メトロバンクーバーでは例年通り5月1日から芝生への散水制限が始まったが、今年は初めからより厳しい規制となる。
散水制限には段階があり、通常は最もゆるやかなステージ1(週1日のみ散水可能)から始まる。しかし今年は初めてステージ2からとなる。
ステージ2では住宅・非住宅とも芝生への散水は全面禁止。ただし樹木・低木・花については、自動または手動スプリンクラー使用の場合、毎日午前5時~9時(非住宅の場合は午前4時〜9時)の時間帯のみ散水できる。手での水やり、点滴灌漑はいつでも可能だが、ホース使用時は自動止水ノズルが必要。家庭菜園・野菜畑についてはいつでも散水できる。
これらの制限措置は、雨水や雑排水(グレイウォーター)、再生水などには適用されない。
厳格な措置の理由としてメトロバンクーバー当局は、夏場の暑く乾燥した気候と干ばつの恐れが予想されるなか、飲料水などより必要な用途に優先して水を使う必要があるためとしている。
グレーター・バンクーバー・ウォーター・ディストリクトのコミッショナー、ジェリー・ドブロボルニー氏は会議で、「山には雪がほとんど残っていないのが一目で分かる状態。現在の積雪量は通常の約半分で、昨年同時期よりかなり少ない」と説明。さらに、すでに州内で多く山火事が発生していることについても懸念を示した。
ドブロボルニー氏は6月初旬にはステージ3へ移行する可能性が高いと予測。その場合、庭園のスプリンクラー利用、プールやホットタブの水足し、車やボートの洗浄なども禁止される。
(記事 高城玲)
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