BC州地方選挙:バンクーバー市は現職シム氏と市議フライ氏が拮抗、サレー市は82歳が再選目指す

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で10月17日に、バンクーバー市やサレー市などの自治体で市長や市議などの地方選挙が行われる。

 バンクーバー市長選の候補者は、現職のケン・シム氏(ABCバンクーバー)をはじめ、ピート・フライ氏(バンクーバー・グリーン党)、カリーム・アラム氏(バンクーバー自由党)など8人。治安、経済、住宅問題などが主な争点となっている。

 10月9日にCanada Pulse Insightsが発表した世論調査によると、フライ氏の支持率が28%、シム氏27%で、接戦を予想している。同市ではすでに期日前投票が始まり、10月7日には25,142人が投票。1日当たりの期日前投票数で過去最高を記録した。

 バンクーバー市では、市長1人、市議10人、公園庁委員7人、教育委員会理事9人を選ぶため、合わせて130人が立候補。さらに投票では市政への質問5問への答えを求められる。

 BC州第2の都市サレー市長選では、現職のブレンダ・ロック氏、元市長ダグ・マッカラム氏、市議を2期務めたリンダ・アニス氏など7人が立候補している。サレー市では度重なる恐喝事件が深刻な問題となっているが、3候補はいずれも治安や税金、交通、都市インフラなどを公約の柱として掲げている。ロック氏とマッカラム氏は前回選挙ではRCMP(連邦警察)かサレー市警察かで争った。マッカラム氏は82歳での再選に挑む。

 リッチモンド市では、25年に渡り市長を務めたマルコム・ブロディ市長が不出馬を表明。元BC州公安大臣で現職市議のキャッシュ・ヒード氏(無所属)、市議12年のアレクサ・ルー氏(Richmond Strong)、ロブ・ハワード氏(Richmond Forward)など7人の候補者が、住宅問題や支援付き住宅計画、治安、カウィチャン族の土地問題などを争点に、市長の座を争っている。

(記事 高城玲)

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