東⽇本⼤震災後のアートと暮らし展、7/15にアーティストによるトークイベント

A Future for Memory:
Art and Life After the Great East Japan Earthquake
記憶のための未来 ― 東⽇本⼤震災後のアートと暮らし

 ブリティッシュコロンビア大学人類学博物館(MOA)で現在、『A Future for Memory: Art and Life After the Great East Japan Earthquake(記憶のための未来 ― 東⽇本⼤震災後のアートと暮らし)』が開催されている。期間については当初は9月5日までを予定していたが、9月19日までに延長された。

 展示以外にもZoomを用いてアーティストによるトークイベントも行われいて、震災と復興についてそれぞれの経験について聞くことができる。

 次回は、7月15日(木)午後6時から7時半まで(太平洋夏時間。日本時間では7月16日(金)の午前10時から11時半)で、華道家の片桐功敦さんと南相馬市博物館学芸員の二上文彦さんの対談が予定されている。

 片桐さんは震災後、南相馬に居を移して、約1年に渡って住み続けた。その間、被災地で花を摘み、がれきを花器として花を生けカメラで収めた。二上さんは、片桐さんの南相馬での協力者の1人で、片桐さんの作品の展示は二上さんが勤務する南相馬市博物館でまず開催されたという。

華道家の片桐功敦さんと南相馬市博物館学芸員の二上文彦さんの対談イベント(オンライン)

・日時:7月15日(木)6:00pm – 7:30pm(太平洋夏時間)、(日本時間 7月16日(金)10:00am – 11:30am)
・イベント参加方法:次のリンクから申し込む。無料。
https://ubc.zoom.us/meeting/register/u50tdOqorDkjGNyB-q8YO5oSyyH4yrAgrXx1

これまでのトークイベントもインターネット上で公開されている。
A Future for Memory: A Conversation with the Lost Homes Scale Model Restoration Project Team
「失われた街」模型復元プロジェクトチームメンバーのトーク。

A Future for Memory: Conversations with Masao Okabe and Chihiro Minato
広島と福島で被爆した樹木を用いた作品を制作した岡部昌生さんと、その姿を写真とビデオに収めた港千尋さんのトーク。

記憶のための未来 ― 東⽇本⼤震災後のアートと暮らし

https://moa.ubc.ca/exhibition/a-future-for-memory/
                                   
日程
2021年2月11日~9月19日

A scale model of Ōfunato City, Iwate Prefecture. Photo: Tatsuya Fuji.
大船渡市のA scale model of Ōfunato City, Iwate Prefecture. Photo: Tatsuya Fuji.

場所 
Museum of Anthropology University of British Columbia(MOA)
6393 NW Marine Drive, Vancouver, BC

開館時間
10:00~17:00(月曜休館)

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