ノースバンクーバーで複数の車両盗難事件、15歳の少年を逮捕

 ノースバンクーバーRCMP(連邦警察)は、11月30日、ノースバンクーバーで複数の車両盗難事件が連続して発生している事件で、15歳の少年を逮捕した。

 RCMPによると、キャピラノ・ロードのガソリンスタンドで、車をカージャックしようとしていると通報があったという。少年は被害者に銃口を向け、車のキーを渡すよう要求したが、被害者が応戦し、少年を取り押さえた。その後、警察が駆けつけ逮捕となった。警察は、少年が使った銃は偽物だったと見ている。

 最初の事件が起こったのは午後5時30分頃。少年がある住宅に押し入り、車を盗んだ。車は後に発見されたが、衝突により大きく破損していた。

 さらに、午後8時ごろ、キャピラノ・サスペンションブリッジの駐車場でカージャック。少年は被害者のカップルに、自分のウエストバンドに付けた銃を見せたという。警察は後に、付近に放置された車を発見。車に損害はなかった。

 少年は未成年のため、氏名は公表されていない。逮捕後、捜査員が少年の家を家宅捜索したところ、別の犯罪につながる膨大な数の盗品が発見された。現在のところ、強盗と銃器に関わる罪の疑いが持たれているが、さらなる余罪の可能性があるという。

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