
ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で山火事の煙による大気汚染への警戒が続いている。BC州政府とカナダ環境・気候変動省(ECCC)の最新データによると、州南西部や内陸部の一部地域では大気質健康指数(AQHI)が「非常に高い健康リスク」を示しており、当局は住民に不要不急の屋外活動を見直し、最新の空気質情報を確認するよう呼びかけている。
ECCCのAQHIデータでは、8月6日午後5時時点でカムループスとノースオカナガンでは山火事の影響で指数が10段階中10以上の「10+」となり、「非常に高い健康リスク」に達した。

一方で予報によると、最も深刻な状況は徐々に改善する見込みで、週末にかけて現在「10+」やクランブルックやイースタン・フレーザーバレーなど「9」の非常に高い地域でも「6」~「5」まで下がる予測となっている。ただし煙の影響によって高リスクへ悪化する可能性もある。

メトロバンクーバー地域では、現在は概ねAQHI「4」~「6」の中程度リスクで、週末には「3(低リスク)」へ改善する予報となっている。
またECCCによる大気質警報は、現在AQHIが高い州中南部では「オレンジ」警報で、メトロバンクーバーを含む州南部は「イエロー」警報が出されている。ただし、リッチモンド、デルタなどの南西部は解除されている。

「オレンジ」は「激しい気象により、重大な損害・混乱・健康への影響が生じる可能性が高く、影響は広範囲で数日続く場合」に発令され、「イエロー」は「危険な気象により、損害・混乱・健康への影響が生じる可能性があるが、影響は中程度で短期的」な場合に発令される。
当局は、警報が出されている地域では、子ども、高齢者、妊婦、ぜんそくや慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心疾患を持つ人は影響を受けやすいため特に注意が必要と注意を促し、AQHIが高い日は長時間の屋外活動や激しい運動を控えること、外出前に最新の大気質情報や警報を確認することなどを呼びかけている。
現在、メトロバンクーバーを含めBC州南部は気温が高い状態が続いているため、暑さ対策も合わせて行うよう注意喚起している。
(記事 北野大地)
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