メトロバンクーバーで銀行・クレジットカード回収詐欺

 バンクーバー市郊外のメープルリッジ市で、銀行カードやクレジットカード回収に関する詐欺が最近相次いでいるとしてメープルリッジRCMP(連邦警察)が注意を呼びかけている。

 手口は、まず銀行やクレジットカード会社などのスタッフを装い「あなたの口座が不正利用された」などと連絡してくる。そのうえで、被害者の自宅に人を派遣し、銀行カードやクレジットカードを直接回収するという。

 RCMPによると、詐欺はさまざまな方法で被害者の不安をあおるほか、場合によっては口座に関する情報を持っていることもあるという。さらに「スタッフがカードを自宅まで回収に来る」という方法が話に信ぴょう性を持たせ、被害者を油断させるとみている。

 同様の事件は過去にリッチモンド市やバンクーバー市でも起きている。リッチモンドRCMPの今年5月の発表によると、詐欺はカードを回収する前に被害者から暗証番号など個人情報を聞き出していたという。

 メープルリッジRCMPは「銀行やクレジットカード会社などが自宅に人を派遣してカードや現金、個人情報を回収することは決してない」と指摘。被害に遭わないための対策として、「不審に思ったら電話を切ること」「カードの不正利用が心配な場合や本当に金融機関からの電話か確認したい場合は自分から金融機関に連絡すること」を挙げている。

 もし被害に遭った場合は、金融機関と警察に連絡したうえで口座を確認し、不審な取引がないか注意するよう呼びかけている。

(記事 高城玲)

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