建友会講演会:「安全で快適な住まいづくり」と「100年を受け継ぎ、100年先へ引き継ぐ京都の古材から学ぶ日本文化継承とエシカルな経営」

 建友会は、9月8日(火)にUBC Robson Squareにて、在バンクーバー総領事館後援で、建友会役員の伊藤公久氏による「安全で快適な住まいづくり」、京都の㈱丸嘉代表取締役・小畑隆正氏による「100年を受け継ぎ、100年先へ引き継ぐ京都の古材から学ぶ日本文化継承とエシカルな経営」をテーマに講演会を開催しました。

 参加人数は、27名でした。

講演者の建友会役員・伊藤公久氏。2026年9月8日。写真:建友会
講演者の建友会役員・伊藤公久氏。2026年9月8日。写真:建友会

 伊藤氏の講演は、住宅建築には大きく分けて二つの要素、人々が魅了される建築のスタイル、外観、インテリアを装飾する「建築意匠」、そして建物の重要な役割を持つ「建築性能」がありますが、今回は、「建築性能」にスポットを当ててお話をしていただきました。

 「建築性能技術」の目的は、決して省エネルギーやCO2削減だけを目指すのではなく、あらゆる建築技術を導入して建物の安全性、耐久性、快適性、居住者の健康維持を図り、経済性を見出し、そして社会環境にサステーナブルな住まいを提供することです。住宅は社会的財産であるとの、興味深い内容でした。

講演者の京都㈱丸嘉代表取締役・小畑隆正氏。2026年9月8日。写真:建友会
講演者の京都㈱丸嘉代表取締役・小畑隆正氏。2026年9月8日。写真:建友会

 小畑氏の講演は、古材を単なる建築資材だけでなく、「文化」「循環」「未来への責任」という価値が背景にあり、日本でも「エシカル」という言葉がよく使われています。人への配慮や思いやりの姿勢を地域や自然環境まで広げ、素材や建築を通じてよりよい社会の構築を目指すことが「エシカル経営」です。

 早くから循環型社会を意識してきた森林大国カナダと同じく、物心共に豊かな発想にてデザインされた建築を通じて明るく活気ある未来へ繋げることの重要性についてお話しをされました。「古いモノを新しいカタチで。」「伝統とは革新の連続である。」日本の伝統建築は再び世界へ発信できる機会であるとの、興味深い内容でした。

 各講演者の講演後は、参加者との質疑応答、講演会を通して、貴重な情報収集、意見交換の場になりました。

建友会・松原会長。建友会講演会の様子。2026年9月8日。写真:建友会
建友会・松原会長。建友会講演会の様子。2026年9月8日。写真:建友会

18:15 受付開始 (MC 吉武氏)
18:40 建友会 松原会長挨拶
18:45 在バンクーバー総領事館 木山領事挨拶 
18:55 建友会 伊藤公久氏 講演
19:55  質疑応答
20:05 休憩
20:15 (株)丸嘉 代表取締役 小畑隆正氏 講演
21:15 質疑応答
21:30 建友会 穴澤副会長挨拶
21:35 閉会

司会を務めた建友会の吉武氏。建友会講演会の様子。2026年9月8日。写真:建友会
司会を務めた建友会の吉武氏。建友会講演会の様子。2026年9月8日。写真:建友会

(寄稿 建友会)

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