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Naomi Mishima

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第29回「3年ぶりの節分祭!」

金沢からこんにちは! 

「安江八幡宮」さんの節分祭。ポンギーのゲストさん(オーストラリア人)が、立派な裃(かみしも)と巫女の衣装を着て参加。Photo by Pongyi
「安江八幡宮」さんの節分祭。ポンギーのゲストさん(オーストラリア人)が、立派な裃(かみしも)と巫女の衣装を着て参加。Photo by Pongyi

 ゲストハウスポンギーのにいなです。
 コロナの規制も少し落ち着き、少し前(2月3日)には各地で節分祭が行われました。

 お泊りのゲストさんと一緒に毎年楽しみにしていた行事の再開です。
 近くの神社「安江八幡宮*」さんの節分祭に参加してきましたのでご紹介します。

*金沢5社のひとつで、石川県のマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」のモチーフとなった加賀八幡起き上がり発祥の神社。

冬の終わりと春の訪れ

 そもそも節分とは何なのでしょう?
 節分は、「季節を分ける日」を意味します。
 もともとは、立春・立夏・立秋・立冬それぞれが節分ですが、今では特に立春の前日のみが節分と呼ばれているそうです。
 この日は各地の神社で節分祭が行われ、年男・年女が豆をまいて鬼を払う儀式をします。

 金沢の節分祭といえばひがし茶屋街の近くにある「宇多須(うたす)神社」が有名ですが、こちらでは芸妓衆による踊りの披露や豆まきがあり、毎年多くの人が訪れます。

忘れられない豆まき体験!

 芸妓さんの豆まきはなかなか珍しいですが、安江八幡宮の節分祭も独特で、なんと地元の方だけでなく海外からの旅行客(*事前に選ばれた方のみ)も豆まき体験ができます。
 今年もポンギーのゲストさん(オーストラリア人)が、立派な裃(かみしも)と巫女の衣装を着て参加させていただくことができました。

 これも、海外在住経験のある神主さんが、
「海外の方にも、ぜひ神道や日本の文化風習に触れてもらいたい」
との気持ちでなさっているからこそ。
 ありがたいですね!

 こちらの節分祭は主に子どもを対象にしていることもあり、今年の来場者も多くは幼稚園~小学生までの子どもとその保護者でした。
 海外からの方が地元の子どもと一緒になって神事を経験している様子はなんともほほえましく、すべての自然と人とを大切にする神道の心が現れているような気がします。

節分グルメも忘れずに!

今年は久しぶりの恵方巻作りをみんなで一緒に。Photo by Pongyi
今年は久しぶりの恵方巻作りをみんなで一緒に。Photo by Pongyi

 余談ですが、帰宅後も我が家(宿)の節分祭は続きます。
 今年は久しぶりに恵方巻を作って皆で食べました。

 サーモン、きゅうり、桜でんぶ、玉子焼き・・・
 準備した色とりどりの具材をお好みの割合でのせ、ごはんと一緒にえいやっと海苔で巻きます。
 具を入れ過ぎて巻ききれなくなってしまう人続出ですが、それもご愛敬。
 皆が思い思いの恵方巻きを作って日本文化を楽しんだ、忘れられない夜になりました。

 あらためて、日本の風習を大切にするってすてきですね!
 次の季節の行事(桃の節句)が、今からもう楽しみです。

***

金沢のゲストハウス・ぽんぎーの女将’にいな’さんが送るコラム「金沢からこんにちは!」。
第1回からすべてのコラムは、こちらからご覧いただけます。
https://www.japancanadatoday.ca/category/column/hello-from-kanazawa/

***

ゲストハウスPongyi(ポンギー)
金沢で一番古いゲストハウス。素の自分でいられ、他の人と交流できるアットホームなお宿。築140年の金沢町家。ミャンマー僧侶経験のある代表まさきと、若女将のにいなで運営中。
 

ゲストハウスPongyi HPwww.pongyi.com

第3回 インドへの旅 プッタパルティ

セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

 こうでなければだめ、ああでなければ嫌だと思って、始まる苦悩、こうなったら嬉しい、ああなったら楽しい、有難いと思って実現する数々の不思議、そして、訪れる奇跡。

 南インドのプッタパルティ、サイババの住むところを目指して、日本を出発した75歳のお婆ぁちゃんと私。2人は飛行機に乗り、マニラ経由で、その日にシンガポール到着。そこで1泊。翌日、まずマダラス(現在名はチェンナイ)へ行くのだ。早朝、ホテルの薄暗い手洗口の棚に、いきなり自分の下唇を思い切りぶつけ、私の口の中も外も血だらけ、その痛い事!その時から南国の食べる物がピリピリ辛くて、傷が痛む。情けない!

 兎に角、シンガポールから空路順調にマダラスへ到着。予約したホテルでプッタパルティへの行き方を尋ねる。そして、係員はまずバンガロールへ行き、そこからタクシーでプッタパルティへ行けと言った。しかし、飛行機は週1便だけと言う。結局、マダラスから列車で4時間、バンガロール(現在、インドのシリコンバレーと言われる街)へ行き、そこから、タクシーでさらに又4時間かけてプッタパルティへ行けるという。と言うわけで、ホテルからクリーに荷物を駅まで運んでもらい、列車に乗った。荷物の移動は近くにいるインドの人が、誰でも気軽に手伝ってくれた。特に75歳のお婆ぁちゃんがいるので、皆、親切だった。列車内で知り合ったカップルは、バンガロールで兄弟が旅行社をやっていると言い、タクシー予約もしてくれた。すっかり見ず知らずの周りの人達に世話になった。ああ、お婆ぁちゃんと一緒に来れてよかったぁ。
 バンガロールからプッタパルティへのタクシー4時間も思ったより楽だった。
 運転手の休憩時は、チャイが飲める所へ行くのだ。本当に美味しいチャイ茶を数回飲んだ。ただ気になったのは、タクシーが止まると乞食が寄ってくる。私達がお金を上げると運転手が、乞食から煙草を1本貰うのだ。驚いた。

 プッタパルティのアッシュラムに到着したのは夜の8時45分だった。事務所は9時に閉まる。つまり事務所閉所ぎりぎりの時間に飛び込んだのだ。ここで私達は個室をもらえた。普通は広い体育館のような所に、各自が自分で入手した寝具を持ち込み、知らない人達と同室に一緒に寝るのだ。だから個室がもらえるなんて「ラッキー」と飛び上がる思いだった。しかし、行きついたその部屋のベッドを見ると、きっと長い間全く使われなかった部屋なのだ。それは酷い埃だった。

 とてもそのベッドに寝ることはできない。仕方がない、2人でマットレスをべッドから床におろし、下に敷かれた板を丁寧に拭き、そこへ寝ることにした。日本から持って来た、私の寝具は大きなタオルケットと袋になった布団カバーだ。お婆ぁちゃんは何も持っていなかったから、私のタオルケットをあげ使ってもらう。私は袋になった薄い布団カバーの中に入って、衣類を纏めて枕にし、寝ることにした。硬いベッドだが、それでも疲れた体に心地よい。長ーい、よい旅だった。
 しかし、未だ、顎と唇の傷は痛む。

許 澄子
2016年からバンクーバー新報紙でコラム「老婆のひとりごと」を執筆。2020年7月から2022年12月まで、当サイトで「グランマのひとりごと」として、コラムを継続。2023年1月より「『セレンディピティ』幸運をつかむ」を執筆中。
「グランマのひとりごと」はこちらからすべてご覧いただけます。https://www.japancanadatoday.ca/category/column/senior-lady/

朝日ベースボール遠征メンバー発表、上西ケイさん101歳を祝福

 Asahi Baseball Association の新年会が1月22日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バーナビー市の日系文化センター・博物館で開催された。新年会では、今年3月に実施される日本遠征の詳細と日本行きメンバーの発表、朝日軍レジェンドの上西ケイさんの101歳の誕生日祝いが行われた。また闘病中のボランティアコーチ米澤幸也さんのチャリティーイベントも告知された。

待ちに待ったジャパンツアー

福村十三男コーチによる遠征メンバーの発表。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
福村十三男コーチによる遠征メンバーの発表。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 この日、今年3月の日本遠征に参加するチームメンバーとキャプテンが発表された。遠征は、新型コロナウイルス感染拡大により延期が続き、4年ぶりとなる。選手たちは3月8日~19日の12日間に兵庫県神戸市に滞在し、神戸球友ボーイズ、履正社高等学校、関西大学、三菱重工など地元のチームと試合や練習を行う。遠征メンバーは選手20人、コーチ5人。

 Asahi Baseball Association会長ジョン・ウォンさんは今回の遠征で、「選手たちに日本の熱心な練習の取り組み方やリスペクト精神の理解、日本の文化を学んでほしい」と思いを語った。またウォン会長自身の日本訪問は4度目で、日本での楽しみを聞くと「日本の長い歴史に触れることや、とんかつやしゃぶしゃぶなどの日本食も楽しみにしている」とにこやかに答えた。

 今回の遠征のコーディネーター兼アシスタントコーチを担当している副会長の福村十三男さんは、遠征を控える選手たちについて、先輩たちの日本での写真を見たり話を聞いたりして、4年ぶりとなる日本遠征への期待を膨らませていると話した。

さわやかな笑顔を見せてくれたキャプテンKai Konkin選手。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
さわやかな笑顔を見せてくれたキャプテンKai Konkin選手。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 また、遠征メンバーのキャプテンKai Konkin選手は、この日の朝にキャプテンに選ばれたことを知ったという。

 日本遠征について「特に緊張はしていない。ワクワクしている気持ちの方が大きい」と笑顔を見せ、「すしや天ぷらなどの日本食や、文化に触れることも楽しみ」と語った。

上西さんから朝日選手へ「スポーツマンシップを忘れずに」

 上西ケイさんは1922年(大正11年)1月11日生まれ、戦前のバンクーバーにあった日系人野球チーム「朝日」の唯一の生存選手。当時のチームを「本当にいいチームでみなさんから応援してもらっていた。スポーツマンシップを大切にするチームだった」と振り返った。

 今年遠征に向かう選手たちに向けては、「日本に遠征をされるとお聞きしました。どうかいいトリップをして、フェアプレーのスポーツマンシップを忘れずに、いい観光をしてきてください」と選手たちの健闘を穏やかに願った。

上西ケイさん(右)に選手から誕生日プレゼント。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
上西ケイさん(右)に選手から誕生日プレゼント。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 誕生日パーティーでは、遠征メンバーからケーキと歌のプレゼントがあり、在バンクーバー日本国総領事館・丸山浩平総領事からは花束が贈られた。

 また、選手たちからバットや帽子にサインを頼まれる場面も多く、快く引き受けながら、終始にこやかに活気ある雰囲気を楽しんでいた。

「日本とカナダのよりよい関係に貢献」丸山総領事

あいさつで、野球を楽しんだ少年時代を振り返る丸山総領事。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
あいさつで、野球を楽しんだ少年時代を振り返る丸山総領事。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 丸山総領事は、「日本との交流のために遠征に行く若い世代から101歳の誕生日を迎えたケイさん。幅広い世代の方が集まった熱気や活気を感じました。コロナウイルスの影響でしばらく色んなことが封鎖されていただけに、とてもうれしくて感動的です」と語り、「日本とカナダのリレーションシップがよりよくなることを願います」と野球交流を通しての日加関係の発展を願った。

がん闘病中のハリーさんも笑顔

ボクシングでハリーさんを応援する吉川英治さん(右)と笑顔でファイティングポーズの米澤幸也(ハリー)さん(左)。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
ボクシングでハリーさんを応援する吉川英治さん(右)と笑顔でファイティングポーズの米澤幸也(ハリー)さん(左)。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 この日は、昨秋からがん治療を続けている朝日のボランティアコーチ米澤幸也(ハリー)さんも駆け付けた。朝日の選手たちの元気な姿に笑顔を見せた。

 会の終盤にはボクシングの日本人ベテラントレーナー吉川英治さんが会場を訪れた。実際にグローブを身に着け朝日選手とのボクシングを披露し、闘病中のハリーさんに応援メッセージを贈った。

 ウォン会長や福村副会長も「朝日は家族」と共にがんばろうと声をかけた。

朝日チーム・ジャパンツアー

 2015年を第1回として、2年に一度、同アソシエーションでプレーする選手から選抜チームを結成し日本に野球遠征している。新型コロナ感染拡大の影響で2021年は結果的に中止となった。

 選手は主に13~15歳で編成されているが、2023年は2年前に遠征予定だった選手も参加し、最年長は17歳となる。今回の交流チームは、神戸球友ボーイズ、明石ボーイズ、小野ボーイズ、履正社高等学校(女子硬式野球部)、IPU環太平洋大学(女子硬式野球部)、 関西大学、三菱重工WEST硬式野球部。

 2017、2019年の遠征では、横浜、静岡、滋賀、奈良などで親善試合を行なっている。毎回3月の春休みを利用して実施している。

同じテーブルで食事を楽しんだ丸山総領事(左)と上西ケイさん。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
同じテーブルで食事を楽しんだ丸山総領事(左)と上西ケイさん。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
ハッピーバースデーの歌と共に贈られた101歳の誕生日ケーキ。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
ハッピーバースデーの歌と共に贈られた101歳の誕生日ケーキ。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
日本遠征では監督も務めるジョン・ウォン会長。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
日本遠征では監督も務めるジョン・ウォン会長。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

(取材 池田茜音 / 写真・動画 斉藤光一)

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和の学校@東漸寺「フィルム撮影向/殺陣教室」のお知らせ

「フィルム撮影向/殺陣教室」

2月12日&19日(日曜日)午前10時半~午後3時

3つのクラスがございます。

午前クラス 10:30am~ 「殺陣*お稽古クラス」
午後Aクラス 12:15pm~ 「殺陣*俳優クラス」
午後Bクラス 2pm~ 「殺陣*初回&基礎クラス」

稽古参加費 $20/回
茶話タイム:お稽古の後、1時間ほど皆さまとお話ししませんか。

詳しくは和の学校@東漸寺ページからご覧ください。 https://wanogakkou.jimdofree.com/

お問い合わせ、お申し込み
コナともこ

和の学校@東漸寺 tands410@gmail.com

東漸寺TOZENJI
住所 209 Jackson st. Coquitlam

がんと闘うハリーさんを応援、チャリティーボクシングイベントも開催

 現在バンクーバーでステージ4のがんと闘っている留学生、米澤幸也(ハリー)さんを応援する動きが広がっている。2月11日にはチャリティーボクシングイベントがRaincity Boxingで開催される。

ハリーさんについて

 今年1月22日、日系文化センター・博物館で開かれたAsahi Baseball Association (バンクーバー朝日)の新年会で、ハリーさんに話を聞くことになった。闘病中だが、新年会に参加するという。「Asahi」の帽子をかぶって現れたハリーさんは笑顔が似合う青年だった。

 留学生としてバンクーバーに来て、ボランティアで少年たちに野球を教えていた。がんだと分かったのは昨年の秋。ステージ4だと教えてくれた。

 取材中に体調のことを聞くと、患っているがんの種類では10年後の生存率が25%なのだと言う。落ち着いた様子でそう話すが、まだ23歳。留学のために一人でバンクーバーに来て、がんという重い病気を患い、ずっと自分の中にいる敵と闘っている。

温かい人たちに囲まれて

ハリーさん(左)の病状を伝えるも「(朝日は)みんな家族」と励ますAsai Baseball Associationジョン・ウォン会長。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
ハリーさん(左)の病状を伝えるも「(朝日は)みんな家族」と励ますAsai Baseball Associationジョン・ウォン会長。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 新年会の会場でふとあることに気づいた。ハリーさんの周りにいる人たちの温かさだ。

 朝日の副会長でコーチの福村十三男さんは彼の助けになればとファンドレイジングサイトを立ち上げ、募金活動を始めた。朝日に所属する選手の父であり、コーチの小川学さんは、兄のように明るく彼を支える。日本人でプロボクシングトレーナーの吉川英治さんは、彼を応援するためチャリティーイベントを企画している。朝日の選手たちは彼を慕って写真を撮りたいと駆け寄っていく。彼のことをよく知る選手のお母さんたちからはハリーさんの良いところをたくさん聞いた。

 周りの人がこんなにも彼を慕い、支え、助けようと動くのはなぜなのか。それは彼の人柄だった。誰に対してもまっすぐに誠実に向き合い、同じように人を支え、助けているからなのだと、話してそう思った。初対面で病状のことを聞いてくる同年代記者の私にさえ、汗をぬぐいながら、嫌な顔一つせず、すべての質問に丁寧に答えてくれた。そして聞きたかったことが話せただろうかと気遣ってくれた。自分の体調がひどくすぐれないときに、こんなに人を思いやれる人がいるだろうか。

「あきらめずに生き続ける」

インタビューで思いを語る米澤幸也(ハリー)さん。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
インタビューで思いを語る米澤幸也(ハリー)さん。2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 ハリーさんは旅をすることが好きで、バックパッカーとしてアジアを旅したり、車でカルガリーの山奥までドライブしたり、一人でケローナに住んでいる友だちに会いに行ったりしていたそうだ。

 昨年からは、ずっと続けてきた日本の野球の良さを伝えたいという思いから、バンクーバー朝日でボランティアコーチを始めた。礼儀や基礎・基本を大切にする日本と、楽しむことを大切にするカナダの野球。それぞれに歴史があって、良い野球文化を育んできた。色々な場所を旅している彼は、野球を通して異なる文化が交じりあうことのおもしろさをカナダの選手たちに伝えてきた。

 ハリーさんは「化学療法での治療は、生きたいけどつらい。死ぬのもこわい。だけど、周りのみんなが、まだできるお前なら帰ってこれると言ってくれるから、最後まで生きることをあきらめずに生き続けよう」と思ったのだと語ってくれた。スポーツマンシップとは、相手に対する思いやりのことだという。彼は野球を通してそれを学び、彼もまたそれを大切にしているのだと感じた。

 ハリーさんが、できるだけ早く元気になって、また野球や旅や写真を楽しむ姿が見たいと誰もが心から願っている。闘っている彼は一人ではない。皆が共に闘いたいと思っている。チームの一員として。ハリーさんはそう思わせてくれる。

チャリティーボクシングイベントを開催

 治療費などを支援するチャリティーボクシングイベントが、2月11日にリッチモンドで行われる。ハリーさんのために集まったボクサーたちもそれぞれの思いを胸に、戦う準備を整えている。吉川英治さんと2人の日本人ボクサー、全カナダチャンピオンRobert Couzensが出場する。

【日時】
2023年2月11日(土) 5:00pm開始
第1試合(5:15pm予定)の4ラウンドがチャリティ試合

第1試合 
Round 1 吉川英治 vs 徳永篤(プロボクサー東京出身)
Round 2 吉川英治 vs 高橋勇輔(キックボクサー)
Round 3 & 4 吉川英治 vs Robert Couzens (30) 全カナダ、ウェルター級チャンピオン(4回、国のチャンピオンになった有名選手)

他に公式戦、約10試合(男女両方)あり(チャリティ試合ではなく通常の公式戦)

【会場】
Raincity Boxing Studio(150‐5811 Cedarbridge Way, Richmond)

【チケット】
$35(全席自由席)
Eijifist@gmail.com にE-transferでの購入で全額寄付へ。支払い時に氏名や所属先などを記入すると、当日わかりやすいとのこと。
すでに日にちが迫っているため会場の入口でチケットを受け取って入場。
入口にEIJI Reception というカウンターがあり、そこで名前を告げるとチケットが受け取れる。

【チャリティについて】
同イベントはこれまで10年以上、フィリピンに支援をしているが、今回は米澤幸也さんへの支援(医療費生活費など)を追加。チケット代の寄付は、フィリピンと米澤さんへの支援となる。

【吉川英治さんより】
シニアや足腰が心配な人は「Nikkei」という場所を最前列と2番目の列に確保しているので、そこに座ってもらって大丈夫です。もちろん、その人の家族も同様です。

吉川英治(よしかわ・えいじ)
映画作家、著作家、映画学校講師。「TV TECHNOLOGY」編集長。テリー・フォックス日本大使。プロボクシングレトレーナー。Motivational Speaker 慈善活動家

【朝日のコーチ福村さんによるファンドレイジングサイト】
https://www.gofundme.com/f/coach-harry-yonezawa-beat-cancer?utm_campaign=p_cf+share-flow-1&utm_medium=copy_link&utm_source=customer

朝日の選手と吉川英治さん(右)の即席ボクシングマッチ!2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
朝日の選手と吉川英治さん(右)の即席ボクシングマッチ!2023年1月22日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

(取材 池田茜音 / 写真・動画 斉藤光一)

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カルラ4~投稿千景~

エドサトウ

宮崎県にある青島
宮崎県にある青島

 九州の南にある小さな青島に流れ着いたのは、まだ日本が縄文時代が終わろうかという頃の話である。この宮崎県の海岸線にある青島は、今は陸とつなぐ橋があって、歩いて渡ることもできる。この小さな島に、日本ではあまり見ることもできない南洋の植物が生育しているのは、大昔に海流に乗り植物の種が流れ着き自生したからではないかともいわれる。

 島の沖を流れる海流(黒潮)に乗りフィリピンや沖縄方面から南の種子が漂着して生育したという説もある。民俗学者柳田邦男は愛知県の渥美半島に流れ着いたヤシの実を見て、やはり、日本人は海洋民族でなかったのではと言っている。

 宮崎県の日向の国の阿波崎岐原という川に神がけがれを払おうと行かれたと言う。きれいな川が流れていて、イザナギの神は着ているものを一つ一つおとりになると、ひょいひょいと十二の神がお生まれになったという。さらに天照大神とタケスサノオノミコトがお生まれになり、天照大神には「お前は高天原を」、月読命には「お前は夜の国を」、そして、最後にスサノオノミコトに「お前は大海の上を治めよ」と言われたと『古事記物語』鈴木三重吉著にある。

 カルラたちは鳥のように早くゆくことのできるという古事記にある天の岩船で古代日本の日向に到達したのであろうか?しかし、この頃は縄文文化が弥生文化に変化してゆく時代であって、「天祖降臨」とは、いわゆる縄文文化に新しい文化をもたらした渡来人のことではないかと想像したりするのである。

 新しい技術が入り込み、新しい文化や農耕社会が出来てくると、支配者となった人々が、縄文人の入れ墨を禁止させるのである。入れ墨は精霊が宿るものであり、また、個人、個人の個性であり名前であったのではなかろうか?

投稿千景
視点を変えると見え方が変わる。エドサトウさん独特の視点で世界を切り取る連載コラム「投稿千景」。
これまでの当サイトでの「投稿千景」はこちらからご覧いただけます。
https://www.japancanadatoday.ca/category/column/post-ed-sato/

第2回 インドへの旅 プッタパルティ

 過去を振り返る。感謝でず~っと生きてきた。そして、その全ては「因」であり、「心」なのだよね。そして、それが「恩」となるんだなぁ、なんて一人思ってみる。生きるって、そういう事?時々、愚痴ってみるけど「不満は見つかるもの、感謝は見つけるもの」みたい。

 ある時、作家の桐島洋子さんのバンクーバーの家で彼女の夫、勝見洋一氏に出会った。会った途端、彼が「澄子さん、サイババって知ってる?」と尋ねた。私は全くそれが何かわからず「なぁにそれ?」と聞き返した。彼は「そうかぁ、知らないんだぁ」「彼はね、インドの聖人で、現代に現れたキリストか仏陀と言われているけど、又はギミックかもしれないと噂もされているんだ」。それで、彼と私の会話は終わった。

 それから、数ケ月が過ぎて、1枚の絵ハガキが届いた。洋子先生からだ。
 なんとあの時、勝見氏が私に聞いた「サイババ」の写真、その絵ハガキだった。
 今、彼女はその人に会いに南インドのプッタパルティと言う所へ行き、そこのアッシュラム(お寺のような場所)に寝泊まりし、毎日、2回、サイババのダルシャン(神の謁見・祝福)を受けているというのだ。

 小さな文字でそれは丁寧にぎっしり書かれた絵ハガキ。彼女はそのアッシュラムで、朝まだ暗いうちに起き、ダルシャン(神との謁見)に行き、バジャン(讃美歌)を歌い、そして、聞く。アッシュラム(お寺)での平和な日々に、身も心も癒されている様だった。その1枚の絵ハガキを、私は胸に抱いているうちに、自分もインドのそのアッシュラム(お寺)に行きたくなった。

 早速、旅行会社に勤める友人に話すと航空券はバンクーバー/東京/シンガポール/マダラス(現在のチェンナイ)までは発券できるが、そこから先はインドで国内線を探した方がいいと言う。ITの未だ活躍していない時代だ。「アッシュラム」は南インドのプッタパルティと言う村にある。兎に角、行き方も分からない。洋子先生と連絡も取れない。
 結局、東京に「サイセンター」サイババの教会のような所があると聞き、そこを尋ねることにした。サイセンターは電話帳で探すと目黒にあった。そこを訪ね、サイババの事、アッシュラム(お寺)での生活、行き方等色々優しく、丁寧に教えてもらい、帰りに1冊の本までくれた。そして、池袋の実家へ帰った途端、電話が鳴った。かけてきたのは洋子先生の親友加代さんだった。彼女は誰かから私がインドへ行くと聞いて、彼女の友人75歳のお婆ぁちゃんを一緒に連れて行ってくれと言う。丁度、私は左手を腱鞘炎で痛め、自分の荷物を持つのも苦労していたから、お年寄りの荷物の世話など不可能だと断った。しかし、そのお婆ぁちゃんは自分で全部マネージできると言い、どうしても同行したいと言う。そして、結局、2人で行くことになった。

セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

許 澄子
2016年からバンクーバー新報紙でコラム「老婆のひとりごと」を執筆。2020年7月から2022年12月まで、当サイトで「グランマのひとりごと」として、コラムを継続。2023年1月より「『セレンディピティ』幸運をつかむ」を執筆中。
「グランマのひとりごと」はこちらからすべてご覧いただけます。https://www.japancanadatoday.ca/category/column/senior-lady/

日本映画「嘘八百」バンクーバー中央図書館で上映

映画「嘘八百(We Make Antiques)より。写真提供:Japan Foundation, Toronto
映画「嘘八百(We Make Antiques)より。写真提供:Japan Foundation, Toronto

 大阪・堺を舞台に繰り広げられる骨とう品をめぐる痛快コメディ「嘘八百」がバンクーバー中央図書館で上映される。

 主演は、中井貴一と佐々木蔵之介、監督は武正晴。「嘘八百」は2023年までにシリーズ3作が公開。今回の上映は日本で2018年に公開された第1作。

あらすじ
 骨董屋の小池則夫(中井貴一)は大ブレイクを狙い、あちこちに出没する。宝物を探しに大阪・堺に向かった彼は、落ちぶれた陶芸家の野田佐助(佐々木蔵之介)と出会う。著名な鑑定士に騙された二人は、歴史ある茶人・利休の「失われた茶碗」を偽造し、大金を稼ごうと結託する。

「嘘八百」(We Make Antiques!)
上映日時:2月9日(木)6:30pm – 8:15pm(開場 6:00pm)
会場:バンクーバー中央図書館8階 Montalbano Family Theatre(350 West Georgia St.)
入場料:無料(予約不要、先着順)
英語字幕付き

映画「嘘八百(We Make Antiques)より。写真提供:Japan Foundation, Toronto
映画「嘘八百(We Make Antiques)より。写真提供:Japan Foundation, Toronto
映画「嘘八百(We Make Antiques)より。写真提供:Japan Foundation, Toronto
映画「嘘八百(We Make Antiques)より。写真提供:Japan Foundation, Toronto
映画「嘘八百(We Make Antiques)より。写真提供:Japan Foundation, Toronto
映画「嘘八百(We Make Antiques)より。写真提供:Japan Foundation, Toronto

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桜楓会、総会および新年会3年ぶりの対面開催に笑顔が弾ける

 バンクーバー桜楓会の年次総会および新年会が1月12日、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館で開催された。

 桜楓会では毎年1月に新年会が開かれていたが、新型コロナウイルス感染症対策のため中止やオンライン開催が重なり、対面での新年会開催は3年ぶりとなった。

 当日は60人以上の会員が出席。参加者たちは新年のあいさつを交わしながら、和やかな雰囲気で団らんの時間を楽しんだ。

久保会長が継続

久保克己会長によるあいさつ。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
久保克己会長によるあいさつ。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 総会は、役員の大西眞雄さんの司会で穏やかに進められた。昨年度に実施された行事や会計報告などが行われ、2022年度は新型コロナの影響で引き続き中止になった行事もあったが、今年は秋のバス旅行など状況を見ながら徐々に解禁する予定を確認した。

 続いて、2年に一度行われる会長選挙も実施された。会長を過去最も長く務めた桑原誠也名誉会長の紹介の後、今後2年間も久保克己会長が継続することが発表された。これで会長歴は10年となる。

 久保会長は、この任期を最後にすべく後任を探し、この2年間も全力で取り組んでいきたいと話した。

 9人中8人の役員が留任することも決定。役員のひとり大西さんは、日本へ帰国のため役員として務めた14年間の幕を閉じることを決断したという。2009年に桜楓会に入会し2016年から副会長として桜楓会を支えてきた。久保会長も感謝の言葉を述べ、副会長は松尾健一さんに引き継がれた。

久保会長「第二の人生をこの場所で楽しく安全に、かつ有意義に」

 久保会長に桜楓会の抱負を聞いた。55歳以上のメンバーで構成されている桜楓会では、「第二の人生をこの場所で楽しく安全に、かつ有意義にするべく、セミナーや旅行、懇親会を通して情報を交換したりしながら絆を深めていきたい」と語った。また、個人としての抱負は、「記憶に残ることをたくさんしていきたい。昨年からゴルフを楽しんでいて、今年もまた日本に帰ることも考えている」と笑顔を見せた。

 毎年2回開かれる懇親会は同窓会のようでもあり、2021年にはZOOM開催となったが60人から70人が参加したという。対面でなくても出席率が高いことから会員間の仲の良さが伺えたと喜んだ。

 次回の懇親会は8月に開催予定。行事としては3月から4月にかけてメンバーで新緑と桜を楽しむ「歩こう会」も予定している。

久しぶりにみんなで集まった新年会、彩月会が花を添える

開会式であいさつをする丸山総領事。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
開会式であいさつをする丸山総領事。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

 在バンクーバー日本国総領事館・丸山浩平総領事も出席した。

 あいさつでは「花々がそれぞれの場所で争うことなくきれいな花を咲かせる」という意味を持つ「桜梅桃李」の言葉から、桜楓会がこれまで日本とカナダの間でどのような親睦の役割を果たしてきたのかを想像したという。「みなさまお元気で、すばらしい1年をお過ごしくださいますようお祈りしております」と桜楓会の健勝を願った。

 また新年会では、西川流師範・西川佳洋(松野洋子)さんが指南する彩月会(さつきかい)が三味線奏者・秋元麻依さんとのコラボレーションによる歌と踊りのパフォーマンスを披露した。彩月会には桜楓会の役員でもある吉武真理さんも加わり、3人の優雅で艶やかな舞に秋元さんの三味線と華やかな歌声が組み合わさり、バーナビー市の会場は趣ある日本の雰囲気に包まれた。

 そのほかお座敷遊びの「トラ・トラ」やクイズ大会も行われ、参加者らも手を取り合って立ち上がり、踊りや手拍子で和気あいあいと盛り上がった。

西川佳洋さんと三味線・秋元さんとのコラボ「梅は咲いたか」。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
西川佳洋さんと三味線・秋元さんとのコラボ「梅は咲いたか」。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

バンクーバー桜楓会

 満55歳以上の日本語を話す人を会員としており、1985年に「退職移住者の会」として発足した。今年2月で38周年を迎える。新年会のほか、暖かい季節には桜や初夏の香りを楽しむ「歩こう会」やブルーベリー摘みなどのイベント、芸術や健康などについて学べる教養講座など、BC州で生活している会員同士の親睦を深め、生活を充実させるための情報交換の場となっている。

彩月会による「元禄花見踊り」。左から、吉武真理さん、リトンかおりさん、西川佳洋さん。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
彩月会による「元禄花見踊り」。左から、吉武真理さん、リトンかおりさん、西川佳洋さん。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
秋元麻依さんの三味線がリードする、お座敷遊び「トラ・トラ」。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
秋元麻依さんの三味線がリードする、お座敷遊び「トラ・トラ」。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
立ち上がって手拍子とともに「北国の春」を歌って踊る参加者たち。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito
立ち上がって手拍子とともに「北国の春」を歌って踊る参加者たち。2023年1月12日、日系文化センター・博物館。Photo by ©Koichi Saito

(取材 池田茜音 / 写真 斉藤光一)

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JALTA日本語教育振興会は第23回お話発表会を下記の通り行います。

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劇団「座・だいこん」による賛助出演もあります。

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場所:バンクーバー日本語学校並びに日系人会館ホール(487 Alexander St. Vancouver, BC)

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書道研究 一成会
Email:rvan@hotmail.com
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