女子日本代表も出場したカナダセブンズ2026、優勝は女子ニュージーランド、男子南アフリカ

日本対ニュージーランド戦。2026年3月7日、BCプレース。Photo by HSBC SVNS Vancouver Official Website
日本対ニュージーランド戦。2026年3月7日、BCプレース。Photo by HSBC SVNS Vancouver Official Website

 今年のカナダセブンズは、女子はニュージーランド、男子は南アフリカの優勝で幕を閉じた。毎年3月の恒例となった7人制ラグビーの世界大会「セブンズシリーズ」カナダ大会「カナダセブンズ」。3月7日、8日にBCプレース(バンクーバー市)で開催された。

 今年からルールが変わり、セブンズシリーズは6都市(ドバイ、ケープタウン、シンガポール、パース、バンクーバー、ニューヨーク)で開催。各都市では2日間にわたる男女各8チームでの熱い戦いが繰り広げられている。

今年も女子日本代表が出場「目指すは2028年ロス五輪メダル獲得」

 2026年も女子日本代表が出場した。予選はプールAでフランス、ニュージーランド、イギリスと対戦。1日目は、イギリスに勝利したものの1勝2敗で5位から8位決定戦へと進んだ。2日目第1試合はカナダとの対戦。完全アウェイの中、ハーフタイムまで5-12とされていたが、13分に須田がトライ、コンバージョンを決め土壇場で同点に追いついた。しかし、16分にカナダにトライを決められ惜敗。7位決定戦に回った。

 7位決定戦では前日に大勝したイギリス相手に6トライを決めて34-19で勝利。今大会を7位で終えた。

 全試合終了後キャプテン須田倫代は、「この大会はベスト4入りを目指してやってきた大会だった」が、「初戦のフランス戦をターゲットにチームでは取り組んできて、アタックの時間は長かったが、それでも結構攻めあぐねてしまったのが今回の敗因だと思う」と振り返った。それでも引きずらずに「初日の最終戦では最後(イギリスに)勝ち切ることができて、今日も(イギリスに)勝ち切ることができたので、そこはニューヨークに向けて良い流れになれたらいいと思いました」と次大会につながる感触を語った。

 「自分たちのミスやワンパス繋がればトライにいけたシチュエーションで取りきれず、小さいことですがその積み重ねで勝ち切れるようになっていくなっていくと思ったので、そこが繋がらなかったのが今回の敗因」と分析。ただ「体格で少し劣る分、プレーの速さだったり低さだったりで、もっともっと相手より動き続けて、そういう小さなラインブレイクだったり、小さなトライチャンスを必ずトライに繋げられるようにしていくことで勝利につながる」と確認できたことは収穫だったと語った。

 最終目標は2028年開催のロサンゼルス・オリンピックでの表彰台。セブンズシリーズは世界トップ8が集う戦いで、「常に強いチームと当たれるので、少しでも順位を上げつつ、ベスト4にしっかり入っていって、ベスト2、ベスト1とブレイクスルーをターゲットにやっています」と語った。

 日本代表は現在総合6位。今季初戦ドバイでは3位と幸先の良いスタートを切った。その後も、ケープタウンで5位、パースで6位と、競合ひしめく女子トップ8で健闘している。

 セブンズシリーズは次のニューヨーク大会が最終で、その後はセブンズワールドチャンピオンシップへと移行し、香港、バリャドリード(スペイン)、ボルドー(フランス)で3大会開催される。チャンピオンシップへの出場は男女各12チーム、2026年シーズンの優勝チームと2027年本大会出場チームが決定する。

 2027年カナダセブンズは3月6日、7日に開催される。

カナダセブンズ2026優勝チーム、女子ニュージーランド、男子南アフリカ。Photo by HSBC SVNS Official Website
カナダセブンズ2026優勝チーム、女子ニュージーランド、男子南アフリカ。Photo by HSBC SVNS Official Website

(取材 三島直美)

合わせて読みたい関連記事