晴天続きで、家庭での水の使用量を減らすよう住民に要請

 メトロバンクーバー・リージョナルディストリクトは10月14日、住民やビジネスに水の使用量を減らすよう要請した。9月から雨が降らない日が続き、この先ももうしばらく雨が期待できないため。

 メトロバンクーバーによると、現在の水使用量はこの時期の通常よりも約20%多く、貯水池の水位が通常より低くなっているという。

 例年なら、8月1日から10月中旬までの貯水池付近の降水量は約400ミリだが、今年は8月1日以降これまでわずか約50ミリしかないと報告。昨年のこの期間は650ミリを超えていた。

 節水について、屋外では芝生への水やりを控え、屋内では、食器や歯を洗うときは蛇口を閉める、シャワーは短めに、洗濯は一度に多くの量を水で洗うなど、簡単な心がけで効果が得られるとし、こうすることで飲み水や料理に使用する水を確保することができると呼びかけている。

 芝生への水やりについては6日に、散水規制を31日まで延長すると発表している。

 メトロバンクーバー・リージョナルディストリクトは、21市町村などに地域規模のサービスを共同で計画し、提供する機関。http://www.metrovancouver.org/

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