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日本一の鉄道旅行に四国をローカル線で周遊ツアー 第15回鉄旅オブザイヤー

鉄旅オブザイヤーの受賞者と関係者(鉄旅オブザイヤー実行委員会提供)
鉄旅オブザイヤーの受賞者と関係者(鉄旅オブザイヤー実行委員会提供)

 優れた鉄道旅行に贈られる代表的な賞「鉄旅(てつたび)オブザイヤー」の第15回の授賞式が2026年4月15日に鉄道博物館(さいたま市)で開かれ、ユニークな列車に乗って四国を3日間かけて周遊するクラブツーリズムの旅行商品がグランプリに輝いた。人口減少で経営環境が厳しい四国のローカル線の魅力を発信するとともに、旅行者を呼び込んで経済効果をもたらしたことが高く評価された。(共同通信社経済部次長・連載コラム「カナダ“乗り鉄”の旅」執筆者 大塚圭一郎)

▽七つのローカル列車に乗車

 2011年度から毎年実施されている鉄旅オブザイヤーは、旅行業界でつくる鉄旅オブザイヤー実行委員会が主催。後援にJR旅客6社全てと日本民営鉄道協会、日本旅行業協会といった鉄道・旅行業界の主要団体がそろう「鉄道旅行のオールスター戦」となっている。

 第15回の旅行部門は2025年に催行または予定されたツアーを募集。応募は89件と前回を4件上回った。審査委員長の山口昌彦・月刊「旅の手帖」編集長や、筆者ら計11人の外部審査員が一次選考を通ったツアーを対象に、旅行のプロとしての企画力が感じられるか、独創性、乗車する列車や路線の魅力度などを60点満点で採点。得点が上位三つのツアーが優秀賞となり、授賞式当日の決選投票でグランプリを決めた。

東京都江東区のイベントで展示された阿佐海岸鉄道のDMV(大塚圭一郎撮影)
東京都江東区のイベントで展示された阿佐海岸鉄道のDMV(大塚圭一郎撮影)

 四国周遊の商品は、線路と道路の両方を走ることができる徳島県の第三セクター鉄道、阿佐海岸鉄道のデュアル・モード・ビークル(DMV)や、高知県の三セク鉄道の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の観光列車「やたろう号」、先頭部に「団子鼻」を取り付けて東海道・山陽新幹線の初代営業用車両0系を模したJR四国予土線のディーゼル車両「鉄道ホビートレイン」など計七つのローカル列車に乗った。

 私は60点満点中56点と2番目に高い点数を付け、審査員コメントに「人口減少と過疎化が深刻な四国のローカル線の生き残りが厳しさを増している中で、阿佐海岸鉄道のDMVや、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の観光列車『やたろう号』など『潜在的な魅力がたくさんある』目玉列車へいざなって地域経済を盛り上げる好企画です。2026年度以降も継続し、息長く四国を応援してくれることに元松山市民として感謝しています」とのメッセージを寄せた。

グランプリを受賞したクラブツーリズムの四国周遊ツアーに携わった関係者(大塚圭一郎撮影)
グランプリを受賞したクラブツーリズムの四国周遊ツアーに携わった関係者(大塚圭一郎撮影)

 企画したクラブツーリズムの山野井眞史さんは「今後も企画をパワーアップし、四国を盛り上げたい」と意気込んだ。

▽明治時代の団体旅行を「現代風に復刻」

 日本旅行が2025年12月6、7両日に催行し、16年3月に消えた当時のJR在来線最長昼行特急と同じルートを約10年ぶりに“復活”させたツアー「大阪~長野 直通団体貸切列車『日本旅行創業120周年記念号』で行く 長野・善光寺」は優秀賞を受けた。

鉄旅オブザイヤーの優秀賞を受けた日本旅行のツアーで走った団体臨時列車「日本旅行創業120周年記念号」(大塚圭一郎撮影)
鉄旅オブザイヤーの優秀賞を受けた日本旅行のツアーで走った団体臨時列車「日本旅行創業120周年記念号」(大塚圭一郎撮影)

 JR西日本子会社の日本旅行は、2025年に創業120年を迎えた日本で最も歴史のある旅行会社。日本旅行は創業3年後の1908(明治41)年に現在の滋賀県草津市から善光寺へ貸し切り列車で向かう団体旅行を実施していた。それを「現代風に復刻した」(日本旅行)という触れ込みのツアーは、「日本旅行創業120周年記念号」と名付けた団体臨時列車で大阪駅と長野駅の間を往復し、参加者は長野市の善光寺を参拝した。

 この行程は、現在は全ての列車が名古屋と長野を結んでいる特急「しなの」が、1971年4月~2016年3月に1日1往復が東海道本線を西進して大阪駅を発着していた通称「大阪しなの」と同じ。大阪、京都、滋賀、岐阜、愛知、長野の2府4県を通る441・2キロの走行距離で、「大阪しなの」で終盤に使っていたのと同じ特急形車両383系で運転した。所要時間は片道7時間を超えた。

鉄旅オブザイヤー実行委員会の吉田圭吾委員長(日本旅行社長、一番左)と、鉄旅オブザイヤーの優秀賞を受けた日本旅行関係者(大塚圭一郎撮影)
鉄旅オブザイヤー実行委員会の吉田圭吾委員長(日本旅行社長、一番左)と、鉄旅オブザイヤーの優秀賞を受けた日本旅行関係者(大塚圭一郎撮影)

 鉄道愛好家として知られるホリプロの南田裕介マネージャーは「目の付け所と、社をまたいだ調整などのご苦労がにじみ出た名作です」とコメントした。

 残る一つの優秀賞は、阪急交通社の大阪(伊丹)空港を発着し、JRの始発・終着駅として最南端の枕崎(鹿児島県)から最北端の稚内(北海道)まで向かう4泊5日の「5つの特急と3つの新幹線でつなぐ鉄道でめぐる日本縦断の旅5日間」。参加者が楽しめるように随所で旅程を工夫しており、参加後のアンケート回答者(428人)のコース満足率は95%に上ったという。

鉄旅オブザイヤーの優秀賞を受けた阪急交通社のツアーで利用されたJR西日本の特急「スーパーおき」(大塚圭一郎撮影)
鉄旅オブザイヤーの優秀賞を受けた阪急交通社のツアーで利用されたJR西日本の特急「スーパーおき」(大塚圭一郎撮影)
鉄旅オブザイヤーの優秀賞を受けた阪急交通社のツアーで使った寝台特急列車「サンライズエクスプレス」(大塚圭一郎撮影)
鉄旅オブザイヤーの優秀賞を受けた阪急交通社のツアーで使った寝台特急列車「サンライズエクスプレス」(大塚圭一郎撮影)

 行程の工夫が随所に見られ、利用したJR九州指宿枕崎線はJR最南端駅の西大山(鹿児島県)の停車時間が短いため、観光バスで訪れることで約20分間見学できるようにした。また、走行距離が378・1キロと昼行在来線特急としては本州で最も長いJR西日本の「スーパーおき」(鳥取―新山口)と、396・2キロと全国2位のJR北海道の「宗谷」(札幌―稚内)のそれぞれ一部区間に乗車。出雲市(島根県)から東京への移動には、人気のある寝台特急列車「サンライズエクスプレス」の「サンライズ出雲」を組み込んだ。

 鉄道写真家の櫻井寛さんは「鉄道旅行好きなら誰しもが夢見る究極の鉄道旅」と評価した。

▽ベストアマチュア賞は豪華寝台列車満喫のプラン

 他に「国土交通省鉄道局長賞」に輝いたのは、クラブツーリズムの旅行商品「飯坂電車・山形鉄道・由利高原鉄道・秋田内陸縦貫鉄道 4つのローカル列車を貸切運行!列車内では沿線にちなんだ地酒をお楽しみ!!『東北ローカル列車めぐり』と『東北地酒めぐり』のマリアージュ」。東北地方は積雪が多い冬季の旅行が敬遠されがちなのを受けて企画担当者が「少しでも地域活性化に貢献したい」と思い立ち、東北地方の豊富な酒蔵で醸造されている日本酒を貸し切り列車で堪能できるようにした。

鉄旅オブザイヤー実行委員会の吉田圭吾委員長(一番左)と、鉄旅オブザイヤーの国土交通省鉄道局長賞を受けたクラブツーリズムの関係者ら(大塚圭一郎撮影)
鉄旅オブザイヤー実行委員会の吉田圭吾委員長(一番左)と、鉄旅オブザイヤーの国土交通省鉄道局長賞を受けたクラブツーリズムの関係者ら(大塚圭一郎撮影)

 国土交通省鉄道局は「地域の鉄道会社が連携し、福島県、山形県、秋田県をめぐる貸し切り列車で日本酒などの地域の魅力を発信するとともに、地元の酒蔵スタッフなどによる『おもてなし』を感じる企画が地域活性化にもつながる点を評価した」としている。

 「審査員特別賞」は、JTBの「歴代編集長と行く JTB時刻表100周年記念号 首都圏貨物線の旅」が受けた。旅客列車が普段走らない貨物線を貸し切り列車に乗って楽しみ、運行する時刻表は発行されている「JTB時刻表」のフォーマットと同じ体裁で作成するなど趣向を凝らした。

 私は「2025年に創刊100年を迎えたJTB時刻表が監修し、歴代編集長が時刻表の世界へといざなうストーリー性を売りとしつつ、JTB時刻表には掲載されない貨物線を貸し切り列車で楽しむことができる鉄道ファンや時刻表好きにはたまらない企画です」とのメッセージを寄せた。

 一般から「夢の鉄道旅行企画」を募る一般部門には55件の応募があり、最優秀の「ベストアマチュア賞」は2026年度のデスティネーションキャンペーン(DC)開催地全てを網羅した栃木県那須町の自営業、橋本ちひろさんの作品「豪華3大クルーズトレイン(四季島・瑞風・ななつ星)で巡る日本一周14日間の旅~9つの観光列車にも乗車します~」が受賞。

ベストアマチュア賞に輝いた橋本ちひろさん夫妻(大塚圭一郎撮影)
ベストアマチュア賞に輝いた橋本ちひろさん夫妻(大塚圭一郎撮影)

JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」とJR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」、JR九州の「ななつ星in九州」を乗り継いで14日間かけて日本を一周し、全てを車中泊にするなど夢のある作品なのが支持された。

 一般部門の審査員を務めたお笑い芸人の吉川正洋さんは「1つ乗るだけでもすごいことなのに、3大クルーズトレインに乗れて、さらに観光列車にもたくさん乗れちゃう『てんこ盛り感』が素晴らしかったです」とコメントした。

鉄旅オブザイヤーの旅行部門の審査員(大塚圭一郎撮影)
鉄旅オブザイヤーの旅行部門の審査員(大塚圭一郎撮影)

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「カナダ日系企業と留学生をつなぐ交流イベント」Japan Connect 2026 バンクーバーで開催

共催団体JCN・日本カナダ商工会議所、協力団体CFNスタッフおよび参加企業代表の皆様
共催団体JCN・日本カナダ商工会議所、協力団体CFNスタッフおよび参加企業代表の皆様

2026年3月25日、バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)で、日系企業と留学生の交流イベント「Japan Connect 2026」が開催された。多様な業界のプロフェッショナルと直接交流する機会に、正規留学生、またコーププログラムやワーキングホリデーで現地に滞在する学生を中心に346名もの参加者が来場。会場は「就職活動の第一歩を踏み出したい」「現地での仕事探しの参考にしたい」といった目的を胸に参加した学生の活気にあふれ、参加者・企業出展者双方にとって有意義な交流の場となった。

Japan Connectは、⽇本・カナダ商⼯会議所(JCCOC)とUBC⽇本⼈学⽣団体(JCN)が共催し、就職活動プラットフォーム(CFN)の協⼒を得て開催されるイベントである。JCCOCは「⽇本 とカナダをつなぐ」というミッションのもと、ビジネス・⽂化・教育・観光の各分野で⽇加の架け橋 となることを⽬的に活動しており、Japan Connectはその取り組みの中核を担う年次イベントとして 位置づけられている。今年で5回⽬を迎えた。

そこで、JCN会長の内田百香氏に、イベントづくりについて話を伺った。

JCN会長の内田百香氏
JCN会長の内田百香氏

――イベントを企画するにあたり、コンセプトや思いを教えてください。
 「正規留学生にとって気軽に参加できる“就職活動の第一歩”となる場づくりと、ワーキングホリデーや語学留学生に、すぐに働ける企業と出会う機会を提供することを意識しました。特に正規留学生にとっては、まず業界や企業を知るきっかけになればと考えています。また、仕事探しに苦労している語学留学生にとっても、効率的に企業と出会える場を目指しました。」

――昨年から改善できた点や、準備で苦労した点、それをどのように乗り越えたかを教えてください。                                     「今年はカナダ政府による留学生受け入れ数の制限により、ターゲット層の減少が課題でした。そのためSNS運用を強化し、Boost機能の活用などで集客に努めました。また、外部の方々の協力を得るとともに、新規企業の開拓にも注力し、対面での訪問・説明を行いました。」

――最後に、学生に対して本イベントをどのように活用してほしいですか。
「就職活動の進め方に悩んでいる方や、バンクーバーでの仕事探しに苦戦している方にとって、不安を解消するきっかけになればと思います。ぜひ“就活の第一歩”として活用していただきたいです。」

内田氏は、学生一人ひとりに寄り添うような姿勢で、イベントへの思いを語った。

CFNの担当者でキャリアコンサルのスペシャリスト、実川奈那氏
CFNの担当者でキャリアコンサルのスペシャリスト、実川奈那氏

協力団体の一つであるキャリタス(CFN)の実川奈那氏は、バイリンガル人材を対象としたキャリアフォーラムを通じ、長年にわたりグローバル企業と学生との出会いの場の提供に携わってきた。現在はニューヨークを拠点に活躍しているが、バンクーバーでの人材支援にも積極的に関わっており、今回はそのネットワーキングと知見をもってイベントに参加した。

実川氏は、「バンクーバーで学生のキャリア形成を支援できることを大変うれしく思い、参加しました。キャリアの機会を提供することに大きなやりがいを感じています」と語った。

出展企業は21社にのぼり、その中から数社の担当者に、Japan Connect参加の目的や意義について話を伺った。

まず紹介するのは、カナダで3店舗のレストランを展開し、“劇場型おまかせ”というユニークな演出でミシュランの星を獲得した「Okeya Kyujiro(桶屋久次郎)」の創業者、松田卓也氏である。

Okeya Kyujiro(桶屋久次郎)の創業者、松田卓也氏
Okeya Kyujiro(桶屋久次郎)の創業者、松田卓也氏

松田氏は、店舗を2月にオープンさせたばかりの京都から本イベントのために来加。その意義について次のように語った。

「これまで飲食業界には、このような機会は多くありませんでした。飲食店の社会的な価値を高めたい、そして新しい時代において、飲食業界がより正当に評価されるべきだという思いから参加しました。食を通して日本文化を世界に伝えたい――そのビジョンが、こうした活動に参加する意義につながっています。」

また同氏は、食文化を“雅”に伝えることをコンセプトに掲げていると語る。ディナーでは、シルク・ドゥ・ソレイユを想起させる劇場型おまかせコースを提供し、ランチでは懐石・茶・おまかせを融合させた「お茶かせ」が人気を集めているという。「お茶かせ」といった新たな言葉も生み出し、独自性を追求している点も特徴だ。

さらに、「産地の生産者や酒蔵とのつながりを大切にしており、酒蔵にはこれまで50ヶ所以上訪問しています。そうした出会いから新しいジャンルを創造していく。この姿勢は、ある意味ベンチャー企業に近いのかもしれません」と語った。

なお、日本では京都店に続き、今後は銀座店の開業も予定されている。今後の展開にも注目が集まる。

次に紹介するのは、双日カナダ会社(Sojitz Canada Corporation)の佐野信広氏である。佐野氏は、日加間の経済活動に寄与するバンクーバー日本商工会(懇話会)の会長も務めている。今回は、本イベントへの参加に対する期待と、バンクーバー社会における懇話会の役割について話を伺った。

Sojitz Canada Corporation Executive Vice Presidentでバンクーバー日本商工会(懇話会)会長の佐野信広氏
Sojitz Canada Corporation Executive Vice Presidentでバンクーバー日本商工会(懇話会)会長の佐野信広氏

「これまでカナダで学ぶ学生さんとの接点はあまりなく、直接雇用した経験もありませんでした。今回初めて参加することで、どのような学生さんがいらっしゃるのか、新たな出会いを楽しみにしています。もし弊社に興味を持っていただければ、正式な採用プロセスを通じて前向きに検討したいと考えています。」

また、バンクーバー日本商工会の活動については、バンクーバー補習授業校の運営および支援に携わっている点を挙げ、「次世代のグローバル人材の育成に関わることは、会としても個人としても大きな意義を感じています」と語った。

続いて、ガスタウンとウィスラーで土産店「Gifts & Things」を2店舗展開し、さらに昨年4月にはキャラクターショップ「The Little Things」をオープンさせたCrescent Moon Enterprises(オーナーは佐藤広樹氏)所属の小野塚 裕香氏である。

Gifts & ThingsとThe Little Thingsを運営するCrescent Moon Enterprisesの小野塚 裕香さん
Gifts & ThingsとThe Little Thingsを運営するCrescent Moon Enterprisesの小野塚 裕香さん

裕香氏は、昨年のJapan Connectを通じてスタッフを採用した実績があり、今年も新たな若手人材(ヤングプロフェッショナル)の採用に意欲を持って本イベントに参加した。

さらに、日系ビジネスコミュニティとして知られる「企友会」の会長も務める白石有紀氏も本イベントに参加した。白石氏は移民コンサルタントとして「ビザJPカナダ社」を運営するビジネスオーナーであり、今回がJapan Connect初参加となる。参加の背景について、次のように語った。

ビザJPカナダ社のビジネスオーナーで企友会会長の白石有紀氏
ビザJPカナダ社のビジネスオーナーで企友会会長の白石有紀氏

「当初は、日本へ帰国して就職を目指す学生向けのイベントだと思っていました。しかし、現地に残ってキャリアを築きたいと考える学生も多いと知り、それであればビザ申請などイミグレーション関連でお手伝いできることがあるのではないかと考え、参加を決めました。」

また、自身のイミグレーションファームについては、「専門家6名に加え、アシスタントを配置しています。それぞれの専門家がファミリークラス、難民受け入れ、就労ビザなど異なる分野を担当しており、幅広いケースに対応できる体制を整えています」と説明した。

煩雑になりがちなビザ手続きにおいて、留学生や若手人材にとって心強い存在といえるだろう。

最後に、日本・カナダ商工会議所(JCCOC)において本イベントを担当したウィットレッド太朗氏に、同会の取り組みや本イベント参加の意義について話を伺った。

日本・カナダ商工会議所では事務局長を務めるウィットレッド太朗氏
日本・カナダ商工会議所では事務局長を務めるウィットレッド太朗氏

ウィットレッド氏は、日本・カナダ商工会議所(JCCOC)について、「日本とカナダをつなぐというミッションのもと、ビジネス、文化、教育、観光といった分野で日加の架け橋となることを目的に活動しており、Japan Connectもその取り組みの一環である」と説明。

また、本イベントの目的について、「一つは、カナダで活躍する日系企業のプレゼンスを高めること。もう一つは、日本とカナダの企業と学生が直接つながる機会を創出すること」と述べた。「キャリアフェアという形式を通じて、次世代のビジネスパーソンと企業が出会い、日加間のつながりがより一層深まることを期待しています」と強調。

ウィットレッド氏は「参加する学生は目的意識が高く、企業側にとっても大きな刺激になっています。ブランディングや採用にとどまらず、次世代とつながる場として、多くの企業にとって意義のある機会なのでは」と語り、本イベントの重要性を再確認させた。

こうして、日系企業と留学生が一堂に会した「Japan Connect 2026」は、大盛況のうちに幕を閉じた。また、日本・カナダ商工会議所のブースには、「日本とカナダをつなぐ」というビジョンに共感し、「日加を結ぶ架け橋の一助となるような多様なコミュニティづくりに参加したい」と考える多くの学生が訪れた。本イベントは、学生にとって日系企業と直接関わる貴重な機会となり、キャリア形成に大きなヒントを与えるとともに、将来の日加間の交流の発展にもつながることが期待される。日本・カナダ商工会議所は、今後もこうした人材交流と関係強化を一層促進する取り組みを続けていく。

寄稿:日本・カナダ商工会議所
文責:日本・カナダ商工会議所
撮影:日本・カナダ商工会議所

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おれ伝/伝言館/映画マイプレイスー保養という選択他:15回目の311が過ぎて思うこと

おれたちの伝承館:福島県南相馬郡小高区南町2-23。写真提供 橋爪亮子
おれたちの伝承館:福島県南相馬郡小高区南町2-23。写真提供 橋爪亮子

橋爪亮子

 旧モントリオールブレテンに過去数回311周辺に寄稿させていただいご縁がありました。

 東日本大震災の被災各地では慰霊祭が執り行われ、東京の代々木公園では15年脱原発集会が8500人参加で、3月21日の「原発のない福島を」を合言葉にした(福島)県民集会は1100人参加だったそうです。日本外国人特派員協会ではChallenging the Narrative: Thyroid Cancers in Fukushimaと題した311子ども甲状腺がん裁判弁護団長井戸健一弁護士と牛山元美医師の記者会見がありました。この裁判は震災当時子どもだった8人が原告となっています。震災当時福島県内居住者の18歳以下で統計から漏れている人も含め、現在412名が甲状腺がんと診断されています。

 震災から15年目にして海岸で見つかった遺骨がDNA鑑定により行方不明の我が子と判明したり、宮城県の大川小学校(児童教員74人が津波で死亡)で子を亡くした親が語り部となったといったニュース、そして私の出身地でもある福島県いわき市からは3月11日の卒業祝いの給食用のお赤飯を破棄というニュースがありました。

 15回目の3月11日をどうとらえ、認識、記憶していくのか。原発災害においてはまだ終わっていないという声があり、実際、原子力緊急事態宣言は発令中で、その通りとも思います。

 誤解も生みそうですが、特定の日や過去の出来事にある意味を持たせ、行動や思考や祈りを自然のことのように促してしまう、あるいはそれを意識すべきだと思わせてしまうような発信をすることをしたくない気持ちがあります。

 と、そう書きながらも、3月11日は個人的には蝋燭を灯し、オンライン朗読と小さな祈りの会をしました。あの日に東北被災三県(岩手、宮城、福島)で誕生した生命は104あり、朗読したものはその中の数名の親の手記でした。誕生日も命日も原爆投下日も建国記念日も元日もある1日です。

 記憶や痛み、歓喜や感動、主義や信条も持ち続けることは容易ではないと思います。もちろん忘れるという贅沢が許されない人たちがいるという2000年当時の国連事務総長のKofi Annan氏がチェルノブイリ原発事故の悲劇について言ったように。

 世界各地から日々沢山のニュースが溢れ情報戦の有様です。当事者と、その渦中の人々や場所と直接つながる人々。自分の生活とはかけ離れた出来事としてしか受け止められない現実。かけ離れているように見えて、共通項や、痛みを感じること。またそれらを超えた世界や現象の捉え方もあるように思われます。

  個人が経験し、知覚、認識し、体感、記憶し続ける事柄は限られていると思います。見える情報やデータとしてではなく、より深いところに届き、私たちはなんなのかという本質に気づかせるツールや時間が今、必要なのかもしれないと思います。それは、一人自然の中にいる時間かもしれませんし、人との対話かもしれませんし、ゆったりお風呂につかる時かもしれませんし、音楽や文学などの芸術に触れた時かもしれません。あるいは、それらさえも必要なく、1日を一瞬を感謝し悔いないように生きることだけかもしれないとも。同じく唯一の人生を生きている他者や人間以外の生き物や偉大なものと時空を超えてつながった先にある生命と現象への慈愛と受容が希望への鍵のような気持ちがします。

 今月、オンラインと対面ハイブリットの上映会とトーク「マイプレイスー保養という選択」(2025年)をオンライン視聴しました。福島県や関東からの子ども受け入れの保養プログラム ‘せとうち交流プログラム’ の昨年の様子を撮ったものです。保養プログラム設立者で自身も震災後岡山県へ母子避難をしてきた蝦名(えびな)宇摩さんと彼女のパートナーでもある渡辺嶺也監督がゲストの上映後トークは東京の隣町珈琲というブックカフェで興味ぶかいものでした。

 蝦名さんは奄美大島にあった共同体で育ち、津軽三味線奏者でもあり、渡辺監督は国際開発支援分野でアフリカにいた経験があり、普段はパン屋の裏側を撮影、二人とも面白いバックグランドを持っています。ファシリテーターはこの映画のプロデューサーであり、核をめぐる3部作「ヒバクシャー世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」、2017年にモントリオール上映会をした原発事故後の福島県の親子を撮った「小さき声のカノン」等を撮った鎌仲ひとみ監督でした。

 保養運営側も来てくれる人がいるからやめられないという現実もあるでしょうが、他人の喜びを自分の喜びとして続けていることが感じられます。

 子どものきらきらとした表情、瀬戸内の海や山での遊びと学び、親の普段は口にしづらい言葉、身体と心の緩みも伝わってきます。ご飯、台所や地元のボランティアの人たちや裏方の場面も。

 5泊6日のこの保養キャンプがあるからこそ、他の360日を生きていけるといった親の言葉にはなんともいえない気持ちになりました。保養にきている子どもは原発事故後に生まれたいわゆる2世です。

 この映画は東京ドキュメンタリー映画祭2025で準グランプリと観客賞を受賞しています。3.11福島を忘れないをテーマに2012年から続けられている東京の手作りの江古田映画祭で来年はこの映画が上映されそうです。ぶんぶんフィルムズ配給で自主上映も可能です。https://rb.gy/jewk6c

 福島県は、日本で北海道、岩手に次いで3番目に面積が広く、東西に166キロ、浜通り、中通り、会津の3地方に分かれています。

 Sayonara Nukes Berlinのウェブサイト(https://sayonara-nukes-berlin.de/ja/)で共有された武藤類子さんのメッセージにもある福島イノベーション・コースト構想は原発のある浜通り地方です。2020年開館の立派な東日本大震災/原子力災害伝承館があります。今年はその近くにホテルも開業予定です。

おれたちの伝承館:福島県南相馬郡小高区南町2-23。写真提供 橋爪亮子
おれたちの伝承館:福島県南相馬郡小高区南町2-23。写真提供 橋爪亮子

 私はこの機会に、同じ浜通りにありながら、上記のような公的な施設とは別の手作りの施設について共有します。南相馬市小高の「おれたちの伝承館(通称おれ伝)」と双葉郡楢葉町の宝鏡寺境内の「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館(通称伝言館)」です。両方とも設立者とそれを支える賛同者、ボランティア、訪れる人の尽力と応援によって成り立っています。

 おれ伝は2023年設立の震災と原発事故の記憶をアートで伝える美術館です。もやい展というアート展がきっかけと言ってよいかと思います。アーティスト始め、多くの協働者、賛同者により設立し運営されており、館長は写真家中筋氏です。2025年3月に「おれでん文庫」と放射線測定室もオープンし、この3月11日には敷地に建てたHiroshima, Nagasaki, Bikini, Chernobyl, Three Mile Islandのサインのもとに、広島で被爆したイチョウ2世の苗を地元小高小6年生と他70名の参加者で植樹したそうです。展示の入れ替わりもあり、イベントも開催しています。館長が不在の時も、地域の方々のボランティアで運営されていますが、開館日をウェブサイトで確認後におでかけください。遠方からの訪問者には伝える見せる場所で、地元の人が来た時には聞き役にまわる場合もあるようです。特別な場所になりつつある場所です。入館は寄付制でウェブサイトから応援ができます。https://suzyj1966.wixsite.com/moyai

ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館。楢葉町宝鏡寺:福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91。写真提供 橋爪亮子
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館。楢葉町宝鏡寺:福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91。写真提供 橋爪亮子

 「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館(通称伝言館)」は浄土宗宝鏡寺の(故)早川篤雄住職が私財を投じて2021年に開館された平和資料館です。早川住職は2022年に亡くなりましたが彼の遺志を継いだボランティア丹治杉江さん他により維持されています。膨大な資料や物品の他、よい庭にはアンネの薔薇、原爆の火、「原発悔恨・伝言の碑」、みごとな桜もあります。丹治さんは避難先の群馬県から伝言館を引き継ぐためにいわき市に戻った人です。同じ浜通りでもいわき市もひろく、丹治さんは自宅から車で高速道路も含め40分以上もかかり、常駐ではありませんが、伝言館はいつでも開いています。私が行った時はタイミングよく団体のお客があり、隣接の未来館でその団体と一緒に沢山の資料もいただき、丹治さんの話を聞くことができ幸いでした。伝言館・未来館の友の会のシステム(年間費)もあります。

ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館。楢葉町宝鏡寺:福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91。写真提供 橋爪亮子
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館。楢葉町宝鏡寺:福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91。写真提供 橋爪亮子

 浜通りは新幹線の通る中通りと違い、行きづらく、原発もあり、是非行ってくださいとは大きな声では言わないほうがよいのでしょう。実際私が帰省中に地震があり、携帯電話のけたたましい地震速報アラームで飛び起き、収束作業中の福島第一原発のことを思うと、背筋がすーと寒くなりました。福島第一原発で毎日作業員も沢山働いていますし、もう地震にも慣れたという人もいます。

 でも、特に旧避難区域の市町村には移住支援や企業支援金等の助成金制度もあり、避難元から戻る人(少数)のほかに県外からの移住者も日々の暮らしを営んでいます。山や海の景色はそのままの場所もそうでない場所も、震災の跡があり、複雑な現地の実情の片鱗でも実際見て感じてもらえたらと思います。

 話が飛びますが、東日本大震災のあった日は、ポーランド人友人がモントリオールに滞在中で、チェルノブイリ原発事故後に安定ヨウ素剤を飲んだことを話してくれました。現在スイス在住の彼女が、この3月11日に聞いたスイス発ポッドキャストは横浜から福島県に移住した子ども連れ夫婦のインタビューだったとWhatsAppメッセージで伝えてきました。内容は福島の方が経済的で、家が広く、安易に仕事が見つかり、仕事と家庭のバランスがとれ、子どもとの過ごす時間が多くなった等の希望の話でした。その家族にとってはきっとそれが真実で、感謝で生きているのだとも思います。そのような語りの方がより伝わるようになっている昨今とは思います。

 Bulletin of the Atomic Scientistの記事には、長くて英語ですが、丁寧に書けているので興味ある方は読んでみてください。

参考資料

Fukushima at 15 ―
Living with radioactive hot spots and stigma as Japan’s government pushes for more reactors (Bulletin of the Atomic Scientist, March 9, 2026) https://thebulletin.org/2026/03/fukushima-at-15-living-with-radioactive-hot-spots-and-stigma/

おれたちの伝承館 https://suzyj1966.wixsite.com/moyai

伝言館 https://touhoku-ohenro.jp/junreiti_detail.php?id=134

東日本大震災から15年:被災地と福島第1原発の現状 (Nippon.com, 2026年3月16日)https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02705

Press Conference: Challenging the Narrative: Thyroid Cancers in Fukushima https://www.fccj.or.jp/event/press-conference-challenging-narrative-thyroid-cancers-fukushima

甲状腺検査の利益めぐり応酬〜福島「県民健康調査」検討委員会(OurPlanet-TV, 2026年3月25日)https://www.ourplanet-tv.org/52594/

311甲状腺がん子ども支援ネットワーク:https://www.311support.net/news-260303/

原子力市民員会(CCNE: Citizens’ commission of Nuclear Energy)『見ればわかる 知れば変わる ─ 福島原発事故 15 年の現在地』」https://www.ccnejapan.com/reports/20401

ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館。楢葉町宝鏡寺:福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91。写真提供 橋爪亮子
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館。楢葉町宝鏡寺:福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91。写真提供 橋爪亮子
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館。楢葉町宝鏡寺:福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91。写真提供 橋爪亮子
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館。楢葉町宝鏡寺:福島県双葉郡楢葉町大谷寺下91。写真提供 橋爪亮子

お詫びと訂正:

先月配信された記事の内容に関してお詫びと訂正があります。
許可なく個人名を出したこと、事実と違うと解釈されえること、必要な情報がかけていたこと、わかる人にしかわからない書き方がありました。
当事者と関係者と読者の皆様に深くお詫び申し上げます。

モントリオールからのアルバム 2026年3月

St. Ptrick’s Day Parade

3月22日(日)モントリオールダウンタウン

写真:鎌田淳平
Instagram:junpeke1984

***

THE RING

写真:鎌田珠代

L’Anneau(ラ・ノー/ザ・リング):モントリオールのダウンタウンにある複合施設。Place Ville Marie (PVM) エスプラナード(広場)に設置された、巨大な円形のモニュメント。ケベック州を代表する景観建築家 Claude Cormier (CCxA) 設計。直径30メートル、重さは約23トン。PVMの開館60周年を記念し、2022年6月に設置。Place Ville Marieの大階段の上に吊り下げられており、マギル大学やモン・ロワイヤルへと続く視覚的な軸を縁取っている。

象徴的な意味 都市のつながり: モントリオール市、市民、そして訪問者の間の強い絆を象徴しています。視覚的演出: 夜間には、モン・ロワイヤルの山頂にある十字架の照明と連動したライトアップが行われます。

Christ Church Cathedral

クライスト・チャーチ大聖堂 Cathédrale Christ Churchは、カナダのモントリオールにある英国国教会の大聖堂で、カナダ英国 国教会のモントリオール教区の本部です。サント・カトリーヌ・ウエスト通り635番地、ユニオン通りとユニバーシティ通りの間に位置しています。ゴシック・リバイバル様式の建物は1857年から1859年にかけて建設されました。1988年以来、国定史跡となっています。

Saint James Church

カナダのケベック州モントリオールにあるセント・ジェームズ合同教会(St. James United Church)です。

セント・ジェームズ合同教会の概要

場所: モントリオールのダウンタウン、サン・カトリーヌ通りに位置しています。
歴史: 1887年から1889年にかけて建設され、建設当時はカナダ最大のメソジスト教会でした。
建築スタイル: 中世フランスのゴシック・リバイバル様式で設計されています。
指定: 1996年にカナダの国立歴史サイトに指定されました。

CCA(Centre of Canadian Architecture)

カナダ建築センター(CCA)の彫刻庭園内に設置されている作品です。

作品の詳細:タイトル“The Tribute: Column-no. 11”(放題:献辞第11号柱)
作者:Melvin Charney(メルヴィン・チャーニ)
制作年:1987年~1989年

この彫刻は、庭園内にいくつか配置されている「寓意的な柱(Allegorical Columns)」の一つです。ギリシャ神話などの古典的な建築要素であるペディメント(三角形の屋根部分)や列柱を、現代的な鉄骨構造と組み合わせたユニークなデザインが特徴です。

Freezing Rain

この3枚の写真は、3月12日のfreezing rainで凍りついたプラムの枝ですが、一夜明けて朝の陽の光に輝くそれは、まるで宝石のようで見惚れてしまいました。

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建友会2026年新年会開催

写真 建友会
写真 建友会

2026年1月29日、建友会新年会を開催いたしました。

あいにくの雨模様ではありましたが、会場にはそれを感じさせないほどの熱気と笑顔が集まり、静かな高揚感に包まれた一夜となりました。

写真 建友会
写真 建友会

当日は木山領事をはじめ、他団体の代表の皆様にもご参加いただき、松原会長の安定した司会進行のもと、総勢27名が一堂に会しました。世代や立場を越えた対話が自然に生まれ、建友会ならではの風通しの良さを改めて感じる時間となりました。

写真 建友会
写真 建友会

会はビュッフェ形式で進行し、料理の美味しさもまた会話を後押しする大切な要素に。和やかな空気の中、村山ユミさんと清水さんによる息の合ったクイズ大会がスタートすると、会場の温度は一段と上がり、笑い声が絶えないひとときに。

クイズの正解数が多いグループ順で行われたプレゼント交換会では、それぞれが思いがけない“縁”を手にし、記憶に残る余韻を残しました。

写真 建友会
写真 建友会

新たなメンバーも加わり、建友会は今、少しずつ、しかし確実に新しいフェーズへと歩みを進めています。これからも皆様のお役に立てる情報や、つながりを生む場を継続的に共有してまいります。

本年も建友会をどうぞよろしくお願いいたします。

この場を借りて、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会
写真 建友会

(寄稿 建友会)

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モントリオールからのアルバム 2026年1月

OLD MONTREAL

写真:鎌田珠代

Notre-Dame-de-Bon Secours Chapel

Marché Bonsecours

冬景色

グラナダ、アルハンブラ宮殿

写真:ライリー洋子

バルセロナ、サグラダファミリア聖堂

今月の写真

写真撮影とコメント:鎌田淳平
Instagram: junpeke1984

今年は午年、馬なりにヒヒーンと駆け込んでいきましょう。速すぎなくていい、止まってもいい。それぞれのペースで前へ。

「都市と自然」オリンピックスタジアムの前の熊とペンギン。当たり前の顔でこの街に溶け込んでいた。

On the Way to the Light. メトロJean-Talonにて

静寂の翼、怒りの眼、Hochelagaエリアにて

NO Warmth Still Wanting/都会は冷たい顔で誘惑する。Hochelaga Area

イラン抗議デモ

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地域全体で育むインクルージョンと「つながりの感覚」

長老のノーム・リーチさんを囲んでの集合写真。2025年11月22日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.
長老のノーム・リーチさんを囲んでの集合写真。2025年11月22日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.

つながりを取り戻す教育へ——カナダ・インクルーシブ教育と主体性を育てる4日間

ノースバンクーバーを拠点に活動するAK Jump Educational Consulting Inc.の企画・主催で、ノースバンクーバー学区、バンクーバー学区、サレー学区の協力、さらにフロッグフォローネイバーフッドハウスやウエストバンクーバー・コミュニティセンターの連携のもと、日本の教育関係者を対象にした4日間の研修ツアーが実現しました。

全国から集まった参加者は、教師、教育委員会職員、学校カウンセラー、一級建築士、支援員、大学院生、研究者など多岐にわたります。共通していたのは、「教育現場を少しでも良くしたい」という切実な思い。2025年11月後半の連休を利用し、普段の現場を離れてカナダに集いました。中には勤務校からそのまま空港に直行し、研修後すぐ帰国、翌日には教壇に立った教師もいました。子どもたちの顔を一日でも早く見たい——その思いは、日本の教育現場の切実さと、希望を手放さない姿を象徴していたかのようでした。

学校だけでなく、地域全体が「多様な人を受け入れる場所」となること。ブリティッシュ・コロンビア(BC)州のインクルージョン推進の共通ビジョンは、まさにこの考えに根ざしています。本記事では、学校・地域・文化施設、さらに先住民の世界観がどのように結びつき、誰もが安心して参加できる社会を形づくっているのかを紹介します。

研修のテーマ——インクルーシブ教育と主体性を育てる教室

今回の研修テーマは、「インクルーシブ教育」と「主体性を育てる授業づくり」。特に大切にされたのは、先住民の世界観に学ぶ「自然との調和」と「共存共生」の視点です。

日本では、小・中・高等学校における不登校の子どもが約41万人に上ると報告されています(文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)。背景には、学力や制度だけでは説明しきれない、人や社会、自然とのつながりの希薄化があるのでは——そんな問いが研修全体を貫いていました。

子どもたちは、忙しさに追われる日常の中で、親とゆっくり話す時間、友だちと安心して過ごす時間、地域の大人と関わる機会、自然の中で心と体を休める時間を少しずつ失っています。教師もまた、授業準備や評価、保護者対応、書類業務、個別配慮や危機対応など多くの役割を抱え込み、相談する余裕がなく疲弊してしまうことがあります。

先住民長老、ケリー・ホワイトさんとノームさんの配偶者の鹿毛真理子さんがドラム演奏で日本からの参加者を歓迎。2025年11月22日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.
先住民長老、ケリー・ホワイトさんとノームさんの配偶者の鹿毛真理子さんがドラム演奏で日本からの参加者を歓迎。2025年11月22日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.

正解を学びに行くのではなく、自分たちの現場に持ち帰れるヒントを探す——そんな姿勢で臨んだ研修の中でも、特に参加者から高い評価を得たのが、Norm Leechさん(先住民元酋長・Stʼatʼimc民族の一部であるT’it’q’etコミュニティ出身)とその配偶者・鹿毛真理子さんによる先住民の世界観ワークショップです。自然や土地、人とのつながりを軸に、教育や支援の在り方を考える時間となりました。

学校から地域へ広がるインクルージョン

Queen Mary Elementary Schoolの図書室にはEvery Child Matters の旗が掲げられ、インクルージョンを象徴。2025年11月21日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.
Queen Mary Elementary Schoolの図書室にはEvery Child Matters の旗が掲げられ、インクルージョンを象徴。2025年11月21日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.

インクルージョンは、「特別な支援が必要な人のための仕組み」ではありません。ノースバンクーバー学区のハンズワース・セカンダリーやクイーンメアリー・エレメンタリーでは、ユニバーサル・デザイン・フォー・ラーニング(UDL)を軸に、すべての子どもが同じ教室で学べる環境づくりが進められています。IEP(個別教育計画)は学習支援教員を中心に、担任・専門スタッフ・管理職などがチームとして情報を共有し、子どもを支える体制です。

中等教育では、教室で学びながら支援を行う「プッシュイン」と、必要に応じて別の場で支援する「プルアウト」を、生徒の状況に応じて柔軟に組み合わせています。支援は段階的に提供され、ピラミッド型の多層的サポートとして整理されています。

ノースバンクーバー学区の中高一貫校の図書室にある、個人用感覚防音室(ポッド)を試す参加者の皆さん。2025年11月21日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.
ノースバンクーバー学区の中高一貫校の図書室にある、個人用感覚防音室(ポッド)を試す参加者の皆さん。2025年11月21日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.

特筆すべきは、フィジットツールや視覚支援ツール、防音ポッドなどが「特別な生徒のためのもの」ではなく、誰もが集中したいとき、落ち着きたいときに使える環境として用意されている点です。

その他に今回訪問した主な学校・施設の例

  • サレー学区
    BC州でも特にアクセシビリティに優れた学校を2校見学。校舎や教室の設計、設備の工夫は、一級建築士とともに実際に確認しました。
  • ウエストバンクーバー・コミュニティセンター
    人と人が自然に交わる空間。点字や表示がなくても、スタッフや地域の人がさっと助けてくれる余裕のある環境でした。
  • バンクーバー学区
    「Building Thinking Classroom」と呼ばれる教室では、対話や発想を促す授業を見学。生徒たちは意見を出し合い、考えを深めながら学びます。日本でも導入したいと、多くの教師がメモを取りながら熱心に見学していました。

地域プログラムが支える「生きやすさ」

学校だけでなく地域でも、インクルージョンを支える仕組みが進んでいます。ノースバンクーバー市では、自閉症理解トレーニングの警察・消防への導入、博物館での感覚フレンドリー時間や感覚ルームの設置、観光協会による感覚サポート・バックパック貸出、4月の「自閉症受容月間」公式認定など、多面的な取り組みが行われています。

出張型感覚ルーム(Sensory Van)や医療情報入りIDブレスレットの普及、カレッジ・大学と連携した職業プログラムも含め、本人が「自分で自分を守る力」を育て、家族だけに負担が集中しない社会を目指す実践が広がっています。

文化施設と先住民の知恵

ノースバンクーバー博物館(MONOVA)では、スコーミッシュ族やスレイワチュース族の歴史と文化を、当事者の声を通じて学びました。ウェルカムサークル、言語やアート、レジデンシャルスクールの歴史と「真実と和解」の取り組み——過去を直視し、語り継ぐこと自体がインクルージョンの一部です。

博物館は自閉症当事者や家族と協働し、感覚フレンドリー・プログラムやセンサリースペースを整備。文化へのアクセスを特定の人だけに限定しない姿勢が貫かれています。

「つながりの感覚」という哲学

研修キーノートで語られた先住民の言葉が印象的でした。

「孤独は切断から生まれ、癒しはつながりから始まる。」

人は大地・祖先・コミュニティと円(サークル)でつながっている——その感覚が、人を支える力になります。

先住先住民長老を中心にトラウマインフォームドケアの研修をする模様。2025年11月22日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.
先住民長老を中心にトラウマインフォームドケアの研修をする模様。2025年11月22日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.

研修では、参加者が先住民のコミュニティで使われる、サークルに参加し、教育現場での悩みや志、個人的なチャレンジを共有しました。ノームさんは「Give it to the Land(大地に委ねる)」という考え方を紹介。身体に溜まったストレスや重さをイメージして地面に置くと、大地は祖母のように受け取り浄化してくれる——という考え方です。支援者が燃え尽きずに続けるための知恵でもあります。

日本への問い——私たちはつながりを取り戻せているだろうか

カナダで見たインクルージョンは、「特別支援」や「配慮」を超え、人と人、人と土地、人と学びを結び直す営みでした。

管理・評価・効率重視の教育は成果を生んだ一方で、子どもや教師から「つながりの感覚」を奪ってきたのかもしれません。不登校や孤立の増加は、その歪みの現れとも言えます。

問いはシンプルです。

  • 子どもたちは、誰かと、どこかと、ちゃんとつながれているだろうか。
  • 教師自身は、孤立せずに教壇に立てているだろうか。

この4日間の研修は、答えを持ち帰る旅ではなく、問いを持ち帰る旅でした。日本の教室や学校、地域にその問いをそっと置き、新しい対話が始まることを願っています。

追記:

写真や参加者の声は、研修報告HP(本記事で紹介できなかったセルフコンパッションワークショップや主体性を伸ばす保育園の見学の様子もご覧になれます。他研修スケジュール詳細、写真、参加者の感想掲載)の研修報告ページからご覧いただけます。

筆者も椎間板の不調と16年間向き合いながら、本研修を実現することができました。研修運営企画におき伴走してくれたスタッフの佐々木千晶さんをはじめ、支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。

AK Jump Educational Consulting Inc. 代表
高林美樹

ピラミッド型の多層的支援

1.Tier 1(全員への支援)

  • 授業の工夫、学習環境の整備、基本的な行動ルールの提示
  • すべての子どもが学びや生活で困難を避けられるようにする

2.Tier 2(少人数への強化支援)

  • 小グループでの学習補助、短期集中指導、行動支援
  • 軽度の困難を早期に解決

3.Tier 3(個別・集中的支援)

  • 個別指導、専門家による相談・介入、特別支援教育
  • 深刻な学習・行動の困難に対応
ノースバンクーバー学区の小学校の校庭にはコミュニケーションボードという、絵文字&アルファベット板が立つと説明してくれるノースバンクーバー学区教育委員会委員のカルビアマンさん。2025年11月21日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.
ノースバンクーバー学区の小学校の校庭にはコミュニケーションボードという、絵文字&アルファベット板が立つと説明してくれるノースバンクーバー学区教育委員会委員のカルビアマンさん。2025年11月21日。撮影 AK Jump Educational Consulting Inc.

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モントリオール 2026年1月・2月のイベント情報

モントリオール近辺での日本人・日系カナダ人関連の催し物など

巡回展「構造環境:もうひとつの日本ガイド」:日本に現存する建築・土木・ランドスケープなど80点の写真、テキスト、映像での紹介展示。2026年1月25日まで。Centre de design de l’UQAM, 1440 rue Sanguinet, https://centrededesign.com

モントリオール植物園:Montreal Botanical Garden, 4101 Sherbrooke E. https://espacepourlavie.ca/en/botanical-garden 冬の間は園内でスキーが楽しめます。

茶道裏千家淡交会モントリオール協会「初釜式」:2月1日、植物園日本館

IKEBANA INTERNATIONAL MONTREAL CHAPTER: 2月の行事:2月27日(金)13:00、古流松藤会 Josianne Girardによるワークショップ。非会員の会費:$20 Monkland Community Centre, 4410 West Hill, NDG 連絡先:田中和子 kazuko.dorangeville@gmail.com

RIVES-YUKI ISAMI:五老海幸(フルート)コンサート、

・2026年2月8日(木)19:30、Maison de la culture Maisonneuve 4200, rue Ontario Est, Montreal https://montreal.ca/evenements/rives-yuki-isami-90554

・2026年3月28日(土)14:00, Maison de la culture Mrie-Uguay,  6052 boul. Monk, 2階、https://montreal.ca/evenements/rives-yuki-isami-89135

・2026年4月4日(土)19:00, Le centre communautaire Victoria Hall, 4626 Rue Sherbrooke O, Westmount

一般のフェスティバル・催し

モントリオール

MEM Montréal:モントリオールに関する長期展示。MEM – Centre des mémoires montréalaises,1210 Saint-Laurent Boulevard https://memmtl.ca/en/programming/montreal

IGLOOFEST:2月7日まで。オールドポート周辺での歌や踊りの冬の祭典。https://igloofest.ca/en

FESTIVAL MONTÉAL EN LUMIÈRE:2月27日‐3月7日。市内の有名レストラン、日本料理は桶屋久次郎、l‘ITHO、Jin Murataなど。ショー:Disney  on Ice、Ballet national de Marseille,Kinji 00の公演などもあり、2月28日は徹夜のNuit Blancheの催しがあります。https://montrealenlumiere.com/

INTERNATIONAL FESTIVAL OF FILM ON ARTS (FIFA):国際アート関連映画フェスティバル。3月12日‐29日 https://lefifa.com/en

トロント

21C MUSIC FESTIVAL:5月8日まで。21世紀音楽祭。www.rcmusic.com/performance/21c-music

ケベック市

CARNAVAL DE QUÉBEC:ケベック市での冬のカーニバル。2月6日‐15日。https://programmation.carnaval.qc.ca/en

オタワ

WINTERLUDE:1月30日‐2月16日、https://www.canada.ca/en/canadian-heritage/campaigns/winterlude.html

モントリオール

モントリオール日系文化会館、8155, rue Rousselot, Montreal, H2E 1Z7
地下鉄:Jarry下車、バス197 E.
電話:514-728-1996、514-728-5580
www.jcccm-cccjm.ca/?language=en
www.facebook.com/jcccmcccjm/
(jcccm_yh@bellnet.ca)

(日系文化会館のニュースの引用についてはスーザン・レベックの了解を得ています。)

<図書館>
開館時間:日曜日・水曜日13:00 – 16:00 、木曜日10:30 -14:30、一度に借りられる冊数が10冊に。会館入口に売本コーナー(1冊$1、現金のみ)。

<ホリデーオンラインオークション>
お陰様で3,800㌦余りの売り上げを収めることが出来ました。ご参加いただいた皆様、寄付、ご協賛いただいた皆様に御礼申し上げます。

<ジャパニーズマーケット&ホリデーコンサートお礼>
ボランティア、出演者、出店者、ご来館の皆様にお礼申し上げます。

<着物SWAPイベント>
1月10日へのご参加の皆様にお礼申し上げます。

<KAIWA⁻ランゲージエクスチェンジ>
毎月の第2、第4日曜日(祝日のある週末以外)、13:30‐15:30。要会員登録
www.jcccm-cccjm.ca/?language=en

<シニア木曜ドロップイン>
月に2回開催。要予約、ランチ代$10、参加予約必須。予約は開催3日前までに。
申込先:reiko_leojp@yahoo.co.jp または514-728-1996まで。

<チームオレンジ>
連絡先:mnishi_jamsnetcanada@gmeil.com

<和菓子作りボランティア募集>
上記のドロップインカフェでのボランティアに参加できる方、月に1~2度の予定。
連絡先:jcccm_yh@bellnet.ca

<遠藤さんの手作り納豆・味噌・大豆の販売>(会員限定)
納豆(200g $4)、手作り味噌($6)、小粒大豆($8/2kg)、現金支払い、詳細:514-728-1996

<子どもクラブ>
各自弁当持参、参加費$1、問合せ:kodomoclub.montreal@gmail.com 

・日系文化会館2026年度会員₋新規登録・登録更新:2026年会員登録および更新受付中。当館図書館会員、モントリオール市内の協賛ビジネスでの会員優待割引(当該の項参照)、毎月の会館アクティビティーのEメール送付などが特典です。年会費のみでは寄付の対象になりませんが、15㌦以上のご寄付を下さった場合は領収書を発行いたします。

会費:個人 $35、シニア $25、シニアカップル $40、カップル&家族 $50
支払いに関する手続きの詳細は会館websiteでご確認ください。https://www.jcccm-cccjm.ca/membership?language=en

・日系文化会館会員への会員優待プログラム:当館会員限定の割引サービスを提供してくださっている日系企業をサポートするために、この特典をぜひご利用ください。有効会員証を提示するだけで利用できます。
サービスをご提供くださるのは、:Atelier Tomita, LAcadémie de Karaté YamatoBrasserie San-O (Promo code 「JCCCM10」使用で、パントリー製品が10%割引) enter JCCCM10 to receive a 10% discount on Pantry items), Kyoto Fleurs, Kokoro Care Packages, Misa Oku, Beauté Business, Tokusen Store, Yen cuisine japonaise, Thés Guru. MTL Shamisen Projet, Charyu, Oishi Matcha Bar.

トロント

JCCCトロント: 6 Sakura Way, Toronto, ON, M3C 1Z5
みんなで豆まき‐節分イベント:2月1日16:00‐20:00 https://jccc.on.ca/ja/event/2026/02/minnatedoumakijiefenihento

JSS(ジャパニーズソーシャルサービス):会員登録をすると、オンラインでの講座などにも参加できます。https://jss.ca/en/ 

国際交流基金トロント日本文化センター:E-libraryで日本の本、マンガや雑誌などを読めます。https://jf.overdrive.com/ https://tr.jpf.go.jp/

ケベック市

日本ケベック友好協会:www.facebook.com/associationdamitiequebecJapon/

・ランゲージ・エクスチェンジ(仏語-日本語):ラヴァル大学院生が主催するオンライン・ランゲージ・エクスチェンジが、毎週土曜日朝8時(カナダ東部時間)から開催されています。
www.meetup.com/en-AU/canasian-station/
問い合せ先:Pascal Paradis pascal.paradis.2@ulaval.ca

オタワ市

第37回オタワ地区日本語弁論大会:2月28日(土)13:00、在カナダ日本大使館、255 Sussex Drive、オタワ

日本映画上映 「国宝」2025年李相日監督上映:2月20日~26日、By Town Cinema, 325 Rideau, オタワ

日米合作映画上映 「名探偵ピカチュウ」ロブ・レターマン監督: 2月28日、By Town Cinema, 325 Rideau, オタワ

展覧会・展示

MONTREAL MUSEUM OF FINE ARTS: www.mbam.qc.ca/en/ (MMFA)Decorative arts, design pavilionでの展示再開

-MOMENTAxMBAM : 2月1日まで。
-Kurt Henschläger: EVER MORE:4月5日まで。
-Comfort and Indifference Recent: Acquisitions by MAC:5月3日まで。
-From the Functional to the Fabulous: 6 0Years of Decorative arts and Design: 9月13日まで。
-Rising Suns: art from the Confederacies of the Great Lakes and Rivers:10月11日まで。
‐美術館アクティビティ サイト:www.mbam.qc.ca/en/calendar/?filters=7

MAC:Musée d’art Conemplain de Montréal  http://macm.org/ (改装中)展示はPVM, Place Ville Marieで。

-In Praise of the Missing Image:3月8日まで。
‐Graphic Worlds:Outdoor mural:1月31日まで。
-Online Workshops:https://macm.org/quoi-faire-au-mac/#activites

MCCORD STEWART MUSEUMwww.musee-mccord-stewart.ca/fr/expositions/

-On the Menu: Montreal-A restaurant Story:10月18日まで。
-Africa Fashion:2月1日まで。
-Aunties Work-The Power of Care:4月12日まで。

MUSÉE POINTE-À-CALLIÈRE, cité d’archéologie et d’histoire de Montréal : https://pacmusee.qc.ca/en/

-Sherlock Holmes:3月8日まで。
-Montréal Night Life:2月15日まで。
‐Black History Month Performance-reading Charlotte and the End of Slavery in Québec:2月19日

PHI FOUNDATION FOR CONTEMPORARY ARThttps://phi.ca/en/

-Manuel Mathieu: Unity in Darkness: 3月8日まで。
-Keiken: Sensory Oversoul, 3月8日まで。

市外

NATIONAL GALLERY OF CANADA:www.gallery.ca/  NGC、オタワ

-WINTER COUNTS: EMBRACING THE COLD: 3月22日まで。
-THE GOVERNOR GENERAL’S AWARD IN VISUAL AND MEDIA ARTS 2025:5月3日まで。
-SYLVIA SAFDIS: TERRA:10月25日まで。
-CAMERA AND THE CITY:3月15日まで。
-IN RELIEF: THE WORK OF DORA DE PÉDENY-HUNT(1913-2008):4月12日まで。
-FOCUS SERIES:6月まで。
-JIN-ME YOON: HONOURING A LONG:3月まで。

OTTAWA ART GALLERY: オタワ OAG https://oaggao.ca/whats-on/

-DIGITAL WORLDS: THE GENERATION S ART OF EEMON:EEMON展:デジタルアートの生み出す無限の世界:5月12日まで。
-GROTTO:2月8日まで。
-CHAOS BLOOM-TIDAL WAVE:6月6日まで。

ROM:www.rom.on.ca/en/トロント

-SHARKS:3月まで
-WILD LIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR 2025:3月まで。

オンライン展示
‐AFTERSHOCKS-Japanese Earthquake Prints
‐The Burgess Shale, Bluewhale Discoveredなど。
www.rom.on.ca/en/exhibitions-galleries/exhibitions/aftershocks-japanese-earthquake-prints

ART GALLERY OF ONTARIO :トロント。https://ago.ca/exhibitions

-Yayoi Kusama’s Infinity Mirrored Room-LET’S SURVIVE FOREVER:10月25日まで。
-Painted Presence: Rembrandt and his Peers:2月1日まで。
-Naoko Matsubara:展示中
-Kazuo Nakamura:展示中
このほか多数の展示

JFT(Japan Foundation Toronto)https://tr.jpf.go.jp/

-HIROSHIMA APPEALS: A Poster Exhibition of Global Message:2月12日まで。

コンサート・パフォーマンス

ORCHESTRE SYMPHONIQUE DE MONTRÉAL:音楽監督 Rafael Payare,
www.osm.ca/fr/
www.osm.ca/en/season-25-26/
-MOZART L’ÉLÉGANCE D,ANGELA HEWIT:2月26 日19:30 、28日14:30、MSM

ORCHESTRE METROPOLITAIN:2025‐2026 Season https://orchestremetropolitain.com

‐ENSHO WATANABE:2月26、27日、28日、チャイコフスキー、交響曲第5番など。日によって演奏会場は異なります。
https://orchestremetropolitain.com/fr/concerts/la-cinquieme-de-tchaikovski/?show_date_id=9119

ORHHESTRE CLASSIQUE DE MONTRÉAL:https://en.orchestre.ca/

BOURGIE CONCERT HALL:BCH www.mbam.qc.ca/en/bourgie-hall/

GRANDS BALLETS CANADIENS https://grandsballets.com/en/ (日本人ダンサー、石井杏奈、河野舞衣、菅原愉衣も出演)

-The Creation, 2月26日‐3月1日、20:00、3月1日のみ、14:00、SWP、Place-des-Arts、$79‐168

OPÉRA DE MONTRÉAL:https://operademontreal.com/en

‐Sokolović’s Clown(s):1月31日‐2月8日、SWP、$30‐154 https://operademontreal.com/en?gad_source=1&gad_campaignid=672193426

DANSE DANSE:https://www.dansedanse.ca/en

TANGENTE DANSE: https://tangentedanse.ca/

CENTAUR THEATRE: https://centaurtheatre.com/prices-subscriptions/

CENTRE SEGAL : www.segalcentre.org/en/hom

市外

オタワ

NAC‐National Art Centre https://nac-cna.ca/en/season、オタワ

トロント

TORONTO SYMPHONY ORCHESTRA https://www.tso.ca/

午年- 新年祝賀コンサート:2月28日10:00‐17:00、中国の作品演奏、Roy Tompson Hall, 60 Simco St.、トロント
www.tso.ca/concerts-and-events/events/year-of-the-horse-a-lunar-new-year-celebration

永田社中:(和太鼓)Nagata Shachu, https://nagatashachu.com/

講座、講習、ワークショップ

和太鼓:Stephen Chan
onikenbai.mtl@gmail.com
www.instagram.com/onikenbai.mtl

AU PAPIER JAPONAIS:店舗のみ営業、火曜‐土曜11:00-17:00、APJ www.aupapierjaponais.com/index.php

宮本食品店:日曜ワークショップ:すし、味噌造り、練切菓子、抹茶、https://miyamotomontreal.com/ MF

日本の踊り:こまちモンレアル、練習の問合せは、mtlkomachi@gmail.com/ 514-886-8129

三味線ワークショップ:JacintheのMTL三味線プロジェクト、問合せ先:Jacinthe info@mtlshamisenproject.com/

茶道裏千家淡交会モントリオール協会chadomontreal@hotmail.com/

-小西真美子(宗真)指導、許状取次可(初級から上級)、市内、ウエストアイランド教室、514-630-0260 mamikoni54@hotmail.com/
-クーパー達子(宗立):全級、昼間、夜間、514-934-0410

古流松藤会kazuko.dorangeville@gmail.com

草月流いけばな清美会:連絡先:Alain Carriere, Alain.carriere@hotmail.com

桃扇書道教室(JCCCM):師範シマード桃扇(美紀子)
水曜:10:00‐12:00ラブレックホール
土曜:10:00‐12:00地下集会室
tosen.shodo@gmail.com/ 514-298-4966

書道教室(NDG)有元合歓
稽古日:月曜日13:30-16:30 (月3回)
連絡先:arimotoakiko@gmail.com

和田翠苑書道教室:LaSalle、ダウンタウン教室。和田扶美、514-750-3543、438−939−5643
info@japaneseshodo.com
www.japaneseshodo.com/

間由加里陶器アトリエ:陶器ワークショップ、ギフトの注文承りなど。Studio Pottery Hazama, 7255 Rue Alexandre #103, Montreal, QC H2R 2Y9、514-483-4547 www.potteryhazama.com

Makiko Hicher:陶器制作、www.facebook.com/makikohicher/

ORIGAMI  MONTREAL:問合せ:origami@sympatico.ca/

LANGUAGE TEA TIME:NUMA INSTITUTE、月曜—仏語、木曜‐英語、水曜‐日本語、15:30-17:30

武道

志道館柔道クラブ:中村浩之指導、毎日、全クラスを指導

CLUB JUDO METROPOLITAN INChttp://club.judo.com/

CLUB DE JUDO HAKUDOKAN INC: http://judohakudokan.com/

マギル剣道クラブ:Christian D’Orangevilleほか指導 https://mcgillkendoclub.wordpress.com/

モントリオール剣道クラブ:戸井田健寿七段ほか、指導 www.montrealkendoclub.com/index.php?l=en

志道館剣道・合気道クラブwww.shidokanmontreal.ca/

市外

HEATHER MIDORI YAMADA :www.ARTyamada.com/

JSS ONLINE PROGRAMhttps://jss.ca/en/services/programs/online-programs/

映画

モントリオールの映画館、上映作品の情報www.cinemaclock.com/qc/montreal/
https://hotdocs.ca/festivals/hot-docs-festival

Cinéma Public: Casa d’Italia, 505 Jean-Talon E. https://cinemapublic.ca/?gad_source=1&gad_campaignid=13288483102&gclid=EAIaIQobChMI9NGjytrCkAMVuUhHAR3r3DDWEAAYASAAEgI9VfD_BwE

トロント

JFT Theater:国際交流基金による日本映画の配信が無料で行われています。フランス語字幕の映画もあります。https://en.jff.jpf.go.jp/

イベント会場

AGO Art Gallery of Ontario, 317 Dundas St. W.

APJ Au Papier Japonais, 24 Av. Fairmount O., 514-276-6853

AQHP Agora de l’Assemblée nationale du Québec Hôtel du Parlement、1045, rue des Parlementaires, Québec

BCH Bourgie Concert Hall, 1339 Sherbrooke W.

BDM Biodome of Montreal, 4777 Pierre-de Coubertin

BNM Basilique Notre-Dame de Montréal, 110 Notre-Dame W.

CCI Centre Cinéma Imperial, 1430 Rue de Bleury

CCL Centre Communautaire de Loisirs Sainte-Catherine d’Alexandrie, 1700 Atateken

CI Casa d’Italia, 505 Jean-Talon E.

CQ Cinémathéque Québécoise, 335 boul. De Maisonnneuve est

DZB Dazibao, 5455 de Gaspé Ave., suite 109 (GF) 

IM Insectarium, 4581 rue Sherbrooke E.

JCCC Japanese Canadian Cultural Centre, 6 Sakura Way, Toronto

JCCCM Japanese Canadian Cultural Centre of Montreal, 8155 Rousselot Street, 514-728-1996

JFT The Japan Foundation, Toronto, 2 Bloor St. E., 3rd Floor of Hudson Bay Centre, suite 300, 418-782-2277

LC La Cenne, 7755 boul. Saint-Laurent, suite 300

LN Le National, 1220 Ste-Catherine E, 514-845-2014, http://lenational.ca 

MAC Museum of Contemporary Arts, address →PVM

MCC Monkland Community Centre, 4410 West Hill, NDG

MBG Montreal Botanical Garden, 4101 Sherbrooke E., Japanese Pavilion, 514-872-0607 pavillon_japonais@ville.montreal.qc.ca.

MCSM McCord Stewart Museum, 690 Sherbrooke St.W., 514-861-6701

MEM: 1210 Saint-Laurent Boulevard
Montréal

MF Miyamoto Foods, 382 Victoria, 514-481-1952

MMFA Montreal Museum of Fine Arts, 1410 Sherbrooke W.

MSM Maison symphonique de Montréal, 1600 St-Urbain

NAC National Arts Centre, 53 Elgin, Ottawa, 613-947-7000 ext. 565, 1-888-991-2787

NGC National Gallery of Canada, 380 Sussex Dr., Ottawa, 613-234-6306

OAG Ontario Art Gallery, 50 Mackenzie King Bridge, Ottawa

OSM Orchestre symphonique de Montréal, 260 Maisonneuve W., 514-842-9951, www.osm.ca

PAC Pointe-à-Callière, 350 Place Royale

PDA Place des Arts, 175 Ste-Catherine W., 514-842-9951, www.pda.qc.ca

PDC palais des congrès de Montréal1001 Pl. Jean-Paul-Riopelle

PHIC PHI Centre, 451 & 465 rue Saint-Jean

PRT Planetarium Rio Tinto Alcan, 4801 Pierre-de Coubertin

PVM Place Ville Marie

ROM Royal Ontario Museum, 100 Queen’s Park, Toronto, 416-586-8000, www.rom.on

RTH Roy Thompson Hall, 60 Simco St., Toronto

SJO Saint Joseph’s Oratory of Mount Royal, 3800 Queen Mary Rd.

SPF Studio Pottery Hazama, 7255 Rue Alexandre #103, Montreal, QC H2R 2Y9

SWP Salle Wilfrid Pelletier, PDA

TM Thèatre Maisonneuve, PDAYW YWCA Westmount, 4585 Sherbrooke W.

和歌山県美浜町から語り部ジュニア7名が来加、カナダ移民の歴史を英語でプレゼンテーション

NPO法人 日ノ岬・アメリカ村スタッフの引率のもと来加した「和歌山語り部ジュニア」の皆さん
NPO法人 日ノ岬・アメリカ村スタッフの引率のもと来加した「和歌山語り部ジュニア」の皆さん

新年が明けて間もない1月8日(木)、日本・カナダ商工会議所(JCCOC)が重点事業の一つとして取り組む姉妹都市支援事業の、2026年最初のイベントが開催された。

ブリティッシュコロンビア(BC)州には、日本と姉妹都市提携を結ぶ都市が複数存在するが、今回のイベントは和歌山市とリッチモンド市の歴史的なつながりを背景としている。

19世紀後期、現在の和歌山県美浜町(三尾村)出身の工野儀兵衛氏が先駆者となり、多くの和歌山県出身者がカナダへ移住。バンクーバー郊外のスティーブストン(現リッチモンド市内)周辺で鮭漁業の発展に大きく貢献した。さらに、帰国した人々はカナダで得た近代的な生活様式や価値観を日本へ持ち帰り、地域社会に新たな影響をもたらした。

こうした日加の国際的な歴史を次世代へ語り継ぐ活動を行っているのが、NPO法人 日ノ岬・アメリカ村「和歌山語り部ジュニア」プロジェクトである。

イベント冒頭では、日本・カナダ商工会議所のサミー会長が挨拶に立ち、両都市の歴史的背景を紹介。JCCOCが過去に、工野儀兵衛氏のご子孫である高井利夫氏(兵庫県姫路市)のご支援のもと、両都市の友情の証としてBC州先住民文化の象徴であるトーテムポールおよび工野儀兵衛氏の胸像を寄贈した経緯にも触れ、当時のエピソードを交えながら、日加両国のさらなる絆の深化への期待を語った。

日本・カナダ商工会議所 サミー会長
日本・カナダ商工会議所 サミー会長

また会場には、工野儀兵衛氏のカナダ在住のご子孫であるゲリー・クノ氏がご家族とともに来場し、今回の交流会に寄せて、未来への希望を込めたコメントを寄せてくださった。

ゲリー・クノさん(左)とご家族
ゲリー・クノさん(左)とご家族

さらに、祖父母が美浜町出身で、日本とカナダをつなぐ文化交流の拠点として、町に残されていたご実家を寄贈されたハイディ・ムラオ氏、キース・ムラオ氏も応援に駆けつけ、会場は温かな歓迎ムードに包まれた。

ハイディ・ムラオ(写真右)さんとキース・ムラオさん(写真中央)
ハイディ・ムラオ(写真右)さんとキース・ムラオさん(写真中央)

続いて、NPO法人 日ノ岬・アメリカ村の柳本文弥氏が登壇し、これまでの支援への感謝を述べるとともに、「語り部ジュニア」プロジェクトが、海外へ歴史を発信するだけでなく、地元の子どもたち自身が地域の歴史や魅力を学ぶことで郷土愛を育み、将来的な地域活性化や人口流出の抑制につなげることを目的としている点を強調した。

語り部ジュニアによる英語プレゼンテーションの様子
語り部ジュニアによる英語プレゼンテーションの様子

そしていよいよ、語り部ジュニアによるプレゼンテーションがスタート。

今回は10歳から16歳までの7名が登壇し、美浜町とカナダ移民の歴史、そして工野儀兵衛氏の功績について、約30分間にわたり英語で堂々と発表した。彼らは毎週、部活動の合間を縫って日曜日に集まり練習を重ねており、英語のスクリプトも自ら考え上げたという。

語り部ジュニアによる英語プレゼンテーションの様子
語り部ジュニアによる英語プレゼンテーションの様子

なお、同日イベント前には、語り部ジュニア一行が在バンクーバー日本国総領事館を表敬訪問し、岡垣首席領事および齋藤領事に挨拶を行った。両領事はその後、本イベントおよびJCCOCが企画した歓迎会にもご出席くださり、次世代による日加交流の取り組みに温かい激励の言葉を贈られた。

岡垣首席領事
岡垣首席領事

歓迎会では日本食が振る舞われ、語り部ジュニアたちはJCCOCの役員・会員と和やかに談笑しながら、食事と交流のひとときを楽しんだ。

JCCOC役員と交流する語り部ジュニア
JCCOC役員と交流する語り部ジュニア

本イベントは、次世代を担う子どもたちが自らの言葉で日加の歴史を語り、過去から未来へとつながる交流の意義を改めて感じさせる機会となった。語り部ジュニアの真摯な姿勢と努力は、地域の歴史を継承しながら国境を越えた絆を育む、希望ある一歩として参加者の心に深く刻まれた。

投稿:日本・カナダ商工会議所
文責:鈴木 香絵
撮影:吉川 英治

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日本のお正月遊びで始業日を彩る グラッドストーン日本語学園

かるた取り(写真:グラッドストーン日本語学園)
かるた取り(写真:グラッドストーン日本語学園)

 2026年、午年の幕開けとともに、学園では子供たちが元気よく「明けましておめでとうございます」と新年の挨拶を交わし、2学期が始まりました。今年の1月の目当て「一年の計は元旦にあり」をテーマに、小学科では「毎日本を読む」「朝自分で起きる」「言葉ノートを早く終わらせる」などの目標を発表し、中学科や高等科では「漢字検定にチャレンジする」「日本文化を学ぶ」など、それぞれの抱負を語り合いました。

 その後、クラスごとにお正月遊びを行い、かるた取り・羽根つき・コマ回し・すごろく・福笑い・百人一首・書初めなど、日本の伝統的な遊びを体験。教室には子供たちの明るい笑い声が響きました。特に、学園オリジナルのBC州かるた取りでは、毎年の経験から素早く札を見つける子供たちの姿が印象的でした。福笑いでは、廊下まで笑い声が広がり、すごろくでは「おせち」「かがみもち」「かどまつ」など、お正月にちなんだ言葉を元気よく発表する様子が見られました。

 新年の伝統文化に触れ、子供たちにとって思い出に残る始業日となりました。

羽根つき遊び(写真:グラッドストーン日本語学園)
羽根つき遊び(写真:グラッドストーン日本語学園)
書初め(写真:グラッドストーン日本語学園)
書初め(写真:グラッドストーン日本語学園)
書初め作品(写真:グラッドストーン日本語学園)
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福笑いを楽しむ(写真:グラッドストーン日本語学園)
福笑いを楽しむ(写真:グラッドストーン日本語学園)

(寄稿:グラッドストーン日本語学園)

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