ブリティッシュ・コロンビア(BC)州での緊急電話911のオペレーターによるストライキが州政府の対応によって回避された。
BC州の911オペレーターや関連職員約700人を代表する労働組合CUPE Local 8911と、その雇用主E-Commは、昨年11月から労使交渉を続けてきた。しかし6月5日、組合側は交渉妥結に至らなかったとして、ストライキ決行72時間前通知をした。
組合は先月ストライキ決行の投票を行い、組合員の95%が支持したという。「職員は限界まで追い込まれており、交渉は行き詰まっている」と訴えていた。
5日の予告により組合は6月8日に合法的にストを行える状態となった。ただしE-Commはウェブサイトで、ストが行われた場合でも緊急通信サービスは必要不可欠なサービスとして継続されると説明していた。
この事態を受けBC州政府は6月6日、交渉再開に向けた調停人としてビンス・レディ氏を任命したと発表。組合とE-Commは同日、ともにこの動きを歓迎する声明を発表。組合は現時点ではストは実施しないと明言した。
レディ氏は同日から最長10日間、双方が合意に達するよう支援する。合意に至らなかった場合は、未解決となっている全ての争点について拘束力のある勧告を行う。
(記事 高城玲)
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