)。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners
料理をいただくツトム(沢田研二)と真知子(松たか子)。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners

 植物と動物、土と自然、そしてその果てにあるのが健康と命の大切さ。一日の感謝の気持ちを忘れずに、毎日悔いのないように生きる、何事にもこだわらないという原作にある仏教禅宗の教えについても映画は触れる。生きることは体を動かすこと、体を動かすとお腹が空くのでご飯がおいしい、昔の人はおいしいものを食べていたのだろう、というさりげない言葉にうなずける。

 最後のシーンについて聞くと、「彼の人生はまだ続いている。一つで終わりではなく、まだこれからも生きていかなくてはならない」という哲学的な答えが返ってきた。そして監督は「日本人が根底に持っている美意識と生き方をこの映画で感じていただければすごくうれしい」と続けた。

 映画監督をしながら、地元沖縄の那覇市で桜坂劇場を経営している中江監督。「みなさん、沖縄にもぜひ遊びに来てください」とさわやかに締めくくった。皮肉とユーモアがあって、少し出遅れた主人公「ジュリー」を最後まで見届けたくなるような映画。9月のバンクーバー上映が待ち遠しい。

「土を喰らう十二ヵ月(The Zen Diary)」上映

バンクーバー
期間:9月1日~7日・10日
会場:VIFF Centre-Vancity Theatre(1181 Seymour Street, Vancouver)
チケット情報&ウェブサイト: https://viff.org/whats-on/the-zen-diary/

上映時間
会場は全てVIFF Centre – Vancity Theatre(ただし、9月10日のみVIFF Centre – Studio Theatreで上映)

9月1日(金)2:30pm、7:00pm
2日(土)4:55pm
3日(日)4:00pm、8:15pm
4日(月)8:10pm
5日(火)5:35pm
6日(水)7:55pm
7日(木)1:30pm
10日(日)7:20pm(Studio Theatre)

サスカトゥーン(サスカチュワン州)
期間:9月8日~14日
会場:The Broadway Theatre(715 Broadway Avenue, Saskatoon)
ウェブサイト: https://broadwaytheatre.ca/

モントリオール(ケベック州)
期間:9月22日~28日
会場:Cinémathèque québécoise(335 De Maisonneuve Blvd. East Montreal)
ウェブサイト: https://www.cinematheque.qc.ca/en/

信州の風景をバックに感動のシーン。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners
信州の風景をバックに感動のシーン。©2022「土を喰らう十二ヵ月」製作委員会/©“The Zen Diary” Film Partners

(取材 ジェナ・パーク)

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日本語認知症サポート協会「オンライン de Cafe・笑いヨガ」のお知らせ

「笑顔の力」を引き出そう〜「笑いヨガ」で、元気な心と体づくり〜

毎月、「笑いヨガ」を行っています。自宅にいながら参加できる、オンラインでのセッションです。
興味のある方、初めての方も大歓迎。楽しく一緒に笑いましょう!

日時:2023年9月14日(木)午後8時〜午後9時

会場:Zoom

参加費:初回無料、2回目からドネーション(e-Transfer、PayPalまたは小切手にて)

申し込み締め切り:2023年9月12日(火)

申し込みリンク:https://forms.gle/zxdriAq3uBXvxQfE7

*お申し込みいただいた方には、追って、参加方法をご案内いたします。

お問い合わせ先:orangecafevancouver@gmail.com

主催:日本語認知症サポート協会(Japanese Dementia Support Association) http://www.japanesedementiasupport.com

宝塚歌劇団OGによるレビュー “World of Dreams” バンクーバー公演8月に

左から:綺華れいさん、毬穂えりなさん、天羽珠紀さん、珠まゆらさん。Photo courtesy of Ms. Flower Sakiko
左から:綺華れいさん、毬穂えりなさん、天羽珠紀さん、珠まゆらさん。Photo courtesy of Ms. Flower Sakiko

 宝塚歌劇団OGが“World of Dreams”ツアーでバンクーバーにやってくる!日本だけでなく世界中に熱狂的なファンの多い宝塚歌劇団。今年も、伝統的なオリジナル歌劇からポップな作品まで幅広く披露する。

 出演は、毬穂えりな(Erina Mariho:80期生/宙組/娘役)、天羽珠紀(Tamaki Amou:83期生/宙組/男役)、綺華れい(Rei Ayaka:84期生/星組/男役)、珠まゆら(Mayura Tama:86期生/花組/娘役)。

 宝塚ファン必見の“World of Dreams”は、8月24日、Michael J Foxシアターで開演する。チケット発売は7月8日午前10時から。

“World of Dreams”

日時:8月24日 6:30pm(開演6:00pm)
会場:Michael J Fox Theatre(7373 MacPherson Ave, Burnaby, BC)
チケット:https://michaeljfoxtheatre.ca/events/world-of-dreams/
World of Dreamsウェブサイト:https://www.world-of-dreams-zuka.com/

チケットプレゼントのお知らせ

“World of Dreams”のチケットを1組2名様、2組にプレゼントいたします。

ご希望の方は、件名に「宝塚歌劇団OG公演チケット希望」と明記の上、メールにお名前(フルネーム)を記載してご応募ください。

応募先は、promo@japancanadatoday.ca となります。

応募締め切りは8月22日(火)正午です。当選された方には8月23日(水)正午までにお知らせいたします。

たくさんのご応募をお待ちしております。

左上から時計回りに:珠まゆらさん、綺華れいさん、毬穂えりなさん、天羽珠紀さん。Photo courtesy of Ms. Flower Sakiko
左上から時計回りに:珠まゆらさん、綺華れいさん、毬穂えりなさん、天羽珠紀さん。Photo courtesy of Ms. Flower Sakiko

訂正:チケット発売日が7月1日から7月8日に変更となりました。

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「ダブルダッチをオリンピック種目に」若菜里咲さんの挑戦(後編)

前後から下りてくるなわを跳びながら軽快なステップでダンスを披露する若菜さんに参加者たちの歓声があがった。2023年7月23日、バンクーバー市ロブソンスクエア。撮影:池田茜音
前後から下りてくるなわを跳びながら軽快なステップでダンスを披露する若菜さんに参加者たちの歓声があがった。2023年7月23日、バンクーバー市ロブソンスクエア。撮影:池田茜音

 「Let’s Play Double Dutch」を主催者する若菜里咲さんは、ダブルダッチをオリンピック種目にすべくアメリカ・ロサンゼルスに渡り普及活動をしている。

 現在はバンクーバーに滞在してさまざまなダブルダッチイベントを企画している。そんな若菜さんに詳しく話を聞いた。後編。

「ダブルダッチをオリンピック種目に」若菜里咲さんの挑戦(前編)

海外での普及活動に込める思い

ダブルダッチプレーヤー若菜里咲さん。2023年7月23日、バンクーバー市ロブソンスクエア。写真提供:矢野波琉さん
ダブルダッチプレーヤー若菜里咲さん。2023年7月23日、バンクーバー市ロブソンスクエア。写真提供:矢野波琉さん

-ロサンゼルスには、ダンスやダブルダッチの技を磨きたいという理由で行かれたのですか?

 自分がやりたい大会が日本にあって、それが1対1のダブルダッチバトルというものなんですけど、曲に合わせてフリースタイルでダブルダッチの中で踊ったりするものです。それに去年出場したんですけど3位で終わっちゃって、すごく悔しくて。

 やっぱりその大会が忘れられなくて、もう一度自分というものを見つめなおしたい、あとは人を見るという立場で、自分はどれくらい自信があるのか、どんどん不安にもなってきちゃって、自分が本当にその立場にいるのかというところにまだ完璧な自信がなかったので、ジャッジさせていただいていることにも思い詰まるところがありました。

 ちゃんと自分と向き合ってダブルダッチだけじゃなくて、自分はどういう価値観を持っていて、どういうものに惹かれて、どういうことを表現したいのか、というものを探す旅にしたいなというのがあって。

 その中で自分がダブルダッチ界にどう恩返しできるかって考えたときに、やっぱり自分が今いる場所というのはアメリカとカナダなので、その場所で自分のできる限りの力を使って、いろんな人に知ってもらうことが恩返しになると思ったし、腕試しじゃないですけど、それは自分の力次第だと思っています。

-色んな事に日々挑戦されているんですね。

 そうですね、毎日悔しかった気持ちとかをどこかプラスに変えて、よりよくしたいというのはありますね。あまり人と争うのとかは好きじゃないんですけど、ただ自分に負けるのが一番嫌いで、誰かというよりは自分に負けちゃうことが、自分の中でなんでだろうって思うことがありますね。

-ロサンゼルスからバンクーバーに来た理由を教えてください。

 本当はアメリカに1年いたかったんですけど、金銭面的にもロスも今、物価が高いので。

 あとはアメリカだけじゃなくてカナダにもダブルダッチのコミュニティがあったというのと、海外に来ているので、英語は身につけて帰りたいというのもありました。

 それはただ英語が学びたいというのではなくて国際大会が2025年に日本で開催が決まっていて、そこで英語も生かして海外からの人たちも受け入れられる体制をサポート側としても身につけたいので今こうやって英語をがんばっています。

-イベントの開催を始めたきっかけは?

 「Let’s Playダブルダッチ」という名前が、もともと日本でダブルダッチ協会が定期的に毎月開催していたイベントで、なにか自分が留学生として日本にもつなげられることを考えたときに、そのイベントを借りて海外でやることでダブルダッチに触れられやすいかなと思いました。

 また「Let’s Playダブルダッチ」は一番アットホームなイベントでもあったので、協会の方に許可を得て、定期的に開催させてもらっています。絶対みんなが来てくださるわけでもないし、本当に参加者が少ないときもあるけれど、それでもやっぱり継続していくことが大切だと思っています。

-これからバンクーバーでの滞在期間でやってみたいことは?

 滞在は10月末まで。日系センターでオーディションがあって、9月の日系祭りが本選になっています。そこでちゃんと結果を残したいなという気持ちがありますね。あとはレッスンを開きたいなと思っています。以前初めてここでイベントをやらせていただいたときに子どもたちも参加していて、子どもの力ってすごいなと思って。

-ロサンゼルスに帰ってからも普及活動を続けられる予定ですか?

 はい。ロサンゼルスではメディアだったりコマーシャルだったりの依頼もいただいていたのですが、ビザの関係で働くことはできなかったので、またロスに戻るときはいろいろ仕事としてがんばりたいですね。

-ダブルダッチをオリンピック種目にしたい理由は?

 もともとオリンピックにするというこだわりはあまりなかったのですが、やっぱり多くの人にダブルダッチのおもしろさを知ってもらいたい。スケートボードも、オリンピック種目に加わったことで結構イメージが変わったじゃないですか。オリンピック種目になることはかなり意味があるんだと思いました。

 また、オリンピック選手になることで自分のやってきたことにも価値を見出せるのかなと。親にもお世話になってきているので、胸を張ってダブルダッチをやっててよかったと伝えられたらいいなというのもありますね。

 まだまだ道のりは遠いかもしれないですけど、日本に帰っても行動し続けたいと思います。

***

 大学生のときにダブルダッチに出合って以来、情熱を注ぎ続ける若菜さん。海外に出てダブルダッチを広めたいと思うほど若菜さんの心を動かし熱くするものは、男女関わらず誰もが好きや得意を見つけられるダブルダッチの懐の深さにあるのかもしれない。

 見ていると必ず飛んでみたくなるダブルダッチ、バンクーバーで体験するチャンスだ。

【今後のバンクーバーでのダブルダッチイベント】

8月17日
DD in Night Movie at Vancouver Art Gallery
パフォーマンスと体験会を予定

8月27日
Let’s Play Double Dutch(ダウンタウン・ロブソンスクエア)
誰でも参加できるダブルダッチイベント

9月2日
Richmond Night Market
ダブルダッチのパフォーマンス

9月3日
日系祭り
ダブルダッチのパフォーマンス

9月10日
日系ファーマーズマーケット
ダブルダッチのパフォーマンス

そのほか毎月最終週の日曜日には参加型のイベント “Let’s Play Double Dutch”も開催予定。会場はダウンタウン・ロブソンスクエア。

9月24日、10月29日、11月26日、12月10日

詳しくは若菜里咲さんのインスタグラムを。さまざまな情報を発信している。

𝐋𝐈𝐒𝐀 𝐖𝐀𝐊𝐀𝐍𝐀 (@lisa.wakana)

香港でダブルダッチの経験があるChalieさん。今回の「Let’s Play Double Dutch」には、若菜さんのイベントを聞きつけ直接連絡を取って参加した。「あまりダブルダッチをする機会がなかったので参加できてよかった」とうれしそうに話した。2023年7月23日、バンクーバー市ロブソンスクエア。撮影:池田茜音
香港でダブルダッチの経験があるChalieさん。今回の「Let’s Play Double Dutch」には、若菜さんのイベントを聞きつけ直接連絡を取って参加した。「あまりダブルダッチをする機会がなかったので参加できてよかった」とうれしそうに話した。2023年7月23日、バンクーバー市ロブソンスクエア。撮影:池田茜音

(取材 池田茜音)

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