BC州の海岸で数週間に複数のザトウクジラの死骸が見つかる

 カナダ政府漁業海洋省によると、ブリティシュ・コロンビア(BC)州の海浜や沿岸で、10月12日から11月21日の間に、少なくとも4頭のザトウクジラの死骸が発見された。うち2頭はボートなど大きな物体と衝突した可能性があるという。

 最初にザトウクジラが見つかったのは、10月12日と15日。BC州北岸のプリンスルパート付近で、死骸が浮いているのが発見された。これは、11月21日にハイダグァイの浜辺で見つかった腐敗した死骸と同一の個体だと、研究者らは推測している。

 2頭目は10月23日、BC州南西部のマルコム島付近で、若いメスの死骸が見つかった。続いてハイダグァイで11月5日と11月14日に、オスの死骸が1頭ずつ発見された。また同時期に、バンクーバー島近くのクァツィノ海峡で、別の個体が漁網に引っかかっていたのが見つかったが無事だった。

 Marine Education and Research Societyの教育部門ディレクターJackie Hildering氏はCBCのインタビューに対し、死骸は通常海に沈むので研究者らがアクセスできることは稀であり、今回のクジラの死因特定は、今後の海洋哺乳動物保護を考えるうえで貴重な機会になると説明。また、海上交通の増加や気候変動が進む中で、今回のニュースが人々の海洋哺乳動物保護への関心を高めることに期待すると話した。

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