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Naomi Mishima

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2024 自力整体教室のご案内

・今まで何をやっても長続きしなかった方
・「身体が硬くて無理かも?」という方
・治療や薬、他力だけに頼らず、『自力で健康』『死ぬまで健康』を目指したい方

日系センター教室

◎1月 5日(金) ・19日(金) AM10:30~11:30
28日(日)日曜日90分ワークショップ AM11:30~13:00

◎2月 2日(金) ・16日(金) AM10:30~11:30
25日(日)日曜日90分ワークショップ AM11:30~13:00 

◎3月15日(金) ・28日(木) AM10:30~11:30
24日(日)日曜日90分ワークショップ AM11:30~13:00

◎4月12日(金) ・26日(金) AM10:30~11:30
21日(日)日曜日90分ワークショップ AM11:30~13:00 

 バンクーバーMain教室は祝日に開講中❢  

Web教室 (月)夕・(木)朝と夕・(土)朝 

★全ての教室で、瞑想と効果的な呼吸法を取り入れています。

詳細はお気軽に、、
☎ 604‐448-8854
jirikiseitai.canada@gmail.com
Webサイト https://jirikiseitai-canada.jimdofree.com/  

日系文化センター・博物館 1月のお知らせ

日系文化センター・博物館
Nikkei National Museum & Cultural Centre
6688 Southoaks Crescent, Burnaby BC V5E 4M7
TEL 604.777.7000 
info@nikkeiplace.org   centre.nikkeiplace.org

受付・ミュージアム営業時間:火~土 午前10時~午後5時 休館日:日月祝

新年あけましておめでとうございます。今年も日本文化の普及と日系カナダ人の歴史の保存と共有に努めて参ります。

書初め

1月6日(土) 午前11時~午後3時 無料 ドロップイン

小学校以来筆を触っていない方、手元に道具がない方、カナダの友達に日本文化を紹介したい方、ぜひお気軽に会場に立ち寄って書初めを楽しんでいってください。同時に将棋のドロップイン・プログラムも開催します。初心者や子供も楽しめるように丁寧に指導します。ぜひ挑戦してみてください。

プログラム

日系センターでは、日本語でのプログラムも開催しております。柔道、合気道、書道、歌声喫茶、日本舞踊、囲碁、将棋、そろばん、和太鼓、フラダンス、ラインダンス、バドミントン、ピクルボール、シニアカラオケなど、ぜひご参加ください。

裏千家・茶道教室

4回:1月20日、27日、2月3日、10日
12:30-2:00PM あるいは 2:30 – 4:00PM
会費 $120 (+GST). 会員様 20% 割引
裏千家淡交会バンクーバー協会が少人数制のクラスで丁寧に指導します。どうぞご参加ください。

日系センター・シニアラウンジ

2024年1月よりスケジュールが変わります。毎月第4水曜日の正午から午後3時まで開催されます。1月24日(水)のシニアラウンジでは「入れ歯」に関するセミナー(英語1時より、日本語2時より)を行います。ぜひご参加ください。

日系ブックストア

毎週 火・木・金・土、午前11時~午後3時、2階
状態の良い子供の本の寄付を受け付けています。ただし、その他の古本に関する受け付けは中止しています。

展示 

 『超絶技巧の日本』展
開催期間 2023年11月7日ー2024年1月20日
本展では、観る者を驚かせる高度な技術、巧妙な表現やコンセプト、高い完成度に重点を置く作品、幅広いジャンルのものを紹介します。明治期の精巧な工芸品を出発点に、今日の『超絶技巧』作品や、ものづくりへの強いこだわりがうかがえるカプセル玩具のフィギュアや食品サンプルなどが展示されています。入場無料。

常設展:「体験:世代を超えて受け継がれる、困難を乗り越え立ち上がる力」日系人の歴史を日本語で紹介しています。2階入場無料 。

ミュージアムショップ

日系の歴史の書籍、日本からの輸入品、地元作家によるハンドメイド品を取り揃えております。お気軽にお立ち寄りください。

会員募集
日本文化と日系人の歴史をサポートしましょう。会費収入は施設の維持費、展示、イベント、プログラムの充実に活用されます。会員の皆様には割引特典があります。

バンクーバー・ホワイトキャップスGK高丘陽平選手インタビュー「2024年シーズンに向けて」

3月8日 MLS初勝利をチームメイトと喜ぶ高丘。CONCACAF Champions LeagueレアルC.D.エスパーニャ(ホンデュラス)戦。2023年3月8日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
3月8日 MLS初勝利をチームメイトと喜ぶ高丘。CONCACAF Champions LeagueレアルC.D.エスパーニャ(ホンデュラス)戦。2023年3月8日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
バンクーバーダウンタウンで。2023年11月10日。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
バンクーバーダウンタウンで。2023年11月10日。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 MLSバンクーバー・ホワイトキャップスFCに2023年シーズンから入団したGK高丘陽平選手。日本人ゴールキーパーとして初めて北米プロサッカーリーグMLSに挑戦した1年を振り返り、2024年シーズンに向けての話を聞いた。

 インタビューは2023年11月にバンクーバー市内で行った。

初挑戦した海外サッカーリーグMLSについて

3月8日 MLS初勝利をチームメイトと喜ぶ高丘。CONCACAF Champions LeagueレアルC.D.エスパーニャ(ホンデュラス)戦。2023年3月8日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
3月8日 MLS初勝利をチームメイトと喜ぶ高丘。CONCACAF Champions LeagueレアルC.D.エスパーニャ(ホンデュラス)戦。2023年3月8日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

-2023年シーズンを振り返って、自身がMLSにバンクーバーに来た時と今とでは自分の中で成長したと感じることはありますか?

 成長してるところ…そうですね…成長なのかどうか分からないですけど、ポジショニングは日本にいた時と変わりましたし、その後キーパーの守り方というか考え方っていうのをすごく変えてもらったというか。

 ただ単にボールを守るだけじゃなくて、その目の前にあるスペースをどうやって守るかっていうのをずっと言われてたので、そのためにはどこに立てばいい、どこに立たないといけないだとか、ここにボールが来た時はどういうステップを踏まなきゃいけないとか、体の使い方はどうだとか。そういうのを本当にこの1年間ずっと考えながらやってきたので、そういったところが試合の中で考えなくても徐々に出せるようになって。そういった部分では継続してきたことがある程度反射的にできた場面もありますし、まだまだの部分もありますし、日本を出て分かったこともあったので、そういった意味では充実した1年だったかなと思います。

バンクーバー・ホワイトキャップス、Canadian Championship優勝!2023年6月7日、BCプレース。Photo by Koichi Saito
バンクーバー・ホワイトキャップス、Canadian Championship優勝!2023年6月7日、BCプレース。Photo by Koichi Saito

ー自分にとって良い時も悪い時もあったと最後の試合の後に話されていましたが、MLSはレギュラーシーズンの他に色々トーナメントが入ってきて、結構な試合数だと思うんですが、1年間通してほぼフル出場だったので、疲れた時期とか体調的に悪かったなという時期はあったと思うのですが?

 体調が良くない時もありましたし、なかなか調子が上がらない時期もありましたけど、僕としてはベストを尽くしたというか。試合も多かったり、移動も多かったりする中で、トレーニングをしながらかつリカバリーをして、リカバリーだけじゃ自分自身の成長はないので、そこの絶妙なラインを構築させながらやってますし、日本にいる時よりも自分の体のケアというところはより意識しました。ゴールキーパーは1年間通して試合に出続けないといけないのでけがも絶対できなかったですし、そういった意味で一つの目標であった大きなけがをせず試合に関わり続ける試合に出続けるっていうのは自分としてのテーマでもあったので、そこは果たせて良かったなと思います。

79分、PKの場面で好セーブを見せたGK高丘。バンクーバー・ホワイトキャップス対コロラド・ラピッズ。2023年4月29日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
79分、PKの場面で好セーブを見せたGK高丘。バンクーバー・ホワイトキャップス対コロラド・ラピッズ。2023年4月29日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

ーMLSのサッカーの印象っていうのは、来る前とシーズンを経験して終えた今とでは変わりましたか?

 チームによってある程度スタイルは違いますし、LA みたいにこうしっかりサッカーを知るチームもあれば、フィジカルを前面に押し出してってチームもあります。そこは日本でも一緒なんですけど、よりダイナミックというかカオスを作り出すというか、オーガナイズを崩すというか、なんていうんですか…そんなにオーガナイズがちゃんとしてない中で、それを個人だったり…説明が結構難しいんですけど、カオスを作り出していくって感じです。

-MLSで1年間戦って印象に残った選手とかいますか?

 LA(FC)のブワナ(Dénis Bouanga)とかめちゃくちゃ点決められました。あとはシンシナティのアコスト(Luciano Acosta)とか、その辺はやっぱり能力高いなって純粋に感じました。

-いい意味でも悪い意味でも自分自身で印象に残った試合というのはありますか。

MLSプレーオフ第1戦第2試合LAFCとの対戦は不公平な判定に思わずホワイトキャップス選手が審判に詰め寄る場面も。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
MLSプレーオフ第1戦第2試合LAFCとの対戦は不公平な判定に思わずホワイトキャップス選手が審判に詰め寄る場面も。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 印象に残った試合…やっぱり直近なんで最後の最終戦(LAFCとのプレーオフ)だったりは頭に残ってますし、アウェイでのシアトル戦とか残ってます。あとは、アウェイでLA戦に勝った試合とかも残ってます。基本全部覚えてます。

-日本と違って北米のスポーツ全体にそうですけど、移動がすごく大変そうで。しかもバンクーバーは北西の端っこですし。今シーズンは9月に7試合連続アウェイがありましたが大変ではなかったですか?

 そこの7連戦はチームにとっても僕にとっても山場になるだろうなと思ったし、そこをどう乗り切れるか?っていうのはテーマでもあったんですけど、何勝何分けだったかは忘れましたけど、その試合の前まではアウェイであまり勝ってなかった中で、あそこである程度勝ちを積み重ねられたので、もちろん負けた試合もありましたけど、それをここで踏ん張れたのでプレーオフに行けた一つの要因だったと思います。

 そこでいかに負けを引き分けにしたり、引き分けを勝ちにするかっていうのはやっぱり大事なことだと思うので、そこで勝ち点をより積み重ねていれば4位以内に入れたと思いますし、そういうところで勝ちを落としてしまったっていうのがトップ4に入れなかった一つの要因かなと思います。

-移動はそんなに影響しなかったって感じですか?

 移動はきつかったですよ。

-日本とは全然違う距離ですけど、どうやってアジャストしてたんですか?

 もう基本寝られる時にできるだけ寝て。3列シートで基本寝転がれるので、そこはチャーターなんでできる良さでもあるんですけど。基本寝て、休める時に休む。食べ物とかもリカバリーするために意識的に取ったりとか。ほんと基本的なことをして、スペシャルなことを目指しているつもりはなかったですけど、小さな積み重ねが自分のコンディションだったり、パフォーマンスに影響してくるっていう風に思っていたので、小さいことをいかに積み重ねられるかっていうのを意識してしました。

-MLSの中で驚いたこととか初めて経験したことっていうのはありますか?

LAFCにホームで敗れ今季最終戦となった11月5日。ファンにあいさつしながら引き上げる高丘。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
LAFCにホームで敗れ今季最終戦となった11月5日。ファンにあいさつしながら引き上げる高丘。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 アウェイでもいいプレーしたら良かったよとか言ってくれるんでビックリしました。基本アウェイのサポーターがアウェイチームの選手に何か言うというのはないんですけど、いいプレーしてたら「いいプレーしてたよ」とか「ナイスプレー」とか言ってくれたので、そういうのはなんかいい意味で驚いたというか、ちゃんといいものはいいって言ってくれるんだなと。日本だとホームチームのサポーターが言ってくれるんですけど、アウェイチームのサポーターに試合後にロッカー引き上げる時になんか言われたのとかは良い意味で驚きでした。

海外生活の一歩目のスタートとしてはバンクーバーはパーフェクトな環境

-ホワイトキャップスでのチームの中での人間関係はうまくいってましたか?

 ずっとそうですね。基本みんな良い選手で良い人間ですし、僕がキャンプに来た時から積極的に話しかけてくれましたし、ウェルカムみたいな感じをすごく感じました。そこは良い意味で驚きでした。それはシーズン終わった後でも変わらなかったですし、バンクーバーのクラブの人とはすごく良い関係を築けていけてるのかなと思います。

-最後の試合のあとのインタビューで監督が「陽平にとっても良いシーズンだっただろう」といっていたのですが、監督の印象はどうでしたか?

 やりやすいとかやりやすいとかっていうような感じで、僕は監督を見てないというか。サッカーに対する情熱を持ってるかとか、どういう戦術や選手とどうやってコミュニケーション取るかとか、スタッフとのコミュニケーションをどうしてるのかとか、マネージメントの部分を結構見るので。

 そういうところで、僕も日本人監督だけじゃなくて、イタリア人監督だったりブラジル監督だったり、いろんな監督と一緒にやりましたけど、新しいスタイルの監督だなという印象です。いろんなことで、イタリア人的な感じで、パッションがすごい出る監督なのでおもしろかったです。

 かといってその情熱だけでやってるわけでもないですし、ちゃんとチームがどうやって上向きになるかとか、コミュニケーションの部分も非常に大切にする監督なので、この1年僕自身も勉強になったことたくさんありましたし、おもしろかったです。

-バンクーバーのファンのやることで驚いたことはありますか。

 新鮮でしたね、やっぱり。日本で10年、9年ぐらいやってて初めてこうやって海外に出てきて、応援のスタイルとか、日本は、特にゴール裏で言えばちゃんとオーガナイズされて歌ったりしますけど、それとはやっぱり違います。

 もしかしたら日本が特殊なのかもしれないし、ヨーロッパとか素朴に楽しんでましたし。(バンクーバーでは)ファンサポーターが最終節もなんか僕の写真?バナーみたいなのもありましたし。そういうところからもみんなから信頼をしてもらってというか、応援していただいてるなって感じましたし、そういったところから1年間通して自分がパフォーマンスで出してきたものを評価してくれているのかなというようなありがたさというか感謝があります。

LAFC戦に現れたGK高丘陽平アップグレード・コンプリート画。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
LAFC戦に現れたGK高丘陽平アップグレード・コンプリート画。2023年11月5日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

-日本人に限らずファンから声かけられることありましたか?

 ありますね。街中を歩いてて、帽子とサングラスとかしてたのになんか声かけられて、どうやって分かったのみたいなこともありました(笑)。あとは普通に歩いてたら車で後部座席の窓が開いて子どもから「ヨウヘイ」って言ってもらえたりとか、どうやって気づいた?みたいなこともありました(笑)。

 見てるんだなって、すごい感じましたし、サポーターとかも気持ちよく声をかけてくれるんで、そういったところは良かったです。「がんばってね」とか、「応援してるよ」とか、シンプルに声かけてくれるんですごい気持ちはいいですね。

-ちょっとサッカーから離れて。この1年間過ごしたバンクーバーでの印象は?

 町もきれいですし、海もあって山もあって。ウィスラーすごい大好きだったんですけど、ウィスラーも何回も行きました。色んな国籍の方もいたりとか、色んな多様な文化を感じれるというか、本当に海外生活の一歩目のスタートとしてはパーフェクトな環境なのかなという印象はありますね。

-基本サッカーが中心の生活だと思うんですけど、ウィスラー大好きだったっていう話でしたが、バンクーバーの生活はそれそれなり楽しんでたんですね。

 基本はやっぱりシーズン中はもうサッカーに集中してるのであんまり遠出とかはしないですし、基本、家と練習場の往復だけですけど、シーズン中でも何連休かあった時はできるだけ外出たりとかするようにしてます。せっかくこうやって海外でやらせてもらってるので、なるべくいろんなものを経験したいなと思って来てたんですけど、やっぱりシーズン中はなかなかこう自分の気が張ってるんで、気を抜きすぎてもダメなんで、バランスをうまく取りながらはやってました。もうちょっと来年は色んなところに行ってもいいかなっていう気はしてますね。

-バンクーバーの日系コミュニティと触れ合う機会はありました?

 こちらの日系のサッカーチームにちょっと遊びに行ったりとかしましたし、その子どもたちが応援に来てくれたりもしましたし、楽しかったです。

-英語はどうですか?来た時からバッチリだったので聞こうかどうしようか思ったんですけど。1年間生活してみて英語は慣れましたか?

4月29日 相手のペナルティキックを止め引き分けに抑えた高丘が記者会見に。英語での会見も特に気にならないと話す。コロラド・ラピッズ戦。2023年4月20日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
4月29日 相手のペナルティキックを止め引き分けに抑えた高丘が記者会見に。英語での会見も特に気にならないと話す。コロラド・ラピッズ戦。2023年4月20日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 英語はやっぱりまだ今でも難しいです。昨日とかも(他の)選手とご飯に行ったりしましたけど、みんなでこうばぁって話してる中に割って入るのとかはやっぱり難しいし、もうネイティブ同士が話してる時だと全然普通に分からない時もあるので、そういった部分もまだまだ全然改善は必要だと思いますけど、試合後のインタビューとか記者会見とかは普通はそんなにほぼストレスなくというか。もちろんたまにわかんないことありますけど、聞けば全然教えてくれるんで、インタビューとかはストレスなくできますし。あとはもっと自分の会話力を上げてもっと言いたいこと、もっと喋りたいこととかもいっぱいありますし、深い内容も話していかなきゃいけないなと思ってるんで、そこの語彙力だとかボキャブラリーとかはやっぱりもっともっと改善しなきゃなと思います。

-ゴールキーパーなので色々前にいる選手とかにずっと声かけたりとかしていましたけど、サッカーっていう共通語があるので難しくはないと思うのですが、試合中にもっと細かいことが言えればと思っていたんですか?

 試合中は短い言葉で伝えるしかないので。ハーフタイムとか試合前、試合終わった後に会話するんですけど、それをもうちょっとわかりやすく伝えたいなと思います。わからせなきゃいけない部分もあるんで、そういったところでもっともっと伝え方の部分だったり、英語で聞くところはまだまだ鍛えなきゃいけないなと思います。

2024年シーズンに向けて

-来季(2024年)ですが、今シーズン1年戦った上で、来季は自分なりにこういう風なシーズンにしたいとか、こういうことにチャレンジしたいというかそういうのはありますか?

 そうですね。今年1年MLSでやらせてもらって、リーグの特徴というか色だったり、アウェイチームのスタジアムの雰囲気だとか、いろんなチームのスタイルとか個人の選手の特徴だとかもある程度つかめたので、そういった部分で来年はやっぱり今年以上のパフォーマンスが求められると思いますし、僕自身もそこは出さなきゃいけないと思うんで、本当に今年以上のパフォーマンスを来年はしたいなと思います。

-今シーズン対戦できなくて、来シーズンは対戦してみたい選手とかいますか?

 特にないです。

-私たちは吉田(麻也)選手がLAギャラクシーに移籍したので直接対決を見てみたいと思いますし、楽しみにしているんです。

 同じカンファレンスですし、来シーズン試合できると思って、そこは一つのお楽しみではあります。

-最後にファンに来年に向けて一言お願いします。

 今年もたくさんの応援していただいてましたし、本当に最終節はプレーオフの最後の試合は3万人以上入ってたくさんのサポーターが来てくれました。これを来シーズンのベースにしたいです。僕らも勝ち続けることでサポーターの方々が来てくれると思うんですけど、そういった意味でも勝ち続けてホワイトキャップス強いよとみんなに思ってもらいたいですし、応援してもらえる存在であり続けられるように僕らかがんばらないといけないなと思います。

-ありがとうございました。

***

 バンクーバー・ホワイトキャップスFCのレギュラーシーズンは3月2日BCプレースで開幕する。その前には、CONCACAF Champions Cupがあり、2月7日にメキシコのUANL Tigersと対戦する。

 昨季はレギュラーシーズンでほぼフル出場した高丘選手。今年はそれ以上の活躍に期待がかかる。

バンクーバー・ホワイトキャップスFC:https://www.whitecapsfc.com/

7月21日 19回のペナルティキックとなったリーグスカップのクラブ・レオン(メキシコ)戦。2023年7月21日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
7月21日 19回のペナルティキックとなったリーグスカップのクラブ・レオン(メキシコ)戦。2023年7月21日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
カナダの祝日 "National Day for Truth and Reconciliation"の9月30日、オレンジ色の "Every Child Matters"と書かれたTシャルで試合前練習する高丘。2023年9月30日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
カナダの祝日 “National Day for Truth and Reconciliation”の9月30日、オレンジ色の “Every Child Matters”と書かれたTシャルで試合前練習する高丘。2023年9月30日、BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

(取材 三島直美/写真 斉藤光一)

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祝*成人式 2024

新成人の皆さまへ

ご成人、おめでとうございます。
心よりお祝い申しあげます。

東漸寺では、ご成人になられた皆さまのご健康とご健闘を願いまして、合同の法要を行います。

是非、ご家族お揃いでお越しくださいませ。

合同法要:日時 1月14日(日曜日)
法要開始:午後1時

早めにいらして本堂でお待ちください。
事前にお申し込みをいただけましたら、粗品を差し上げます。

●日本の成人年齢が、2022年4月から18歳に引き下げられました。

東漸寺では、グローバルスタンダードに合わせまして、18歳、19歳、20歳の皆さまに対応させていただきます。
(日本での成人年齢につきましては参照をご覧ください。)

●合同の法要になります。お布施はお心入りとして$30〜をお願いしております。

(お名前の読み上げをご希望の方は、お知らせください。)

ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

●和の学校@東漸寺では、着物レンタル及び着付サービスをさせていただきます。
着物レンタル&着付サービス料金は別途となります。

お見積をご希望の方は、ともこまでお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ、お申し込みは
コナともこ 
和の学校@東漸寺 tands410@gmail.com 
ホームページ https://wanogakkou.jimdofree.com/

住所:209 Jackson street Coquitlam,B.C. Canada V3K 4C1

参照
日本文化研究ブログ
【2024年】成人式はいつ・何をする?年齢は何歳?行かないと後悔する? – 日本文化研究ブログ – Japan Culture Lab (jpnculture.net)

バンクーバー日系人合同教会から2024年1月のお知らせ

  • 毎週日曜日午前11時より教会礼拝堂で行い、礼拝の後、軽食をいただきながら親睦の時を持っています。クリスチャンでない方も留学、ワーキングホリデーで来られた方も大歓迎です。 Zoom (ID 5662538165、パスコード1225)と教会Facebookに紹介されたYoutubeで オンライン参加もできます。
  • バイリンガル新年礼拝と食事会の案内

1月14日(日)午前11時より、新年礼拝後、教会の有志が用意したお雑煮とお節をいただきます。どなたでもお越しください。

  • シニア・初心者ラインダンス 毎週土曜午前11時から12時 会費$1、ダンスの後、軽食(実費)をいただきながら交流の時を持ちます。1月13日から再開
  • Zoomで聖書を読む会(火曜、水曜)があります。
  • ダウンタウンイーストサイドのストリートでサンドイッチ等の手渡し:木曜日午前9時から教会でサンドイッチとコーヒーの準備、10時半から11時の配布のボランティアをしてみませんか?(場所はカーネギーコミュニティーセンタ―横)
  • 結婚、葬儀、その他の人生相談をお伺いします。

お問合せ:604-618-6491(テキスト可)、vjuc4010@gmail.com  牧師 イムまで

住所:4010 Victoria Dr, (Between 23rd and 25th Ave East), Vancouver

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サレーNorthwood 合同教会 日本語会衆礼拝

1月21日(日)午後2時より。
住所:8855 156 St, Surrey, BC, V3R 4K9
お問い合わせ:604-618-6491(テキスト可)イム、kuniokazaki98@gmail.com 岡崎まで 

「極上のカナダグルメを楽しんでもらいたい」Cheena代表ショーン・リトンさんインタビュー(前編)

 カナダの極上グルメを「多くの人に楽しんでもらいたい」と話す「Cheena」代表ショーン・リトンさん。創業は1978年。両親が立ち上げたビジネスは、日本人向けグルメ商品の先駆者的存在で、受け継いだいまも変わらず品質とカナダ産にこだわり、商品開発に取り組んでいる。

 46年間変わらず流れ続けるフィロソフィは「クオリティに妥協せず、多くの人に喜んでもらえる商品を届けたい」。これからも歩みを止めることなく挑戦し続けたいと語るショーン・リトンさんに話を聞いた。

クオリティに妥協しない、メイド・イン・カナダを提供する

 「Cheena」の商品は、「カナダ産にこだわっている」と自負する。主力商品は、スモークサーモンとメープルシロップ、その関連商品。どちらも人気商品だという。

 人気の秘密は「クオリティに妥協することなく、良いものを届けたいと努力し続けていることがお客さんに伝わっているのかなと思います」と語る。

 ひと言で「クオリティに妥協しない」と言っても、実践するのはなかなか難しい。ビジネスとして成り立たなくては質の良い商品を届けることはできないからだ。リトンさんも「正直に言うと『価格が高すぎる』と言われたことがあり、プレッシャーを感じていた時期がありました」と話す。価格を下げるということは、原料の質を落とすか材料を変えることだと語る。「それではクオリティに妥協しないというフィロソフィに反すことになります。そこで、品質を落とさずに他社商品と価格で対抗できるよう商品開発を進めました」。価格だけに焦点を当てた商品開発ではなく、良いものを適正価格で提供できるように心がけている。

 それがいまのスモークサーモンやメープルシロップ商品に生かされている。

 スモークサーモンの原料となるサーモンは、「トローリング(Trolling)と言われる釣り針と釣り糸を使った方法で捕獲します。1匹ずつ処理されるためサーモンにあまり傷がつかず、その場で冷凍されるため良い状態が保たれます。またどの漁師さんが捕獲したかも分かるようになっています」という。大量に捕獲する刺網漁(Gillnetting)によるサーモンに比べると割高になるがより良いスモークサーモン作りに良質なサーモンは必要不可欠だと語る。

スモークにもこだわる。保存料、添加物、染料などの人工的な材料は使わない。低い温度で約8時間かけてじっくりとスモークし、スモークサーモン独特の香りとフレーバーを味わえるようにする。さらにダブルスモークはそれから数時間かけて高温でスモークする。ダブルスモークはウエストコーストの伝統的なスモーク方法だと語る。「時間や手間を省けば費用は抑えられますが、それでは品質も落ちてしまいます」

 メープルシロップはケベック州のパートナー契約しているメープルファームのものを使用、瓶詰などは自社工場で行っている。その契約ファームでは共同でさまざまなグレードのメープルシロップを作っている。「メープルシロップは色が濃いほど味わいや風味がリッチになるのでお勧めしています」と言う。「ただ日本の方は淡い色のメープルシロップを好むようです」と、顧客の好みも尊重する。

 こだわっているのは自分たちの主張ではなく、あくまでも手に取った人に「チーナの商品を楽しんでもらうこと」と語る。

両親から受け継いだパイオニア精神で「カナディアンテイスト」にこだわる商品開発を

 現在扱っている商品数を聞くと「たくさんです。多すぎるかな」と笑った。それほどの数を扱っていても、商品開発にはいまでも力を入れていると語る。

 そこには両親への敬意が含まれている。「両親はサーモンやメープルシロップを使ってさまざまな商品を開発してきたパイオニアだと思っています」と言う。「私が若いころ、両親は本当に休むことなく働いていました。時には、私や姉妹が両親に会えないときもあるほどでした。それでも私たちも自分たちにできることがあれば手伝っていました」と振り返る。「その両親の努力と情熱を見てきた若い時の経験は、『クオリティに妥協しない』というフィロソフィや『一つの商品にあぐらをかかずに常にクリエイティブに』というパイオニア精神として引き継いでいると思っています」

 最近の開発商品では“Stroopwafel”や“Maple Syrup Butter Popcorn”が特に気に入っているという。

 「“Stroopwafel”というのはもともとベルギーの代表的なお菓子なのですが、それにカナディアンなテイストをアレンジして開発したものです。いまではイチゴ味やチョコレート味なども加わって広がっています。個人的には甘すぎずメープルの香りが柔らかいこの商品が気に入ってます」と笑顔を見せる。

 もう一つの自慢商品が“Maple Syrup Butter Popcorn”。「自分で言うのでもちろんひいき目になるのですが」と笑い、「ポップコーン商品では一番だと思います」と胸を張る。「コーンもカナダ産、全ての材料がカナダ産です」。他の多くの商品と違うのは人工的なメープルフレーバーを使っていないことだという。「口に入れるとその違いはすぐに分かってもらえると思います」

 こうした商品開発の根底にあるのは「自分たちの商品を手に取った全ての人にその味を楽しんでもらいたいという思いと、購入した人が自信を持って家族や友人に贈れる商品にしたいという思いです」。商品開発のためには、市場調査、顧客の意見やフィードバックなどに耳を傾け、どういうものを欲しいと思っているか、どういうものが好まれるかなどを捉えて、商品として形にしていく。「我々の開発チームにとっても、新しい商品を待ってくれている顧客にとっても、とてもエキサイティングなことだと思います。これからも、商品開発には力を入れていきたいと思っています」と笑顔を見せた。

インタビュー後編は、「Cheena」の始まりや日本の顧客へのこだわりについて

Cheenaカナダ社
1978年ウェイン&かおり・リトンさんがブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市に設立。スモークサーモン商品、メープルシロップ商品を主力として販売。日本や韓国などアジアを中心に展開している。
カナダから日本へ届ける専用サイト(日本語):https://cheenashop.com/
日本国内専用サイト(日本語):https://cheena.co.jp/
北米顧客用シーフード商品サイト(英語):https://cheena.com/
北米顧客用メープル商品サイト(英語):https://mapleterroir.com/

Cheena代表ショーン・リトンさん。Cheena事務所で。Photo by Koichi Saito
Cheena代表ショーン・リトンさん。Cheena事務所で。Photo by Koichi Saito

(記事 三島直美/動画 斉藤光一)

山野内勘二駐カナダ特命全権大使より新年のごあいさつ

 明けましておめでとうございます。日加トゥデイ読者の皆様におかれては、健やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 昨2023年は、日本とカナダにとって重要な年であったほか、世界的にも歴史的な転換点となった年でもありました。1月に岸田総理がカナダを訪問してトルドー首相との間で行われた首脳会談は、G7議長国である日本にとって完璧なスタートとなりました。4月のG7外務大臣会合の際のジョリー外務大臣訪日を経て、5月に行われたG7広島サミットで、日本は、ロシアによるウクライナ侵略をはじめとする国際社会が直面する危機に先頭に立って取り組む姿勢を内外に力強く示しました。G7広島サミットで各国首脳らは、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の堅持、核軍縮・不拡散、グローバル・サウスとの関係強化といった課題について協議しました。また、その際の日加首脳会談では、日加関係やG7の関心事項について議論を深めました。

 2023年、日本とカナダは、外交関係樹立から95周年を迎えました。日本大使館は9月に、カナダ連邦議会の加日議員連盟と共に外交関係樹立95周年記念レセプションを開催し、日加関係の進展を祝い、より良い世界と二国間関係の更なる拡大・深化に向け努力を重ねていく決意を表明しました。このレセプションは、オタワの日本大使館にとっては初開催となる自衛隊記念日のレセプションでもありましたが、自衛隊とカナダ軍の音楽隊の共演により奏でられたハーモニーは、日加安全保障協力の具体的進展を象徴するものとなりました。

 日加協力の進展は、経済分野でも顕著です。2023年9月には、経済産業大臣がオタワを訪問し、関係閣僚との会談を行い、蓄電池サプライチェーン及び量子・AI等の産業技術に関する協力覚書の署名が行われたほか、蓄電池サプライチェーンに関する官民ラウンドテーブルに出席しました。10月のG7大阪・堺貿易大臣会合には、イン輸出促進・国際貿易・経済開発担当大臣が出席しました。イン大臣はこの訪日の際にカナダ企業160社250人から成る「チーム・カナダ」代表団を率いて大阪と東京を訪問。また、マッコーリー農業・農産食料大臣のほか、カナダ商工会議所及びカナダ・ビジネス評議会の関係者も、それぞれ同時期に日本を訪れています。歴史的に見ても最大規模のカナダ・ビジネス代表団の訪日が実現しました。

 さて、2024年の日加関係は、こうした様々な前向きな流れが更に勢い付いて、一層緊密なものとなると確信しています。そのベースとなるのは両国間の人の往来ですが、これは既に大きな盛り上がりを見せており、2023年1月~10月の統計によれば、コロナ禍前の数字を上回る35万人以上のカナダ人が訪日しています。また、カナダ人にとっての日本の好感度が、英国と並ぶ1位となっているとの嬉しい世論調査結果もあります。カナダにおいて日本を売り込んできた私としては、本当に嬉しいことです。引き続き、数字にあぐらをかくことなく一層気を引き締めて、日本の良い所や日加間の協力の可能性と潜在力をカナダの人々に分かっていただくための努力を続けていく所存です。

 2024年は、東京にカナダ公使館が開設されてから95周年、横浜にカナダ貿易事務所が開設されてから120周年、日加通商協定締結から70周年、日本人に馴染みの深い『赤毛のアン』作者のL.M.モンゴメリ生誕から150周年です。さらにバンクーバーについて見ると、1889年に大日本帝国領事館が設置されてから135周年、1954年に日系カナダ市民協会が設立されてから70周年、1994年に日系カナダ文化センターが開館してから30周年という年でもあります。こうした様々な歴史の節目に照らすと、わずか百数十年の期間とはいえ、日本とカナダの間には豊かな関係が築かれてきたことに驚くばかりです。

 日加関係は「新たな章」に突入しています。これまで両国が共に培ってきた両国関係の歴史の上に更なる発展を遂げるため、日本大使館としても、様々な分野・レベルにおける日加間の協力と信頼関係が深まるよう、日々取り組んで参りたいと思います。

 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

令和6年元旦

丸山浩平在バンクーバー日本国総領事より新年のごあいさつ

 「日加トゥデイ」読者の皆様、明けましておめでとうございます。 

 2024年の年頭に当たり、皆様のご健勝とご多幸、そして「日加トゥデイ」の一層のご発展を心よりお祈り申し上げます。

 昨年、日本とカナダは外交関係95周年を迎え、またコロナの落ち着きと共に、様々な交流が活性化し始めました。政府間のやり取り、経済ミッションの派遣、都市間交流など、多くの分野で動きが進み、本年はその更なる飛躍と成果が期待されます。

 今年は辰年です。十二支の中で唯一の想像上の生き物であり、自在に空を飛び雲を呼ぶ霊力を持つとされる龍・・・ そのような龍の年を迎え、我々総領事館も改めて大きな抱負を持ち、充実した一年となるよう取り組みたいと存じます。そして激動する国際環境の中、総領事館としてより一層役割を果たせますよう、皆様の安全、安心に関わる情報発信、ご相談への取り組みに更に努めて参ります。本年も、引き続き当館業務へのご関心とご指導をお願い申し上げます。

 本年が希望に満ち、皆様にとり素晴らしい一年となりますよう、重ねて心からお祈り申し上げます。  

2024年 元日
在バンクーバー日本国総領事 丸山浩平

11☆「めんそーれ沖縄」編

こんな夢を見た。
我が輩はしゃれたかりゆしを着て、とてもうれしい気分で、沖縄・那覇の国際通りを歩いている。でもなぜだかよく分らない。秋たけなわの10月、夕日が美しいたそがれ時である。スターバックスのマークが目に入り、びっくり。
思わず店に飛び込みコーヒーを飲んでいると、前の席で子どもたちが楽しそうにしゃべっている。中学生ぐらいの男の子と女の子、そしてまだ幼いお茶目な女の子の兄弟姉妹らしき3人。今日、ママが結婚した新しいパパをナンて呼ぼうか・・・、そんな相談をしているようで思わず耳を傾けた。
しばらくしてママと新しいパパが現れた。そのパパの顔を見たとき、目がさめた。
令和5年10月 夢一夜(漱石「夢十夜」に因んで)

 私事で恐縮ですが、この10月久しぶりに日本を訪れ、先ずは沖縄に、さらに足を伸ばして台湾、そして東京・川崎と駆け巡った。実は、息子が沖縄の女性と結婚式を。那覇でささやかながら、沖縄伝統のシャツ、かりゆしを着て、心に残る結婚披露宴を。そして突如として素敵なお孫ちゃんが3人。沖縄の守り神シーサーのおかげで、初めてのじいちゃん・ばあちゃん役も無事こなすことができ、とてもうれシーサー。

 自然豊かな、独特な歴史を持つ沖縄にはぜひ一度訪れてみたいと思っていたが、バンクーバーに移住してからは、かなり遠い存在に。でもこのような形で夢が実現するとは、この上ない喜びで、先ずは息子に感謝。また、はるか昔の教師養成講座の卒業生とハグもでき、すごくたのシーサー。誠に有意義な大きな節目となる沖縄の旅であった。

 また、日本語教師として沖縄語(うちなーぐち)はとても興味深い。数多くあるが先ずは空港で目につく「めんそーれ沖縄」は「ようこそ沖縄」であり、「こんにちは」は「ハイサイ」と「ハイタイ」で、男性と女性で異なり、確かに文化の違いを感じる。

 さらに、言い方は標準語と同じだが、意味がおもしろく異なる。例えば「ランチに行きましょうね」である。この表現を沖縄以外の会社などで、突然聞いた人は「えー、なぜ、急に・・・」と、間違いなく戸惑ってしまうであろう。

 日本語教師としても、この「~しましょう」は「Let’s」の意味、相手を誘う表現として教えている。「あ、もうお昼、ランチに行きましょう」や「疲れました、ちょっと休みましょう」などである。

 でも沖縄では文の最後に「ね」を付けて「~しましょうね」はナント、誘いではなく、単に自分の行動を相手に伝えるときに使う表現とのこと。えー、びっくり。

 すると、「ランチに行きましょうね」を聞いて誘われたと思い、一緒について行ったら、沖縄の人(うちなーんちゅ)は逆にびっくりしちゃうのであろう。

 実際、「お先に帰りましょうね」と言って、一人で帰るのがごく自然で、標準語の「お先に帰ります」と同じ意味として使っているとのこと。うーん、なるほど。

 こんな言い方は人との繋がりを大切にし、相手に対して常に温かな言葉で接したいとする沖縄特有の文化と言われており、慣れれば、確かに温かみを感じる表現である。

 このように、沖縄言葉は古き文化とも絡んで奥が深い言語であり、ぜひもっと学んでみたい。そしてまた、お孫ちゃんたちとおしゃべりしながら国際通りを歩いてみたい。

 では、今回のエッセイはこれにて終わりにします、ではなく、終わりにしましょうね。

「ことばの交差点」
日本語を楽しく深掘りする矢野修三さんのコラム。日常の何気ない言葉遣いをカナダから考察。日本語を学ぶ外国人の視点に日本語教師として感心しながら日本語を共に学びます。第1回からのコラムはこちら

矢野修三(やの・しゅうぞう)
1994年 バンクーバーに家族で移住(50歳)
YANO Academy(日本語学校)開校
2020年 教室を閉じる(26年間)
現在はオンライン講座を開講中(日本からも可)
・日本語教師養成講座(卒業生2900名)
・外から見る日本語講座(目からうろこの日本語)    
メール:yano@yanoacademy.ca
ホームページ:https://yanoacademy.ca

「いい旅」4 ~投稿千景~

エドサトウ

 金沢に着いたのは、もう日が暮れてすっかり暗くなった夕刻であった。ホテルでチェックインをすまし、急ぎ、前もって予約を入れておいた和食レストランに小雨がぱらつく中、歩いて出かける。

 旅の楽しみの一つは、美味しい地元の料理と出会うことでもあるけれど、僕の場合はちょっと古くて小さな料理屋で地元の話を聞きながら食べるのが楽しい。

 ホテルに戻り、甥っ子と一緒に屋上にある岩風呂に行き、ゆっくりと大きなお風呂に入り、旅の疲れをいやす。風呂から上がり休憩ロビーで冷たいジュースを飲みながら、屋上からの金沢の夜景を眺めつつ、甥っ子と世間話をするのも楽しかった。

撮影:エドサトウ

 翌日は、大雨の元になる線状降水帯が通過しているのか、どしゃ降りの雨の朝、ホテルでのバフェットの朝食に行けば、いろんなメニューが用意されていて、ビックリするくらいで何を食べるかは迷うばかりだけれど、それも楽しかった。

 8時半にホテルをチェックアウトして、大雨の中、金沢で有名な海鮮問屋が建ち並ぶ近江町の朝市を見に行く。アーケードの商店街なので雨に濡れることなく、いろんな食材を見て歩くのも楽しかった。僕たちが早くに来たので客は少なかったが、10時前になると観光バスが到着したのか、アジア系の外国人がどっと入ってきて急に混雑してきたので、僕は野菜も売る店もあるので、ヌカズケのあるお店を探して行くと愛想のいいおじさんが「今日、出してきたばかりだ」というヌカズケを見せてくれた。自分でもヌカズケを作っているので、少しばかり立話をすれば、ご夫婦で切り盛りしている小さなこの店のご主人は80歳になるという。「もう年だで、いつまでやれるかわからんけど頑張りますわ!」と笑って話しておられたが、息子さんたちは、別の仕事をされていて後に継ぐ人もなく、一抹の寂しさを感じた。僕の場合はささやかな家業を息子たちが継いでくれて3年になる。僕の足が不自由になる前に仕事を始めたけれど、今は僕の足が不自由となり、全部を息子たちに任せて、僕は自動的に引退となり、こうして母の見舞いがてら、弟の家族と金沢まで旅行が出来て「最高!」である。

 雨は益々ひどくなり、どしゃ降りの雨の中、美術館へ移動していく。

 江戸中期の日本画家伊藤若沖の絵を見に行く。若沖(じゃくちゅう)の絵は、当時あまり評価はされていなかったが、近年、その細密な画法とか、動物の動きを丹念に観察をしたという彼のリアリズム、つまり、実物写生画法とかその派手とも思える色使いが高く評価されているようであるぐらいの知識しかない小生は前から本物が見てみたいと思っていた。弟も地元で展示会がある折に若沖の絵を見に出かけたのだが、当日は休館日で観賞を出来なかったのが、今回、たまたま見る機会に恵まれて感激のひと時であった。

 余談であるが、近江町の朝市で、北米でハラバと呼ばれている「えいひれ」の干物を買った。このハラバの白身のフライステーキは結構高い値段で美味しいと話に聞いたことがあるので、この干物を試しに買ってみた。一袋500円ぐらいだったと思う。

 バンクーバーに戻ってから、これで松前漬けにしてみようと思い、するめの代わりに「えいひれ」を細くきざみ、カズノコの細かいくずの冷凍ものと混ぜて松前漬けらしきものを作ってみると、これが意外に美味しくて我ながらビックリのいいアイデアであった。この正月は、「えいひれの松前漬け」を作るつもりである。

 美術館から外に出れば、雨は小降りとなり、そこから歩いて兼六園に移動する。たしか、シニアの入場料は証明書を見せれば無料であったと思う。途中の休憩所では、抹茶などをいただき、いささか優雅なひと時であった。見学が終わるころには再度、雨が降り出し、急ぎ正面の新しいホテルの様なモダンな駐車場に戻り、金沢の街をとおりぬけて高速道路に入り帰路につく。日本アルプスの山中の長いトンネルを何度もくぐり抜けて、岐阜の高山方面に出て、さらに、名古屋郊外の高速道路に入れば夕刻の混雑が予想されるので、そこから東濃に入り、迂回して帰宅したのは、日の暮れた6時過ぎであった。

 往復の走行距離は530kmでT社のハイブリッド車の燃料は出発前の満タンから約半分ぐらいで、約五千円ぐらいであった。大人四人で、意外と経済的な楽しい旅であった。

 このT社のこのハイブリッド車を、現在、開発している水素エンジンにして、電気とエンジンを水素で動くようにすれば、公害はゼロになるはずである。ガソリンの代わりに、ガスステーションで水素を注入すれば、車はどれだけでも走る。すでにT社は水素エンジンを開発しているから、その可能性を期待したいものである。

 また、この水素エンジンのハイブリッドを利用すれば、船や飛行機(ドローンタイプ)の少人数の航空機に利用できるのではと、小生の想像は膨らむ。いい旅からいい時代へ飛躍できるような気がするのである。温暖化などの公害を無くすために、僕たちは北米や南米、シベリア、オーストラリアなどの大規模な森林火災をコントロールすることを考えなければいけないと、小生はいい旅から帰ってから思うことである。

 素人考えながら、航空機が緊急事態の時は、水素とヘリュームガスを大きなチューブにセーフティーエアーバッグのように膨らませば、気球のように安全に着陸できるのでは?

投稿千景
視点を変えると見え方が変わる。エドサトウさん独特の視点で世界を切り取る連載コラム「投稿千景」。
これまでの当サイトでの「投稿千景」はこちらからご覧いただけます。
https://www.japancanadatoday.ca/category/column/post-ed-sato/

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