ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で、10月24日投開票の州議会選挙を行うことが決定した。予定より2年前倒しとなった解散選挙となったことで、混乱しているのが野党第1党だったBC保守党。選挙戦突入で離党や党復帰など動きが激しくなっている。
BC保守党はケリー=リン・フィンドレー党首の就任以降、離党者が相次いでいた。9月18日には、8月に離党したピーター・ミロバー氏をはじめ元BC保守党所属議員8人がセンターBC党への合流を表明、ミロバー氏が党首に就任した。BC保守党ではさらに、元党首ジョン・ラスタッド氏ほか3人が党を追い出されたことが明らかになった。
フィンドレー党首は離党者を多く出したにも関わらず続投の意向を示していたが、9月20日に辞任を発表。BC保守党は21日にローン・ドークセン氏(リブー・チルコティン選挙区選出)の暫定党首就任を発表し、さらにラスタッド氏を含む複数の議員が復帰したことを明らかにした。
一見落ち着いたかに見えたBC保守党だが、混乱はさらに続く。9月22日にデイビッド・イービー州首相が州議会選挙の前倒し実施を発表すると、右派陣営に新たな動きが生じた。
センターBCの党首に就任したばかりのミロバー氏が当日にBC保守党への復帰を表明したのだ。ミロバー氏は「今は、より良いBC州に向けた歩みを些細な個人的対立で妨げているときではない」と述べた。センターBCに合流した7人の元BC保守党議員のうち、6人がミロバー氏に追随し復党した。エレノア・ストゥルコ氏だけはセンターBCに留まり、新党首に就任した。
今回の選挙では、政権与党だったBC新民主党(NDP)、野党第1党だったBC保守党、BC保守党から分裂したセンターBC、OneBC、グリーン党と、無所属の候補者で争うことになる。
(記事 高城玲)
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