BC州の新型コロナ陽性者の隔離規定などが変更に

 BC州疾病管理センター(BCCDC)が、新型コロナウイルス陽性者の隔離規定の変更を1月19日に行ったと発表した。

 オミクロン株による感染者急増を受けて、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州では、感染を確認するための検査の受診や、感染した際の隔離規定などを変更する必要が生じたため。これらの規定、ガイドラインは、今後近いうちにさらに変更の可能性があるという。

検査の受診

・症状が軽い場合は 、検査の受診は勧めない。体調がよくなるまで自宅で療養する。
・症状が出てから10日間は、長期療養施設を訪れること、コロナ感染で重症化リスクが高い人に会うことは控える。
・軽度の症状があるエッセンシャルワーカーは、職場の規定に従う。

陽性となったときは

オンラインで報告する
・自己隔離。症状をモニターする。
・濃厚接触者に知らせる。

隔離期間

 ワクチン接種済みか、検査を受けたかで隔離期間が異なる。

ワクチン接種を2回受けていて、検査の結果、陽性となった場合

・陽性となってから5日間、自宅隔離を行う。熱が下がり症状がなくなれば、隔離終了可。
・隔離終了後も5日間は長期療養施設を訪れること、コロナ感染で重症化リスクが高い人に会うことは控える。
・エッセンシャルワーカーは、職場の規定に従う。
・隔離を終了するために、検査を受ける必要はない。

 1月中旬にコロナ陽性となったクリスティーナさん(23歳)は、ワクチンの接種を終えていた。職場復帰の前に検査を受けたいとテストセンターを訪れたが、キットをもらえなかったという。「症状がなければ、職場に戻ってよいと言われました」

ワクチン接種を終えていない人が検査の結果、陽性となった場合
 18歳以上と18歳未満で隔離期間は異なる。

ワクチン接種を終えていない18歳以上の人が検査の結果、陽性となった場合
・陽性となってから10日間、自宅隔離を行う。熱が下がり、症状がなくなれば、隔離終了可。

ワクチン接種を終えていない18歳未満の人が検査の結果、陽性となった場合
・陽性となってから5日間、自宅隔離を行う。熱が下がり、症状がなくなれば、隔離終了可。

 「小学校の生徒の間でも感染が広がっています。5日たって症状がなくなったのでと登校する生徒や、10日間は療養させますという生徒と、保護者の考え方によって異なるように感じています」(小学校勤務の女性)

*ワクチン接種を終えていない人が、新型コロナウイルスに感染すると、治癒後も長期にわたり、検査を受けると陽性となる可能性がある。

濃厚接触者

 テストを受けて陽性になると濃厚接触者に連絡する。保健局からではなく、感染者本人が行う。濃厚接触者はワクチン接種完了しているかどうかに関わらず、症状がなければ隔離する必要なし。

 ただし、症状がでないか、体調の観察を続ける。

自己隔離

・自宅の自室、もしくは家の中で1カ所、場所を決めて隔離する。
・仕事や学校、その他、公共の場所には行かない。
・ヘルスケアプロバイダー以外の人の訪問は受けない。
・家族や友人に食事や薬などを持ってきてもらう。デリバリーサービスの利用可。
・検査結果を待っている間も外出しない。
・郵便物の確認、犬の散歩などはしてもよい。

 呼吸が苦しくなるなど症状が重くなったら、911に電話をするか、救急に行く。

 BCCDCでは濃厚接触者になったかどうかに関係なく、コロナの症状がないか注意してほしいと呼びかけている。

(取材 西川桂子)

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