ロリーン・オイカワ氏へ外務大臣表彰伝達式

外務大臣表彰を受け取ったロリーン・オイカワ氏(左)と丸山浩平総領事。2024年3月14日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
外務大臣表彰を受け取ったロリーン・オイカワ氏(左)と丸山浩平総領事。2024年3月14日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 在バンクーバー日本国総領事館主催によるロリーン・ゲイル・オイカワ氏への令和5(2023)年度外務大臣表彰伝達式が3月14日、バンクーバー市内ホテルで行われた。

 オイカワ氏は「全カナダ日系人協会会長やグレイター・バンクーバー日系市民協会会長等を歴任し、カナダの日系人及び在留邦人コミュニティの発展及び日加間の友好増進に大きく寄与した」功績が認められての受賞となった。

 当日はカナダ全国、そして日本からも家族や友人らが駆け付け、祝福した。

 丸山浩平総領事は、総領事としてバンクーバーに赴任して以来、オイカワ氏はじめ多くの日系カナダ人と会い日系カナダ人の歴史を学び、コミュニティついて知ることになったと語った。自分にも日系アメリカ人の親戚がいて、日系コミュニティには個人的にも親しみがあり「今回オイカワ氏に外務大臣表彰を贈れることは特別に思います。おめでとうございます」と祝福した。

差別と闘いながらカナダでコミュニティを築いてきた先祖に感謝

 オイカワ氏は、受賞について「すごく驚きましたが、とても光栄に思います」と喜んだ。家族や友人と伝達式を迎えられるのはうれしいと笑顔を見せた。全カナダ日系人協会(NAJC)やグレーター・バンクーバー日系市民協会(GVJCCA)の会長を務められたことは日系の全国団体と地方団体の両方でコミュニティと共に日本の文化や先祖の物語を伝えることができて幸せだったと語った。

 「2024年から未来に向けて私たちの先祖の貢献を誇りに思う年にするべきだと思う」とカナダで苦労してきた自身の家族や日系の先祖たちへの尊敬と感謝を何度も口にした。

 日系カナダ人のレガシーはカナダで苦労した先祖の物語を語り継ぐとともに、未来に向けて全ての文化を受け入れ、サポートすること、そして、特に日系カナダ人の歴史に誇りを持つことと話す。

 「今日ここに出席できなかった多くの人にお礼を言いたいと思います。色々な場面で共にした先輩たちやコミュニティとの関係があって今の自分があり、これまで携わった仕事へのご助力に心から感謝と敬意を表したいと思います」と語った。「私としては全国の日系カナダ人コミュニティの人々と心は共にあって、皆さんを招待したかったけれどここに入りきらないので」と笑った。

あいさつするオイカワ氏。今日(3月14日)はpiの日ということで自分の祖先を両親、祖父母、曾祖父母と数字でたどっていき12世代までさかのぼると約400年前になり4,094人の祖先まで広がると話し、これらの人々が生き延びてきてくれたからこそ今ここに自分が立っていられることに感謝したいと語った。2024年3月14日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
あいさつするオイカワ氏。今日(3月14日)はpiの日ということで自分の祖先を両親、祖父母、曾祖父母と数字でたどっていき12世代までさかのぼると約400年前になり4,094人の祖先まで広がると話し、これらの人々が生き延びてきてくれたからこそ今ここに自分が立っていられることに感謝したいと語った。2024年3月14日、バンクーバー市。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

(取材 三島直美/写真 斉藤光一)

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