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Naomi Mishima

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日本LCC初のバンクーバー就航「ZIPAIR Tokyo」マーケティングマネージャー森本マーク氏インタビュー

ZIPAIR機。写真:ZIPAIR Tokyo
ZIPAIR機。写真:ZIPAIR Tokyo

 カナダと日本をつなぐ新たな航空会社として「ZIPAIR Tokyo」が今年3月バンクーバー・成田線を就航する。日本の国際線中長距離LCC(格安航空会社・Low Cost Carrier)として初めてカナダに乗り入れる。

 今回は3月13日の初フライトを1カ月後に控え、ZIPAIR Tokyoマーケティングマネージャー森本マーク氏にオンラインで話を聞いた。

期待の日本初LCCバンクーバー線

 バンクーバーと日本を結ぶ空路は意外と多い。成田に日本航空、エアカナダが、羽田に全日空が毎日1便、さらに関西空港へもエアカナダが5月から運航する。そこに新たに加わるのがZIPAIR Tokyo。初のLCCだ。新型コロナウイルス規制が撤廃される前からカナダ・日本間の運賃は燃油サーチャージなどもあり新型コロナ前と比べ驚くほど値上がりしている。

 そんな中で発表されたZIPAIR就航。2023年12月27日の公式発表によれば、スタンダードバリューは片道300ドル~(28,950円から~)。そのためバンクーバーでも期待は大きく、森本氏によると12月のチケット販売開始からすでに3月、4月はほぼ満席状況という。

 会社は2018年7月31日に日本航空100%出資で準備会社としてティー・ビー・エルが設立され、2019年3月8日にZIPAIR Tokyoとなった。成田空港を拠点とする国際線中長距離に特化したLCCだ。現在はアジアに4路線、北米にはハワイと、西海岸にサンフランシスコ、サンノゼ、ロサンゼルスの3路線、バンクーバーは北米西海岸4路線目となる。

 ZIPAIRを設立するにあたり森本氏は、これまで難しいとされてきた中長距離路線でのLCC就航について「しっかりと利益が取れるビジネスモデルを一から作り上げて、日本から東南アジア、北米へ、格安で運航できるエアラインを立ち上げることにしました」と説明した。「色々と模索し、前例にない低価格でクオリティの高いエアラインとして誕生したのがZIPAIRです。リーズナブルな料金で中長距離を飛べる新しい付加価値を提供しつつ、これまでになかった新しい常識を作っていくエアラインを目指しています」

 バンクーバー・成田路線ではすでに親会社の日本航空も毎日1便運航しているが、そんな中で開設を決めたのは「需要が高いと見込んでいるから」と説明する。アメリカ西海岸3路線をここまで見てきて「今まで日本やアジアに行きたいと思っても運賃が高くて諦めていた新しいマーケット層を開拓できると確信しています」。ZIPAIR利用者の約70%はZ世代と言われる20代から30代と言う。さらに「バンクーバーは(新型)コロナ前から日本との往来が活発でアジアゲートウェイ的な役割も持っている都市だと認識しています。フルサービスエアラインを利用しない層の需要があるとの見込みから、9路線目としてバンクーバーを選びました」。

航空運賃のカスタマイゼーション

 フルサービスエアラインには、ビジネス・エコノミークラスというサービスが異なるクラス分けが存在する。しかし「ZIPAIRの大きな特徴は全てモノクラスということなんです」と話す。「全290席、サービス内容は同じです」。ただビジネスクラス同様の座席としてジップフルフラット席を提供している。「これは(1機に)18席しかなく、とても人気がある座席です」

 他にも特徴的なのは、一律のエンターテイメントや機内食サービスがないこと。「ZIPAIRの座席には個人モニターがありません。その代わりにタブレットやスマートフォンを目の前に置くことができる座席設定がされていて長時間のフライトでも自分の端末で動画を楽しむことができます。ただ、事前に端末にダウンロードしておくことをお勧めしています」

 食事は事前予約のみ、ただ軽食やドリンクは機内でインターネット(Wi-Fi)サービスに接続して自身のスマートフォンで注文することができる。機内インターネットサービスは無料。「現時点では動画ストリーミングは難しいですが、メールの送受信やSNSの閲覧投稿などは快適に行えるほどの通信速度は確保しています」

 つまりチケット購入時は座席料金のみを購入し、サービスについては自分が必要なサービスを必要な分だけ追加する、「航空運賃のパーソナライゼーション・カスタマイゼーション」ができるというわけだ。

「大きなポイントは納得感」

 長距離路線ではZIPAIRだけが行っているサービスもあるという。それは受託手荷物で、有料だが荷物1個につき重さ上限は30キログラム。「去年の10月にルールを改定して1個30キロに設定することになりました。バンクーバー線は1個につき7,000円に設定しています」。1人5個まで同じ料金で預けられる。

 さらに料金で特徴的なのは子供料金。6歳未満なら夏休みや年末年始も含め定額設定となっている。北米路線はバンクーバーも含め片道1万円(104カナダドル)。「ファミリーにとっては優しい運賃体系となっています」

 安さが強調されるLCCだが機材は日本航空なども使用しているボーイング787-8型機を使用。決して小さい機材を使っているわけではないと語る。

 「ZIPAIRの大きなポイントは納得感ですね。ただ安い運賃を提供するだけでなく、その金額に見合ったサービスをきっちりと提供することです」と森本氏は語る。

 気になる成田から、バンクーバーからの国内線乗り継ぎについては、「他社とのコードシェアについてはありません」ということで国内乗り継ぎサービスはないとのこと。国際線はZIPAIRのアジア線に成田経由で同日乗り換えできる路線があるということだった。

「皆様と一緒に成長できるエアラインを目指したい」

 現在は10月までのスケジュールしか販売していないが夏季限定就航ではなく通年で運航するとのこと。

 森本氏は「ZIPAIRはフライト時間を好きなように使えますので、ぜひ効率よくご利用いただければと思います。皆様と一緒に成長し続けるエアラインを目指したいと思いますので、ぜひ機会がありましたらZIPAIRにご搭乗いただき、良かったことも、そうでないことも、教えていただければ大変ありがたく思います。皆様のご搭乗を心よりお待ちしております」とメッセージを送った。

ZIPAIR Tokyo
2024年3月13日からバンクーバー・成田線を就航
運航日は、バンクーバー発、成田発ともに、月・水・土
運航時間や料金など詳しくはこちら:https://www.zipair.net/ja/notification/208
ZIPAIRホームページ:https://www.zipair.net/ja

(取材 三島直美)

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【能登半島地震】バンクーバーで支援活動の輪

 能登半島に甚大な被害をもたらした1月1日に起きた大地震。バンクーバーでも心配の声が上がる中、支援の輪が広がっている。

 2月に開催される能登半島地震被災者支援のための募金活動や、バンクーバーからの義援金の送付方法をまとめた。

バンクーバーでの募金イベント

裏千家淡交会バンクーバー協会主催
「能登半島地震支援茶会」

裏千家淡交会バンクーバー協会がコッキトラム市の東漸寺で茶会を開催。

日時:2月11日(日)
場所:東漸寺(209 Jackson St. Coquitlam, BC, V3K 4C1)
席入り:11:00、12:00、13:00、14:00、15:00
参加費:$30.00 プラス寄付金
*予約はE-TransferでYoshino Nomuraさん(yoshinomura0330@gmail.com)まで。その際にComment欄に希望する時間と参加者の電話番号を記入してくださいとのこと。
詳しくはこちらのページを参照。
【能登半島地震支援茶会】裏千家淡交会バンクーバー協会主催

「Noto Night」@日系センター
2024年能登半島地震被災者支援のためのチャリティイベント開催

 メトロバンクーバー在住の有志による日系文化センター・博物館で開催されるイベント。当日は、太鼓、フラダンス、K POPダンス、コーラス、カラオケ、よさこいなど幅広いジャンルから楽しい催しも。現在、「コミュニティのいろいろなグループや個人からイベントの情報を拡散していただいている『サポーター』を募集中」とのこと。
 主催はBC-Japan Friendship Facebook Group。

開催日:2024年2月17日(土)
時間:午後7時~9時(開場:午後6時)
場所:日系文化センター・博物館(6688 Southoaks Cres. Burnaby)
入場料:寄付
問い合わせ先:bc.japan.friendship@gmail.com

詳しくはこちらを参照。
2024年能登半島地震被災者支援のためのチャリティイベント開催「Noto Night」@日系センター

在バンクーバー日本国総領事館
「能登半島地震災害義援金について」

 在バンクーバー日本国総領事館でも、能登半島地震災害の義援金を受け付けている。総領事館の銀行口座に送金するか、小切手を総領事館に送るもしくは持参する方法がある。

 総領事館によると、「当館経由で日本赤十字社に送金された寄附金は、日本赤十字社の活動に充てられる『救援金』ではなく、全て『義援金』として被災者の方々に届けられます」とのこと。

 詳しくは総領事館ウェブサイトを参照。
https://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/itpr_ja/noto_earthquake_relief_2024.html

2024年度建友会新年会開催

写真:建友会
写真:建友会

建友会の新年会が2024年1月26日(金曜日)イーストバンクーバーのバンクーバー日系ガーデナーズ協会の事務所をお借りして開催されました。

毎年恒例の新年会に、今年は合計で30名以上が参加しました。建友会会員に加え、総領事館、ガーデナーズ協会、懇話会、企友会、女性企業家協会、日加商工会、日本酒協会からもご来賓として多数にご出席いただきました。

まずは松原会長の新年の挨拶からはじまり、続いて在バンクーバー日本国総領事館の久田領事から祝辞を頂戴しました。

次にBC州日本酒協会代表であり建友会会員でもある小西氏から、日本酒について講演をいただきました。純米酒や純米大吟醸酒など名称の違い、製法の違い、味わい方、世界の他のアルコールドリンクとの違いなどについて教わりました。

そして乾杯につづき、会食をしながらテーブルごとに近況報告、情報交換をしました。日本で元日にあった能登半島地震や、羽田空港滑走路での飛行機事故、またカナダの住宅不足対策としての留学生ビザの発給数制限など、時事についても意見交換がありました。

後半は穴澤元副会長(今年度より役員に返り咲き)の取り仕切りで、恒例のクイズ大会をしました。高得点のテーブルから先に、出席者が持ち寄ったドネーションを賞品として選べるため、建設に関連するクイズの答えを皆さん真剣に考えていました。

そして最後にパーマー副会長の閉会の挨拶で約2時間の新年会が締めくくられました。

建友会は2024年も毎年恒例の社会貢献活動や勉強会、ワークショップを企画運営していきます。イベントの告知、会員の情報につきましては建友会のホームページ、フェイスブックをご確認ください。今年もよろしくお願いいたします。

建友会ホームページ:https://kenyukai.ca/

写真:建友会
写真:建友会
写真:建友会
写真:建友会
写真:建友会
写真:建友会
写真:建友会
写真:建友会
写真:建友会
写真:建友会

(寄稿 建友会)

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最後まで目が離せない学校映画 “THE TEACHERS’ LOUNGE”

Leonie Benesch in THE TEACHERS' LOUNGE, Courtesy of Sony Pictures Classics
Leonie Benesch in THE TEACHERS' LOUNGE, Courtesy of Sony Pictures Classics

 ベルリン国際映画祭などドイツで数々の賞に輝き、アカデミー賞の国際映画長編部門へ送られ、釜山、トロント、バンクーバーなど世界の国際映画祭に招待された作品がバンクーバーへやってくる。

 Carla Nowak(LEONIE BENESCH)は、中学校の体育と数学を教える新任教師。ある日学校で数件の盗難事件が発覚し、教え子の1人に疑いがかかる。ある時先生の1人が小銭を盗んでいるのを目撃した彼女は、わざと自分のジャケットを職員室に置き去りにする。真の泥棒を探して生徒の無実をはらそうとした彼女だが、逆に別の疑いや脅しをかけられてしまう…

 教育制度や学校の規則に問いかけるİlker Çatak監督のストーリー構成は的をついている。かれこれ50年以上も同じ状態で続いてきた学校制度がいま壊れかけてきていることを予感させる映画。若い熱血教師、年齢も態度も古い校長、声を出さず影で文句を言うだけの先生たち、生徒だけでなく先生の中にも泥棒はいるなど、ついうなずきながら見てしまう。また主演女優Carla Nowakの演技も自然。優しくて責任感のある彼女がいじめの攻撃に合う姿は、今の社会で誰もが一度は目撃した事のある場面ではないだろうか。学校を通じて社会の在り方について考えさせられるので、是枝裕和監督の「怪物」と一緒に合わせて見てほしい。

 音楽も最小限だが、何気ない画面の移り変わりがすばらしく、これがİlker Çatak監督の持ち味だと感じた。また何十年も変わっていない先生ファッションも皮肉っぽくてグッド。

THE TEACHERS’ LOUNGE
期間: 2月8日、10~13日、15日
会場:Vancouver International Film Festival(1181 Seymour St, Vancouver)
ウェブサイト:https://viff.org/whats-on/the-teachers-lounge/
オリジナル言語ドイツ、2023、95分。
Press Screening Credits: Mongrel Media / Star PR

Leonie Benesch as Carla Nowak in THE TEACHERS’ LOUNGE. Photo credit: ©if Productions. ©Judith Kaufmann. Courtesy of Sony Pictures Classics.
Leonie Benesch as Carla Nowak in THE TEACHERS’ LOUNGE. Photo credit: ©if Productions. ©Judith Kaufmann. Courtesy of Sony Pictures Classics.

(記事 ジェナ・パーク)

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第22回 何もできない私とセレンディピティ(3)

 歌声喫茶の会場入り口に真っ白髭の「いのこしさん」と言う優しいお爺さんがにこやかに皆を迎え、プログラム歌詞を書いた紙をくれる。2冊の歌の本を借りる。買うこともできる。会費は毎回支払い、23年は15ドル、24年からは10ドルだ。座席は自由席。毎回私は同じ席に座った。初日、私は誰も知らないはずだったが、何処かで以前出会っていた人もいて、声をかけて下さる。嬉しかった。何だかとても暖かーい雰囲気で、「これなら恐れることは無い!」と言うのが第一印象だった。私の席の右隣席は「寅さん」と言う人がいた。当時、彼はマスクをしているので、顔は見えないが目は見える。優しい笑顔の目だった。難聴、ビッコ、音痴、悪声、その場に不慣れな私に、「寅さん」は全く何気なく、手を、又耳を、貸して下さる。彼は歌も上手だった。入り口で借りた歌唱本が黄色と青の表紙で、プログラムに「黄色―p15」とか「青―p10」とか書いてある。それがその時、歌う歌のその本の色とページだと彼が教えてくれた。なれない私は年中ページを間違える。しかし、その度に教えてくれる。有難かった。

 休憩時間が過ぎると今度はギタリストの「ケンさん」がリードしてくれたり、ユーモラスに短歌の披露が有ったり、くつろぐひと時だ。1時半から4時迄思い切り皆で楽しむのだ。

 そして、あれから丁度1年、もう2024年だ。なんだかとても楽しい1年だった。そして、心癒される時をこの歌声喫茶で過ごさせてもらったと思う。もし、我が家が日系会館から近く、歌の知識、数多くの歌曲を知っていて、声も出るなら、更に楽しさは倍になるだろう。毎回、発声練習に始まり、ラジオ体操をやり、オー カナダを歌い、その日の歌声喫茶がはじまり、最後の「今日の日はさようなら」を歌う。その歌詞が私はたまらなく好きで歌いながら毎回涙が出そうになる。

いつまでも 絶えることなく 友達でいよう
明日の日を夢みて希望の道を
空を飛ぶ 鳥のように
自由に生きる
今日の日はさようなら
またあう日まで
信じあう よろこびを
大切にしよう
今日の日はさようなら
またあう日まで
またあう日まで

 今年で200回目を迎えたと言う。皆の「愛情の塊」みたいな「歌声喫茶」だ、こうして300回にもつなげていって欲しい。
 楽しかった「歌声喫茶」1年間本当にありがとう。幸せ私のセレンディピティ

セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

許 澄子
2016年からバンクーバー新報紙でコラム「老婆のひとりごと」を執筆。2020年7月から2022年12月まで、当サイトで「グランマのひとりごと」として、コラムを継続。2023年1月より「『セレンディピティ』幸運をつかむ」を執筆中。
「『セレンディピティ』幸運をつかむ」はこちらから全てご覧いただけます。

月に行く ~投稿千景~

エドサトウ

 歴史が紀元前から紀元に代わる2000年以上前に釈迦の仏法とかキリスト教が誕生している。エジプトのアレキサンドリアの港町には、宗教や哲学の本があったというから、かなり色んな本が集めれた図書館に似た本屋さんがあったかもしれない。この頃イエスキリストはこの街で仏教に出会ったのではないかと言う話もあるから、仏教やギリシャ哲学の本もあったのかもしれない。

 この頃にアジアに東征したアレキサンダー大王もこのエジプトの街に来ているから、インドや中国や、イスラム圏の優れた医学書や建築の本もあったかもしれない。そういう文化のにおいを乗せてラクダの隊商は、夏の満月夜に多くの荷物を載せて、東方のアジアの国を目指して、月の砂漠をゆるゆると横切っていく。

 以前にイランから移民してきたイラン人と親しくなり、「エジプトでは多くの金が古代遺跡の装飾に使われているけれど、どうやって金塊を見つけたのだろうか?」と聞いてみると、彼が冗談のように「簡単なことだよ、砂漠に金の石が転がっているのだよ」と言う。僕は、「ああそうか、比重の重たい金塊は、風の吹いた後に、砂漠の砂の上で、月の光でキラキラと光っていたのかもしれない」と思えた。

 ラクダの隊商は、月が明るい夜に静かに移動して行く時に、光る石を見つけたのかもしれない。あの黄金のツタンカーメンのマスクも、こうして見つけられた金をとかして出来ているのかもしれない。中には鉄の塊のような隕石もあったかもしれない。

 記憶は定かではないが、昔、隕石の金属で短剣を作ったという話がある。鉄の発見もこんなところから始まったのかもしれない。中近東の鉄の文化もこうして、シルクロードを経て中国に伝わり、中国からは火薬や羅針盤、絹が中近東やギリシャ、ローマに運ばれたと想像できる。

 奈良時代に、この中近東の人たちが日本に来ているけれど、彼らの目的の一つは、紫式部などが着ていたようなきれいな絹織物の買い付けであったかもしれない。正倉院にある宝物ローマンガラス製品は、そういう時代に日本にもたらされたものであろう。

 古代から、月は日本の文化と深い関わり合いを持っていた。その月へ日本の月探査機スリムがとうとう着陸に成功したのである。

 しかも、ピンポイント着陸で目標地点から50メートルほどのずれでの着陸である。着陸寸前までほぼ正確な軌道であったが、着陸地点をホバリング(空中でとどまり)しながら、着陸地点を自律AIで確認している時に一つのエンジンが故障をしたのか、パイプらしきものが突然に落下したにも関わらず、他のエンジンをコントロールして、目標地点から、50メートルほどのずれで、着陸をしている。すごいことである。

 さらに、着陸前に二つの小さなロボットを月面へ放出している。その一つ日本のおもちゃメーカーが開発したソフトボールくらいの丸いロボットリブ2が月面に着陸した探査機スリムの写真を送信しているから、これもすごい。この金色のスリムの着陸写真を見ると、太陽電池パネルが逆方向に向いているのもすごい。これが、月面に太陽電池パネルを伏せるような下向きであれば、発電は不可能かもしれないが、反対向きであれば、月が移動して太陽の角度が変化すれば発電が可能である。実際に数日後に発電を開始している。

 JAXAのチームはこのパネル状態が心配であったらしいが、リブ2の送信された写真を見て安心をしたらしい。特にチームの責任者の方はこれを見て、腰を抜かすほど驚いたとコメントしておられた。

 数日後に太陽発電も始まり、観測が始まるのである。これまで他国ができなかったことを、日本の月面探査機スリムは実現させて、新しい宇宙時代を開こうとしているのである。ただ、月のマイナス150度以上の寒さに電子機器がどこまで耐えられるかも、もう一つの課題であるが、とにかくおめでとうございます!

 「めぐり逢いて見しや、 それとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」紫式部

投稿千景
視点を変えると見え方が変わる。エドサトウさん独特の視点で世界を切り取る連載コラム「投稿千景」。
これまでの当サイトでの「投稿千景」はこちらからご覧いただけます。
https://www.japancanadatoday.ca/category/column/post-ed-sato/

グラッドストーン日本語学園の1月行事「お正月遊び」

すごろく。写真:グラッドストーン日本語学園
すごろく。写真:グラッドストーン日本語学園

 例年通り、2学期の始業日には、「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」という慣れないご挨拶から教室で元気な子ども達と始まる。そして、今月の目標にある「一年の計は元旦にあり」の言葉に沿って生徒は、「宿題を言われる前にやる」、「兄弟喧嘩をしない」、「起こされないで起きる」など思い思いの計画を発表する。

 それから、みんなが楽しみにしている日本のお正月遊び、かるた取り(小、中学科)・百人一首(中、高等科)・手作りすごろく(ひらがな・漢字・ことわざ等)・福笑い・はねつき・手作りこま回し・けん玉・書初め(中、高等科)と各教室を回っていろいろな遊びをする。賑やかな楽しい笑い声が廊下に聞こえてくる。「もう一回やりたい」と言う生徒の希望で、1月中は短時間ではあるが、遊びを楽しみながら日本の文化の一面にも触れることの出来る新年のスタートとなった。

こま回し。写真:グラッドストーン日本語学園
こま回し。写真:グラッドストーン日本語学園
かるた取り。写真:グラッドストーン日本語学園
かるた取り。写真:グラッドストーン日本語学園
福笑い。写真:グラッドストーン日本語学園
福笑い。写真:グラッドストーン日本語学園
羽根つき。写真:グラッドストーン日本語学園
羽根つき。写真:グラッドストーン日本語学園
書初め。写真:グラッドストーン日本語学園
書初め。写真:グラッドストーン日本語学園

(寄稿 グラッドストーン日本語学園)

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グラッドストーン日本語学園の1月行事「漢字検定実施」

漢字検定の様子。写真:グラッドストーン日本語学園
漢字検定の様子。写真:グラッドストーン日本語学園

 1年に2回、カナダで唯一漢字検定準会場として認定されている学園は、今年で22年目を迎えた。実施の週には大雪で公立学校は17日と18日が休校となり心配したが、交通事情には問題がなく20日に漢字検定を実施する事が出来た。

 この漢字検定は、日本国内はもとより世界の日本語学校でも受験を奨励している。海外の日本語学校にとって、日頃の学習の成果を発揮する良い機会でもある。また、自分のレベルに合わせて目標を少しずつ上げて達成感も味わえるという利点がある。

 今回、準2級から10級まで、大人から小学生までが受験した。

 受験前には問題集を見ている生徒が多く、10分前に教室に入ってからは監督からの説明に耳を傾けていた。

 10級から8級までは、40分間で早く問題を解き終えて出てくる生徒も多く「大丈夫だったと思う」と言って帰りがけに話す様子に子ども達の頑張りが伺えた。

 7級から準2級は60分だが、時間いっぱい使って顔を赤くして出てくる生徒が「四字熟語は難しい」と話していた。受験者の中に昨年学園中学科3年で3級を合格し、1年経った高等科で準2級(日本の高校生や大学生の受験が多い)に挑戦した生徒がいた。「継続は力なり」という言葉を証明してくれているようだった。

 この漢字検定結果通知は、春休み前に送られ、各設問の得点と評価や全受験者の平均が表示されるので、今後の勉強方法にも役立てる事が出来る。また、合格証書は、入試や就職の際の提出書類にもなっている。

(寄稿 グラッドストーン日本語学園)

グラッドストーン日本語学園での次回漢字検定
次回漢字検定は6月16日(日曜日)に実施予定。申込みは3月1日から4月6日。
連絡先:電話(604)515-0980
Eメール:info@gladstonejls.com

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和の学校@東漸寺 お寺deダンス*ワークショップ開催!

2月18日(日曜日)

バレンタインズデイ*スペシャル

「親子でダンス!」「子供と大人いっしょにダンス!」

午前10時~11時(対象:3歳~12歳と保護者、13歳~大人)

東京ディズニーランドでダンサー経験のある日本人講師による、こども向けダンスワークショップです。どうぞ、ご家族でご参加ください。 お寺でお待ちしております!

参加費:$12/お子様おひとり(対象年齢:3歳~12歳) 無料/保護者 $14/おひとり(13歳~大人)

 <お申し込み*お問い合わせ>和の学校@東漸寺TOZENJI コナともこ tands410@gmail.com

住所 209 Jackson street Coquitlam,B.C.

Japanese culutre school Homepage https://wanogakkou.jimdofree.com/

ダンス講師:Anna Dance StudioAnna- Akane
Tel: 604-365-9413
Mail: annadance2022@gmail.com
Instagram:@anna_dance_ak

【能登半島地震支援茶会】裏千家淡交会バンクーバー協会主催

日時: 2月11日 日曜日

場所: 東漸寺  209 Jackson St. Coquitlam, BC V3K4C1

席入り : 11:00  12:00  13:00  14:00  15:00

Fee : $30.00 plus donation

ご予約はE-Transferで Yoshino Nomura yoshinomura0330@gmail.com まで。

Comment欄に、ご希望のお席の時間、ご参加なさる方のお電話番号を記入してください。

収益金は、全て能登半島地震で被害を受けた地域への支援金として、寄付をさせていただきます。

皆様のお越しをお待ちしております。

和の学校@東漸寺から 2024年2月のお知らせ

「着付教室/着物クラブ」

2月4日、11日、18日、25日(日曜日)地下道場又は本堂にて

午前10時~午前11時半 グループレッスン(3名以上)

午後1時~午後2時半 セミプライベート(2名)&プライベートレッスン(1名)

*日時について変更もございますので、その都度ご連絡をいただけましたら幸いです。

参加費 $20/回

茶話タイム 午後12時~1時

(茶話タイム内で着物クラブも開催いたします。)

「フィルム向殺陣教室」

2月11日、25日 (日曜日)地下道場にて

2つのクラスがございます。

「殺陣*俳優&お稽古コース」午前10時~午後12時

「殺陣*初回&基礎コース」午後12時半~午後2時 

参加費 $20/回

合同茶話タイム 午後12時~1時

「キッズ&アダルト/ダンスワークショップ」

2月18日(日曜日) 午前10時~11時

参加費:$12/お子様おひとり(対象年齢:3歳~12歳) 無料/保護者

$14/おひとり(13歳~大人)

お問い合わせ、お申し込み 和の学校@東漸寺 コナともこ tands410@gmail.com  

詳しくは和の学校@東漸寺ページからご覧ください。 https://wanogakkou.jimdofree.com/

東漸寺での行事「能登半島地震支援茶会」

裏千家淡交会バンクーバー協会主催

日時: 2月11日 日曜日

場所: 東漸寺  209 Jackson St. Coquitlam, BC V3K4C1

Tel: 604-939-7749

席入り : 11:00  12:00  13:00  14:00  15:00

Fee : $30.00 plus donation

予約はE-Transferで Yoshino Nomura yoshinomura0330@gmail.com まで。

Comment欄に席入りの時間を記入してください。

収益は全て能登半島地震で被害を受けた地域への支援金として寄付いたします。

東漸寺住所 209 Jackson st. Coquitlam

東漸寺TOZENJIホームページ https://tozenjibc.ca/

2024年能登半島地震被災者支援のためのチャリティイベント開催「Noto Night」@日系センター

メトロバンクーバー在住の有志が、元旦に発生した2024年能登半島地震で被災者の支援のためのチャリティイベントの開催を計画しています。この地震は広範な地域と多くの人々に甚大な被害をもたらし、主催者はその再建と復興に協力することを目指しています。

開催日:          2024年2月17日(土)
時間:              午後7時~9時(開場:午後6時)
場所:             日系文化センター・博物館(日系センター)
                        (6688 Southoaks Cres. Burnaby)

イベントへの入場は寄付制になっており、コミュニティ全体が気持ちを一つにして団結し参加することを歓迎いたします。 集まった寄付金は全額を在バンクーバー日本国総領事館に引き渡し、被災地域に直接寄付されます。このイベントの開催においては、日系センターからは会場の確保などにおいて多大なご支援をいただきました。

「私たちは個人やコミュニティが集結したら新しい力が生まれると信じています。このイベントはメトロバンクーバーの住民が石川県、特に能登半島の方々にエールを送る機会です」と、イベントの主催者の一人である渡辺雅之さんは述べています。「私たちの寄付額は他と比べて少ないかも知れませんが、カナダからの思いと祈りが被災地の皆さんに届くことを願っています。」

イベントでは地元グループによるパフォーマンスや参加者同士の連携がより深まることを願っています。そのため、主催者はイベントの案内を広めていただく「サポーター」となる団体、企業、個人を募集しています。なお、「サポーター」の皆様にはご協力のお礼として、ポスターなどに名前を掲載させていただきます。

詳細や寄付方法については、bc.japan.friendship@gmail.com までお問い合わせください。

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“Noto Night” @ Nikkei Centre
A Fundraiser for those affected by the 2024 Noto Peninsula Earthquake

A group of Metro Vancouver residents is holding a fundraising event to provide aid and support to those affected by the New Year’s Day 2024 Noto Peninsula Earthquake. This tragic event has left many individuals and communities in need, and the organizers are dedicated to helping them rebuild and recover.

Date:                         February 17 (Sat), 2024
Time:                         7:00 PM – 9:00 PM (Doors open at 6:00 PM)
Location:           Nikkei National Museum & Cultural Centre (Nikkei Centre)
                            (6688 Southoaks Cres. Burnaby)

Admission to this event is by donation, and the community is invited to join in a spirit of solidarity. All the money raised will be handed over to the Consulate-General of Japan in Vancouver and will go directly towards the affected communities.  In addition, Nikkei Centre has generously cooperated with securing the venue and resources.

“We believe in the power of individuals and the community coming together to make a difference, and this event is an opportunity for Metro Vancouver residents to show their support for the people of Ishikawa Prefecture, particularly the Noto Peninsula,” said Mas Watanabe, one of the event organizers. “Our contribution may be small compared to others, but we hope that our thoughts and prayers from Canada will reach those in the affected areas.”

The event will feature live entertainment by local community groups and an opportunity for attendees to connect with each other.   The organizers are looking for groups, companies and individuals as “supporters” to spread the word about the event.  All the “supporters” will be acknowledged for their cooperation.

For more information or to make a donation, please contact bc.japan.friendship@gmail.com.

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