
バンクーバー・ホワイトキャップスの勢いが止まらない。5月11日に11試合連続無敗記録をホームで更新。続くアウェイでも引き分けとし、記録を12に伸ばした。
GK高丘はLAFC戦では終盤のスーパーセーブでチームに引き分けをもたらし、オースティン戦では点を与えず自身のクリーンシート数を増やした。
5月11日(BCプレース:22,437)
バンクーバー・ホワイトキャップス 2-2 LAFC
ホワイトキャップスは前半早々に2点を先制されたものの、26分にホワイト(FW)のゴールで1点を返し、70分にも再びホワイトがゴールを決めて同点とした。
GK高丘は何度も好セーブを見せた。試合後の記者会見で終盤の3つのビッグセーブについて聞かれると「自分の責任を果たしただけ」と冷静に答え「チーム一丸でのセーブだった」と語った。2点リードされてから追いついたことについては、前半は自分も含めてあまり良くなかったが、後半に集中力を切らさなかったことが良かったと語った。

テキサスでのオースティン戦では0-0の引き分け
5月17日アウェイでのオースティンFC戦でもホワイトキャップスは引き分けた。これで連続無敗記録を12に伸ばした。高丘は今季8試合目のクリーンシート。MLSレギュラーシーズンで6試合、CONCACAFチャンピオンズカップで2試合。無失点試合数ではリーグで2番目につけた。
今月は20日にマニトバ州ウィニペグでカナディアンチャンピオンシップ準々決勝の第1レグをカナディアン・プレミアリーグのValour FCと戦う。ホワイトキャップスは今年も昨年覇者として挑む。
その後はレギュラーシーズンが24日にソルトレイクでレアルと、28日はホームでミネソタと対戦。6月1日にはメキシコでCONCACAFチャンピオンズカップ決勝が控えるという過密スケジュールとなる。
5月、6月のホームゲーム
5月28日(水)7:30pm ミネソタ・ユナイテッドFC戦
6月8日(日)6:00pm シアトル・サウンダーズ戦
6月25日(水)7:30pm サンディエゴFC
(記事 三島直美/写真 斉藤光一)
合わせて読みたい関連記事