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トルドー首相、G7で広島の平和記念資料館を2度訪問

平和記念資料館前で岸田首相夫妻の出迎えを受けるトルドー首相(左)。2023年5月19日、広島市平和記念公園。Photo credit: Adam Scotti/PMO
平和記念資料館前で岸田首相夫妻の出迎えを受けるトルドー首相(左)。2023年5月19日、広島市平和記念公園。Photo credit: Adam Scotti/PMO

 ジャスティン・トルドー首相は今年5月19日から3日間、広島市で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席。滞在中に岸田文雄首相らと会談したほか、同市平和記念公園内にある平和記念資料館を5月19日に岸田首相夫妻と訪問した。

 日本外務省が5月19日に発表したG7首脳が資料館で記帳した内容で、トルドー首相は以下のように記帳している。

 ”Canada pays solemn tribute to the many lives lost, the unspeakable grief of the Hibakusha, and the immense suffering of the people of Hiroshima and Nagasaki.Votre histoire restera à jamais gravée dans notre conscience collective”.

 「多数の犠牲になった命、被爆者の声にならない悲嘆、広島と長崎の人々の計り知れない苦悩に、カナダは厳粛なる弔慰と敬意を表します。貴方の体験は我々の心に永遠に刻まれることでしょう(仮訳)」

 さらに後日、日本政府が発表したところによると、トルドー首相は21日にプライベートでも訪問。滞在期間中に2度、資料館を訪れたことが分かった。

 また、資料館に隣接する広島国際会議場では8月6日の原爆の日を前に、7月25日からG7広島サミット回想展を開催。トルドー首相をはじめとするG7首脳やゼレンスキー大統領の芳名禄が期間限定で展示されている。

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企友会BBQパーティ開催、35周年記念トークショーにバンクーバーを代表する起業家3人が参加

左から、田村さん、遠竹さん、菅さん。2023年7月22日、日系文化センター・博物館。Photo by Japan Canada Today
左から、田村さん、遠竹さん、菅さん。2023年7月22日、日系文化センター・博物館。Photo by Japan Canada Today

 日系ビジネス団体の企友会の毎夏恒例バーベキューパーティが7月22日に日系文化センター・博物館で行われた。会員ら約80人が参加し、楽しい交流のひと時を過ごした。

 今年のパーティでは企友会35周年を記念して、バンクーバーを代表する起業家3人、JINYA Ramen Barの遠竹啓太郎さん、JAPADOG 田村徳樹さん、KOJO & Kizuna Sake 菅龍夫さんのトークショーも開催。一代でカナダを代表するビジネスに発展させた3人の話に、参加者らは熱心に耳を傾けていた。

 トークショーが終わると、日系センター前庭でバーベキューパーティ。参加者らは用意された焼き肉や焼きそばなどに舌鼓を打ちながら、バンクーバーの青空の下で話に花を咲かせていた。最後には子どもたちによるスイカ割もあり、大いに盛り上がった。

若い企業を目指す人たちへ「失敗や苦労の中にヒントがある」、起業家3人のトークショー

 35周年を記念して、今年は特別にバンクーバーで起業した3人のトークショーが行われた。

 参加したのは、JINYA Ramen Barの遠竹啓太郎さん、JAPADOG 田村徳樹さん、KOJO & Kizuna Sake 菅龍夫さん。

 司会者から「苦労話を」と促された3人は体験談を披露。その中で、「苦労の中にヒントがある。苦労があってその中で見えたものが実現したという感じ」「失敗しかないからどう話そうかと」「バンクーバーに来てダウンタウンのお店がある程度軌道に乗った時にオーナーから首にされて2週間後に日本に帰らなければならなくなった」など、それぞれに失敗や苦労した話を明るく語った。

 また、若い起業家、起業を目指す人へのアドバイスとして、菅さんは「名詞ではなく動詞で仕事を選ぶ。業種に飛びつくのではなく、好きなことで職種を選ぶことが成功の秘訣。サッカーが好きなら、人をサポートすることが好きなのか、作戦を作るのが好きなのか。動詞形で自分は何が好きなのか、得意なのかを見つけるのがいいと思う」とアドバイスした。

 田村さんは「昔こういうことをやりたいなって思ってたことが実現するんだということに最近気づくことが多い。20年前に日本で想像していたことがカナダで実現できていることを今になって実感する。そう思うと、今思っていることをすごく大事にした方がいいと思う。ワクワクすることを思って、それが実現するのがいいなと思う」と語った。

 最後に遠竹さんは「昔、先輩から言われた『素直なバカになれ』という言葉から、言葉は悪いが『バカ』という言葉が好きで、人前で失敗しても立ち直れる心構えがあった方がいいのかなと思う。みんな若い人は失敗することを嫌がるが、対談したある有名なシェフが『ばかずを踏む』経験を積むという表現をしたが、『場数』と『バカの数』という意味で使っていて、それだけ失敗して経験を積むことが大事だということを伝えたい。ここに3バカがいるので、バカなところを見習って成功していただきたいと思います」と締めくくった。

起業家3人によるトークショー。左から、遠竹さん、田村さん、菅さん。2023年7月22日、日系文化センター・博物館。Photo by Japan Canada Today
起業家3人によるトークショー。左から、遠竹さん、田村さん、菅さん。2023年7月22日、日系文化センター・博物館。Photo by Japan Canada Today

(取材 編集部)

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「足立区議選挙に立候補して感じた選挙に参加する意義」Crescent Moon Enterprisesオーナー佐藤広樹さんに聞く(前編)

佐藤さん(左)と久保さん。GIFT AND THINGS店内で。写真提供:佐藤広樹さん。
佐藤さん(左)と久保さん。GIFT AND THINGS店内で。写真提供:佐藤広樹さん。

 バンクーバー市ガスタウンにある雑貨屋さんGIFT&THINGSとウィスラーにある姉妹店SMILE GIFTを運営するCrescent Moon Enterprises Ltd.オーナー佐藤広樹さんが、今年5月に実施された足立区議選挙に立候補した。当選はできなかったものの、得るものが多くあったという。

 日本の選挙と言えば投票率の低さや立候補者の減少などネガティブな面が強調されるが、自身が立候補して感じたことはポジティブなことも多かったと話す。

 7月7日、バンクーバーに滞在中の佐藤さんに立候補した側から見た選挙、そして、GIFT&THINGSで店長を務める久保ゆうやさんも同席し若者の目線で佐藤さんの立候補がどのように映ったのかなど、2人に話を聞いた。

議員活動の良さが見えた立候補

 区議選への初めての挑戦で今回は当選できなかったが「やって良かったと思う」と語った。議員活動というものをポジティブに捉える機会になったという。「議員ってどうせ働いてないんだろうって思ったりしてたんですけど(笑)、実際に会って話をしてみると、みんな勉強していたり、がんばっていたり、人間的にも魅力がある、いい人が多いと思いました。信頼できるんだなと。区議について言えば、議員年金もなく、かかる経費や仕事内容の割に、給料もそれほど高いわけでもないですけど、信念があり、意思があるからやっているのだなというのがよくわかりました。とても勉強になりました」

 そうした人と接点を持てたことで自分自身の区議になった時の活動についての考え方も明確になったと感じている。

 「全く知らない世界でしたけど、ただ単に『出馬しよう』と思った出る前と、今回選挙を経験した後では、考え方も明確になりました。前は、元職員と一緒に仕事をしたい、エコ活動をしている仲間の考えを伝えたいなどと思っていましたが、今は足立区を良くしたい、子どもがもっと視野を広げられる活動をしたいとか、したいこと、自分にできることが明確になってきました」

 区議に立候補したのは、足立区職員時代の同僚たちと、カナダで経験したこと、同僚たちとは違う経験をしたことを、今度は区に戻って、議論したり、仕事をしたり、「みんなと一緒に違う立場で足立区を良くしたいなと思ったんです」

 でも立候補を経験して、それだけではない何かが見えた。今はもう一度議員を目指そうと明確に思えるという。「自分の意識が高くなってきていると思いますし、自分のやってきたことが何かの役に立てると思えるので、議員という仕事に希望が持てました」

選挙に挑戦したからこそ見えた問題点

足立区議選挙に立候補して、選挙活動期間中に地元で街頭演説する佐藤広樹さん。2023年5月17日、東京都足立区。Photo by Japan Canada Today
足立区議選挙に立候補して、選挙活動期間中に地元で街頭演説する佐藤広樹さん。2023年5月17日、東京都足立区。Photo by Japan Canada Today

 これまでは投票する側からの視点だけだったが、出馬したことで違う問題点が見えたという。一つ目は投票率。市民の投票への関心は低いと感じたと語る。投票率が低ければ大きな政党や知名度がある人の方が有利に働く。政策をそれほど持っていなくても、有名人というだけで票が集まってしまうと話す。

 では投票率を上げるにはどうすればいいのか。「まずは議員自身がもっと市民に投票に行くよう促すことだと思います。それから、議員自身が自分のやっていることをどんどん発信すること。SNSなど今は既存メディアを使わなくても自分で発信できる時代。そうやって有権者にアピールして投票に行ってもらうこと」

 さらに、「選挙について学校教育でももっと深く教える必要があると思っています」。選挙は国民の義務だが、選挙権は国民の権利でもある。投票年齢が18歳に引き下げられたことで高校3年生も投票できるようになった。学校教育の大切さを感じるという。

 久保さんは若者の視点から、疑問点を指摘する。「日本で投票するときに思ったのは、投票日が日曜日というところです。僕たちは月曜から金曜、中には月曜から土曜まで働いている友達もいました。それで唯一の休みの日に投票に行く気が起きないと。18歳まで年齢が下げられましたけど、学校もバイトも忙しいのに、それに日曜日に投票に行けと言われるのはという感じではないでしょうか。もう少し投票に優しい環境を作ってもらいたいです」と話す。

 選挙からは自分の一票が何かを変えるという手ごたえを得にくい。自分一人が1票を入れたところでどうせ何も変わらないという思いを抱く人も多い。

 しかし佐藤さんは立候補してみて、1票の大切さを身をもって感じたと語る。それはどの議員も同じだと。「立候補している人は本当に1票の大切さをよく知っていると思います。特に無所属だったり、初めて立候補する人は、名前や顔を覚えてもらって、政策も知ってもらって1票を入れてもらうのは本当に大変なことです」と言う。

 「まずは選挙に関心を持ってもらって投票に行ってもらう。投票に行こうと思えば、立候補者を調べたり、そこから行政や税金などにも関心が高まります」と佐藤さん。それは区議選でも、国政選挙でも同じこと。まずは選挙に関心を持ってもらいたいと語った。

後編「若い人に選挙に関心を持ってもらいたい」に続く。

佐藤広樹(さとう・ひろき)
Crescent Moon Enterprises Ltd.オーナー・代表取締役
1998年ウィスラーにSMILE GIFT、2008年バンクーバーにGIFTS AND THINGSを開店
2023年3月設立、一般社団法人「東京のCO2削減で都内観光を推進する会」代表理事(https://www.tokyo-co2.com/
東京都足立区出身

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新聞「日加トゥデイ(Japan Canada Today)」PDF版発行のお知らせ

 オンラインサイト立ち上げから3周年を記念して、新聞「日加トゥデイ(Japan Canada Today)」を7月21日に発行しました。

 新聞は、在バンクーバー日本国総領事館、イズミヤ、すずや、フジヤ、隣組、日系文化センター・博物館、バンクーバー中央図書館5階、バンクーバー仏教会、バンクーバー日系合同教会で、無料で入手していただけます。

 また、PDF版はこちらからもダウンロードできます。PDF版新聞「日加トゥデイ(Japan Canada Today)」

 オンラインのままご覧いただく場合は、以下のPDF版下にある矢印をクリックしてページをめくってご覧ください。

Japan-Canada-Today_2023-07-21_web

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和の学校@東漸寺から2023年8月のお知らせ

*行事と教室のお知らせ*

東漸寺の行事*お盆参り*

8月12日(土曜日)法要 午後6時~本堂にて先祖供養、初盆のお参り、その他別回向。

法要の後に敷地内で盆踊りを開催します。

その他、殺陣教室講師による殺陣デモンストレーション(法要の後)、浴衣を着る方には着付けのサービスがあります。(午後3時~料金はお寺への寄付) 

どなたでもご参加していただけます。是非お参りください。

和の学校@東漸寺*教室情報*

「着付教室」

8月6日、13日、20日、27日(日曜日)

午前10時~午後3時の間 (教室は1時間半) 地下道場又は本堂にて

*日時について変更もございますので、その都度ご連絡をいただけましたら幸いです。

参加費 $20/回

茶話タイム 午後12時~1時

「殺陣教室」

8月6日、20日、(日曜日)*8月は「基礎クラス」のみとなります。

午後1時半~午後3時 地下道場にて

参加費 $20/回

通常は3つのクラスがございます。

「殺陣*お稽古&エクササイズコース」「殺陣*俳優コース」「殺陣*初回&基礎コース」

詳しくは和の学校@東漸寺ページからご覧ください。 https://wanogakkou.jimdofree.com/

お問い合わせ、お申し込み

コナともこ

和の学校@東漸寺 tands410@gmail.com  
東漸寺TOZENJIホームページ https://tozenjibc.ca/
住所 209 Jackson st. Coquitlam

自力整体カナダより8月のお知らせ

随時更新される新しい自力整体で「身体」と「脳」のメンテナンスをしてみましょう!

長い自粛期間で「認知症」の初期段階が見られる方、周りの人も、本人も気づかない「認知症」にも対応します。

「8月の自力整体カナダ」

日系センター

8月11日(金)   AM10:30~11:30
8月18日(金)    AM10:30~11:30
8月25日(金)    AM10:30~11:30

バンクーバー Main教室

8月7日(月) B.C.Day  AM10:30~11:30

『日曜日 2時間ワークショップ』

9月から3年以上ぶりに日系センターに戻ってきます。
(9月から、毎月、第3日曜日を予定しています。)

お申し込み、詳細は、

電話 604-448-8854
eメール  jirikiseitai.canada@gmail.com 
Webサイト https://jirikiseitai-canada.jimdofree.com/

日系文化センター・博物館から8月のお知らせ

日系文化センター・博物館
6688 Southoaks Crescent, Burnaby BC V5E 4M7
TEL 604.777.7000 
info@nikkeiplace.org   www.nikkeiplace.org
受付・ミュージアム営業時間:火~土 午前10時~午後5時 休館日:日月祝

イベント

日系ガーデン・ファーマーズ・マーケット

6月から10月まで、毎月第2・第4日曜日、午前10時〜午後2時

8月13日はズンバにご参加いただけます。8月27日はJポップ・ダンスとマジックショーをご覧いただけます。

産地直送の農産物やローカルで手作りされた美味しい食べ物、そして地元の作家による心のこもったハンドメイド品が並びます。ガーデンでのんびりと、マーケットをお楽しみください。

第11回 日系祭り

9月2日と3日(土・日) 11am-7pm

日本の情緒あふれるお祭りをお楽しみください。ボランティアも募集中です。いっしょにお祭りを盛り上げましょう!

前夜祭ビアガーデン

9月1日(金) 5pm-10pm 

提灯や屋台の周りで夏の雰囲気を味わいつつ、冷たいビールや日本酒などで乾杯、DJの音楽と壁画のライブペイントをお楽しみください。

入場料(各日 / 前夜祭 ・ 日系祭り):大人(18歳-64歳)前売  $8+税 / 当日  $10(税込)

NNMCC会員|0歳から17歳まで|65歳以上の方は無料。

お知らせ

日系センター・シニアラウンジは、水曜日の午後12時から3時まで、シニアの方々を対象とした無料プログラムです。シニアの方々が気軽に集まり、くつろぎ、かつ健康増進を促す活動を楽しめる場所を提供します。セミナーが毎月第二水曜13時より行われています。ボランティアがエクササイズの指導やパソコン、スマホ、その他デジタル製品の疑問・質問に答え、年齢に合わせた環境への適応方法や自分らしい人生を過ごすためのサポートもいたします。

プログラム

日系センターでは日本語で開催されているプログラムをご用意しております。火曜日のシニア・カラオケが再開されました。引き続き、柔道・合気道・習字クラブ・歌声喫茶・日本舞踊・囲碁クラブ・そろばん・太鼓・フラダンス・ラインダンス・シニアバドミントン・ピクルボールなどのプログラムもございます。ぜひご参加ください。

日系ブックストア

毎週 火・木・金・土、午前11時~午後3時、2階

日系ブックストアでは読み終わった古本・文庫本・漫画・絵本の寄付を受け付けております。営業時間内に2階のブックストアまでお持ちください。

展示 

常設展:「体験:世代を超えて受け継がれる、困難を乗り越え立ち上がる力」

日系人の歴史を日本語で紹介しています。2階入場無料

特別展示

詩が生まれる場所

宮崎雅子と李淑美

3 月 18 日〜9 月 16 日

入場料 $5。NNMCC 会員・学生は無料。

ミュージアムショップ

日系の歴史の書籍、日本からの輸入品、地元作家によるハンドメイド品を取り揃えております。お気軽にお立ち寄りください。

会員募集

会員になるとミュージアムへの入場が無料になるほか、ミュージアムショップでの割引、特定のイベントやプログラムなどで割引特典があります。会費収入は施設の維持費と展示、イベント、プログラムを充実させるために使用されます。

バンクーバー日系人合同教会より8月のお知らせ

バンクーバー日系人合同教会

  • 教会日曜日日本語礼拝の案内

毎週日曜日午前11時より教会礼拝堂で行い、礼拝の後、軽食をいただきながら親睦の時を持っています。クリスチャンでない方も留学、ワーキングホリデーで来られた方も大歓迎です。

Zoom (ID 5662538165、パスコード1225)でオンライン参加もできます。

  • 8月9日第2日曜日は午前11時より野外礼拝を教会斜め向いのBrewers Park(4175 Victoria Dr)で行います。礼拝後、BBQをいただきながら親睦の時を持ちます。初めての方も大歓迎です。英語と日本語バイリンガルです。午前11時より行われます。
  • シニア・初心者ラインダンス 毎週土曜午前11時から12時 会費$1、踊った後、マックをいただきながら交流の時を持ちます。
  • Zoomで聖書を読む会(火曜、水曜)があります。
  • ダウンタウンイーストサイドでサンドイッチ手渡し:木曜日午前9時からの準備、10時半から11時の配布のボランティアをしてみませんか?
  • 結婚、葬儀、その他の人生相談をお伺いします。
  • 8月26日(土)午前11時から午後2時 教会ミニバザーを行います。Thrift Saleは行わず、日本食を提供します。

お問合せ:604-618-6491(テキスト可)、vjuc4010@gmail.com  牧師 イムまで

住所:4010 Victoria Dr, (Between 23rd and 25th Ave East), Vancouver

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サレーNorthwood 合同教会 日本語会衆 礼拝

8月20日(日)午後2時より。

住所:8855 156 St, Surrey, BC, V3R 4K9

お問い合わせ:604-618-6491(テキスト可)イム、kuniokazaki98@gmail.com 岡崎まで 

パウエル祭の劇にでる ~投稿千景~

エドサトウ

 「老来」と言う言葉があるが、僕の場合は「老来の演技」と言えるかもしれない。70歳を超えるいい年をして、若い人達と一緒になり、ヴァンクーバーにある座ダイコンという劇のグループで頑張っている小生は運の良い方なのであろう。

 脊椎の手術をしてから2年目の夏、「パウエル祭」で不自由な手足で演技することから、そろそろ引退を考えていた小生であったけれど、また、演技する機会がめぐり来て、僕にとってエキサイティングな夏がやって来た。

 セリフをとちったりもするが、劇の仲間と芝居を創ってゆく楽しさは、かけがいのない人生の宝物のような気がしてならない。

 クーベルタンの言葉であったと思うが「人生において大切なことは、勝つことではなく、生涯努力し挑戦し続けることである」とあるのは、最近、好きな言葉である。去年から始めた野菜作り、今年は、立派なナスビ、ズキニ、トマトが収穫できるようになり、何やら、それも楽しい人生の一つでもある。

投稿千景
視点を変えると見え方が変わる。エドサトウさん独特の視点で世界を切り取る連載コラム「投稿千景」。
これまでの当サイトでの「投稿千景」はこちらからご覧いただけます。
https://www.japancanadatoday.ca/category/column/post-ed-sato/

7 ☆「猿に絵馬」とは・・・?

 先月号の「猿」と「猴」に関するエッセイを読んだお馴染みさんからいろいろコメントをいただいた。その中に日本語超上級の生徒からちょっとびっくりする質問が届いた。日本の漫画の中に「猿に絵馬」という言葉があり、意味は調べて何とか分かりましたが、なぜ猿なのか・・・、先生のエッセイを読んで質問したくなりました、である。さらに質問は続く、「絵馬」はもちろん知っていますが、なぜ「馬」が出てきますか・・・。うーん。

 まことにドッキリする質問である。先ず、この「猿に絵馬」だが、はるか昔サラリーマン時代に聞いたような記憶はあるが、意味など全く覚えておらず、調べてみると「相性や取り合わせが良いもの」とのこと。例文として、今度の新しい課長は部長と「猿に絵馬」らしいからやりやすいね。なるほど。

 だが、この慣用句はほとんど知られておらず、漫画などに載せるのはいかがなものか。せめて「梅に鶯」であれば・・・、良き組み合わせとして上級者に教えたことがある。

 でも、確かになぜ猿が登場するのか・・・まるで見当もつかず、いろいろググってみた。昔、特に農家では馬はとても大事で、猿がその馬を守ってくれる守護神とされていたようである。そこでお正月に「猿」と「馬」と一緒の絵を「絵馬」に描いて、神さまに奉納したとのこと。うーん、あまりピンとこないが、「猿に絵馬」として、相性のいい組み合わせになったようである。

 次に「絵馬」の漢字がなぜ「馬」なのか、の質問。この絵馬は日本の文化として上級者には教えることもあり、また「合格祈願」などと書いて、日本の神社にお参りした経験を持つ生徒もおり、絵馬がなぜ「馬」なのか、気になるとのこと。なるほど。しかしそんなこと考えたこともなく、日本語教師として最初に質問されたときは大いに戸惑ってしまった。

 ナント「絵馬」の起源は奈良時代までさかのぼる。当時は祭事に本物の馬を神様に献上するのがしきたりだったようである。でも生きた馬では捧げる側も授かる神社も大変。そこで板に馬の絵を描いて捧げるようになったとのこと。「絵に描いた馬」、これが「絵馬」の始まりだといわれており、五角形は屋根をかたどった家を模した名残とのこと。至極納得。

 このように「絵馬」は古い歴史を持つ風習で、特に江戸時代に一般庶民にも広まり、個人的な願いを絵馬に書くことが大流行、古き日本文化として脈々と引き継がれてきた。

  久しぶりの日本行きを秋ごろ計画している。こんなご時世、幸いコロナなどに一度もかからず、健康のありがたさを身にしみて感じたでござる。そこで、感謝の意と「健康祈願」と絵馬に書いて、近くの神社に奉納する所存でござりまする。

矢野修三(やの・しゅうぞう)
1994年 バンクーバーに家族で移住(50歳)
YANO Academy(日本語学校)開校
2020年 教室を閉じる(26年間)
現在はオンライン講座を開講中(日本からも可)
・日本語教師養成講座(卒業生2900名)
・外から見る日本語講座(目からうろこの日本語)    
メール:yano@yanoacademy.ca
ホームページ:https://yanoacademy.ca

“Honda Celebration of Light” メキシコを前にバージツアーに参加

イングリッシュ・ベイの沖に停泊しているバージ。1年中、バンクーバーにあるという。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
イングリッシュ・ベイの沖に停泊しているバージ。1年中、バンクーバーにあるという。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 オーストラリアで幕を開けた“Honda Celebration of Light 2023”。夏の夜空を彩る花火は、その壮大さと美しさで、見る人すべてを惹きつける。

 しかし夜空で花咲くのはほんのつかの間。そんな一瞬の芸術とも言える花火の仕掛けの舞台裏を見せてくれるのが、バージツアー。花火が打ち上げられる前のバージ(はしけ)の内部が見られるツアーに7月25日に参加した。

 バージは花火会場となるイングリッシュ・ベイの沖に停泊している。この日は朝からあいにくの雨だったが、ツアー時には雨も上がり、キツラノ側から小型船でバージまで移動した。

 参加チームごとに仕掛けが変わる花火が設置されているバージは意外と小さく殺風景。これだけのスペースと装置で、あの壮大な花火が30分間も打ち上げられるのかと思うとすごいの一言。なんだか花火の華やかさとは対照的な風景だ。

すでに花火玉が入った筒。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
すでに花火玉が入った筒。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

 この日は明日に向けて、メキシコチームが準備を進めていた。打ち上げ筒にはすでに花火玉が入っているものもあったが、雨で湿らないように屋根があったり、カバーがあったり。ただ、ツアーで説明してくれたKelly Guilleさんによると、これくらいの雨は打ち上げ花火に特に問題はないとのこと。「打ち上げが終わったあとに降ってくれるともっと歓迎するけどね」と笑っていた。

 仕掛けが終われば、スタッフはGuilleさんら4人を残して、全員がイングリッシュ・ベイで花火を楽しむのだという。

 ここで準備を済ませ、7月26日にはメキシコ、29日にはフィリピンの花火が、バンクーバーの夜空に大輪の花を咲かせる。これからは少し違った角度から花火を楽しめそうだ。

Honda Celebration of Light 2023

7月22日、26日、29日に開催。
会場はバンクーバー市イングリッシュ・ベイ
ウェブサイト:https://hondacelebrationoflight.com/

バージツアーの案内役で責任者のKelly Guilleさん。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
バージツアーの案内役で責任者のKelly Guilleさん。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
砂に挿し込まれた打ち上げ筒。雨除けのシートが掛けられているものも。中央にはメキシコの旗が。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
砂に挿し込まれた打ち上げ筒。雨除けのシートが掛けられているものも。中央にはメキシコの旗が。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
バンクーバー地元テレビ局のインタビューを受けるメキシコチーム。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today
バンクーバー地元テレビ局のインタビューを受けるメキシコチーム。2023年7月25日、バンクーバー市。Photo by Japan Canada Today

(記事 編集部)

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