ブリティッシュ・コロンビア州政府は8月21日、現在発令中の非常事態宣言を7日間延長し、8月29日までとすることを発表した。
州政府は8月8日に、州内各地で多数の山火事が発生していることを受けて非常事態を宣言。大規模なボールド・レンジ山火事では、その時点で2万人以上が避難していた。
現在、多くの住民がすでに自宅に戻っているものの、引き続き州内では数千人が避難警報または避難命令の対象となっている。また、オカナガン地域をはじめ州内の一部では、高温で乾燥した天候が続き、山火事のリスクが依然として高い状態にある。
今回の延長について州政府は「山火事の状況が変化し続けるなか、迅速な対応のために必要な手段を確保しておくこと」が目的だとしている。非常事態宣言が維持されることによって、州政府は、緊急事態・災害管理法に基づく非常時の権限を引き続き行使できる。
8月24日時点で州内には依然として山火事は170件あり、35%が制御不能。避難命令は32件、避難警報は55件。
州政府は住民に引き続き山火事に警戒するよう呼びかけている。非常事態への備え、対応は以下の通り。
- 緊急時の対応計画の確認。避難警報や避難命令が出た場合にどう行動するか、家族全員で確認しておく。
- Emergency Support Servicesに事前登録する。BC Services Cardアプリ、ESSのウェブサイトから登録できる。
- 家族やペットのための「Grab-and-Go Bag(非常持ち出し袋)」を用意する。 薬、重要書類、携帯電話の充電器、水、食料、衣類などを入れ、自宅や職場、車内に備えておく。
- 最新情報を確認する。各自治体、先住民コミュニティ、EmergencyInfoBC.caで最新の緊急情報を確認する。
- 避難指示が出た場合は当局の指示に従う。
(記事 高城玲)
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