バンクーバー市東部で車の触媒コンバーター盗難相次ぐ

 バンクーバー市警察(VPD)は7月10日、市内一部の地域で車の触媒コンバーターの盗難が相次いでいるとして注意を呼びかけた。

 盗難が発生しているのはバンクーバー市東部で、西はオンタリオ・ストリートからフレーザー・ストリート、南はマリーン・ドライブ、東はバウンダリー・ロード、北はファースト・アベニューに囲まれたエリア。6月から7月にかけて計41件の触媒コンバーターの盗難が報告された。6月は23件、7月は現時点で18件にのぼるという。

 触媒コンバーターにはプラチナ、パラジウム、ロジウムといった貴金属が含まれている。ロジウムはカナダでは1グラムあたり9,000ドル以上もの価値があるという。

 市警アダム・ドナルドソン巡査部長によると、盗難は多くの場合、まだ辺りが暗い午前2時〜4時の間に起き、容疑者はアングルグラインダー(研磨や切削を行う携帯型電動工具)や携帯用のこぎりを使って、わずか1分ほどで触媒コンバーターを切り取ってしまうという。

 特に狙われやすいのはSUVのような車高が高い車種で、トヨタ・ハイランダー、トヨタ・4ランナー、レクサス RX(RX330、RX350)、ヒュンダイ・ツーソン、ヒュンダイ・サンタフェなどが標的になっているという。警察は以下の盗難対策を勧めている。

  • 明るい場所に駐車する
  • 車の後方を壁や障害物に寄せて駐車し、触媒コンバーターに近づきにくくする
  • 可能な限り屋内駐車場を利用する
  • 触媒コンバーター用のカバーやシールドを取り付ける
  • 動きや振動を検知するセンサー付きの車両用アラームを設置する
  • 駐車場所に動体検知機能付きの防犯カメラを設置する

(記事 高城玲)

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