エアカナダCEOマイケル・ルソー氏が今年9月末で退任すると3月30日、エアカナダ社が発表した。報道によると予定より1年前倒しでの退任になるという。
3月22日にアメリカ・ニューヨーク市ラガーディア空港で起きたエアカナダ・エキスプレス8646便が着陸時に消防車と衝突した事故で、ルソー氏(68歳)は影響を受けた人へのお悔やみと現状についてのビデオメッセージを発信した。だがメッセージは最初の「ボンジュール(こんにちは)」と最後の「メルシー(ありがとう)」以外は全編英語だったため非難を浴びた。特にケベック州と連邦政府内から不満が噴出。マーク・カーニー首相も批判する事態となった。
事故ではパイロット2人が死亡。一人はケベック州モントリオール近郊出身だった。さらに、カナダ最大の航空会社エアカナダ社はモントリオールに本社を置き、カナダの公用語法の適用を受けるため、重要な事項については英語とフランス語で通達する必要がある。一部の議員からはCEO交代を要請する声が上がっていた。
ルソー氏は2007年に入社。長年CFOを務めた後、19年に副CEOに就任。21年に現職となった。報道によるとルソー氏の2025年の報酬は1310万ドルだったという。エアカナダは社内外を含めてすでに次期CEOの選任をしていると発表している。
(記事 北野大地)
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