シリーズ最終回となる今回の記事では、The University of British Columbia(UBC)のFaculty of Forestry and Environmental Stewardship(森林学部)の多大な協力を得て、様々なLabでの体験を通じて森に対する新たな視点を学びました。また、先住民との対話を通して2週間の研修を振り返る機会にもなりました。
森林保護の意識変化
この日の午前中は、Faculty of Forestry and Environmental StewardshipのNature VancouverのDirectorであるLauraさん主導のもと、UBCキャンパス内の森林ウォーキングツアーに参加しました。木々の種類や森の中で果たす役割などの視点から、先住民がいかに森と共存してきたのか、そこから何を学べるのかを体験的に学習することができました。
UBCのキャンパス内、Faculty of Forestry and Environmental Stewardshipの建物の前に、17メートルの「Reconciliation Pole(和解の柱)」があります。私たちは、先住民の子孫でサーモンフォレストの研究家でもあるDr. Teresa Ryanをお招きし、柱が意味するカナダの先住民の思いや歴史ついて貴重なお話を伺いました。
カナダ・バンクーバーにあるThe University of British Columbiaの主要学部の一つで、森林科学や木材工学、持続可能な資源管理の分野で世界的に高い評価を受けています。気候変動対策やサーキュラーエコノミーの推進に貢献する研究・教育を行い、産学連携や実践的なプロジェクトを通じて、持続可能な社会の実現を担う人材を育成しています。
ブリティッシュコロンビア州では、BC Transfer Guideに示されているように、高等教育機関間で単位互換が可能なシステムが整備されています。そのため、ダグラスカレッジからUBCやSimon Fraser University(SFU)などの大学への編入も、余分な単位を取得することなくスムーズに行えるのが特徴です。
UBC Malcolm Knapp Research Forest(マルコム・ナップ研究林)The University of British Columbia(UBC)森林学部が管理する、5,000ヘクタールを超える広大な研究用森林です。1949年の設立以来、森林管理、生態系保護、気候変動に関する世界最先端の研究拠点として活用されています。同時に、次世代への環境教育の場としても重要な役割を担い、自然界の複雑な相互作用を体感的に学べるプログラムを提供しています。
Beaty Biodiversity Museum(ビーティ生物多様性博物館)The University of British Columbia(UBC)内に位置する、カナダを代表する生物多様性の研究・教育拠点です。200万点を超える膨大なコレクションを誇り、生命の歴史や進化、生態系の保全について発信しています。研究者と一般市民を繋ぐ架け橋として、地球上のあらゆる生命の「つながり」を深く理解するためのプログラムを提供しています。
Douglas College(ダグラスカレッジ)ブリティッシュコロンビア州最大規模の公立カレッジであり、大学レベルのアカデミックな教育と、実践的なキャリア教育を融合させた独自のカリキュラムで知られています。「本研修では、現地の学生との交流や実際の模擬授業を通じ、生徒たちの多角的な視点と探究心を刺激する学びの場を提供しています。
AK Jump Educational Consulting Inc. カナダ・バンクーバーに拠点を置き、年齢・障害・バックグラウンドを越えて、カナダでの留学・進学、そして多角的な学びへの挑戦を、インクルーシブなチームで支えます。小中高生の留学から、教育専門家・政策関係者・カウンセラー向けの研修まで。対話を通して問いを深め、思考を広げる学びをデザインします。
そして、午後のアクティビティであるCapilano River Hatchery(キャピラノ鮭孵化場)では、サーモンを軸とした自然の生態系について学ぶために、Talaysayの先住民の環境ツアーに参加をしました。原生林の中での学びは、単なる環境保護の知識を超え、自然と人との深い「つながり」を再確認し、自分自身の生き方を見つめ直す貴重な機会となりました。
LCI Language School バンクーバーの姉妹カレッジ「LaSalle College」内にキャンパスを構え、最先端の設備環境で学べる語学学校です。「使える英語・実践的な会話」に重点を置いた多彩なプログラムを展開し、専門分野(アカデミック・ビジネス等)のクラスも充実。フレンドリーな校風と一人ひとりへの手厚いサポート、さらにカナダ各都市を巡りながら学べる「カナダワイド」プログラムなど、その高い教育・サービス品質で定評を得ています。
TSUKIJI FISH MARKET Inc. / TSUKIJI kitchen 元築地魚市場の卸販売業者としての経験を持つ疋田拓也氏が代表を務める、バンクーバー拠点の海洋ビジネス企業。カナダの持続可能な漁業資源を世界へ届けるとともに、併設の「TSUKIJI kitchen」を通じて、食の背景にあるエコシステムや「次世代に豊かな海を残す」哲学を伝えています。
Synthesis Design Inc. ノースバンクーバーに拠点を置く、数々の受賞歴を持つ建築設計事務所。自然界のエコシステムと住環境の調和を追求し、持続可能な建築(サステナブル建築)を牽引しています。
AK Jump Educational Consulting Inc. カナダ・バンクーバーに拠点を置き、年齢・障害・バックグラウンドを越えて、カナダでの留学・進学、そして多角的な学びへの挑戦を、インクルーシブなチームで支えます。小中高生の留学から、教育専門家・政策関係者・カウンセラー向けの研修まで。対話を通して問いを深め、思考を広げる学びをデザインします。
東日本大震災の被災各地では慰霊祭が執り行われ、東京の代々木公園では15年脱原発集会が8500人参加で、3月21日の「原発のない福島を」を合言葉にした(福島)県民集会は1100人参加だったそうです。日本外国人特派員協会ではChallenging the Narrative: Thyroid Cancers in Fukushimaと題した311子ども甲状腺がん裁判弁護団長井戸健一弁護士と牛山元美医師の記者会見がありました。この裁判は震災当時子どもだった8人が原告となっています。震災当時福島県内居住者の18歳以下で統計から漏れている人も含め、現在412名が甲状腺がんと診断されています。
L’Anneau(ラ・ノー/ザ・リング):モントリオールのダウンタウンにある複合施設。Place Ville Marie (PVM) エスプラナード(広場)に設置された、巨大な円形のモニュメント。ケベック州を代表する景観建築家 Claude Cormier (CCxA) 設計。直径30メートル、重さは約23トン。PVMの開館60周年を記念し、2022年6月に設置。Place Ville Marieの大階段の上に吊り下げられており、マギル大学やモン・ロワイヤルへと続く視覚的な軸を縁取っている。