バンクーバーで6月21日に行われたグループGニュージーランド対エジプトは後半怒涛の攻めで3得点したエジプトがW杯出場4回目で初勝利をあげ、グループ首位に躍り出た。
初勝利を掛けた一戦がグループ首位への切符に
同グループ第1戦は2試合とも引き分けているため4チームが並んでいた。さらに同日にロサンゼルスで行われたベルギー対イランは、大方の予想を覆し、0-0の引き分け。バンクーバーでの試合の勝者が首位に躍り出ることになった。
FIFAランクではエジプトが格上。しかし先制したのはニュージーランドだった。15分にDFサーマン(#16)が決め1-0とリード。ニュージーランドといえばラグビーで「オールブラックス」が世界を席巻する。これに対して白をまとったサッカー代表「オールホワイト」。W杯で初勝利へ一歩前進した。
しかし、後半は序盤からエジプトが怒涛の攻撃を見せる。だがシュートを連発するも、白い壁が立ちはだかりなかなかネットを揺らすことができない。
圧倒的なボリュームを持つエジプトファンの歓声はいくどとなくため息に変わる。そんな中58分、右から中央に向けた放ったボールにMFジコ(#11)が合わせてシュート。ボールはGKの左手を弾いてネットに吸い込まれた。エジプトファンの歓声が爆発した。
さらに67分にはエジプトのエースストライカー人気ナンバー1のFWサラ(#10)がシュート。ディフェンダーとGKをすり抜けてボールがネットを揺らすと、会場のボリュームは最高潮に達した。
81分にはサラのコーナーキックをきっかけに試合を決めるダメ押し弾。3-1と試合を決めた。試合後にはチームスタッフがエジプトの旗を持ってピッチを一周。ファンのエジプト旗があちこちではためき、会場が歓喜の渦に包まれた。エジプトはW杯出場4回目にして初勝利。グループ首位に躍り出た。
グループGの次戦は6月24日、バンクーバーでニュージーランド対ベルギー戦が行われる。

(取材 三島直美)
合わせて読みたい関連記事




























