ケアエイド、シニア男性の財布を盗みカードを不正利用した疑い

シニアを狙った犯罪を繰り返したとみられるAna Marie Lat Chamdal。サレーRCMPが情報提供を求めてる。Photo released by Surrey RCMP
シニアを狙った犯罪を繰り返したとみられるAna Marie Lat Chamdal。サレーRCMPが情報提供を求めてる。Photo released by Surrey RCMP

 ブリティッシュ・コロンビア州サレー市在住のケアエイド(介護士)が、リッチモンド市に住むシニア男性のクレジットカードを盗んだ容疑をかけられている。サレーRCMP(連邦警察)は7月27日、約1カ月に渡る捜査の末、このケアエイドを逮捕した。

 6月、リッチモンドRCMPに、96歳の男性の財布が自宅から盗まれたと報告があった。警察によると、その後財布の中にあったクレジットカードとデビットカードがサレー市とデルタ市で使われていたという。

 捜査を引き継いだサレーRCMPは、被害者のホームケアエイド(自宅訪問介護士)であるアナ・マリー・ラット・シャンダル(30)を容疑者として割り出した。シャンダル容疑者は、5,000ドル以上の詐欺や盗難カードの保持と使用、および偽造書類の使用などで起訴された。

 同容疑者はリッチモンド、デルタ、サレー、ホワイトロック市でケアエイドとして働いていた経験がある。警察は捜査のため、容疑者の写真を公開し、情報提供を呼びかけている。Surrey RCMP Financial Crime Unit 604-599-0502。

 サレーRCMPのヴァネッサ・マン巡査は「シニアが、自分のケアをしてくれ、信頼している相手に利用されるのを見るのは、とても辛いこと」とし、家族はシニアの金銭についてしっかり管理してほしいと訴えている。

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