VIFFが「スパイの妻」、「偶然と想像」、大林宣彦監督の「ハウス」など邦画を上映

 バンクーバー国際映画祭(VIFF)は10月11日で終わったが、VIFFでは映画祭の期間以外にも年間を通して映画を上映している。現在、10月25日から11月17日までの映画上映が発表されていて、中には日本映画も4本ある。

 劇場で鑑賞するには現在、マスク着用、およびBCワクチンカードによる新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した証明が必要。

 料金は大人15ドル、シニア13ドル、学生10ドル。VIFFセンター(1181 Seymour Street, Vancouver)での上映。

 日本映画以外も楽しむことができる。https://viff.org/Online/default.asp

Wheel of Fortune and Fantasy
偶然と想像

監督:濱口竜介
2021年、121分

 国際映画祭で上映された「ドライブ・マイ・カー」と同じく濱口竜介監督の作品。3つの短編で構成されたオムニバス映画。第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。出演は古川琴音をはじめ、中島歩、玄理、渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、占部房子、河井青葉ら。

https://guzen-sozo.incline.life/

10月27日(水)6:00 pm
VIFFセンター- Vancity Theatre

10月28日(木)8:20 pm
VIFFセンター- Vancity Theatre

10月31日(日)6:00 pm
VIFFセンター- Studio Theatre

11月1日(月)5:45 pm
VIFFセンター- Studio Theatre

11月3日(水)8:30 pm
VIFFセンター- Studio Theatre

11月6日(日)5:10 pm
VIFFセンター- Studio Theatre

Wife of a Spy
スパイの妻

監督:黒沢清
2020年、115分

 10月のバンクーバー国際映画祭でも上映された「スパイの妻」。2020年のヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。黒沢清監督の教え子だった野原位が黒沢監督に企画を依頼し、濱口竜介監督をも交えた三人で共同脚本したスパイ・心理サスペンス映画。

 高橋一生、蒼井優、東出昌大、恒松祐里、みのすけ、坂東龍汰、草壁弘子、笹野高史ら。

10月26日(火)6:00 pm
VIFFセンター- Vancity Theatre

10月27日(水)8:30 pm
VIFFセンター- Vancity Theatre

10月28日(木)6:00 pm
VIFFセンター- Vancity Theatre

116日(日)2:45 pm

VIFFセンター- Studio Theatre

HOUSE
ハウス

監督:大林宣彦
1977年、88分

尾道三部作などで知られる大林宜彦監督の初期の作品。ホラーコメディ。池上季実子、神保美喜、大場久美子、佐藤美恵子 宮子昌代 田中エリ子 尾崎紀世彦 笹沢左保 小林亜星 石上三登志 鰐淵晴子 南田洋子らが出演。

10月29日(金)7:45 pm
VIFFセンター- Studio Theatre

10月30(土)
VIFFセンター- Vancity Theatre

10月31日(日)4:00 pm
VIFFセンター- Studio Theatre

Labyrinth of Cinema
海辺の映画館 キネマの玉手箱

監督:大林宣彦
2019年、179分

 尾道の映画館で戦争映画特集を観ていた若者が映画の世界へとタイムスリップ。原爆投下前の広島で移動劇団「桜隊」に出会い、原爆で死亡することになっている桜隊の運命を変えようと奮闘する。出演は厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子。

10月30日(土)3:30 pm
VIFFセンター- Studio Theatre

10月31日(日)7:30 pm
VIFFセンター- Vancity Theatre

11月4日(木)7:00 pm
VIFFセンター- Studio Theatre

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