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Naomi Mishima

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「患者情報リスト」作成ワークショップ:日本語認知症サポート協会

救急救命士の兵頭渡さんを講師にお招きしたオンライン講演会を受け、対面形式を主体としたハイブリッド形式で、「患者情報リスト」を実際に作成するワークショップを行います。これまでリストを作成したことがなくても、講師の助言の元、作成いただけます。特に、初めてご参加の方には、講演会とワークショップを合わせてご参加いただくと、より一層、お役に立つ内容となっています。

尚、記入にお手伝いが必要な方、特にパソコン操作が苦手な方は、Zoom参加ではなく、日系カナダ人博物館・文化センターの会場にお越しください。ご持参の個人情報、既往症や服用薬の情報などをもとに、講師または協会スタッフがリスト作成をお手伝いいたします。

「患者情報リスト」作成ワークショップ

日時:2023年11月25日 (土) 午後2時から午後3時

会場:日系カナダ人博物館・文化センター2階 松の間およびZoom

講師:兵頭 渡 (BC EHS / BC Ambulance Service Paramedic)

参加費:ドネーション

申込み方法:

オンライン→https://www.eventbrite.ca/e/722594639017

その他の方法→https://forms.gle/t5sPzeitv9PQajZ86

申込締切:11月21日(火)

連絡先:orangecafevancouver@gmail.com

主催:日本語認知症サポート協会

オンライン講演会「Calling 911〜緊急時に備えてーパートⅢ 〜」

今年で4回目となる、救急救命士の兵頭渡さんを講師にお招きしたオンライン講演会。これまでより更に多くの実例を交えながら、緊急時に必要な情報から知っておくと為になること、現場ならではのエピソードなど、様々なトピックでお話しいただきます。また、「患者情報リスト」も新しくなり、リスト作成に役立つ日英対訳の医療用語集と合わせて、改めて既往歴や常用薬を確認するツールとしてもご利用いただけます。

〜詳細〜

オンライン講演会「Calling 911〜緊急時に備えてーパートⅢ 〜」

日時:2023年11月24日 (金) 午後7時から午後9時

会場: Zoom

講師:兵頭 渡 (BC EHS / BC Ambulance Service Paramedic)

講師プロフィール:カナダで救急救命士 (Paramedic)として勤務し12年目を迎える。ノバスコシア州ハリファックス市、BC州フォート・セント・ジョン市、ホープ市、リッチモンド市での勤務を経て、現在はバンクーバー市のStation 261 (181 W7th Avenue)に常勤。

参加費:ドネーション

申込み方法:

オンラインhttps://www.eventbrite.ca/e/calling-911-iii-tickets-722587989127

その他の方法https://forms.gle/Gvy7nVcJDt1DmnL4A

申込締切:11月20日(月)

連絡先:orangecafevancouver@gmail.com

主催:日本語認知症サポート協会

建友会、第11回年次総会開催

再任が決まった松原会長。2023年11月9日、バンクーバー市。写真提供:建友会
再任が決まった松原会長。2023年11月9日、バンクーバー市。写真提供:建友会

 バンクーバー地域を中心とした建築・建設関係者の団体「建友会」が第11回年次総会を11月9日に開催した。

 バンクーバー市内事務所で開催、オンラインでもつなぎ、2023年度(2022年11月1日~2023年10月31日)の会計、活動内容などの報告を行った。

 開催したイベントでは、昨年度は対面で実施できるイベントが多くなったことで、会員同士が顔を合わせる機会が多く、コミュニケーションが増えたと報告。主なイベントは、11月の総会・建友会サロン、新年会、見学会、桜祭りジャパンフェアでの風車作り体験と販売会、ジャパンフェアで集まった募金のチルドレンズ・ホスピタル寄付、勉強会、7月の海岸清掃、日系祭り櫓組み立てなど、1年を通して多くのイベントが開催されたと報告した。今年度も同様にさまざまなイベントを実施していきたいと語った。

 また今年度から2年任期の新役員を発表。会長は前期に続き松原昌輝氏が再任され、副会長は三河慎修氏が再任、新たにThomas Plamer氏も就任した。役員は以下の通り。伊藤公久、和田健治(会計)、吉武政治、花木康臣、後藤沙耶花、穴澤龍哉、牧田仁美、村山ゆみ(順不同・敬称略)。

 松原会長は「微力ですが、今年度からもう2年会長を務めることになりました。役員の皆さん、会員の皆さんと協力し、より交流をして、建友会をさらに盛り上げていければと考えています」と抱負を語った。

 年次総会後は食事をしながらの懇親会で親睦を深めた。

建友会

2012年11月に発足したバンクーバー地域の建築・建設関係者のコミュニティ。会員数69人(付帯会員を含む)。

グレーターバンクーバーとその近郊で活動する建築・建設および周辺産業に従事する会員がお互いに切磋琢磨し、幅広く深い技術力を持った集団に成長することと、会員それぞれの事業の発展を促す環境整備と相互協力を深めることを目的としている(建友会ホームページより抜粋)

建友会ホームページ:kenyukai.ca

建友会第11回年次総会の様子。2023年11月9日、バンクーバー市。写真提供:建友会
建友会第11回年次総会の様子。2023年11月9日、バンクーバー市。写真提供:建友会

(記事 編集部)

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第17回 本当それ?うーん、本当なのよ

   XXさんから電話があった。「貴女、知人、友人が多いから、今度バンクーバ―で上演する宝塚OGの上演切符を売ってくれない?」「あのね、○○さんが主催者で今回売れなくて困っているけど、彼女を応援してあげたいんだ。○○さんって本当に良い人だからね」。そして、私も応援したい。けれどその時、自分の体調が悪く、身体はフラフラ眩暈、難聴、足を痛めて歩行難等で状態が悪くてPCを使う事さえしんどかった。とても切符売り出来ない。しかし、気持ちは「マイケル J. フォックス劇場」で上演される「宝塚OGショウ」、それを観たくて見たくてたまらなかった。
  そして、いよいよ上演日が間近になった。ふっとPCのページを開けると何と懸賞で「宝塚OGショウ」、その切符が「当たる」という。試しに応募した。
 数日後、「うわぁー!当たった。当たったのだ、2枚セットで切符が」。嬉しかった。眩暈の体調は良くはなかったが、運転してくれる人がいれば行ける状態だった。そして、直ぐに運転して一緒に行ってくれる友人を見つけ、私はショウに行った。 当日、驚いたのは閑散としているかもしれないと思っていた劇場は、満杯だった。私の席は中間席でステージが見やすい所でありがたかった。
 中間席の前が通路になっていて、そこを観客が通り席に着く。通る人、通る人、皆互いに挨拶している。まぁ、どうして、私でもこんなに知っている人が多いのだろう。
 だんだん認知症傾向が出てきているこんな老齢者、私でも、昔の知人に沢山会えた。しかし、記憶に残っていない人もあり申し訳ない。多くの友人達、その名前は全部とても思い出せなかった。

 そして、ここで驚き「『セレンディピティ』幸運をつかむ」。全く知らない私の隣座者が、真実なんと私の友人だったのだ。本人の許可を取って此処に彼女のお名前を書かせてもらう「池条佐衣子」さんだ。どう考えても記憶になかったが、彼女は私を知っていた。10数年前お医者さん田中先生の母、洋子さんが中心になって「題名のない会」と言うどちらかと言うと「スピリチュアル」系の勉強会を我が家でやって居た。佐衣子さんはその会のメンバーだったという。とても信じられなかったが、兎に角、色々御存じで、一緒にお話しするだけで楽しかった。無論、宝塚OGのショウも素晴らしく、上演者が観客席の間に下りて来て、観客全員を「虜」にし、舞台と客席が一緒に音楽を、ダンスを、楽しんだ。あんな楽しいショウはめったに見ることはないだろう。兎に角、素晴らしかった。
 そして、その数日後、隣席だった「池条佐衣子」さんから以下なんと13年前の私達のメイル「Date: 2010/04/05 月 20:18 Subject: Re: 昨日はお会いできて嬉しかったです」と言うメイルが届いたのです。

2023年08月25日
澄子さん、
 昨日、宝塚OGショーで隣席に座っていた池条佐衣子です。お元気そうでなによりです。
 あれから家に戻って昔のemailを引っ張り出してみたら見つかりました!初めてお会いしたのは2010年でした!以下は昔のemail初めて交信させていただいた時のものです。
 題名も「昨日はお会いできて嬉しかったです」ですが10年以上の時を経て、今日も同じ題名です^^本当にご無沙汰していました。
 今度こそ、近いうちに飲茶ご一緒にしましょうね~~池条 佐衣子

 以下が彼女から今回転送されてきた10数年前の私の送信メイルです。
 今もう後一ケ月半で84歳になろうとしているこの自分が、13年前、70歳で書いたメイルを受信者から見せて頂けた、この偶然と不思議、「本当、それ?」「うーん、本当なのよ」

Date: 2010/04/05 月 20:18
Subject: Re: 昨日はお会いできて嬉しかったです。
佐衣子さん、
 私も本当にお会いできて嬉しかったです。生きていると一歩、歩む毎に色々な問題に出会いますね。無知から出た失敗も、知っていながらぶつかってしまう問題、色々です。私は昨年70歳になり、今年71歳です。此処まで生きていると生き方のコツと言うか、生きている事の素晴らしさが胸いっぱいで、広い海に絶対沈まない筏にのって、さんさんとそそぐ太陽の光と、そよ風と溢れる場からの自然の愛とに育まれて生きている感じでいます。考えてみれば淋しい一人住まいであるかも知れないけれど、其れに変わるかぞえ切れない幸せが転がってきます。
 2001年に卒中で両手が動かなくなり、体内大出血で残り20分の命をVGHで助けられてから、人生観がかわりました。
 毎日起こる出来事の100%、全ては私達にとって今必要だから起きている事だと思って下さい。病気になる事も、ヴィザの問題も、道を間違える事も、人と喧嘩する事も、子供に優しい言葉を掛けられて嬉しいと思う事も、全て全てなのです。理由があってその事を今、貴方が体験しなければいけないと天が経験させて下さるなら、その理由を考えながら、喜んで問題を受ける方が楽ですよね。問題を解決する度に私達の心は成長して行くのですものね。

 そんなことを毎月1回私の家で勉強し、話し合う会があります。「題名の無い会」と言いますが、是非、遊びがてら一度いらっしゃいませんか?宗教には一切関係なく、宗教関係の話は持ち込むと嫌がられ、私は宗教に関係ありません。でも本当に人の心が温かく感じられる場所ですよ。今回は4月11日11時から3時までですが、お弁当持ちで来てください。普段15名くらいが集まりますが、今回は日本へいらしている方が多く今の所6−7人かと思います。
 住所は10580Butteremere Dr., Richmond, B.C. 電話は604−271−7897です。
 それから、お子さん用のベッドを探しているなら、私の所に2段ベッドとマットレスがあります。大人用サイズですから使えると思います。もし、運搬やに依頼しても多分お得だと思います。無論無料で差し上げます。是非おいで下さい。心から愛を込めて 許 澄子

From:池条 佐衣子
To:すみこ様
 昨日のきょうこさん宅でのガレージセールですみ子さんとも偶然お知り合いになれてとても嬉しかったです。最近、うちの息子の国籍問題で、気分が落ち込んでいたのでお話も聞いてもらえて少し楽になりました。香港人とご結婚されてからカナダに住んでおられるという背景が同じ大先輩にお会いできて、本当にご縁に感謝したいと思います。また今度ゆっくりお話ができれば幸いです。
 多謝!佐衣子

 そして、佐衣子さんと私は広東語で今回話が出来ました。私は香港に11年住み、彼女も香港に住んでいたのです。
 「『セレンディピティ』幸運をつかむ」、この世で会うべき人と、天に会わせてもらえた気がします。

セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

許 澄子
2016年からバンクーバー新報紙でコラム「老婆のひとりごと」を執筆。2020年7月から2022年12月まで、当サイトで「グランマのひとりごと」として、コラムを継続。2023年1月より「『セレンディピティ』幸運をつかむ」を執筆中。
「グランマのひとりごと」はこちらからすべてご覧いただけます。https://www.japancanadatoday.ca/category/column/senior-lady/

「いい旅」~投稿千景~

エドサトウ

 十月中旬に日本に来てから、最初の週末がやって来た。甥っ子が自家用のハイブリッド車を運転して、弟夫婦と一緒に観光地金沢の有名な兼六園へ一泊の予定で出かけることになった。病院で寝たきりの95歳になる母の面会は週二回のみで、今のところ、認知症はあるものの話ができるほどの状態で少し安心な状態なので、僕が一度も行ったことのない金沢まで行くことになったが、ぼく自身は関ヶ原古戦場までゆき、実際の古戦場を見てみたいというのが、希望であって、それを見られれば大満足である。

 当日は秋晴れの上天気で、ハイブリッド車は、静かに走りだし、我が街の新しい街道を走り抜けて名古屋市東部のインターチェンジから、東名高速道路に入る。日本も車が一人に一台という時代で、いい車がたくさん走っている高速道路は、カナダ、特にバンクーバーよりも発展していて、有料ではあるが、とても便利で良くできているので、カーナビに従って行けば、どこへでも簡単に車で行けるような気がした。

関が原で。写真:エドサトウ
関が原で。写真:エドサトウ

 関ヶ原古戦場には10時ごろに到着した。NHKの大河ドラマで徳川家康のことを放映しているためか、関ヶ原古戦場には、立派な新しいモダンな博物館ができていて、驚いたりした。そこで関ヶ原合戦を説明した短い映画を見てから、色んな展示を見た。4階の展望台は古戦場が360度見渡すことができて、東軍西軍の武将の位置を確認することができた。展示を見終わる頃には、お昼となり食堂兼お土産店で関ヶ原ランチを食べたが、地元の食材でできているのか意外と美味しかった。

 昼食後に車で、石田三成や徳川家康の陣地のあった場所を見に行くと、その距離は意外と近距離であった。その距離は1㎞ぐらいである。これならば、家康が、三浦按針こと英国人ウィリアム・アダムスの漂着したガレー船から接収したと思われる船どうしの海戦で使われる大砲を使用することも可能であったように思われた。

関が原で。写真:エドサトウ
関が原で。写真:エドサトウ

 家康は織田信長がかつて折からの雨をついて、今川義元の陣地を奇襲して勝ったように、また、昨夜からの雨で朝霧が低く垂れこめた関ヶ原を自ら石田三成の陣地近くまで推し進めたのではあるまいか?同じく井伊隊もほぼ中央あたりからひそかに用意した、ピンポン玉ぐらいの玉を飛ばす大型の火縄銃で、朝日で霧があがる頃から一気に打ちかける。まず、長やりどうしの戦闘からではなく、大筒の火縄銃の轟音と同時に弾が敵陣に飛ぶ、家康隊も海戦では500メートルが射程距離の大砲に45度の角度をつけて1㎞先の石田三成の陣地に、大音響とともに次々と打ちかける。

 持久戦を想定していた石田三成の軍も一気になだらかな斜面をくだり徳川軍に襲い掛かるが、徳川軍の大砲と火縄銃が連射されて、勢い良く飛び出した三成の軍も統制を失い、東軍に押されて切りまくられるという状況の中で、小早川軍が西軍から寝返り後方の横から大谷軍を攻めあがる。黒田官兵衛の軍も山裾につたい横から西軍に襲い掛かる。これにより、西軍島津義久は戦うこともせずに家康軍の横を駆け抜けて伊勢街道へ駆け抜けて行く、それを追うのは井伊軍、この頃には既に東軍に勝機がめぐっていたのであろう。

 そういうことを想像するのが古戦場を見る者の楽しみであろう。

 小生が出演した映画新『将軍』のモデルとなった三浦按針ことウィリアム・アダムスは、この時の活躍によるのか、後に横須賀市あたりに領地を拝領して旗本となっている。本当に青い目の侍となったのである。

 この映画は来春に公開予定という話であるから、これを観るのも楽しみの一つである。

投稿千景
視点を変えると見え方が変わる。エドサトウさん独特の視点で世界を切り取る連載コラム「投稿千景」。
これまでの当サイトでの「投稿千景」はこちらからご覧いただけます。
https://www.japancanadatoday.ca/category/column/post-ed-sato/

日系リメンバランスデーでも、特別な思いで平和を願う

式典前に並べられた花輪。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
式典前に並べられた花輪。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
多くのポピーが寄せられたPoppy Wreath。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
多くのポピーが寄せられたPoppy Wreath。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 今年も日系リメンバランスデー式典がバンクーバー市スタンレーパーク内にある日系カナダ人戦没者慰霊碑前で行われた。前夜の嵐から一転、太陽が顔をのぞかせる青空となった11月11日、カナダのために命を落とした日系カナダ人への祈りとともに、今年も特別な思いで平和を願った。

 今年は朝鮮戦争休戦協定から70年となる。カナダ退役軍人問題省によると第2次世界大戦、朝鮮戦争に参加し現在も存命している退役軍人は1万を下回ったという。

 この日は、カナダ人兵士として第2次世界大戦に参加したフランク・モリツグさん、朝鮮戦争に参加したタク・イリザワさんが紹介された(プログラム参照)。おそらく日系カナダ人としては唯一現在も存命の第2次世界大戦、朝鮮戦争を経験した退役軍人という。

式典後には多くの人が花輪が捧げられた記念碑を囲んでいた。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
式典後には多くの人が花輪が捧げられた記念碑を囲んでいた。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 世界ではいまでも戦いが絶えない。昨年2月からのロシアによるウクライナ侵攻、そして今年10月から始まったイスラエルとハマスの戦いは、現地での戦闘で市民が犠牲になっているだけでなく、カナダ国内ではヘイトクライムを引き起こしている。

 式典の司会を務めたデイビッド岩浅さんは、カナダ軍兵士として戦った日系人に敬意を表するためここに集まっているが、同時に、国籍や宗教などに関係なくカナダを祖国とするために来た全ての人がこの国で平等に権利を有することを強調したいと語った。

 今年で2回目の式典参加となった丸山浩平・在バンクーバー日本国総領事は、「年々国際社会の状況が厳しくなったり、色々な悲劇的なことが起こっている中で、さらに特別な気持ちで祈りを捧げました」と語った。今年も赤いポピーが印象的だと話し、「先達たちの声があの赤いたくさんの花を通じて、いま生きてる人たちがしっかり英知を寄せ集めて力を合わせて明るい世界を作っていけと訴えかけているような気持ちで、特に今年は赤い花を印象的に受け止めました」と平和を願った。

 式典後には昨年まで新型コロナウイルス禍で中止となっていたレセプションが4年ぶりに行われ、多くの人が集まり、それぞれに思いを馳せていた。

司会を務めた岩浅さん。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
司会を務めた岩浅さん。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
花輪を捧げる丸山総領事。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
花輪を捧げる丸山総領事。2023年11月11日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
Remembrance-Day-2023-program

(取材 三島直美)

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日本語能力試験N1の試験問題全て満点合格!グラッドストーン日本語学園

2023年7月に行われた日本語能力試験N1で全て(語彙文法・読解・聴解)満点という成績で合格したグラッドストーン日本語学園高等科の鈴木さしゃさん。写真:グラッドストーン日本語学園
2023年7月に行われた日本語能力試験N1で全て(語彙文法・読解・聴解)満点という成績で合格したグラッドストーン日本語学園高等科の鈴木さしゃさん。写真:グラッドストーン日本語学園

 去る7月に行われた日本語能力試験N1で全て(語彙文法・読解・聴解)満点という成績で高等科の鈴木さしゃさんが合格した。教員でもN1で全て満点は難しいと日本語教育雑誌に載っていた事もある程である。

 その鈴木さしゃさんのN1受験についての勉強方法を伝えてもらいました。
 「N1受験にあたり、漢字検定の予定とも重なり準備時間を多く取ることが出来ませんでした。模擬試験は会場の雰囲気や教室などがわかるほか、一度試験前に自分の実力をみておくのにも良かったと思います。そこから一週間は、漢字検定に使っていた勉強時間を使い、学園から借りてきた過去問の問題集を解きました。その中で、私が一番難しいと思ったのが長文でした。中略が入る特殊な読解問題に苦戦しました。しかし、日本語の本の面白さを教えてくれた母のお陰で、様々な日本語のネット上の小説を読む習慣がつき、そこで培った読解力と語彙力で、今回の結果が出たのだと思います。満点という結果に自分でもびっくりして表彰状を二度も見てしまいました。両親も最初はまさかと信じてくれなかった程でした」という感想でした。

 今回N1・N2の聴解で満点をとって合格した生徒が他にも二人いた。

 この日本語能力試験には人数制限があるため、受験級により受けられなかった生徒がいることが残念でならない。12月に受験できない時は翌年の7月に申し込みをして受験できるが、コロナ前のように誰でも希望者が受験できれば生徒は嬉しいだろう。

(寄稿 グラッドストーン日本語学園)

2024年漢字検定実施のお知らせ

学園では公益財団法人主催による漢字検定を2024年1月20日に実施します。
お申し込み締め切りは、2023年12月2日です。(定員に達しましたら締め切りとなります)
お申込用紙を添付にてお送り出来ますので、学園までお問合せ下さい。

グラッドストーン日本語学園
☎(604)515-0980
Email:info@gladstonejls.com

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慶應大学教授 森聡氏、UBCでインド太平洋安全保障について講演

バンクーバーで講演する森聡・慶應大学教授。2023年11月2日、UBC。Photo by Japan Canada Today
バンクーバーで講演する森聡・慶應大学教授。2023年11月2日、UBC。Photo by Japan Canada Today

 慶應義塾大学法学部教授・森聡氏がブリティッシュコロンビア大学(UBC)で11月2日講演した。テーマはインド太平洋地域の安全保障における日本の役割 “Japan’s Role in Indo-Pacific Security”。

 講演はUBC日本研究所(Centre for Japanese Research)と在バンクーバー日本国総領事館が主催。UBC日本研究所からは所長のイブ・ティベリエン教授が、総領事館からは丸山浩平総領事があいさつした。

 当日は在バンクーバー各国総領事・総領事館関係者やブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府関係者、在留日本企業代表などが出席したほか、UBCの学生も多く参加。120人以上が集まった。

 内容はインド太平洋地域の安全保障における日本の役割に焦点をあてて説明。講演の後の質疑応答では質問が途切れることがなく、同テーマにおける関心の高さが現れていた。

インド太平洋安全保障における「カナダ発の議論」を

 森教授は、ワシントンDCほかアメリカの数カ所を訪問した後、カナダではバンクーバーの前にオタワで講演した。

 バンクーバー講演前にオタワでの反応について聞くと、「カナダもインド太平洋戦略を策定してどういったところに日本とカナダで協力できるところがあるのか、というところに関心を持たれて参加されてる方が多かったです」と語った。安全保障についての講演ということで、中国や北朝鮮に対する関心が高かったという。

 「具体的にどんな利益をカナダはインド太平洋地域に見出しているのかっていうことを明示しないと協力の余地もどこにあるのか分かりませんし、いま世界各国がなんとなくインド太平洋にエンゲージしなきゃいけないっていう気持ちがあって、ビジョンをみんな出しているんですけど、じゃあコンクリートな利益っていうのは何なのか、っていうのは多分いま一つ具体的に定義できてないところがあるので、そういう作業からやらないといけませんねっていうような話をさせていただきました」

 オタワでは安全保障に対する日加協力というよりは、「日本がこういう風にいま安全保障の面でインド太平洋地域を見ていますとか、最近の防衛費増額で何を目指しているのかとか、外交の分野で自由で開かれたインド太平洋って言っているけれど具体的にどういうイニシアチブを取ってるのかとか、また最近は経済安全保障も非常に関心が高いので、一体日本はその問題をどう捉えているのかといったように、どちらかというと日本の視点をご紹介するという形でお話ししたんです」と説明した。

 そうすることで、「カナダの皆さんにはそれを聞いて、じゃあカナダと日本との間でどういう協力があるのかっていうことを考えるきっかけみたいなものを提供できればという趣旨でお話ししました」と言う。バンクーバーでの講演も同様で、講演の最後には「日本とカナダはインド太平洋地域でどのように協力できるのか」という問いを投げかけた。

 森教授は、「どれくらい切実な問題として、カナダの皆さんが台湾の問題を考えているのか、あるいは北朝鮮のことをどう考えてるのか、っていうのはすごく関心があるんです」と話す。

 台湾有事はカナダの安全保障にも直接影響を及ぼす問題と指摘する。「もし起こってしまった時に一体どれほど自分(カナダ)の利害があるのかっていう理解すらなかったら、どう反応していいのかはっきりしないと思うんです」と森教授。「だからこそ、そこはカナダ発の議論をもっと活発にやっていただけるといいかなっていうのはすごく思います」と語った。

 議論とは何かとの問いには「この問題は、政府と軍と、あと国民、その3つでやらなくてはいけない議論だと思っています。もし仮になにか有事が起こったら相当大きな紛争になると思いますので、政治と軍だけで決められる問題ではなくて、社会が最終的にはそこをサポートするかしないかっていうのはすごく重要だと思いますので、社会全体の議論が必要だと思います」と語った。

左から、丸山総領事、森教授、ティベリエン教授、UBC在学で同イベント学生リーダー掛川右乃さん。2023年11月2日、UBC。Photo by Japan Canada Today
左から、丸山総領事、森教授、ティベリエン教授、UBC在学で同イベント学生リーダー掛川右乃さん。2023年11月2日、UBC。Photo by Japan Canada Today

(取材 三島直美)

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グラッドストーン日本語学園「4年ぶりに日系ホームでハロウインの歌の発表」

グラッドストーン日本語学園の園児による日系ホーム訪問ハロウインの発表会。2023年10月27日、日系ホーム。写真:グラッドストーン日本語学園
グラッドストーン日本語学園の園児による日系ホーム訪問ハロウインの発表会。2023年10月27日、日系ホーム。写真:グラッドストーン日本語学園

寄稿:グラッドストーン日本語学園

 恒例となっていた日系ホームでの園児のハロウインの発表会が去る10月27日(金)に4年ぶりに行われた。グラッドストーン日本語学園の3、4歳児が訪問して歌を歌った。

 保健所からの要請で園児、教員、保護者は皆マスクをしての参加となった。午後1時30分からホームのおじいさん、おばあさんの前でスパイダーマン・プリンセス・消防士・警察官・ユニコーン・てんとう虫・スーパーガール等のいろいろな衣装を身につけた園児が入場すると、「まあ、かわいい」という声があちらこちらから聞こえた。

 園児は、元気に「大きな栗の木の下で」「トンボのめがね」「せんせいとおともだち」「まつぼっくり」「どんぐりころころ」を歌うと一緒に口ずさんでいるおばあさんもいた。歌が終わると大きな拍手が沸き起こった。

 その後、園児が作ったしおりのプレゼントをおじいさん、おばあさん一人一人に手渡した。またおじいさん、おばあさんからハロウインのお菓子をいただき、温かい交流となった。

 最後に「ありがとう」と言ってホームを後にした。園児の保護者も見学し子ども達の成長を見守った。こうして、おじいさん、おばあさんとの素晴らしい時間を過ごした。

グラッドストーン日本語学園

住所:#270-6688 Southoaks Cres. Burnaby, B.C. 日系センター内2階
連絡先:604-515-0980
Eメール:info@gladstonejls.com
Webサイト: https://www.gladstonejls.com/

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高丘、好セーブ連発で最小失点もホワイトキャップス1点が遠く…MLSプレーオフ敗退

後半に入り好セーブを見せたGK高丘。最少失点のまま反撃を待つ。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito
後半に入り好セーブを見せたGK高丘。最少失点のまま反撃を待つ。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito

 ホワイトキャップスの2023年シーズンが終了した。ロサンゼルスFCとのプレーオフ第2試合、後がないキャップスはGK高丘の再三の好セーブで最少失点も、得点チャンスを生かせなかった。

11月5日(BCプレース:30,204)

バンクーバー・ホワイトキャップス 0-1 ロサンゼルスFC

序盤はホワイトキャップスにも得点好機があったがゴールできず、24分にPKのチャンスを得たLAFCが先制。その後キャップスにPKのチャンスが来たかと思われたが、反則の判定なく、前半は0-1で折り返した。後半も終盤にキャップスは11人で攻撃するも得点できず、試合が決定した。

「最後の最後まで諦めない姿勢は見せた」

 この日はPKでの失点の直後の28分、32分に連続セーブで相手に追加点を与えなかった。また63分にも好セーブを見せ、随所でチームを救った。

 高丘は試合について「ホームで勝つしかないというところで、(チームは)1 週間いい準備してきましたし、前半からしっかりボールを持って、ゲームを支配できたかと思います」と振り返った。

 自分たちの得点好機などでアンラッキーな部分があったが、「それをやっぱり守りきられてしまったというか、それを跳ね返せなかったっていうところが現実としてあるので、そこは素直に悔しいです」とどんな状況でも勝ちきれることの必要性を語った。

 「試合が終わった直後ですし、あんまり整理がついてないですけど、僕らはできる限りのことはしたと思いますし、最後の最後まで諦めない姿勢は見せたかなと思います」と負けはしたものの今季最終試合での戦いに胸を張った。

 Vanni Sartini監督は高丘について「緊張している様子もなく落ち着いていたが」と聞かれると「良かったです」と笑って日本語で答えた。ロサンゼルスでの第1試合は2-5だったが、「(陽平は)すばらしかった」とこの日のプレーを称賛した。

人間としてもゴールキーパーとしても、もっと上のレベルに

 今季を振り返っては、「長いシーズンの中で、まあいい時もあれば悪い時もありますし、我慢しなきゃいけない時期もありますし、僕自身苦しい時もあればチームが苦しい時もあります。そういったいろんな状況の中で僕自身、その時々で何が必要か、自分にとってのベストは何か、チームにとってのベストは何かっていうのは常に考えながらやってきたつもりですし、できる限りのベストは尽くしました」と語った。

 「僕自身、パフォーマンスのところでもチームに与える影響だったり働きかけだったり、まだまだ伸ばさなきゃいけないところがたくさんあると思うんで、もっともっと人間としてもゴールキーパーとしても 1 個 2 個、上のレベルのプレイヤーになりたいなと思いますし、ならなきゃいけないなとは思ってます」とシーズン最後まで自身に厳しいコメントだった。

 Sartini監督は今季の高丘について、「彼にとってとてもいいシーズンだったと思う」と振り返った。どのポジションでもそうだがとしたうえで、「初めてのシーズンで最初の数カ月は上り調子だが、46試合中43試合プレーするという状況では、7、8試合がタイトな時にはメンタル的にも休みがあった方がよりいいプレーができるのではないかと思う」と来シーズンでのよりよいパフォーマンスのための起用方法を話し、「全体的にとても良かった」と高丘のシーズンを評価した。

高丘も猛抗議、監督「この日の審判は最悪だった」

 ロサンゼルスにPKが与えられた瞬間、高丘を含めホワイトキャップス選手はティム・フォード主審を囲んで猛抗議した。しかし、ビデオ判定されることもなくPKが与えられ、この試合唯一の得点となった。

 Sartini監督は記者会見で、「はっきり言って、この日の審判は最悪だった」とためらうことなく語った。ロサンゼルスがPKを与えられた場面を振り返り、あのプレーでロサンゼルスにPKが与えられるなら、ロサンゼルスのLaryeaに対するプレーでキャップスにPKが与えられるべきだったし、高丘の頭に当たるようなロサンゼルスGonzálezのプレーにレッドカードが与えられなかったのは理解できないと語った。

 高丘は「レフリングのところについてあんまり言いたくないですけど」と明言せず、GauldとWhiteも試合後の会見で「自分たちが言うことではないと思っている」と苦笑いを見せ、ピッチ外での審判への批判を封印した。

 監督は「自分たちには公平なチャンスが与えられたなかったと思う。残念ながら審判の判断が悪かったことが原因だ」と批判した。審判に対する批判については自分一人が引き受けるとも語った。

 自身は後半アディショナルタイムにレッドカードを受けたため、来季開幕戦に出場できない。「来季開幕戦がアウェイなことを願っている」とレッドカードを受けたことを後悔している様子はなかった。

キャップスMLS史上最多、3万人を超えるファンが大声援

GK高丘も攻撃に加わり、総力戦に。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito
GK高丘も攻撃に加わり、総力戦に。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito

 この日のBCプレースには3万人を超えるファンが詰めかけた。ホワイトキャップスによると、MLSに昇格して最多だったという。

 試合開始から大声援を送ったファンだったが、試合終了間際、高丘も攻撃に参加する総力戦の姿勢を見せると会場は一気に沸騰した。

 高丘は「雰囲気はもう最高でしたね」と少し表情を緩めた。今季開幕戦、自身のMLSデビュー戦が約2万人だったと振り返り、「その時以上の熱狂というか、本当にサポートしてもらってるのを感じました」と感謝した。「結果で答えられなかったっていうのが少し歯がゆいですけど、こういう試合を勝っていくことで、ファンは毎試合足を運んでくれたりすると思う」と来季へ向けたファンへのメッセージとなった。

2023年バンクーバー・ホワイトキャップスFC

レギュラーシーズン34試合、12勝10敗12分け48ポイント、西カンファレンス6位
プレーオフ:ロサンゼルスFC戦
10月28日2-5
11月5日0-1

カナディアンチャンピオンシップ:優勝
ボヤジャーズ杯:優勝
リーグスカップ:ラウンド32

選手入場から盛り上がるBCプレース。2023年11月5日、BCプレース/バンクーバー市。Photo by Koichi Saito
選手入場から盛り上がるBCプレース。2023年11月5日、BCプレース/バンクーバー市。Photo by Koichi Saito

(取材 三島直美/写真 斉藤光一)

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今年設立20周年、日加商工会年次総会開催

第20回日加商工会議所年次総会・懇親会参加者で。2023年10月27日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
第20回日加商工会議所年次総会・懇親会参加者で。2023年10月27日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 日本カナダ商工会議所(Japan Canada Chamber of Commerce: JC-COC)の年次総会が10月27日、バンクーバー市内で開催された。今年で設立20周年を迎えた同会は、ビジネスを通した日本とカナダをつなぐ役割をより活発にしていくことを再確認した。

 総会では、昨年度(2022年7月1日~2023年6月30日)の会計や活動内容を報告。活動では1年間を通してさまざまなイベントを開催、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)で開催された日系コネクトフェア、ニューウエストミンスター市でのHyack International Parade、守口市とニューウエストミンスター市の若者をオンラインでつないだ姉妹都市プロジェクト、海岸の清掃を行う海活などが報告された。

 また今年度の理事・役員も紹介。会長はサミー高橋、副会長はケーシー若林、疋田拓也、ウィットレッド太朗、理事は渡部句美子、田尻純一、加藤真理、鈴木美和、カレン・ベーカー・マクグロッティ、法務担当マトソン悠治、会計担当原﨑映理子、ウェブ・IT担当宮鍋建樹(敬称略・順不同)の12人。

 今年度の活動計画としては、今年11月5日に開催される立命館大学主催の「櫻井広行さんバンクーバーで講演会と防災ワークショップ」を協賛するほか、2025年大阪万博プロジェクト、横浜・バンクーバー姉妹都市60周年プロジェクト準備などが新たな企画として発表されたほか、昨年度から引き続き、海活、JETAABC共催EDOMAEセミナーなども開催予定。

在バンクーバー日本国総領事館より丸山浩平総領事のあいさつを代読する久田桂嗣領事。2023年10月27日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
在バンクーバー日本国総領事館より丸山浩平総領事のあいさつを代読する久田桂嗣領事。2023年10月27日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 今年度の活動としては9月に関西圏起業家11人のバンクーバー訪問プロジェクトを主催。横浜市からも関係者が同行し、2025年姉妹都市60周年プロジェクト準備の第1歩となった。

 年次総会の後は、講演会と食事をしながらの懇親会となり、にぎやかな雰囲気の中で親睦を深めた。

「個性と感性を大切にした開かれた会でありたい」

20年を振り返る名誉理事ゲイリー・マトソン氏。2023年10月27日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
20年を振り返る名誉理事ゲイリー・マトソン氏。2023年10月27日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 年次総会の後には2003年発足当初からかかわり、会長も務めた名誉理事ゲイリー・マトソン氏が講演した。20年間を振り返り、同会が発足するきっかけを作った初代会長・故小松和子氏の果たした役割の大きさや、その後の歴代会長、会員たちの「良いアイデアを実行するエネルギーに敬意を表する」と語った。

 また自身は2007~2009年に会長を務め、思い出に残っているのは2009年天皇皇后(当時)のバンクーバーご訪問。「その時の晩さん会での天皇陛下とカナダ総督のスピーチやディナーが印象に残っている」と話し、当時のディナーメニューやスピーチ内容が書かれたカードを持参して紹介した。

 20年間携わってきた会への思い出は尽きず、歴代会長の思い出を楽しそうに話した。そして「商工会に参加してコミュニティにこういう形で貢献できることは、おもしろく、そしてやりがいを感じた20年だった」と締めくくった。

サミー高橋会長からあいさつ。2023年10月27日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
サミー高橋会長からあいさつ。2023年10月27日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 2018年12月から会長を務め今期で3期目となる高橋会長は設立について、「創設者の故小松和子さん、元会長、名誉理事の津田佐江子さんはじめ、ほかの3人の方々が中心に設立されました」と説明した。自身は、3年間理事を務めたが2017年に一度離職、その後、「小松和子さんがお亡くなりになった2018年の夏に理事として復帰しました」と同会との関りを振り返った。

 「弊会は公用語として英語を会議やイベントで使用しており、日本人のみならず、幅広く日本とカナダをつなぐビジネスに関わっている企業や個人を会員に募っています。今後とも個性と感性を大切にした開かれた会でありたいと考えております」と、これからの日加商工会について語った。

日本カナダ商工会議所(Japan Canada Chamber of Commerce)

2003年設立。連邦登録しているカナダで唯一の日系ビジネス非営利団体。
会員構成は、主にカナダでビジネスを経営している企業、個人、そのビジネス関連に興味を持つ企業、個人。(日本カナダ商工会議所ホームページより抜粋)
ウェブサイト:https://jc-coc.org/

(取材 三島直美)

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バンクーバーで講演会と防災ワークショップのお知らせ 

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上(ゆりあげ)の地域復興のキーパーソンとなった櫻井広行さんが来加し、バンクーバーで講演会と防災ワークショップを行います。ご興味のある方は以下のリンクかまたは、PosterのQRコードから参加登録をしていただけます。ぜひご参加ください。 

https://docs.google.com/forms/d/1wNExhVMei4ICopqZL06u-x_uHa01nPKMBo2Oa36hawQ/viewform?chromeless=1&edit_requested=true

[Date] 11月5日(Sun) 

[Time] 1:00 pm – 3:30 pm(開場 Open 12:45 pm) 

[場所/Venue] SELC Language College(321 Water Street)

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