
カナダ最大の民間の語学学校International Language Academy of Canada(ILAC)が9月18日に閉鎖を発表した。突然全授業を打ち切られた生徒約1,400人の他、スタッフ、そして業界にも大きな衝撃を与えている。
同校は約30年の歴史を持つ老舗校で、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市とオンタリオ州トロント市で展開し、短期の英語コース、ハイスクール・プログラム、カレッジ・プログラムなどを提供していた。両校とも閉鎖した。
18日に同校ホームページで破産保護の申請と事業停止を発表。「この3年間、他の多くの教育機関と同様に、教育分野に大きな影響を及ぼす規制変更を受けて、財務面での困難が増していた」と説明した。
カナダ連邦政府が2024年に留学生への学生ビザの申請受付数に上限を設けて以降、多くの教育機関は資金面での問題に直面している。カナダに学生ビザで入国する新規留学生の数は、2024年には約293,000人だったが、2025年には115,000人までに減少した。今年1月から7月までの新規留学生は約28,000人にとどまっている。
カナダの語学教育プログラムを代表、認定するLanguages Canadaでは、ILACの元生徒への支援を行っている。9月21日時点で約430人が同団体に加盟する別の語学学校に転校したという。
(記事 高城玲)
合わせて読みたい関連記事
























