ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は、2026年度州予算で、これまでProvincial Sales Tax(州税: PST)対象外だった一部の専門サービスにPSTを導入する方針を発表した。
州政府が3月31日に更新した公式通知「Notice 2026-001」によると、対象となるサービスには2026年10月1日から、原則7%が課税される。
今回の制度改正でPSTの対象となるのは主に5分野。会計、建築、エンジニアリング・地質関連、セキュリティ、非居住用不動産関連。
会計サービスでは、記帳業務(ブックキーピング)、監査・レビューといった保証業務、税務会計など、幅広い会計関連サービスが含まれる。建築サービスでは、建築実務に含まれるアドバイスやサービスなどが対象となるが、一部特例が設けられている。セキュリティサービスでは、警備業務に加え、私立探偵などの調査サービスも含まれている。
課税対象となるサービスを提供する事業者は、PSTへの登録、請求書への課税表示、徴収・納付義務を負うことになる。州政府は、課税開始日の最大6カ月前から登録が可能としているため、2026年10月実施の場合、4月1日以降に事前登録できると案内している。
BC州政府は2月17日に発表した2026年度予算案で過去最大の赤字額になると試算。今回の改正について、「BC州のPST課税範囲は他州と比べて狭く、専門サービスへの課税は他州並みに制度を更新するもの」と説明しているが、州民や企業がインフレやガソリン価格高騰に苦しむ中、中小企業や会計サービスを利用する個人に7%という負担を強いることになる。
(記事 北野大地)
合わせて読みたい関連記事
























