トロントからのハイカー、無事救助

ノースショアのHanes Valley Photo © the Vancouver Shinpo
ノースショアのヘイネスバレー。霧が出て視界が悪いことも多い  (写真は6月中旬)Photo © the Vancouver Shinpo

 ノースショアレスキューは10月18日午後1時ごろ、17日から行方不明になっていたトロントからのハイカー二人を救助した。

 行方不明となっていたのは、Anthony Lamさん(26歳)とRoya Rasoulianさん(年齢不明)の二人で、17日午後12時30分頃にリンバレーのライスレイクから出発したという。日帰りハイキングに出かけた二人が戻らないことを心配した友人が、ノースバンクーガーRCMPに通報。ノースショアレスキューでは、ヘリコプター2機、20人以上を投じて捜索を行っていた。

 二人は予定を誰にも伝えていなかったために、ノースショアレスキューではFacebookで写真を公開して、目撃者情報を求めていた。

 その後、リンバレーからグラウスマウンテンを目指してヘイネスバレーに向かったのではないかとみられたため、トレイル付近を捜索していた。雨の降る中、一晩山中で過ごした二人が見つかったのは、グラウスマウンテンのサンダーバードリッジだった。

 リンバレーからヘイネスバレーを歩いてグラウスマウンテンに抜けるコースは、vancouver trails(www.vancouvertrails.com)では片道の所要時間8.5時間の上級者向けと紹介している。メトロバンクーバーの周辺のトレイルマップでも、”experienced hikers only”、『上級者のみ』との案内がある難関コースという。

 ノースショアレスキューでは、出発前に行き先を調べていたら、日が短くなっている10月のこの時期に、午後から8時間を要するハイキングには出発していなかったとして、二人に強く注意を促した。

 また、ハイカー一般に対しても「まずは、行き先を誰かに伝えること。しっかりとした旅行計画を立て、調査して、準備をしてから出かけてください。道に迷った場合は、動かないで」と呼びかけた。

 二人が出発したとみられるリンヘッドウォーター・リージョナルパークの入口には、ハイカーが行き先を残すRegistrationボックスもある。

ヘリコプターで捜索を行うノースショアレスキュー  © North Shore Rescue
ヘリコプターで捜索を行うノースショアレスキュー © North Shore Rescue