ニューウエスト周辺でPM2.5注意喚起

 フレイザーヘルス保健局とニューウエストミンスター市は9月15日、PM2.5による大気汚染の注意喚起を行った。米国での山火事と、13日に発生したウエストミンスター・ピア・パークでの大規模火災により、大気汚染が深刻となっている。

 フレイザーヘルス保健局では特に慢性疾患を持つ人、急性の感染症がある人に、屋外での運動を避け、できるだけ屋内に留まるよう呼び掛けている。「現時点での最善の策は煙を避け、屋外にいる時間をできるだけ減らし、ピア・パーク周辺には行かないことです」と医療ヘルスオフィサー、アーミール・バーマルさんはいう。「屋外でいる時間を最小限にしてください」

 ピア・パークでの火災では、クレオソートという防腐剤で処理した木材が燃えているので呼吸器への刺激する恐れがある。

 さらに、ニューウエストミンスター市周辺の住民に対して、窓を閉めておくことや、健康な人でも屋外で激しい運動をしないことを勧めている。

 学校や職場、デイケアを閉める必要はないという。

 火災は鎮圧されたが、完全鎮火に至っていない。また、火災の原因は未だに不明。

 メトロバンクーバーによると、大気の質は昨日より多少良くなったものの今も危険な水準にある。