カーニー首相、G7で石破首相と会談「今後も緊密な連絡を保っていく方針」を確認

カーニー首相Xより。
カーニー首相Xより。

 アルバータ州カナナスキスで6月15日から17日に開催されたG7サミット(先進7カ国首脳会議)で石破茂首相と会談したマーク・カーニー首相は、両国が「今後も緊密な連絡を保っていく方針」を確認したとの声明を発表した。

 カーニー首相は16日に石破首相と会談。「カナダと日本は太平洋諸国であり、インド太平洋地域の重要なパートナー」として、「両国間の活発な貿易、防衛、商業関係」の重要性、「航空宇宙産業や造船業、新興技術分野におけるカナダと日本のパートナーシップの可能性」について意見を交わしたとした。

 さらに、防衛分野での協力を強化する「日加情報安全協定」の締結を支持。「増加する貿易の混乱がもたらす影響や安定的で信頼できるパートナーとの協力の重要性についても議論」し、今後長きにわたり、「カナダと日本は経済成長の構築、2国間投資の拡大、両国民の繁栄の実現に向けて連携していくことを確認した」と発表した。

(記事 北野大地)

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