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バンクーバー市、住宅街で制限速度を時速30キロに引き下げへ

バンクーバー市役所。Photo by Japan Canada Today
バンクーバー市役所。Photo by Japan Canada Today

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー市議会は7月9日、市内のローカルストリートの制限速度を引き下げ、時速30キロにすることを全会一致で承認した。ローカルストリートとは通常住宅街にある中央線がない道路のことを指す。

 バンクーバー市の発表によると、制限速度引き下げは歩行者や自転車利用者の安全性に大きく寄与するという。具体的には、時速50キロから30キロに下げることで歩行者が事故に遭った際の死亡率が80%から15%に下がる。また速度が遅くなることで、停止距離が約50%短くなり事故を防ぎやすくなる。さらに騒音が大幅に減り、空気の質の改善にもつながるとしている。

 現在バンクーバー市内の道路の制限速度は、特別な表示がない限り、BC州の規定に基づいて時速50キロに定められている。しかし市当局は、個別の道路については独自に速度を引き下げる権限を持っていて、緑道や学校・公園周辺の道路ではすでに制限速度は時速30キロに設定されている。

 今回の取り組みは時速30キロ制限の対象を市内全てのローカルストリートに拡大するもの。新たな条例が正式に制定され次第、段階的に導入される。

 最初に今後3年間に、25の「スローゾーン地区」の入口に新しい制限速度標識を設置する。市議会は、標識設置に23万ドル、教育活動および監視に2万ドルを予算として承認した。また今後の予算計画に応じてさらに多くの地区への拡大も検討する。

 ケン・シム市長は今回の措置について「世界中の住宅街で速度制限を引き下げた例はたくさんあり、どこも安全性が高まっている。統計でもその効果は明らかだ」と述べた。また、長く速度制限引き下げを提唱してきたピート・フライ市議は、CBCラジオで「住民が交通事故の心配なく安心して歩けるようにしたい」と述べ、「運転する私たちには、本来注意深く安全に運転する責任があるはずです。けれども、猫や犬、子ども、ボールが出てくる道で時速50キロで走っていてはそれは無理な話なのです」と話した。

(記事 高城玲)

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ケベック州で武装組織の結成・土地の略奪を企てたカナダ軍兵士含む4人を逮捕

容疑者らが参加していた軍隊式のトレーニングの様子。写真:RCMPウェブサイトから
容疑者らが参加していた軍隊式のトレーニングの様子。写真:RCMPウェブサイトから

 RCMP(連邦警察)は7月8日、「ケベックシティ周辺で土地を略奪することを意図した思想に基づく暴力的な陰謀」に関与していたとして、男4人を逮捕したと発表した。

 逮捕された4人のうち、マルク=オーレル・シャボ容疑者(24歳、ケベック州ケベックシティ在住)、シモン・アンジェ=オーデ容疑者(24歳、同ヌーヴィル在住)、ラファエル・ラガセ容疑者(25歳、同ケベックシティ在住)の3人は、テロ活動を促進するための行動を取ったとして起訴された。

 3人は、政府に反対する武装民兵組織を結成する計画を立てており、そのために軍事訓練、射撃、ナビゲーション訓練、偵察活動などを行っていた。これらの活動では、違法銃器や戦術装備などが使用されていたという。

 CBCニュース電子版は、逮捕された4人のうち2人が現役のカナダ軍兵士であると報じた。その1人シャボ容疑者について現在もカナダ軍に所属しているかどうかは確認できていないという。カナダ軍はこの事件について「極めて深刻に受け止めており、RCMPの捜査に全面的に協力している」とコメントを発表した。

 またマシュー・フォーブス容疑者(33歳、同ポン=ルージュ在住)は、銃器、禁止装置、爆発物の所持などの容疑で起訴された。

 警察の声明によると、2024年1月にケベックシティ周辺で実施された家宅捜索では、爆発物16個、銃器や付属品など83点、約11,000発の各種弾薬、軍用装備一式などが押収されたという。

(記事 高城玲)

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モントリオールからのアルバム7月

氷山 撮影:ライリ-洋子

セントジョーンズ、ジェリービーンロウ 撮影:ライリ-洋子

Coteau-duLacの夏の風景 撮影:鎌田珠代

Atwater Marketの花売り場 撮影:鎌田珠代

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2025 F1 Crescent St.の風景

撮影:鎌田淳平

Mural Paint

撮影:鎌田淳平

国際ジャズフェスティバル

撮影:鎌田淳平 instagram:@junpeke1984

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トロントの金継ぎ師、Shuichiの指導による
金継ぎ及び蒔絵の講習会

間由加里陶芸スタジオでの講習会風景 写真提供:間由加里<Yukari Hazama Iverson studiopotteryhazama@gmail.com>

BC州から米国・ワシントン州への陸路渡航が5カ月連続で減少

オンタリオ州オタワ市にあるアメリカ大使館の星条旗。2025年4月2日。撮影 日加トゥデイ
オンタリオ州オタワ市にあるアメリカ大使館の星条旗。2025年4月2日。撮影 日加トゥデイ

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州から隣接するアメリカ・ワシントン州への陸路での渡航が5カ月連続で減少している。

 Whatcom Council of Governmentsのデータによると、今年6月のBC州からワシントン州への国境通過は前年同月比で約43%減少した。BC州にあるピースアーチ、パシフィックハイウェイ、リンデン、スーマスの国境検問所を合わせて、国境通過は前年の206,978件から118,292件と88,686件少なくなっている。

 カナダ人のアメリカへの渡航は2月以降、大幅に減少している。背景にはトランプ大統領の関税問題やカナダ併合発言による反米感情の高まりがあるとみられる。

 アメリカ側ではベリンハムやブレインなどカナダ国境に近い都市がカナダ人観光客の減少による経済的打撃を懸念している。5月にはベリンハム市議会の議長と市長が連名でBC州の各都市に書簡を送ったとの報道があった。

 一方BC州ではデビッド・イービー州首相らが「地元支援」を呼びかけている。BC州観光局クレア・メイソン氏は、CBC電子版で観光による宿泊は改善傾向にあり、1月から5月にかけて、バンクーバー、ビクトリア、カムループス、ケローナ、ウィスラー、リッチモンドなど主要観光地のホテル稼働率が前年同期比で上昇していると述べている。

(記事 高城玲)

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モントリオール7月のイベント情報

モントリオール近辺での日本人・日系カナダ人関連の催し物など

在モントリオール総領事館お知らせ

日本の放送大学が、2026年4月から海外在住の邦人・日系人の方々の受け入れを開始します。

*放送大学は、文部科学省・総務省所管の正規の通信制大学であり、「大学の教育機会に対する広範な国民の要請にこたえること」などを目的とし、法令や予算の面で通常の私立大学とは異なる国の関与の下、放送大学学園法に基づき特別に設置・運営される私立大学です。www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00100.html
www.ouj.ac.jp/lp/oujglobal/

第10回JLPP翻訳コンクール:
日本の文化庁が、「活字文化のグローバル発信・普及事業」の一環として、日本の文学作品の優れた翻訳家を発掘・育成することを目的に第10回JLPP翻訳コンクールを開催します。
応募受付期間:6月1日(日)~30日 www.jlpp.go.jp/competition10/

フェスティバル

FESTIVAL MATSURI:
7月5日(土)11:00‐21:00、6日(日)11:00‐17:00。モントリオール日系文化会館、Metro-Orange line Jarry station下車、Bus 193 East, Rousselot下車。
・総領事館のブース出展(7月5日のみ)。8155, rue Rousselot, Montreal
https://www.facebook.com/FestivalMatsuriMontreal

国際花火大会:
La Rondoでの花火大会6月26日‐viva Latino、7月3日‐イタリア、7月6日‐日本、7月10日‐カナダ、7月17日‐スイス、7月24日‐米国、7月31日‐フランス、7月31日‐テイラー・スウィフト。
音楽と共に花火を楽しみたい方はLa Rondoの会場で入場券をお求めください。花火だけを楽しむなら。Jacque Cartierの橋の上、旧港付近からも見えます。
www.sixflags.com/larondeen/events/linternational-des-feux

1001 POTS:
7月4日(金)~8月17日(日)、Val-David(Autoroute 15 ), 2435, Rue de l’Eglise。近在の陶芸家が作成した陶器の展示即売。石川金矢、間由加里イバーソン、イシェール真紀子、ゴーディ石塚も出品。イベントもいろいろ。
https://1001pots.com/

FANTASIA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL:
アジア諸国の映画を上映するフェスティバル。7月16日‐8月3日。
https://fantasiafestival.com/en

POCHA MTL:
Asiasieによる韓国風ストリートフェスティバル。7月24日‐27日。Peel Bassin、入場券:前売り$4、当日$5、
https://www.asiasie.com/en/pochamtl

OTAKUTHON:
恒例のアニメコンヴェンション。8月8日‐10日、Palais des Congrès de Montréal, 59, rue Saint-Antoine Ouest.
https://www.otakuthon.com/2025/home/#gsc.tab=0

ORIENTALIS :
オールドモントリオールでのオリエンタルフェスティバル、8月8日‐10日
https://festivalorientalys.com/

ケベック市

桜祭り:
ケベック‐日本友好協会主催:7月27日(日)9 :00-16 :00 ,
Domaine Maizerets内、Chateau Maizerets, 2000 Bd. Montmorency, QC 日本酒、盆栽、マンガに関する講演、嵐太鼓の演奏、阿波踊り、書道、墨絵、折り紙、茶道デモンストレーションなど。ボランティア募集:問合せ先:ゴーバン雅美
quebecjapon@videotron.ca
https://www.facebook.com/photo?fbid=1124233999732895&set=a.459693626186939

その他の催し

モントリオール植物園 Montreal Botanical Garden, 4101 Sherbrooke E.
https://espacepourlavie.ca/en/botanical-garden
日本庭園日本館:514-872-0607、9:00 – 17:00
https://espacepourlavie.ca/en/japanese-garden
JAPANESE TABLE WARES:日本の食器展示
・茶庭見学:9月1日まで。10:30‐12:00
・茶道デモンストレーション:茶道裏千家淡交会モントリオール支部によるデモンストレーション:8月30日まで。(毎土曜日):13:30‐14:15、15:00‐15:45、バイリンガル、お茶だけ $3、菓子共とお茶 $7
・日本の鯉:7月6日10:00‐16:00、Mountain View Koi club会員による説明など。日本庭園、雨天順延
(植物園内では中国庭園、先住民庭園での特別展示も行われています。)

モントリオール日系文化会館 8155, rue Rousselot, Montreal, H2E 1Z7
地下鉄:Jarry下車、バス197 E.
電話:514-728-1996、514-728-5580
www.jcccm-cccjm.ca/?language=en
www.facebook.com/jcccmcccjm/ 
(jcccm_yh@bellnet.ca)

(日系文化会館のニュースの引用についてはスーザン・レベックの了解を得ています。)
改装工事は、間もなく竣工予定です。

<ドロップインカフェ>
<シニア・ドロップイン>: ‐会話Exchange:7月13日、27日(日)13:30‐15:30、Salle St.Paul-Ibaraki

トロント

JCCC TORONTO:Natsu Matsuri and Bon Odori FESTIVAL 2025:7月12日17:00‐21:00。 JCCC、トロント https://jccc.on.ca/event/2025/07/natsu-matsuri-and-bon-odori-festival-2025

JSS(ジャパニーズソーシャルサービス): 会員登録をすると、オンラインでの講座などにも参加できます。
https://jss.ca/en/

国際交流基金トロント日本文化センター:E-libraryで日本の本、マンガや雑誌などを読めます。
https://jf.overdrive.com
https://tr.jpf.go.jp

ケベック市

ランゲージ・エクスチェンジ(仏語-日本語):ラヴァル大学院生が主催するオンライン・ランゲージ・エクスチェンジが、毎週土曜日朝8時(カナダ東部時間)から開催されています。
www.meetup.com/en-AU/canasian-station/
問い合せ先:Pascal Paradis pascal.paradis.2@ulaval.ca

夏のフェスティバル(モントリオール)

モントリオール国際ジャズフェスティバル:7月5日まで。Oacar Peterson生誕‐100周年記念、その他、多数のミュージシャンのコンサートが複数の会場で。また、無料コンサートもあります。
https://montrealjazzfest.com/en

COMICON MONTREAL 2025:7月4日‐6日、ポップカルチャーの大きなコンベンション。Palais des Congrès de Montréal, 59, rue Saint-Antoine Ouest.
https://www.montrealcomiccon.com/en/press/montreal-comiccon-2025-the-summers-biggest-gathering-of-fans-and-superheroes/

INTERNATIONAL FIRST PEOPLE’S FESTIVAL (IFPI):ファーストネーションのフェスティバル。8月5日‐14日
https://indigenousquebec.com/things-to-do/international-first-peoples-festival

ITAL FEST:8月8日‐17日、イタリア関連のさまざまな催し。  
www.italfestmtl.com

トロント

SUMMERSTAGE 2025:7月12日‐8月17日。
www.nostringstheatre.com

オタワ

MUSIC AND BEYOND:7月4日‐16日。
www.musicandbeyond.ca

展覧会・展示

MONTREAL MUSEUM OF FINE ARTS: www.mbam.qc.ca/en/ MMFA

-MARIE-CLAIRS BLAIS: Streaming Light:2026年1月4日
WORLD OF WONDER: The Surrealist Journey of Alan Glass:9月28日まで。
-BAD GIRLS ONLY:Women and the Seven Deadly Sins:8月10日まで。
-WORLD WONDER:The Surrealist Journey, Alan Glass:9月28日まで。
-Two by Two, Together : Recent additions to MMFA’s Collection:10月5日まで。
-BERTH WELL, Art Dealer of the Parisian Avant-garde:9月7日まで。
美術館アクティビティ 
サイトwww.mbam.qc.ca/en/calendar/?filters=7

MAC:
Musée d’art Conemplain de Montréal  http://macm.org/ (改装中)展示はPVM, Place Ville Marieで。

-SKYSCRAPERS BY THE ROOTS:8月10日まで。
-Online Workshops:https://macm.org/quoi-faire-au-mac/#activites

MCCORD STEWART MUSEUM:
www.musee-mccord-stewart.ca/fr/expositions/  

-Petite-Bourgogne-Montréal en mutation:9月28日まで。
-Battle le pavé:10月26日まで。
-Costume Balls-Dressing Up History, 1870-1927、8月17日まで。

MUSÉE POINTE-À-CALLIÈRE, cité d’archéologie et d’histoire de Montréal :
https://pacmusee.qc.ca/en/

-Knights :10月19日まで。
-Alley-oop, An Interactive Adventure:2026年1月9日まで。

PHI FOUNDATION FOR CONTEMPORARY ART:https://phi.ca/en/

-Lap-See Lam :Shadow Play :9月14日まで。
-Nico Williams : Bingo, 9月14日まで。

市外

NATIONAL GALLERY OF CANADA:wwgallery.ca/  NGC、オタワ

-PUCKER UP! The Lipstick Prints of Joyce Wieland:10月26日まで。
-RADIO ACTIVE: A selection of Nuclear Ephemera and Record from John O’Brian’s Atomic Collection:8月3日まで。
-FOCUS SERIES:2026年6月まで。
-JIN-ME YOON: HONOURING A LONG:2026年3月まで。
-SKEWEN NATI: WELCOME TO THE DREAM HOUSE:9月1日まで。
-NADIA MYRE: WAVES OF WANT:9月1日
-ERICA RUTHERFORD: HER LIVES AND WORKS:10月13日まで。

OTTAWA ART GALLERY:オタワ

OAG https://oaggao.ca/whats-on/

-AT A GLANCE:6月22日まで。
-REVIVAL: PRINT MAKING IN NUNAVIK ( 2014-2019):8月24日まで。
-NORMEE EKOO MIAK:8月24まで。
-GROTTO:2026年2月8日まで。
-CHAOS BLOOM-TIDAL WAVE:2026年6月6日まで。

ROM:www.rom.on.ca/en/ トロント

‐Auschwiz: Not long ago and Not far away、9月1日まで。
‐Nature is Brilliant Colour:8月17日まで。

オンライン展示
‐AFTERSHOCKS-Japanese Earthquake Prints:
‐The Burgess Shale, Bluewhale Discoveredなど。
www.rom.on.ca/en/exhibitions-galleries/exhibitions/aftershocks-japanese-earthquake-prints

ART GALLERY OF ONTARIO トロント。https://ago.ca/exhibitions 

-Yayoi Kusama’s Infinity Mirrored Room-LET’S SURVIVE FOREVER:2026年5月まで。
-Joyce Wieland:Heart On、2026年1月4日まで。

JFT(Japan Foundation Toronto)https://tr.jpf.go.jp/ 

-HIROSHIMA APPEALS: A Poster Exhibition of Global Message:12月20日まで。

コンサート・パフォーマンス

FESITIVAL DE LANAUDIÈRE:7月4日‐8月3日。
www.lanaudiere.org

モントリオールからのシャトルバス
http://am.ticketmaster.com/festivallanaudiere/en/buy/FIL25Nav

-Yuja Wang, Ravel, Concerto for left hand、OM、Yannick Nézet-Séguin指揮7月27日
‐Kent Nagano、OSM、8月1日、2日
‐Tristan and Isolde(音楽のみ)、OM、8月3日

ORCHESTRE SYMPHONIQUE DE MONTRÉAL:音楽監督 Rafael Payare,
www.osm.ca/fr/

‐FREE CONCERT AT OLYMPIC STUDIUM:8月13日19:30、
https://www.osm.ca/en/concert/spectacular-nature-free-grand-concert-at-the-olympic-park-esplanade/ 
‐La Vilée Classique、8月13日‐17日
https://www.osm.ca/fr/viree-classique-2025/

ORCHESTRE METROPOLITAIN https://orchestremetropolitain.com/en/

‐カレン五明-vn、シベリウス、ヴァイオリン協奏曲、7月24日19:30
Domaine Forget de Charlevoix: https://orchestremetropolitain.com/en/concerts/majeste-nordique/?show_date_id=17634

ORHHESTRE CLASSIQUE DE MONTRÉAL:https://en.orchestre.ca/

BOURGIE CONCERT HALL:BCH www.mbam.qc.ca/en/bourgie-hall/

GRANDS BALLETS CANADIENS https://grandsballets.com/en

OPÉRA DE MONTRÉAL:www.operademontreal.com/en

DANSE DANSE:https://www.dansedanse.ca/en

TANGENTE DANSE: https://tangentedanse.ca/

CENTAUR THEATRE: https://centaurtheatre.com/prices-subscriptions/

CENTRE SEGAL : www.segalcentre.org/en/hom

市外

オタワ

OTTAWA CHAMBERFEST:7月18日‐27日、https://www.chamberfest.com/series/2025/festival-2025/

-Gryphon Trio:Annalee Patipanakoon-vn, Roman Borys-vc, Jamie Parker-pf(日系)、7月19日12:00
‐佐藤俊介‐vnとShunann Chai‐pf、 7月23日17:30、7月24日 12:00

NAC‐National Art Centre https://nac-cna.ca/en/season

トロント

TORONTO SUMMER MUSIC FESTIVAL:7月10日‐8月2日
‐Carol Fujino, Eri Kosaka, Ian Parkerなど日系奏者も出演します。

TORONTO SYMPHONY ORCHESTRA www.tso.ca/concerts-and-events/

永田社中:(和太鼓)-Nagata Shachu, https://nagatashachu.com/

講座、講習、ワークショップ

和太鼓:Stephen Chan
onikenbai.mtl@gmail.com
www.instagram.com/onikenbai.mtl

AU PAPIER JAPONAIS:店舗のみ営業、火曜‐土曜11:00-17:00、APJ

宮本食品店:日曜ワークショップ:すし、味噌造り、練切菓子、抹茶、https://miyamotomontreal.com/

日本の踊り:こまちモンレアル、練習の問合せは、mtlkomachi@gmail.com/ 514-886-8129

三味線ワークショップ:JacintheのMTL三味線プロジェクト、問合せ先:Jacinthe info@mtlshamisenproject.com/  

茶道裏千家淡交会モントリオール協会:chadomontreal@hotmail.com/
-小西真美子(宗真)指導、許状取次可(初級から上級)、市内、ウエストアイランド教室、514-630-0260 mamikoni54@hotmail.com/
-クーパー達子(宗立):全級、昼間、夜間、514-934-0410 

古流松藤会: kazuko.dorangeville@gmail.com

草月流いけばな清美会:連絡先:Alain Carriere, Alain.carriere@hotmail.com

桃扇書道教室(JCCCM):
師範シマード桃扇(美紀子)
水曜:10:00‐12:00ラブレックホール
土曜:10:00‐12:00地下集会室
tosen.shodo@gmail.com/  514-298-4966

書道教室(NDG)有元合歓
稽古日:月曜日13:30-16:30 (月3回)
連絡先:arimotoakiko@gmail.com

和田翠苑書道教室:LaSalle、ダウンタウン教室。和田扶美、514-750-3543、438−939−5643
info@japaneseshodo.com/    
www.japaneseshodo.com/

間由加里陶器アトリエ:陶器ワークショップ、ギフトの注文承りなど。Studio Pottery Hazama, 7255 Rue Alexandre #103, Montreal, QC H2R 2Y9、514-483-4547
ORIGAMI  MONTREAL:問合せ:origami@sympatico.ca/

Makiko Hicher:陶器制作、
www.facebook.com/makikohicher/ 

LANGUAGE TEA TIME:NUMA INSTITUTE、月曜—仏語、木曜‐英語、水曜‐日本語、15:30-17:30。

武道

志道館柔道クラブ:中村浩之指導、毎日、全クラスを指導 http://shidokanjc.ca/?lang=en

CLUB JUDO METROPOLITAN INC:http://club.judo.com/

CLUB DE JUDO HAKUDOKAN INC: http://judohakudokan.com/

マギル剣道クラブ:Christian D’Orangevilleほか指導
https://mcgillkendoclub.wordpress.com/

モントリオール剣道クラブ:戸井田健寿七段ほか、指導
www.montrealkendoclub.com/index.php?l=en 

志道館剣道・合気道クラブ:www.shidokanmontreal.ca/ 

市外

HEATHER MIDORI YAMADA: www.ARTyamada.com/ 

JSS ONLINE PROGRAM:https://jss.ca/en/services/programs/online-programs/

映画

モントリオールの映画館、上映作品の情報:
www.cinemaclock.com/qc/montreal/
https://hotdocs.ca/festivals/hot-docs-festival

Cinéma Public mailto:info@cinemapublic.ca

ファンタジア国際映画祭:7月16日‐8月3日。https://fantasiafestival.com/en

トロント

JFT Theater:国際交流基金による日本映画の配信が無料で行われています。フランス語字幕の映画もあります。
https://en.jff.jpf.go.jp/

イベント会場

AGO Art Gallery of Ontario, 317 Dundas St. W.

APJ Au Papier Japonais, 24 Av. Fairmount O., 514-276-6853

AQHP Agora de l’Assemblée nationale du Québec Hôtel du Parlement、1045, rue des Parlementaires, Québec

BCH Bourgie Concert Hall, 1339 Sherbrooke W.

BDM Biodome of Montreal, 4777 Pierre-de Coubertin

BNM Basilique Notre-Dame de Montréal, 110 Notre-Dame W.

CCL Centre Communautaire de Loisirs Sainte-Catherine d’Alexandrie, 1700 Atateken

DZB Dazibao, 5455 de Gaspé Ave., suite 109 (GF) 

IM Insectarium, 4581 rue Sherbrooke E.

JCCC Japanese Canadian Cultural Centre, 6 Sakura Way, Toronto

JCCCM Japanese Canadian Cultural Centre of Montreal, 8155 Rousselot Street, 514-728-1996

JFT The Japan Foundation, Toronto, 2 Bloor St. E., 3rd Floor of Hudson Bay Centre, suite 300, 418-782-2277

LC La Cenne, 7755 boul. Saint-Laurent, suite 300

LN Le National, 1220 Ste-Catherine E, 514-845-2014, http://lenational.ca  

MAC Museum of Contemporary Arts, address →PVM

MCC Monkland Community Centre, 4410 West Hill, NDG

MBG Montreal Botanical Garden, 4101 Sherbrooke E., Japanese Pavilion, 514-872-0607 pavillon_japonais@ville.montreal.qc.ca.

MCSM McCord Stewart Museum, 690 Sherbrooke St.W., 514-861-6701

MF Miyamoto Foods, 382 Victoria, 514-481-1952

MMFA Montreal Museum of Fine Arts, 1410 Sherbrooke W.

MSM Maison symphonique de Montréal, 1600 St-Urbain

NAC National Arts Centre, 53 Elgin, Ottawa, 613-947-7000 ext. 565, 1-888-991-2787

NGC National Gallery of Canada, 380 Sussex Dr., Ottawa, 613-234-6306

OAG Ontario Art Gallery, 50 Mackenzie King Bridge, Ottawa

OSM Orchestre symphonique de Montréal, 260 Maisonneuve W., 514-842-9951, www.osm.ca

PAC Pointe-à-Callière, 350 Place Royale

PDA Place des Arts, 175 Ste-Catherine W., 514-842-9951, www.pda.qc.ca

PDC palais des congrès de Montréal1001 Pl. Jean-Paul-Riopelle

PHIC PHI Centre, 451 & 465 rue Saint-Jean

PRT Planetarium Rio Tinto Alcan, 4801 Pierre-de Coubertin

PVM Place Ville Marie

ROM Royal Ontario Museum, 100 Queen’s Park, Toronto, 416-586-8000, www.rom.on

RTH Roy Thompson Hall, 60 Simco St., Toronto

SPF Studio Pottery Hazama, 7255 Rue Alexandre #103, Montreal, QC H2R 2Y9

SWP Salle Wilfrid Pelletier, PDA

TM Thèatre Maisonneuve, PDA

YW YWCA Westmount, 4585 Sherbrooke W.

4年前の大火事で町全体を焼失したBC州リットンで再び山火事、原因は警察車両の不具合

BC Wildfire Serviceウェブサイトより。
BC Wildfire Serviceウェブサイトより。

 壊滅的な山火事が起きた2021年から4年、復興途上のブリティッシュ・コロンビア(BC)州リットンで、再び制御不能の山火事が起きている。しかもその原因が警察車両による偶発的な発火と判明した。

 リットンは州中南部のトンプソン・ニコラ地域にある小さな村で、バンクーバー市から北西約250キロのところに位置している。7月3日のRCMP(連邦警察)の発表によると、リットン近郊の「イズマン・クリーク火災」は7月1日午後2時20分ごろに発生した。RCMPのトレーラーの装備に不具合があり右側の車輪が外れたことが原因で、結果的に草の生い茂った側溝で火災が発生したとみられる。

 警察官は所持していた消火器で消そうとしたが火の勢いを抑えることができなかった。原因となったトレーラーはRCMPの水中捜索チームのもので、近隣の湖での行方不明者捜索を終えバンクーバーに戻る途中だったという。

 警察はこの火災について「非情に不運だった」と述べ、乾燥した山火事のシーズン中はほんの小さなことが大きな火災につながる可能性があるとして、改めて注意を呼びかけている。

 BC Wildfire Serviceのウェブサイトによると、このイズマン・クリーク火災は7月3日午後2時の時点で130ヘクタールにまで拡大、制御不能となっている。火災を受けてトンプソン・ニコラ地域では7月1日に、ハイウェイ12号線沿いの地域に避難命令と警報が発令された。リットン・ファースト・ネーションもフレーザー川東側にある複数の保留地を含む広範囲に避難警報を出した。

 2021年6月30日に起きた山火事でリットンの大部分とリットン・ファースト・ネーションの一部が焼失、2人が死亡した。この時はバンクーバーを含むBC州南部はヒートドームに覆われ、リトンでは最高気温49.6度を記録した。

(記事 高城玲)

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カナダ・BC州で体外受精支援プログラム開始

The Legislative Assembly of British Columbia, Victoria, Canada.
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアにある州議事堂。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で公的資金による体外受精(IVF)支援プログラムが開始、7月2日から申請受付が始まった。

 BC州の医療サービスプラン(MSP)加入者を対象に、1回のIVF治療につき最大19,000ドルの助成する。年齢制限は18歳から41歳まで(申請時)、申請は不妊治療専門医を通じて行う必要がある。審査は先着順。

 助成金の額は世帯収入によって決定される。具体的には、課税前世帯年収が10万ドル以下では最大19,000ドルの全額補助を受けることができる。その後、助成額は段階的に減額され、世帯年収が25万ドルより高い場合は対象外となる。

 プログラムが実施されるのは、Olive Fertility Centre、Pacific Centre for Reproductive Medicine、Grace Fertility and Reproductive Medicineの3機関。遠方からの通院が必要な場合は「移動支援プログラム(Travel Assistance Program)」が適用され、対象者には交通費の一部が補助される。

 実施機関の一つOlive Fertility Centreの臨床医療ディレクター、ニーアム・タロン氏は声明で、高度な生殖医療に頼らざるを得ない不妊治療患者にとって同プログラムは画期的なもので、より公平な生殖医療アクセスを実現する重要な一歩として同様の制度を導入している他の州と歩調を合わせるものだと話している。

(記事 高城玲)

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参議院選挙、カナダでは7月4日から在外公館で投票開始

国会議事堂。File photo by Japan Canada Today
国会議事堂。File photo by Japan Canada Today

 第27回参議院議員選挙が日本時間7月3日に公示され、本格的な選挙戦に突入した。日本の国政選挙には日本国籍保有者は海外でも参加できるため、カナダからでも投票できる。

 カナダで参加する場合は、カナダ国内の在外公館で投票するか、郵便での投票となる。

 在外公館では、在カナダ日本大使館(オタワ)、在モントリオール領事館、在トロント領事館、在カルガリー領事館、在バンクーバー領事館で、週末を含む7月4日~12日の、午前9時30分~午後5時まで投票できる。投票には、在外選挙人証とパスポートなどの写真付き身分証明書が必要。

 郵便投票を希望する場合は、投票用紙を登録先の市区町村選挙管理委員会に請求する必要があるため時間を要する。請求方法は外務省のホームページに詳しく掲載されている。投票用紙を受け取った後は、必要事項を記入して登録先市区町村選挙管理委員会に郵送する。郵送した投票用紙は国内投票日の投票所が閉まる時刻までに到着する必要がある。

 選挙が日本への一時帰国中や帰国後国内選挙人名簿に登録されるまでの期間(転入届提出後3カ月)に行われる場合は、在外選挙人証を提示すれば、日本国内で投票できる。

 参議院議員の任期は6年。参院の議席数は248。そのうち半数を3年ごとに改選する。今回は2019年に当選した議員の改選となる。

 日本での投票日は7月20日。

 在外選挙人証は申請から受け取りまで約1カ月かかるため、投票日直前に申請しても間に合わない。事前の準備が必要となる。在外選挙人証申請については以下を参照。

在外選挙人名簿に登録してカナダで在外選挙に参加

外務省の第27回参議院議員通常選挙に伴う在外投票の実施について:https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/ov/page25_002034.html

(記事 三島直美)

訂正:公示日を7月3日に訂正しました。

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メトロバンクーバーの公共交通機関料金が7月1日から約4%値上げ

Skytrain in Vancouver, British Columbia; File photo © Japan Canada Today
メトロバンクーバーを走るスカイトレイン。 File photo © Japan Canada Today

 カナダ・メトロバンクーバーの公共交通機関全てで7月1日から約4%値上げされた。管轄するトランスリンクは「公共交通機関の運営維持のため」と説明している。

 インフレ率よりも高い値上げ率になった背景には、2020年に始まった新型コロナウイスル禍のため同年に予定されていた4.6%の値上げを中止し、その後3年間も2.3%の値上げに抑えていたためという。2026年には5%の値上げが決まっている。

 今年7月1日からの料金は以下の通り。大人平日料金は月曜から金曜の始発から午後6時半まで、休日・祝日・平日午後6時半以降は全線1ゾーン料金。12歳以下の子どもは無料。スカイトレインやシーバスからの乗り継ぎ利用がないバス料金は全線一律1ゾーン料金。バンクーバー国際空港・シーアイランドセンター・テンプルトン各駅からスカイトレイン・カナダラインを利用する場合は5ドル追加される。

大人平日料金

1ゾーン:3.20から3.35ドル
2ゾーン:4.65から4.85ドル
3ゾーン:6.35から6.60ドル

大人平日バリュー料金(事前チャージによる割引料金)

1ゾーン:2.60から2.70ドル
2ゾーン:3.85から4ドル
3ゾーン:4.90から5.10ドル

コンセッション料金(シニア・13~18歳・ハンディカード料金)

1ゾーン:2.15から2.25ドル
2ゾーン:3.15から3.30ドル
3ゾーン:4.35から4.50ドル

(記事 北野大地)

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トランプ大統領デジタル課税に反発、貿易協議打ち切り宣言から一転協議再開へ

改修工事中のカナダ国会議事堂。オンタリオ州オタワ市。2025年4月3日。撮影 日加トゥデイ
改修工事中のカナダ国会議事堂。オンタリオ州オタワ市。2025年4月3日。撮影 日加トゥデイ

 目まぐるしく変わるカナダとアメリカとの関税交渉がまたしても二転三転している。

 アメリカのドナルド・トランプ大統領は6月27日、カナダのデジタルサービス税(DST)導入に反発、全ての貿易協議を中止すると発表した。交渉再開は、この税の撤廃が条件だと主張していた。

 カナダ政府は27日の時点でDSTは予定通り実施されると強気の発言をしていたが、30日に一転、アメリカとの交渉を再開すると発表した。DST導入を見送ったとみられる。

 DSTは、Amazon、Google、Meta、UberなどアメリカのIT企業に対し、カナダ国内で得た収益に対して3%の税を課すというもので、6月30日からの施行が予定されていた。2022年までさかのぼって適用されるため、アメリカ企業は6月末までに約20億ドルを納税する必要があった。

 DSTは2021年にトルドー前政権によって成立した。DSTをめぐるアメリカとカナダの対立はトランプ政権以前からで、バイデン前政権下の駐カナダ大使も同税の施行はアメリカの報復を招くと警告していた。

 カナダとアメリカはこれまで、トランプ大統領が課したカナダからの輸入品に対する関税の撤廃をめぐって協議を続けてきた。トランプ大統領とマーク・カーニー首相は6月16日、アルバータ州でのG7サミット(先進7カ国首脳会議)中に会談し、30日以内に何らかの合意を目指すことで一致していた。

 トランプ大統領は「(カナダは)我々とのビジネスに依存している。そういう関係なら、もっと相手を尊重すべきだ」と述べた。これを受けて首相事務所は「カナダ政府は、カナダの労働者と企業の利益を守るため、引き続きアメリカとの複雑な交渉に取り組んでいく」との声明を発表した。

 しかし30日には、アメリカ政府はトランプ大統領とカーニー首相の電話会談で、カナダが「折れた」として大統領が「勝利」したと表現して交渉が再開されると発表。カーニー首相も週末にトランプ大統領と電話会談したことを報道陣に明らかにしたが、DSTを交渉の手段として利用したかについては詳細を語らなかった。

(記事 高城玲)

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2026W杯バンクーバー開催費用は約6億ドルになる可能性

シム市長、ハーバートBCスポーツ大臣ら関係者がカウントダウン時計と。2025年6月11日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ
シム市長、ハーバートBCスポーツ大臣ら関係者がカウントダウン時計と。2025年6月11日、バンクーバー市。撮影 日加トゥデイ

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州は2026年6月から開催されるFIFAワールドカップ(W杯)でバンクーバー市開催の費用を6月24日に発表した。

 BC州政府によるとバンクーバーで行われる7試合のための費用は5億3,200万ドルから6億2,400万ドルとなっている。

 内訳は、バンクーバー市が2.61~2.81億ドル、州営公社PavCo(会場となるBCプレース運営)1.71~1.81億ドル、BC州政府4,600~9,800万ドル、その他の公共機関(トランスリンクや医療関係)5,400~6,400万ドルが必要となっている。バンクーバー市はセキュリティ費用をはじめ、トレーニング施設の整備費やFIFAファンフェスティバルの開催、PavCoはBCプレースの改修費や運営費の費用が計上されている。

 費用については今後さらに増える可能性も示唆している。例えば、FIFAが開催都市に課す要求の変更やインフレ、労働力やサプライチェーンの危機、セキュリティ強化、さらにはバンクーバーでプレーするチームによっては追加費用が必要になる可能性があると説明している。

 一方で収入は4億4,800万~4億7,800万ドルで、連邦政府からの支援金が1億1,600万ドルのほか、ホテル税などの税収、バンクーバー市からの500万ドルなどとなっている。

 またW杯開催による経済効果についても強調。約35万人と予測される観客による効果も含め、開催年から5年間で、州GDP10億ドル増、観光客の100万人増、観光客による経済効果は10億ドル以上、直接的、間接的、その他関連する州税収が最大で2億2,400万ドル増加する可能性があるとの予測モデルを紹介している。

 カナダもう一つの開催都市トロントではトロント市が3億8,000万ドルと発表している。

 バンクーバーでは7試合、トロントでは6試合が行われる。カナダ・アメリカ・メキシコの北米3カ国共催W杯は2026年6月12日に開幕する。

(記事 北野大地)

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全国ではしか感染が増加、オンタリオとアルバータで急増

 はしか感染者が全国で増加している。特にオンタリオ州とアルバータ州で急増している。

 カナダ保健省が6月23日に発表した8日から14日まででは、全国で221人が新たに感染していると報告。感染が確認されたのは、ブリティッシュ・コロンビア州、アルバータ州、マニトバ州、サスカチュワン州、オンタリオ州。これで2025年の感染者数は3,381人となった。これまでにノースウエスト準州、ノバスコシア州、プリンスエドワード島州、ケベック州でも確認されている。

 中でもアルバータ州は961人、オンタリオ州は2,186人と多く、6月23日付発表では、1週間でアルバータ州125人、オンタリオ州71人が感染。オンタリオ州では政府の発表によると感染者数は徐々に落ち着きを見せているという。

 一方でアルバータ州では人口比で感染率が最も高くなっている。アルバータ州政府の発表では、4月後半からほぼ毎週100人以上の感染者を確認。最新の発表による6月27日現在では1,122人となっている。

 カナダ保健省によると、はしかは1998年から2023年までは特定の数年を除いてほぼ100人以下に抑えられていた。しかし2024年10月にニューブランスウィック州で広がって以降、2025年に入ると3月頃から急激に増加し、4月後半からさらに激増している。

 多くはワクチン未接種の17歳以下の子どもで、各州政府はワクチン接種を呼び掛けている。

(記事 北野大地)

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