BC州で自宅で子宮頸がん検査が可能に

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は1月9日、子宮頸がんのテストをHPV(ヒトパピローマウイルス)スクリーニングに移行すると発表した。州政府によると、これによりBC州ではカナダで初めて自宅での子宮頸がん検査が可能になるという。

 これまで子宮頸がんの検査はパップテスト(pap test)が主だったが、医療機関に出向かなければならないなどの問題があった。HPVスクリーニングは被検者が自分で手軽に行うことができ、さらにパップテストより正確だと言われている。またパップテストは3年ごとの検査が推奨されているがHPVスクリーニングは5年ごととなっている。

 スクリーニング用のキットを請求できるのは1月29日から。自宅で採取したサンプルをラボに直接持ち込むか、郵送する。結果が出るのは4〜6週間後となる。2021年に州政府が行ったHPVスクリーニングのパイロット・プロジェクトでは、これまで子宮頸がん検査を受けたことのない人やしばらく受けていなかった人も大勢参加したという。

 記者会見したデイビッド・イービー州首相によると、州内では毎年約200人が子宮頸がんと診断されているという。政府はより多くの人々が検査を受けることを期待し、「このプログラムが人々の命を救う」としている。

 なお、従来のパップテストも存続し、今後はHPVスクリーニングかパップテストかを選べるようになる。

 スクリーニングキットは1月29日から入手できる。http://www.screeningbc.ca/cervix

(記事 編集部)

合わせて読みたい関連記事