W杯グループG、エジプトが首位に躍り出る

試合開始前、両国の旗がピッチを覆う。2026年6月21日、バンクーバー市。撮影 三島直美/日加トゥデイ
試合開始前、両国の旗がピッチを覆う。2026年6月21日、バンクーバー市。撮影 三島直美/日加トゥデイ

 バンクーバーで6月21日に行われたグループGニュージーランド対エジプトは後半怒涛の攻めで3得点したエジプトがW杯出場4回目で初勝利をあげ、グループ首位に躍り出た。

初勝利を掛けた一戦がグループ首位への切符に

 同グループ第1戦は2試合とも引き分けているため4チームが並んでいた。さらに同日にロサンゼルスで行われたベルギー対イランは、大方の予想を覆し、0-0の引き分け。バンクーバーでの試合の勝者が首位に躍り出ることになった。

 FIFAランクではエジプトが格上。しかし先制したのはニュージーランドだった。15分にDFサーマン(#16)が決め1-0とリード。ニュージーランドといえばラグビーで「オールブラックス」が世界を席巻する。これに対して白をまとったサッカー代表「オールホワイト」。W杯で初勝利へ一歩前進した。

 しかし、後半は序盤からエジプトが怒涛の攻撃を見せる。だがシュートを連発するも、白い壁が立ちはだかりなかなかネットを揺らすことができない。

 圧倒的なボリュームを持つエジプトファンの歓声はいくどとなくため息に変わる。そんな中58分、右から中央に向けた放ったボールにMFジコ(#11)が合わせてシュート。ボールはGKの左手を弾いてネットに吸い込まれた。エジプトファンの歓声が爆発した。

 さらに67分にはエジプトのエースストライカー人気ナンバー1のFWサラ(#10)がシュート。ディフェンダーとGKをすり抜けてボールがネットを揺らすと、会場のボリュームは最高潮に達した。

 81分にはサラのコーナーキックをきっかけに試合を決めるダメ押し弾。3-1と試合を決めた。試合後にはチームスタッフがエジプトの旗を持ってピッチを一周。ファンのエジプト旗があちこちではためき、会場が歓喜の渦に包まれた。エジプトはW杯出場4回目にして初勝利。グループ首位に躍り出た。

 グループGの次戦は6月24日、バンクーバーでニュージーランド対ベルギー戦が行われる。

W杯初勝利を決め盛り上がるファンが、BCプレースからロブソン通りへと向かう。2026年6月21日、バンクーバー市。撮影 三島直美/日加トゥデイ
W杯初勝利を決め盛り上がるファンが、BCプレースからロブソン通りへと向かう。2026年6月21日、バンクーバー市。撮影 三島直美/日加トゥデイ

(取材 三島直美)

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