バス、スカイトレイン、フェリーでマスク着用推奨へ、空港は義務化継続

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州が7月1日から新型コロナウイルス感染防止対策の規制緩和第3段階(ステップ3)に移行するのに合わせて、各公共交通機関でも対応が変更される。

 第3段階では、これまで公共の屋内施設内で義務化されていたマスク着用が、7月1日から推奨へと緩和される。

 これに合わせて、メトロバンクーバーの公共交通機関を管理運営するトランスリンクは、7月1日からマスク着用義務を解除すると6月30日に発表した。しかし「引き続き推奨する」としている。これでバスやスカイトレインでのマスク着用は個人の選択肢となる。

 ビクトリアの公共交通機関BCトランジットでも同様の対応が6月29日に発表された。

 バンクーバーとビクトリアを結ぶBCフェリーでは6月30日付で、7月1日からマスク着用はフェリー内、ターミナル内ともに、12歳以上で新型コロナワクチン接種が完了していない場合は推奨とすると発表した。ワクチン接種完了証明などは必要としない。

 バンクーバー空港だけは、第3段階への移行で国内旅行ができるようになり空港利用者が増加すると見込んでいるが、マスク着用は、空港内、機内ともに引き続き義務とすると発表している。

 またすべての公共交通機関で、新型コロナ感染対策は利用者と従業員の安全のため継続するとし、利用者も引き続き手指消毒などの実施を心がけてほしいと呼びかけている。

トランスリンク: https://buzzer.translink.ca/2021/06/face-masks-now-recommended-on-transit-in-metro-vancouver/

BCトランジット: https://www.bctransit.com/victoria/news?nid=1529712852154

BCフェリー: https://www.bcferries.com/travel-advisories/8796191371043

バンクーバー空港: https://www.yvr.ca/en/media/news-releases/2021/yvr-welcomes-you-back

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