「いい旅 アパホテル 2」~投稿千景~

エドサトウ

アパホテルの受付にはこのようなコンピューターが並んで置いてあって、予約予定の宿泊代をカード、もしくは現金で支払うと部屋の鍵であるカードでてきます。おつりも自動的にでてきます。
アパホテルの受付にはこのようなコンピューターが並んで置いてあって、予約予定の宿泊代をカード、もしくは現金で支払うと部屋の鍵であるカードでてきます。おつりも自動的にでてきます。

 僕が何故「いい旅アパホテル」という題にしたかというのは、もちろん、ホテルが大阪の難波駅に近く、便利が良いということもあるが、少々部屋が狭いが、清潔で居住空間は快適であった。さらに部屋の中に、このホテルの創立者の元谷外志雄氏の『逆境こそ光輝ある機会なり』という本などがあり、何気なしに読みながら彼の生き方を知り、その生き方に、すごく興味と感動を覚えたからである。

 彼が、大学に進学する前に父をなくして進学を諦めて地元の金沢銀行に就職をして、お金の貸し借りのことなどを勉強すると今度は、自ら独立して不動産の建売をはじめ、それが成功すると、自らの会社で設計建設をして売るという会社を、数々の困難を乗り越えて、果敢に挑戦をして成功に導いていく姿は、小生の父の生き方が重なり、おもしろく、ホテルの夕暮れ時に一気に読み、感動したことが、このエッセイのタイトルとなった。

 元谷外志雄氏が独立したのは、1972年ころ、小生がカナダに来たのも1970年の春のこと、英語もわからなく、学生生活も終わったばかりで、お金もないのにカナダにきて新しい人生が始まったことと似ているところもあり共感が持てた。

前回のあべのハルカスにある美術館で見た展示。古代のエジプト人がナイル川で使っていたのは紀元前2000年以後のことらしい。船が来世でも必要だろうということで、本物の船が死者とともに副葬されたそうです。これから行く仁徳天皇陵古墳は、この時代より2000年後のことである。(このエリアの写真は許可されていました)
前回のあべのハルカスにある美術館で見た展示。古代のエジプト人がナイル川で使っていたのは紀元前2000年以後のことらしい。船が来世でも必要だろうということで、本物の船が死者とともに副葬されたそうです。これから行く仁徳天皇陵古墳は、この時代より2000年後のことである。(このエリアの写真は許可されていました)

 大阪三日目、僕たちは、世界の中でも大きな面積の仁徳天皇陵を見に行く。昨夜は少しばかり雨が降り、今日の天気が心配されたが、幸い、良い天気となり、難波の駅から、電車に乗り、現地に向かう。三国峠の駅で聞けば、堺市の博物館まで、この駅から墓伝いに仁徳天皇陵古墳を歩けば、30分はかかるという。僕の不自由な足で歩けば1時間はかかるかもしれないので、「次の百舌鳥駅で降りたほうがいい。」と言われて次の急行に乗り、二駅も行き過ぎてしまうハプニングもあったが、何とか博物館に到着する。

 仁徳天皇陵古墳は、大きな木々に囲まれていて、よく全貌がよくわからなかった。予定では、気球に乗り、空から見学するつもりであったが、平日は飛ばないようであった。博物館では、年配のボランティアの方が丁寧に説明をしてくださり、ありがたくもあり、話も盛り上がり時の立つのも忘れるほどであった。

投稿千景
視点を変えると見え方が変わる。エドサトウさん独特の視点で世界を切り取る連載コラム「投稿千景」。
これまでの当サイトでの「投稿千景」はこちらからご覧いただけます。
https://www.japancanadatoday.ca/category/column/post-ed-sato/