BC州とオンタリオ州が冬休みを延長。始業はそれぞれ10日、17日に

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は、オミクロン株をはじめとする新型コロナウイルス感染者が急増していることにより、キンダーガーデンから12年生までの冬休みを延長すると12月29日に明らかにした。

 当初、始業は1月4日を予定していたが、延長により10日となった。公衆衛生局が、生徒やスタッフの安全を守るために適切なオミクロン株対策を準備し、学校側が安全に対面での学習ができるように、対策を強化するための猶予期間を設けた。

 教師は予定どおり1週目から出勤する。また障がいを持つ生徒や医療従事者やエッセンシャルワーカーの子どもについては、学校に連絡することで1月4日から7日も通学することも可能という。

 「保護者は通学できるよう、校長に連絡をすることを勧める」と、BC州のジェニファー・ホワイトサイド教育大臣は述べた。

 また、オンタリオ州でも1月3日、ダグ・フォード州首相が、キンダーガーデンから12年生までの冬休みを、最低でも17日まで延長することを発表した。同州は1月5日の始業を予定していた。17日までオンライン授業に移行する。