連邦議会補欠選挙が4月13日に行われ、マーク・カーニー首相率いる自由党は3選挙区全てで勝利し、過半数政権となった。
補欠選挙が行われたのは、トロントの2選挙区とモントリオール郊外の1選挙区。トロントの2選挙区は自由党の地盤で、スカボロー・サウスウエスト選挙区では元オンタリオNDP所属の州議会議員だったドリー・ベグム氏が、ユニバーシティ=ローズデール選挙区では医師のダニエル・マーティン氏がそれぞれ圧勝した。
これまでケベック連合党の地盤とされてきたモントリオールのテレボンヌ選挙区でも自由党が接戦を制した。昨年の総選挙では自由党タチアナ・オーギュスト氏がわずか1票差でケベック連合党ナタリー・サンクレール=デザニェ氏に勝利。しかしサンクレール=デザニェ氏がケベック連合党に郵便投票した有権者の票が反映されていなかったと提訴し、最高裁が結果を無効としたため補欠選挙となった。今回はオーギュスト氏が得票率48.4パーセントで、47パーセントだったサンクレール=デザニェ氏を破ったが票差は1,000票以下だった。
自由党は、今回の補欠選挙勝利と昨年から続く他党からの移籍5人によって、過半数(343議席中174議席)を獲得した。
選挙結果を受けてカーニー首相は「有権者は新政権の計画に信頼を寄せてくれた」と述べつつ、「全ての政党と協力し、議会であらゆる意見を取り入れる」とカナダの団結を強調した。
(記事 高城玲)
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