W杯仕様のバンクーバーダウンタウン歩行者天国、9月まで延長に

FIFAワールドカップ開催中のバンクーバーダウンタウン歩行者天国グランビルストリート。2026年6月18日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
FIFAワールドカップ開催中のバンクーバーダウンタウン歩行者天国グランビルストリート。2026年6月18日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ

 バンクーバーダウンタウンのグランビル・ストリート5ブロック(ジョージア・ストリートからデイビー・ストリートの間)は、現在FIFAワールドカップ開催のため歩行者天国となっている。当初は大会が終了する7月19日までの予定だったが、夏の終わりまで延長するとバンクーバー市が7月2日に発表した。

 歩行者専用ゾーンの試験運用を9月7日レイバーデーまで延長する動議は、同市ケン・シム市長とABC党所属サラ・カーバイ・ユング市議が共同で提出し、同日の臨時市議会で可決された。

 シム市長は同プロジェクトについて大成功と評価、「2010年の(冬季)オリンピック以来、これほど街が活気づき盛り上がっているのを見たことがない。この勢いを夏の間ずっと維持したい」と語った。同時に、今年11月に同通りでクリスマスマーケット開催の可能性についてデータ収集も行うという。

 延長措置を巡る費用について、清掃や交通整理に週30万ドル、バンクーバー市警察による警備に週20万ドルと説明。さらにダウンタウン・バンクーバー・ビジネス改善協会への最大125万ドルの助成金を加えると計475万ドルとなる。同協会はグランビル・ストリート歩行者天国の実施に協力しているという。

 同動議について、バンクーバーグリーン党ピート・フライ市議とVote Vancouverレベッカ・ブライ市議は反対票を投じた。フライ市議はプロジェクト自体はすばらしいが、急な招集で市議会や市民が内容を検討する時間がなかったと批判。ワールドカップの盛り上がりがなくなった後も1カ月半続けるために約500万ドルを費やすことに疑問を呈した。

(記事 高城玲)

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