ホワイトキャップス西トップに!高丘は今季すでに4度目のクリーンシート

固い守りで得点を与えないGK高丘とホワイトキャップスのディフェンダー陣。2026年4月11日、バンクーバー市BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
固い守りで得点を与えないGK高丘とホワイトキャップスのディフェンダー陣。2026年4月11日、バンクーバー市BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 バンクーバー・ホワイトキャップスがニューヨーク・シティFCに勝利して、西カンファレンス首位に躍り出た。GK高丘は、危なげない守りで今季レギュラーシーズン4度目の無失点試合だった。

4月11日(BCプレース:25,460)
バンクーバー・ホワイトキャップス 2-0 ニューヨーク・シティFC
ホワイトキャップス1点目は45分。フリーキックをゴール前でDFラボルタ(#2)が足で合わせて1-0。2点目は87分、FWホワイト(#24)がゴール前に飛び込みヘディングで押し込んだ。

攻守のバランスがいい状態

 ホワイトキャップスはこの1勝で西カンファレンス首位に躍り出た。ここまで7試合で6勝1敗。得失点差15はリーグトップ。ここまで好調な理由の一つは19得点4失点というバランスの良さだ。

相手のコーナーキックに備えるホワイトキャップス。2026年4月11日、バンクーバー市BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
相手のコーナーキックに備えるホワイトキャップス。2026年4月11日、バンクーバー市BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 GK高丘は「守備と攻撃は表裏一体なので、そういう意味ではうまくチーム全体がつながってプレーできると思う」と評価する。

 この日は9分に高丘がボールを追いかけゴールがガラ空きになる瞬間があり、もう少しでオウンゴールを許すような場面もあった。あの場面は「プレッシャーがどこまで来ているかっていうのが多分見えていなかったので。(ディフェンダーと)意思疎通というか、もっとシンプルにやるべきところだったかなと思います」と振り返った。

 それでもきっちりと無失点で、前節の劇的な逆転勝ちの勢いをそのままに東カンファレンス上位につけるニューヨーク・シティFC相手に「決定的なシーンは作らせない」試合で勝ち切った。

 ワールドカップのため変則的な過密スケジュールになっている今季だが、今週は平日に試合がなく「この試合に向けてチームとして全員で準備してきて、準備してきたことが出せました」と余裕を見せる。「どうやって勝ちを積み重ねていくかというのがチームのテーマでもあるので、そういう意味では今日しっかり連勝できて、次に行けるのは非常に大きいことだと思います」。

 昨年の西カンファレンス覇者は今季7試合目で首位に浮上。相手は打倒ホワイトキャップスでやってくる。それでも「90分を通して自分たちが(試合を)支配できるように、たくさんのチャンスを作れるようにというのを目指していますし、もっとチームとしても個人としても質を高めていければもっともっと良くなるかなと思います」と相変わらずクールに語った。

 ホワイトキャップスのホームグランドBCプレースは6月に始まるW杯の会場となるため、チームは4月にあと2試合ホームで試合をした後は、W杯が始まるまで5月は全てアウェイとなる。W杯終了後のホームゲームは8月からとなっている。

4月のホームゲーム

4月17日(金)7:30pm スポーティング・カンザスシティ戦
4月25日(土)7:30pm コロラド・ラピッズ戦

恒例の勝利の「スタンド・バイ・ミー」。2026年4月11日、バンクーバー市BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
恒例の勝利の「スタンド・バイ・ミー」。2026年4月11日、バンクーバー市BCプレース。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

(取材 三島直美/写真 斉藤光一)

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